LCCで行ったゴールデンウィークのプーケット

2015/05/02 - 2015/05/06

正月にカレンダーを夫婦で見て、「今年のゴールデンウィークは５連休だね」「GWは国内も高いよね」という会話があって、ネットで調べたら、「プーケット５日間」で13万円台というツアーを発見。
「安い！」と思って見たら、エアーはLCC。休みに余裕がない私達、「遅れたら、ヤバイね」と言いつつも、安さにひかれて申し込み。
安かったけど、時間もそれほど遅れることなく快適な５日間を過ごすことができました。

エリア プーケット(タイ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エス・ティー・ワールド

今回利用エアーは、タイ・エアーアジアＸ。成田からバンコクのドンムアン空港経由プーケットまで「フライ・スルー」。
成田空港第２ターミナルにあるチェックイン・カウンターは、ちょっと分かりづらい場所。一度、外に出る感じ。
でも、チェックイン自体はスムーズ。バッゲージも、プーケットまでフライスルー。
なお、今回の主催会社のSTワールドが、
・往復とも20kgまでのバッゲージ料金
・往復とも各1回の軽食（写真は行きのサンドイッチ）
・コンフォートセット（ブランケット・枕・アイマスクのセット。行きの機内で提供されるのですが、そのまま持ち帰り可なので、それからのフライト全てで使用しました）
をあらかじめ予約してくれていました。
機内のスペースは、思ったよりゆったり。もちろん広くはないですが、6時間余りのフライトでもそれほど窮屈感はありませんでした。
機内でビールを買ったのですが、支払は現金のみ。日本円で支払えますが、お釣りはタイバーツ。缶ビール２本に千円札を出したら100バーツのお釣り。1バーツが3.7円くらいのレートだったので、１本300円ちょっとでした。
なお、帰りでもお釣りはタイバーツだけなので気を付けてください。

ドンムアン空港では、トランジット用のイミグレを通過。通過後のエリアには飲食店やバッグのナラヤなどの物販店がありますが、それほど多くはないです。
ここで、乗継便が1時間遅れ、プーケットに着いたのは現地時間の19時。日本を朝９時過ぎに出発しているので、時差２時間も考えると12時間の移動でした。

プーケット空港からホテルがあるパトンビーチまでは、STワールドが手配したバスで移動。日本語を話せる現地の方が、ホテルのチェックインまで同行してくれました。
移動時間は約1時間。意外と遠いし、山道もある。

ホテルはノボテル・プーケット・ヴィンテージパーク。パトンビーチ沿いの通りより１本山側の通り（地図を見ると、「ラットユーチッソンロイビー通り」と言うらしいですが、ビーチロードを一番目とすれば、二番目の通りなので、この旅行記の中では「セカンドストリート」と呼ぶことにします）に面していて、バングラー通りまで徒歩10分弱の場所。
写真は、浴室からベッド方向を撮ったもの。ガラス張り！ ですが、ブラインドが付いてます。
ソープ・シャンプー・コンディショナーは置いてありました。タオルも3種類ありました。
リフォームしたのか、内装もきれいでしたが、エアコンの温度調整がうまくできなかったのがちょっと大変でした。

ノボテル プーケット ビンテージ パーク ホテル

ホテルに着いて、なんだかんだしてたら22時近くに。
一番のショッピングセンターのジャンセイロンでも行こう、ということで行ったけど、フードコートはもうおしまい。
結局、バングラー通りとセカンドストリートの交差点から少し北にあるお店。看板には、「タイ＆インターナショナルキュイジーヌ」とあったけど、どちらかと言えば中華料理かな？

チャンビールを飲んで、小海老のから揚げ・空芯菜炒め・鶏肉とカシューナッツの炒め物を食べたけど、特に空芯菜炒めが美味しかった！
おいしく頂いて、800バーツちょっと、約3000円でした（2人あわせてです）。

それにしても、バングラー通りの賑わい振りはスゴイ！
ウワサには聞いていたが、人も多いし、大音量の音楽もスゴイ！

晩御飯の帰りに、通り沿いの果物屋でマンゴーを２個100バーツでゲット。屋台も含めていろんな場所でマンゴーなどの果物を売ってます。
写真は、翌日の朝食後、デザートとして食べる前のマンゴーです。
マンゴーが大好きで、フィリピンやタイに行く時には、忘れずにナイフを持参してます。マンゴーの切り方もスムーズになりました。
このマンゴーも、熟れて美味しかった！

