トルコ遺跡周遊　３日目　エフェス遺跡とクシャダス

2015/05/06 - 2015/05/06

トルコ遺跡周遊　３日目
エフェス遺跡とクシャダス

エフェス遺跡はそんなに期待していなかったが、見るものが多く今回の旅行で一番よかったかもしれない。どれも比較的保存状態が良く、また現在ところどころ掘り出しているのでこれからもっと拡大しそう。

それに先立ち、クシャダスで手織りカーペットのスクールに立ち寄った。

エリア エフェス遺跡周辺(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

6時半ごろの朝。ホテルの部屋からのマリーナ眺望。

今日の集合は8時半でいつもより早い。でバスで移動してすぐに止まったと思ったら、カーペットの手織りスクールの見学です。いつもの通り、スクールとは名ばかりで、要はカーペットの実演販売所です。

最初安くて小さいものから展示を始めて、次第に高級品のカーペットのディスプレイを始めます。全員引き込まれるように興味津々でした。
団体ツアーにはつきものなんでしょうが、私的にはさっさと遺跡に向かってほしい。

結局2時間ぐらいカーペット工場で時間をつぶして、エフェス遺跡に到着。
お昼近くで炎天下になっていました。

ゲート入ったところにエフェス遺跡の全体の模型があります。ここでブリーフィング。

ゲートの正面にはヴァリウスの浴場跡があります。もう原型をとどめていない様子。

ここからツアー開始。この右側には水道用の土管がざっくりとおいてあります。
ところどころに柱が立っていて雰囲気があります。

オデオンに入り口付近の門に並ぶ像。
雄牛か獅子か、それともスフィンクスか。

オデオンと市公会堂間のアーチと円柱

市公会堂跡。聖火が灯っていたそうです。

市公会堂からニケのレリーフに下るところに並ぶ列柱

その先の交叉点にあるニケのレリーフ。勝利の女神。
ニケ（NIKE)は英語読みでナイキ。なのでナイキを履けば勝利の女神を履いていることに。

上のアゴラ

たぶん崩れたアーチ部分を縦に組み立てたものでは。トールボーイスピーカみたいになっている。

ポリオの泉

ニケのレリーフの反対側。今まさに発掘中です。掘ればほるだけなんか出てきそう。

クレチス通りに並ぶ列柱

その先にケルスス図書館が見えてきました。

トラヤヌスの泉

ハドリアヌス神殿

公衆トイレ
下に水が流れる仕組み。水洗です。
ちなみに、遺跡周辺には野良犬野良猫が多く住み着いており、あちこち糞尿のにおいがしていました。観光客の中には朝食のビッフェを失敬して野良猫野良犬に与えるものも。これじゃあいつまでたってもきれいにならない。

ケルスス図書館にやってきました。

ケルスス図書館の向かって左の女性像。知恵、運命、学問、美徳のどれか。

ケルスス図書館には1万2千巻の書物があったとされています。

ファサードの天蓋部分の彫刻も素晴らしい

ファサードを内部から見たところ。内側は装飾なし。
ところで、ここは猫ションの臭いが立ち込めています。何とかするべきですね。

ケルスス図書館の右にあるマゼウスとミトリダステの門
低いけれどがっしりと安定した形状の門

マゼウスとミトリダステの門の先は商業地アゴラ。ここに列柱が並んでいる。

マーブル通り

マーブル通りにある売春宿の看板と言われている足型。

大劇場
ここで解散して自由行動
ただし暑すぎて、日陰で休むだけで時間終了です。

大劇場の出口がトンネルになっており、そこにも列柱が。

最後にアルカディアン通り。

とにかくエフェス遺跡は見るものが多いので、朝早くか夕方涼しい時間にじっくり回ったほうがいいと思います。

今日のホテルは昨日と同じマリーナホテルクサダシです。

明日はパムッカレで、石灰棚とパムッカレ遺跡の観光です