2015/05/05 - 2015/05/05
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ミズ旅撮る人さん
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福井県勝山市にある「福井県立恐竜博物館」を訪れました。
今回の北陸3県の旅の主要目的が、恐竜博物館での化石発掘体験でした。ネット予約は必須です。
HPでは、GWは混雑するため、9時の開館時間を8時30分に繰り上げ、臨時駐車場からシャトルバスを出しますと案内がありました。
たかだか恐竜の博物館で、そこまで大事(おおごと)になるの?
半信半疑で当日、それでも頑張って8時30分過ぎに到着しました。ところが、予想以上の大混雑。
たかが恐竜と侮るなかれ。大人気スポットでした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
福井県立恐竜博物館に行くには、中部縦貫道勝山ICが最寄なのですが、中部縦貫道自体がまだ中途半端な完成で、勝山ICから北陸自動車道の福井北JCTへは繋がっていません。
途中、永平寺IC〜上志比IC間は、県道を走ることになります。
HPで、大混雑が予想されるため、開館時間を30分早めたり、臨時駐車場からシャトルバスを出すなどの対策が取られるとあったので、渋滞を予想していましたが、朝8時の時点では快走路でした。
遠くに見える銀色に光るドームが恐竜博物館です。 -
早速、恐竜のお出迎え。気分が盛り上がります。
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この看板を曲がれば、博物館はすぐそこ・・・と思ったら、結構山道を登ります。
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道すがら、様々な恐竜たちが姿を見せます。
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化石たちも掘り出されるのを待っています。
下にある足型は何でしょう?いっぱいあります。 -
博物館のすぐ手前で道路が二つに分かれます。第一駐車場と第二駐車場。
どちらも規制はされていないようなので、第一に向かいます。
博物館が見えて来ました。手前の公園にはなかなか怖いものが口を開けています。 -
第一駐車場。博物館の真ん前です。しかし、何か変です。
誘導員がどんどん奥へと指示を出します。あれ?通り抜けちゃうの?
なんとそのまま坂を下り、もっと先の第三駐車場へ誘導されました。
だったら、真下の第二の方が近かったんじゃない?
敷地内がどうなっているのかわからないので、失敗しました。
結局、第三駐車場から歩いて来て、長い階段を上り、博物館前の広場に到着しました。 -
博物館の手前では、なにやら尻尾の長い研究員が発掘をしています。
後方のテント横に「受付」の文字が見える建物が、野外恐竜博物館のバスツアー申込受付場所です。
事前にネット予約が出来るのですが、既に満席。わずかに当日受付もあるようですが、9時前の時点で完売でした。
博物館は、まるで国立博物館にモナリザが来たような長蛇の列。
事前にコンビニなどでチケットを購入していても、既に入場制限がかかっているため、炎天下、並んで待つしかありません。
朝一なので、入館者が殺到してしまい、一時的に大混雑になっているのかと思いましたが、係員によると昨日は、昼の方が、今現在
の列よりはるかに長かったと言います。どれだけ人気なのでしょう! -
さすが、福井県立恐竜博物館の看板を踏みつけにする恐竜くんです。シルエットもなかなか様になっています。
ひょっとして「フクイラプトル」くんでしょうか?
福井県では、「フクイラプトル」「フクイサウルス」「フクイティタン」という3体の恐竜の化石が発見されています。そして、2007年に発掘された「ドロマエオサウルス類」。
福井県は日本有数の恐竜の化石の宝庫です。 -
ようやく博物館が出て来ました。
地上部だけでもかなり規模が大きく見えますが、実は玄関は3階に当たります。
入館者はまず地下1階までエスカレータで降りて、上りながら展示を見ることになります。
でも、展示を見ながらなんとなく上って来てしまうように仕掛けられています。 -
10時の化石発掘ツアーに申し込んであるので、博物館には入らずに9時30分までに受付を済ませます。
すると3台のバスを振り分けられるので、時間になったら各自乗り込みます。
写真のバスは「フクイラプトル」号です。もちろん他の2台は・・わかりますよね。 -
バスは、野外恐竜博物館に向けて走って行きます。目的地は、現在も恐竜の化石発掘中の現場です。
そのため、途中から一般車進入禁止区域になります。
その道すがら、おもしろい標識が立っています。
この発掘現場から出土した恐竜たちなのですが、どうしてもフクイサウルスとフクイラプトルの区別がつきません。 -
2枚目の方が、肉食っぽいからラプトルかなあ。
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これは簡単に分かります。フクイティタン・ニッポネンシス。
日本で最初に学名が付けられた恐竜です。 -
4枚目。当然「ドロマエオサウルス」だと思って構えていると、なんとオルニトミモサウルスらしい。
看板が立った時には、ドロマエくんは間に合わなかったんだって。 -
さあ、いよいよ発掘現場だ。
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眼前に崖崩れの現場かと思うような場所が現れました。