2日目は、ゆっくり過ごして移動の疲れをとろうということで、プールサイドで寝そべることに。
写真は、部屋のバルコニーから見たプール。
プールサイドのバーでは、ちょうどメイウェザーとパッキャオの「世紀の一戦」を放送中。ついつい見てしまったが、あまり面白くない試合展開に、途中でプールサイドを離れました。
マッサージに行こう！ということになり、高級ではないけどきれいなところということで、「Let's Relax」のサードストリート店に向かいました。
パトンには、もう1店舗、セカンドストリート店があるとのことですが、ホテルから歩いて行けるサードストリート店にしました。
場所は、バングラー通りをそのまま山側に直進し、セカンドストリートより１本山側の太い通りに突き当たったところです。
でも、当日は予約でいっぱいと言われたので、プーケットを出発する2日後の12時で予約しました。

そう言えば、まだビーチを見ていないということで、バングラー通りを抜けてパトンビーチへ。
それにしても暑い！ 夜は賑やかなバングラー通りもほとんど歩いている人はいない。「こんなに暑いのに歩く人いないよね〜」と言いながら、トゥクトゥク代をケチって歩きました。
海はそれほどきれいではありません。でも、パラセーリングやジェットスキーなどやる人で賑わっていました。

パトン ビーチ ビーチ

ランチは、みんながおいしいと言っているサバイサバイに行こう、ということで、行ったのですが、残念ながらお休み。
同じ通りにある、タイ料理のS&Gレストランへ入りました。
パトンでは、ほとんどのお店はオープンエアーで、エアコンはありません。このお店も、天井の扇風機だけ。ビールが進む…

料理は、牛肉のサラダ（ピリ辛）。
ビールに合う。おいしい！

あと、春巻とパッタイ。
春巻も皮がパリパリで、本当においしい！
ビールも飲んで、2人で740バーツ。3000円もしませんでした。
リーズナブルです。

ランチを食べてから、ビーチロードを歩いて帰っていると、フットマッサージのお店。
清潔そうだし、涼しそうだから入ろうか？ ということで、入りました。
60分で1人300バーツ、1100円位で足の疲れが取れました。
ちなみに、お店の名前は「マンゴー・マッサージ」でした。
写真は、マッサージが終わってホテルに入る前に撮ったホテルの玄関です。

お昼寝のあと、ちょうど夕陽の時間になったので、再びパトンビーチへ。
天気もよくて、写真のとおりきれいな夕陽。
たくさんのカップルが眺めていました。

この日の夕食は、ホテルのすぐ近くの屋台で頂きました。
写真はエビフライ。ほかに炒め物を2品頼みました。
値段は、それまでのお店より少し安かったです。ただ、味付けはちょっとしょっぱい感じ。
ただ、屋台も何店もあるので、おいしいお店もあると思います。

シーフードを店先に並べた屋台もたくさんあるのですが、今回は行きませんでした。いくら氷の上とはいえ、あんなに暑い中、並べられている魚や海老を見ると、食指が動かないという感じでした。

３日目は、ネット検索で出てきたVELTRA社で予約したシミラン諸島シュノーケリングツアー。
6時からホテルの朝食（このホテルは毎日6時から食べられました）をとって、6時半にピックアップ。約束通りの時間に来ました。
超飛ばすドライバーに運転されたワゴン車は、２時間程で港に着きました。
朝食も準備されていましたが、食べて行ったので、頂きませんでした。
事前の案内では、フィンは別料金とあったので、フィンを借りなかったのですが、お金を出してでもフィンは借りるべきだったと後で後悔しました。
少し流れがあるとフィンがないと本当にしんどいのです。
写真は、出発前のブリーフィング時の案内図。
・スピードボートで90分でNo.9に到着
・30〜40分シュノーケリングしたあと、No.8に移動して観光
・No.4に移動してランチ
・最後にNo.7に行って2回目のシュノーケリング
というスケジュールでした。

一回目のシュノーケリングではウミガメもいました。
本当に透明度がいい！
でも、大潮ということもあったのかちょっと流れがありました。フィンがあれば問題ないくらいなのですが、ライフベストをつけた状態でフィンなしで船目指して泳ぐのはしんどかった。
「ダイビングの方が楽だね」が二人の感想です。
写真は、そのあとのNo.8の岩山に登る途中に撮ったもの。
本当に真っ白な砂に真っ青な海！ 今まで見た中で一番きれいなビーチかもしれない。

