2015/02/21 - 2015/02/21
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icyfireさん
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今年の雪山シーズンはあまり出かけられなかったけど、登ってみたいと思っていた蓼科山には行くことができました。快晴で青い空と白い雪のコントラストが最高に美しく、気温が高く暑くて辛かったことを除けば最高の山旅でした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス JR特急 JRローカル 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雪山に登る時は特に天気が大事。ということで、今回も好天を確信できるタイミングでの登山です。私の住んでいるところでは、公共交通機関を利用しての蓼科山への日帰りはできないので、前日のうちに茅野に入って駅前のビジネスホテルに泊まります。
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当日は7:55に茅野駅前を出発するバスに乗ります。残念ながら冬季は蓼科山の登山口に直行してくれるバスの便がないため、北八ヶ岳ロープウェイ行きのバスに乗って石臼平別荘地のバス停で降ります(標高1,550メートル)。そこから40分ほどビーナスラインという道を登山口まで歩きます。この日は好天でスキー客が多かったと見られ、ビーナスラインは車の通行量が多くて気を使いました。運転している方も歩いている登山客は邪魔だったと思いますけど。
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ビーナスラインを少し行くと、目指す蓼科山が見えます。頂上が平たい、独特の形。ちなみに、蓼科山は神話では女神さまらしいです。
蓼科山 自然・景勝地
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ビーナスラインからの景色もなかなかよくて、所々に駐車場や展望ポイントがありました。カラマツやブナ、シラカバの木々が青空と雪に映える。1月には大雪でこのあたりの木にも雪がついていたのかもしれません。
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9時25分ごろに女神茶屋登山口に到着。トイレはありませんでした。ここが標高1,730メートル。
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序盤からかなりの急な登りが待ち受けていることは、ヤマレコなどのレポートや地図の等高線の混み具合から明らかだったので、最初からアイゼンを装着して臨みました。
少し行くと熊棚を発見。八ヶ岳山塊の北の端に位置する蓼科山は動物も多いのでしょう。しかし、今は冬眠中のはず。熊さんに会わないのが冬の利点です。 -
10分くらい行くと左に曲がります。ここから最初の急登です。この日は気温も高かったので、直ぐに汗が噴き出し、アウターシェルはザックにしまいました。インナーの上に長袖のTシャツ、その上にフリースという格好で登りましたが、フリースも前は開けていました。
急坂なのだが、いつもながら写真にすると伝わらない。 -
序盤では木々の雪はほとんど落ちていましたが、それでもちょっとだけモンスターになったものがかわいいです。
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この急坂を突破するとしばらくは緩い道ですが、地図は嘘をつきません。標高2,100メートルの標識のあるチェックポイントまで、200メートル近くを一気に登る急坂が現れます。
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入山者が多い山なので、登山道はトレースがついてハッキリしています。迷うことはないでしょう。標高を上げていくにつれ、振り返ると中央アルプス木曽山脈や南アルプスの山々が見えるようになります。標高2,100メートルのチェックポイントは、南八ヶ岳方面の展望もよく、休憩するにはよいところです。
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ここからしばらくは比較的平坦な道で、周囲の雪の積もったシラビソやシラカバを楽しみながら進みます。動物の足跡は見ませんでした。登山者が多すぎるんですかね。
そして、このあと少し行くと、あとは頂上直下まで400メートル近い標高差を一気に登る急登が始まります。修行のようでした。暑くて。雪山なのに。 -
標高が上がると、木々についた雪が残っていて綺麗です。真っ青な空に映える樹氷は冬の絶景の定番ですね。
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森林限界が近づくと、この山域に特徴的な縞枯れ帯が現れました。
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八ヶ岳ブルーの下、美しい雪景色ですが、終盤ということでかなり息が上がっています。相当な斜度があるのが分かるでしょうか。森林限界を越えた辺りです。
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一気に眺望が広がります。南八ヶ岳方面もハッキリ見えます。やはり勇壮な山容。蓼科山とは好対照ですね。南八ヶ岳は男山ですね。
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ちなみに、下を見るとこんな感じです。足を踏み外すようなところはなかったので大丈夫ですが、もしも滑落したら結構下まで落ちそうですね。
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そして、11時45分頃に登頂。今年の冬の目標の1つだった蓼科山を制覇です。それにしても暑い。まったく個人的なは話ですが、この日は持ってきたワンデイコンタクトレンズが装着時になぜか裂けてしまい、眼鏡をかけて登っていました。森林限界を越えてからは日差しが強いので眼鏡の上からサングラスをかけるという間抜けな図に。
