2015/05/01 - 2015/05/10
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kobutaさん
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エティハド航空のイスタンブール往復ビジネスクラス航空券が激安価格で入手できたので、国内線を駆使して、トルコの見所を効率的に周る日程を組んでみました。私たちはトルコは初めてでしたが、料理もうまいし、親日的なトルコ人の皆さんのおかげで、とても楽しい旅行となりました。
最近トルコは、シリアの事件の影響か日本人観光客が激減してしまっているようですが、トルコ国内はシリア情勢とは関係なく治安も良好で、通常の注意をしていれば危ないことはありません。旅行記を読んでいただきトルコに魅力を感じた方は、ぜひ今年の旅行にトルコも検討してみてください。本編は、出発からパムッカレ〜エフェス〜カッパドキアのホテル到着までとなります。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回お世話になるのは、オイルマネーで豊かなUAEのアブダビを本拠地とするエティハド航空です。同じUAEのドバイを本拠地とするエミレーツ航空ほど知名度は高くない印象ですが、機材は新しく燃油サーチャージなどの運賃も安いのでおススメです。ANAのマイルもたまります。
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成田出発は21時20分で、アブダビ到着は現地時刻の4時35分を予定しています。約12時間のフライトになります。連休初日ということもあって、搭乗口はとても混雑しています。
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実は、エティハド航空からメールで有料アップグレードのお誘いが来ていたので、このフライトだけファーストクラスにアップグレードしてみました。もともとチケット激安だったし、こんな機会でもないと、ファーストクラスになんかなかなか乗れませんので。
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さすがファーストクラス、このムダとしか思えないスペースの広さがたまりません。しかもこれ、スライドドアが付いていて、就寝時は扉を閉めることもできるんです。
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飛行機は定刻に出発し、水平飛行に移るとアミューズが配られます。大好きなシャンパンを片手に乾杯といきましょう。
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さてさて機内食です。このシートはテーブルも大きいので、オットマンのところに1名腰かけて、向かい合わせで食事をすることもできちゃうんです。まあ妻は隣にいるわけで、わざわざ窮屈な場所で食事をする必要もないのでやりませんでしたが。
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今日のファーストクラスは満席で忙しいからか、料理のサーブが何だか遅い感じです。私たちの席はギャレーからもっとも離れたところなので、しかたがないんですけどね(そうじゃなくてもアップグレード客なので…)。
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牛肉のステーキと魚のグリル。それほど時間のかかる料理とも思えませんが、注文してから1時間以上も経ってようやく持ってきました。しかも待っている間、お酒のおかわりや、すぐにつまめるものも持ってこないで、空腹の中ひたすら放置プレイなのには閉口。ファーストクラスとして、この対応ってどうなんでしょう…
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こちらは妻がいただいた和食。以前に乗ったANAのファーストクラスの和食と比べてしまうと、機内食にかけている予算が、かなり少ないんだろうと感じてしまいます。シートはかなりよくできているのに、ソフト面が、全般的に何だかいまいちな印象。ファーストクラスに期待しすぎだったかな…
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ただ、座席は本当にすばらしかったので、酔いも手伝ってぐっすり眠れました。朝食を準備している音で目が覚めると、すでにパキスタンの沖合を飛行中。あと1時間半ほどで到着とのことです。
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定刻でアブダビ空港に到着。次便の出発まで5時間もあるので、きれいで広々としたエティハド航空のラウンジでまったり。30分の無料スパサービスもあるので、私はリフレクソロジー、妻はフェイシャルエステをやってもらいました。
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イスタンブール行きのフライトも、成田からの便と同じエアバスA340−500という長距離用の機材でした。イスタンブールに向けて、定刻で出発です。
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わざわざ遠回りをして、シリアやイラク上空を避けて飛行しているのが分かります。
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イスタンブールのアタテュルク空港に到着。これからデニズリという街に向かうターキッシュエアの国内線に乗り継ぎます。なお、ターキッシュエアの国内線ラウンジは、セキュリテイエリアの外にありますので、利用される方は要注意。私たちはセキュリティエリア通過後にエリア内にラウンジがないことに気が付いたのですが、時間的にエリアを出る余裕がなく、結局行けませんでした…。
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デニズリの空港に定刻をちょっと過ぎて到着しました。時刻は19時前ですが、まだまだ外は明るいです。
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デニズリの空港はパムッカレの最寄りの空港で、小さな空港です。ターキッシュエアの場合、フライト到着とともに、デニズリ市街またはパムッカレに行くシャトルバスが待機しておりとても便利です。シャトルバスに乗って、デニズリ市街に向かいます。
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この日のホテルは、ラオディキアホテルというデニズリ市街のホテルです。デニズリのオトガル(バスターミナル)に至近で、場所も分かりやすいです。日本語が堪能な従業員の方もいるのがいいですね。
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今日の私たちの部屋。十分に広く、きれいで清掃もキチンとされています。荷物を置いて、夜食の買い出しに行くことにしました。
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デニズリのオトガルです。ここからパムッカレ行きのバスはもちろん、イズミールやカッパドキアへの長距離バスも運行されています。オトガルにフードコートがあると聞いていたので、行ってみることにしました。
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オトガルのフードコート。料理の写真を指して(値段が表示されてない)聞くと、ケバブサンドは10トルコリラとの返事。ガイドブックでは6リラと書いてあると主張すると、6リラでいいとのこと。こういうつまらないプチぼったくりがトルコでは多いんですよね…。しかもおいしくなかったので写真は割愛。