（注意が一つ）他の人も書いてましたが、港からボートに乗るとき、履き物を脱ぐように指示されます。ところが、裸足ではちょっとこの岩山登山は難儀です。私たちはダイビングブーツを持って行って、それを履いたままのぼりました。
でも、もし裸足であったとしても、必ず岩山は登るべきです。本当に絶景ですから。

シミラン諸島海洋国立公園 国立公園

表紙にも載せましたが、もう１枚、湾に浮かぶ船の写真を載せます。
宙に浮いてます。

その後、No.4に移ってランチ。
おかずが何品かあるビュッフェ形式だけど、味は期待しない方が…
No.7でのシュノーケリングも透明度抜群。こっちの方が、サンゴがきれい。赤ちゃん魚の群れなど、魚もいっぱい。

このシュノーケリングツアーは、乾季の間だけで、５月15日が最終日とのこと。本当に参加してよかったツアーでした。
次は是非ダイビングで来たい場所です。
料金は一人当たり3300バーツ、約1万2000円。日本語ガイド付だと5500バーツだったので、安い方にしましたが、英語をしゃべるタイ人のガイドで十分大丈夫でした（英語が分からなくても、みんなの後ろに付いてれば安全です）。

港に戻ったのが、16時40分くらい。17時にワゴン車で出発、幾つかのホテルごとに乗り合いです。ホテルに着いたら、19時過ぎ。

シャワーを浴びて、ジャンセイロンのスーパーにお土産を買いに出動。
その前にキーリゾートに寄ってナラヤのバッグを購入（あとで調べると、プーケットの値段はかなり割高）。
私は、コンビニでドライマンゴーを購入、妻はスーパーでチョコレート菓子を購入しました。

晩御飯は、タイの料理にちょっと飽きてきたこともあって、何にするか迷ったのですが、結構目にするイタリアンにすることに。
前日のランチを食べた通りに２軒あったことを思い出し、行ってみました。どちらにするかの決め手は、エアコンの有り無しでした。
エアコンのあるマルコポーロというお店に入りました。
写真は、ブルスケッタとハム盛り合わせ。ブルスケッタが特においしかったです。このお店もピザ窯を備えていて、そこでこんがり焼いてあり、カリカリでした。

ピザも１枚頼みましたが、これはブルスケッタほどではなかったかな。

エアコンも効いてて、ちょっと高いかな、と思いましたが、900バーツしませんでした。
コスパはまずまずではないでしょうか。

4日目。プーケット、最後の日。
ホテルの朝食も、写真載せておきます。
ビュッフェ形式で、タイ料理と洋食が並んでいます。おかゆが特においしく感じました。
タイですから、色々な調味料・香辛料が置いてありますが、かけ過ぎは厳禁です。やっぱり辛いです。

前日、スーパーで買った皮を剥いたマンゴーを食しました。
２個分の実が入って、99バーツ。これも美味しかった！

午前中は、荷物のパッキング。
チェックアウトして、荷物をそのままホテルへ預け、マッサージへ。

予約したコースは、２時間のタイ・マッサージにハーバル・コンプレッション付で1人1100バーツ、約4000円（予約時に、2人で1000バーツのデポジットを要求され、支払ってます）。

お部屋もきれいだったし、丁寧な施術で、すごく得した気分になれました。蒸したハーブでお腹の周りをポンポンされて、あったまりました。

14時にマッサージが終わって、15時まで少し時間があったので、ホテルの斜め前のバイレイに行きました。
カオマンカイがおいしいということで、頼みました。
写真が一人前で、なんと50バーツ、185円という値段。大盛りでも60バーツです。
たれが結構スパイシー（辛くはありません）です。
すごくおいしいという訳ではありませんが、食べる価値のあるご飯です。

バイレイ 地元の料理

15時にホテルを出て、16時過ぎにプーケット空港に到着。
空港に入る時の保安検査所でちょっと並んで、タイ・エアーアジアＸのカウンターでもちょっと並んだけど、フィリピンに比べたら、全然早い！
同じツアーに参加していた人には、自分でPCでチェックインしていた人もいました。こちらの人達は、本当に早かった！
出国手続は、プーケットでした。
定刻18時半より若干遅れて出発。20時頃ドンムアン空港着。
23時半の出発まで、サンドイッチを食べたりして、時間をつぶしました。
座る場所はありました。

定刻の出発で、成田にも翌日の8時前には到着しました。
写真は、早朝に出た軽食です。

今回、初めて海外旅行にLCCを使いましたが、特に大きな不満や不安を感じることはありませんでした。
次は自分でLCCを予約して、行ってみようかな？