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火山である蓼科山の山頂は広く、岩でゴツゴツしています。しかし、この冬は雪が多めということで、風の強い日が多い山頂でも雪が飛ばされずに結構残っており、比較的歩きやすかったです。
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山頂神社。無事登頂できたことと絶好のコンディションに感謝。
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山頂は本当に360度の大展望台です。北アルプスもハッキリ見えました。昨年の秋に登って以来贔屓の鹿島槍ヶ岳。双耳峰で目立ちます。圧倒的に格好いい。
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自分の登った山やその山から続く稜線は確認しやすいですね。鹿島槍から針の木まで分かりました。そして、これは北アルプスの中でも最メジャーの槍・穂高連峰。やはり真っ白ですね。
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御嶽山。いつも思いますが、この山の存在感は凄い。
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南アルプス。雪の量は北アルプスほどではないですが、大きな山容が格好いい。右から、仙丈ケ岳。7月に登りましたが、雪のシーズンにもいつか挑戦したい山です。少し奥まった黒いのが塩見岳。これはいずれ北岳から夏に大縦走したいと思っているターゲット。そして形のいい甲斐駒ヶ岳、間ノ岳、北岳でしょう。山座同定もだいぶできるようになってきた。
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浅間山。上信越方面における存在感は抜群です。
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そして一周して八ヶ岳。蓼科山からの眺望では、やはり赤岳から阿弥陀岳が一番格好いいですね。
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去年の3月に強風の中登頂した天狗岳。こうして見ると意外と低く見えます。後ろに標高のより高い硫黄岳があるからでしょう。
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蓼科山頂ヒュッテは埋まっていました。
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風もなく、心地よかったので1時間弱山頂に滞在して絶景を楽しみました。ずっと滞在したい感じでしたが、温泉に入って最後のバスに間に合うように12時40分くらいに下山を開始。
森林限界付近から山頂方面を振り返ります。本当にお天気に恵まれました。 -
まあ、日焼け止めを塗らなかったので顔面の皮がむけるほど日焼けしたのは失敗。
下山も樹氷などを見ながら快適でしたが、心無い尻セードでツルツル40度アイスバーンになっているところは慎重にならざるを得ませんでした。 -
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地図を見ると女神茶屋の近くから信玄棒道という裏道があるので、そちらが通れるならそこを通ってプール平の蓼科共同浴場まで歩こうと思っていました。しかし、行ってみると誰も歩いていないようで、道は深い雪の下。ここをルートファインディングしながら腿までのラッセルというのは自殺行為なので、仕方なく車の多いビーナスラインを引き返します。
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ちなみに、この信玄棒道の付近で、この日唯一の動物の足跡を見ました。カモシカですかね。
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プール平バス停の直ぐ向かいにある蓼科共同浴場は、入浴料500円。シャンプーは別売りで100円だったかな。レトロな感じですが、お湯がとても気持ち良かったです。熱めのお湯がはられていて、温まりました。
入浴後は、バス停脇にあるお土産屋さんで地ビールなどを購入し、4時33分のバスで茅野に戻りました。帰りはあずさで新宿へ。
とにかくお天気に恵まれたために順調すぎるほど順調な雪山行でした。すべての雪山がこんなにうまくいくわけではないので、今後も気を抜かずにいきたいです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- 銭形幸一さん 2015/05/11 18:46:05
- 爽快ですね
- こんばんは。
蓼科、学生の頃に部活の合宿でビーナスライン走ってました。
優しい山容の山だなぁと記憶してます。
2月、やはり雪深い。
私は3月、4月と南アルプスの鳳凰山登りましたが、3月は結構雪がありました。
蓼科、短い距離でかなりの標高登るんですね。
山頂の青空、白い雪、360度の展望…。
もう言うこと無しのコンディション。
お疲れさまでした。
- icyfireさん からの返信 2015/05/12 07:19:49
- RE: 爽快ですね
- 早速のご訪問とコメントありがとうございます。
私は自動車を運転しないので、公共交通機関で行くことのできる範囲での山旅に限られます。その範囲で好きな景色や動植物がみられるところに行っています。鳳凰三山など南アは2013年の夏に登りましたが、残念ながら冬は車がないとアクセスが難しいですね。
この冬は1月までは雪が多かったのに、その後はむしろ気温が高くて5月現在では融雪が例年よりも早いようです。高山植物の開花シーズンも変化するかもしれないので、注意が必要ですね。
今年は山ばかりではなく久しぶりに海外旅行もしようと思っています。引き続きよろしくお願いします。
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