このショベルカーで段々と削っていったのです。
川を挟んで左側が見学コースです。 -
左側の一番上が野外博物館で、そこから階段を降りて、今、人がいるところから発掘現場を見ます。
決して立ち入ることは出来ません。
実際の発掘現場というものを見られる貴重な機会です。 -
博物館前の広場には、化石発掘体験現場があります。
ツアーはいくつかの班に分かれていて、班ごとに見学コースが異なります。
私の班はまず発掘現場の見学です。 -
この段々に削られた場所が発掘現場だそうです。25年以上かけて削ったのだとか。
誰もいないので、もう発掘は完了したのだと思っていたら、発掘作業は夏にやるのだそうです。
大勢の学生さんが携わります。なので、夏休み期間中なんですね。 -
これが発掘現場全景です。化石の出た箇所を示してあります。
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目の前に地層のどこからどのように化石が出たのか説明がありました。
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ここで、発掘されたときの様子が紹介されています。
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ボーンベッド(骨化石密集層)にて、2種類の恐竜の化石が発見されました。
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もう一つのボーンベッドです。ここでは、フクイサウルスとフクイラプトルが発見されました。
よくこんな川岸の危ないところで見つかったなあと感心。
むしろ川があったから見つけられたのかな? -
次に博物館内の見学です。発掘の仕方や、出土したものを展示してあります。
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中央には恐竜の足跡の化石が置かれています。
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出土した時の写真です。これはわかりやすいものを掲載しているのだと思います。
実際の化石は線で囲まれていてもわからないものが多いです。 -
さあ、お待ちかねの発掘体験です。
事前に、研究上重要な物が出たら、博物館に帰属しますと期待を持たせる説明がありました。
ここの石は、目の前の発掘現場から持ってきたものだそうです。
しかし、ここの地層は山のものなので、フォッサマグナミュージアムのような海の化石は出ません。
一番わかりやすくて数の多い貝は出ないのです。
かくして、割れども割れども何も出ず。
しかも見ての通り、既に随分と細かい石ばかり。
自分で割るより、既に割られた石をつぶさに見て回った方が見つかるかも・・・ -
化石が見つかった人も、見つからなかった人も最後はちゃんと手を洗いましょう。
幼稚園のような楽しい手洗い場がありました。 -
バスツアーが終わり、恐竜博物館へ戻って来ました。
恐竜のぼりも元気に泳いでいます。今日は5月5日。こどもの日です。
こののぼりもどうやらフクイ3恐竜のようですね。 -
福井県の観光の目玉は恐竜なんですね。
さあ、博物館の中に入りましょう。
帰ってきたら、朝よりもっとすごい列ができているかと思ったら、ほとんどありませんでした。
今日は朝に集中したようです。 -
入館ゲートです。左が入り口、右が出口です。
カーペットに恐竜の足跡があるのが可愛いですね。 -
イチオシ
こどもの日限定のコスチュームのラプトルくんです。
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3階の玄関から地下1階のダイノストリートへ。
この眺めが大胆です。 -
なんて立派な衝立(ついたて)・・・と言いたいくらい大きくてみごとです。
ウミユリと書いてあります。
地下1階のダイノストリートは、古代へと入っていく通路のようなもの。 -
こんなみごとな化石が出るもんなんですかねえ。
化石発掘体験で、まったくのおけらだった素人には想像もつきません。 -
ダイノストリートを突き当たると、大きな恐竜の化石が置かれています。
「カマラサウルスの産状」。「産状」とは、発見されたときの状態のまま保存していることを示します。
英語では「The death pose」と書いてありました。日本語の方は直截(ちょくせつ)的な表現を回避した言い回しなんですね。ちょっと意味がわかりにくいですが。
この化石は、アメリカ・ワイオミング州で発見された、ほぼ全身の骨格が揃っている標本です。
この大きな標本を見ながら左右の階段を上って行きます。 -
1階に上がると、いきなり肉食獣が吠えていました。
すごく精巧に出来た恐竜で、全身を動かして吠えまくっていました。
館内随一のパフォーマーとして人気を博していました。 -
周りには「恐竜のからだとくらし」という展示があります。
これは、顎の比較展示。肉食獣のアロサウルス(左)と草食獣のハドロサウルスの顎の違い。一目瞭然ですね。 -
あまりにも精巧に出来ているので、生々しく感じます。
恐竜の卵の化石は結構出土しているのでしょうから、復元するのは難しくないのかもしれません。 -
「共倒れしたベロキラプトルとプロトケラトプス」。
モンゴルのゴビ砂漠で見つかった2体一緒の化石です。
争ったまま共倒れしたまま化石になった珍しい化石です。
生きて、戦っていたんだなと実感します。 -
ただ突っ立っているだけの標本より、動きがある方が迫力がありますね。