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翌日のホテルの朝食ブッフェ。トルコの朝食では、全般的にチーズとオリーブが充実している印象です。
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ホテルの朝食会場からの眺め。目の前にオトガルが見えます。今日は地元旅行会社にプライベートツアーを組んでもらっていて、パムッカレとエフェスを観光して、イズミールの空港に向かう予定となっています。予定より少し遅れて迎えの車が到着しました。
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まずは世界遺産のパムッカレに向かいます。写真はパムッカレの入口ゲート。
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ここにヒエラポリスというローマ帝国の都があり、温泉保養地として繁栄を極めたとのことです。
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パムッカレ温泉。遺跡の一部がゴロゴロと転がってるのが面白いですね。
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パムッカレの石灰棚です。天気がいいので白い石灰がキラキラ光ってとってもキレイです。
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なんとなくトルコ人の家族連れやカップルのほか、ヨーロッパ人が多い印象です。しかしこれほど有名な観光地なのに、日本人の団体客がまったくいない…いるのは中国人ばかり…。ガイドさんも、日本人団体客が来なくなって、みんな困っているとおっしゃっていました。
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最近はパムッカレの湧水が少なくなっており、流す量を制限しているとは聞いていましたが、やはりカラカラになってしまっている箇所がちらほら。
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パムッカレからアイドゥンという街を経由し、3時間ほどでセルチュクの街に到着。昼食は、セルチュク近郊の、おそらく外国人ツアー客用と思われるレストランにていただくこととなりました。とりあえずエフェスビール。
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味については「う〜ん」。トルコ料理はこんなものなのかな?とこのときは思いましたが、このあとトルコ人に混じって食べたトルコ料理はとてもうまかったので、単にこういう店が「う〜ん」というだけなんでしょう。もし全食事付きツアー参加者で、食事に納得できない方は、一時離団してでも自分で食べに行くことをお勧めします。
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エフェス遺跡です。南門から入って北門に抜けるルートで観光します(下り坂となって楽なので)。保存状態はかなりいいです。
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オデオンと呼ばれるコンサートホール。議事堂としても使用されていたとのことです。
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有名なニケのレリーフ。すそのひだの部分があのNIKEのロゴになったとか。
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ガイドさんいわく、今日は観光客がとても多いとのこと。なんでも大型クルーズ船が郊外の港に停泊しており、その乗客が大挙して押し寄せているかららしいです。
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共同トイレ。なんと水洗式だったそうです。今は水は流れていませんが。
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ケルスス図書館。エフェスといったら真っ先に紹介される有名な建築物です。しかしここの遺跡は、確かに保存状態はとてもいいのですが、修復している箇所もとても多い…これほどの遺跡なのに世界遺産登録がされないのは、この辺に理由があるようです。
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柵に囲まれた足跡のマークがあると思ったら、なんとこれ売春宿の看板。このマークよりも足が小さい人は、売春宿を利用できないという意味があったという説もあるとか。
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大劇場。2万人以上収容することができたそうです。
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トルコは人懐っこい猫がいっぱい。遺跡にある石柱で丸くなっていて気持ち良さそうです。
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アルテミス神殿跡とのことですが、沼地の中に柱が一本立っているだけ。このへんは地震が多く、倒壊してしまったものも多いとのことです。
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これからイズミールの空港に向かうところでしたが、エーゲ海見てみたいって言ったら海沿いのルートで空港まで向かってくれました。
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イズミールの空港に到着しました。新しくてきれいな空港です。ちなみに、トルコ国内の空港は、まず空港内に入るときに手荷物検査があって、セキュリティエリアに入るのにもまた手荷物検査を受けるという二重のチェックがあるので、ちょっと面倒。
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今日のフライトはターキッシュエアではなくラウンジは使えないので、空港内のカフェにて軽食。うまいことはうまいんですが、空港価格でやっぱり高いです…。
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LCCのサンエクスプレス航空のフライトで、約800km離れたカイセリ空港までひとっ飛び。このフライトがあったので、イズミールからカッパドキアに直接向かうことができ、行程を組むのがとても楽になりました。さすがに一昼夜かけて長距離バスに乗るのは疲れるし、時間ももったいないですから。
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カイセリ空港に到着。すでに手配しておいた現地旅行会社の送迎車にて、カッパドキアのギョレメにあるホテルに向かいます。
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ホテルに到着しました。ヒドゥンケーブホテルといういわゆる洞窟ホテルで、まるで穴蔵の中で暮らしているような(まあ実際穴蔵ですけど)独特の雰囲気が味わえます。
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ここは寝室とリビングが分かれていて、広さも十分にあり、水回りもきれいに整えられていて、とても快適です。明日は早朝から気球ツアーに参加するので、早々に寝ることとしました。これにて出発&パムッカレ・エフェス編は終了。カッパドキア編に続きます。
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