-
ここの標本のおもしろい所は、骨の手前に肉付けした模型が置かれている所です。
この階を見終わると、背後のスロープを登って2階へと進みます。 -
「中国四川省の恐竜たち」のコーナーです。こうして見ると本当に大きいですね。
この模型はスロープからも見られます。
そうそう、この辺りには「フラッシュ撮影はご遠慮願います」のプラカードを持った警備員が巡回しています。
自分撮りに熱中して、いつまでも模型の前を動かない迷惑カップルに静かに注意していました。 -
標本の数が本当に多いです。いちいち恐竜の名前など見ていられません。
-
恐竜の3つ揃え。律儀にちゃんと肉付け模型も付属しています。
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昔、ステゴサウルスなんてのがいて、こんな背びれ?だったけど・・・
それにしても結構猫背なのね。 -
「福井県の恐竜」コーナーには、もちろんいます。
「フクイサウルス・テトリエンシス」 -
こんな案内板がありました。
「平成20年に発見された顎の骨の化石が新種であることが確認され、「コシサウルス・カツヤマ」と命名されました。」
勝山市の名前が付いたんですね。
これからも、あの発掘現場で恐竜の化石は見つかりそうです。 -
「フクイラプトル・キタダニエンシス」
アロサウルス類に属する肉食恐竜だそうなので、獰猛だったことでしょう。 -
「ドロマエオサウルス類」なぜか、これには最後に「類」が付きます。
正式名称が確定していないのでしょうか。
全身の約65%もの骨が発見されました。
全身が羽毛に覆われた、新しい種類の肉食恐竜と考えられています。 -
「フクイティタン・ニッポネンシス」。
日本で最初に学名が付けられた恐竜は、しかし、発見された骨が少ないため、骨格標本はありませんでした。 -
スロープを上がり、1階部分を見下ろしています。
-
恐竜に興味の無い人でも、ついつい引き込まれてしまう楽しい展示です。
-
造りが変化に富んでいて、いいんですよね。
単なる展示より、レクリエーションのようで。
旭山動物園が成功して動物園が変わりつつあるように、博物館も変化していっているのでしょう。 -
この三葉虫はでっかいです。ゆうに30cm以上はあります。
こんなのがうごめいていたら、ゴキブリの比ではないです。
怖すぎる。 -
「骨美人」と密かに命名した標本です。お見事です。気持ちのいいほどの張りっぷり。
ガラスに「哺乳類への道」と書いてあります。
哺乳類へと進化した恐竜のグループを哺乳類型爬虫類と呼ぶのだそうな。 -
興味深い標本がありました。出産時にそのまま化石になった珍しいものです。
「魚竜は爬虫類だが、卵を産まないで赤ん坊を産んでいたかもしれない」
これが発見された時には、研究者は信じられなかったでしょうね。 -
恐竜くんから最後の挨拶です。
また来てね。 -
最後にもう一度1階を振り返ります。まだ2階部分の展示もありますが、やはり1階がメインです。
すっかり歩き疲れて、2階は見て歩いて終わりました。 -
2階で面白かったのがこれ。
大きな文字で「私はくじらです」と書かれていたので、目を引きました。
約5,000万年前に生きていた最古の鯨。
手足がありながら水中生活をしていたと考えられます。
鯨独特の耳の骨の特徴があるそうです。 -
2階からは階段で3階に上がります。レストランと売店があります。
さて、これで博物館の見学を終え、第3駐車場へ向かったのですが、行ってみてびっくり。
100台以上停められる大きな駐車場には10台程度しか車が残っていませんでした。
皆、もう帰ってしまったんだ・・・まだ3時前だけど。
そう思って車を走らせると、なんとまだまだ渋滞中。その数も半端ではなく、山を降りて、曲がって来た看板を過ぎてもまだ並んでいます。
一般道にもずっと駐車場待ちの車の列が・・・なぜ?
第3駐車場は、まるまる空いているのに???
この人たち、もうあんまり時間も無いのに、これからどれだけ待つのだろう。
不思議な不思議な駐車場待ちのお話でした。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Juniper Breezeさん 2016/10/26 23:31:21
- GWの恐竜博物館!
- ミズ旅撮る人さん、こんばんは。 はじめまして。 福井の恐竜博物館に行かれた旅行記を拝見しました。
GWに行かれたのですね〜! 本当に凄い人出ですね!
私も今年の3月に初めて福井を訪れる機会があり、最初は東尋坊に行こうと思っていたのですが、せっかく平日に行けるという事で恐竜博物館に変更して行ってきました。 休日などは今でも結構混雑しているとクチコミなどを見ると書いてあり、わざと平日を狙って行ったのですが、あそこまで空いているとは! ミズ旅撮る人さんが行かれたGWとは大違いですね。 館内の長いエスカレーターから撮った同じアングルの写真も写りこんでる人の数が全然違いますね。
館内の解説なども、ミズ旅撮る人さんの旅行記はとっても分かりやすく、行ったことない人は絶対に興味持つだろうな!って思いました。
野外恐竜博物館も、なかなか見学や発掘体験楽しそうですね。 私が行った3月はまだ実施されていなくて残念でした。
ミズ旅撮る人さんはインドがお好きなんですね! 後で時間を見つけて他の旅行記もゆっくり拝見させていただきますね。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Juniper Breeze
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