SLに乗って川下りへ！

2015/05/09 - 2015/05/09

首都圏から一番近くでSL列車を走らせている秩父鉄道。
『SLパレオエクスプレス』に乗ってみたい！ということで計画を立て、どうせ秩父方面へ行くなら長瀞ライン下りも体験したい…と欲張ってみました。

エリア 長瀞(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

SLパレオエクスプレスを運行している秩父鉄道に乗るため、都内からは東武東上線に乗って寄居駅まで向かいます。
直通が無いので小川町で乗り継ぎます。

小川町から寄居まではワンマン電車。

寄居駅に到着しました。池袋からは約2時間の旅。

秩父鉄道はSF未対応なので切符を購入。
寄居から終点の三峰口までは片道800円なので、単純往復するだけでもフリーきっぷがお得です。
途中乗り降り自由で大人1440円、子供720円。
SL乗車には整理券が必要ですが、購入者には乗車記念証もくれました。

寄居駅11:00発のSLパレオエクスプレスがやって来ました!
遠くから汽笛が聞こえると、ホームで待つ人々がざわつきます。

SLパレオエクスプレス 乗り物

カッコイイですね。ドキドキします。
みんなカメラやビデオを向けて撮影。

SLパレオエクスプレス 乗り物

型式はC58。通な人は「シゴハチ」と呼ぶそうです。

SLパレオエクスプレス 乗り物

混雑しているかも…と思っていたので指定席を取っておきました。
指定席は720円。自由席との差は200円なので、混雑期はオススメですね。
ちなみにこの日は自由席でも十分空いていました。

座席は4人掛けボックスシート。
座席指定をすると向かい合う位置で席を指定されるようです。

車内販売も充実していました。
とりあえず、プレート型捺しのどら焼き。1個150円です。

秩父鉄道で一番長い鉄橋から。
埼玉県ですが、都心からはかなり離れているので風景はすっかり山です。

寄居から約2時間弱で終点の三峰口に到着しました。

折り返しのSL発車時刻までは約1時間。
待ち時間にまず駅前の「福島屋」さんでお昼ご飯を頂きます。
昔懐かしい雰囲気のお店です。

福島屋 グルメ・レストラン

奥には庭を見ながら食事を頂ける席もありました。
風情がありますね。

福島屋 グルメ・レストラン

注文したのは天ぷらうどん。
まいたけなどの山野菜中心の天ぷらで、美味しく頂きました。

食事を終えて駅へ戻ると、SLが方向転換を終えて連結しなおすところでした。
けっこう勢い良くバックしてきます。

SLパレオエクスプレス 乗り物

さっきまで最後尾だった客車にバックで突進！

無事に連結完了。

SLの方向転換は「転車台」を使って行うのだそうです。

これがその転車台。残念ながら稼動シーンはお昼ご飯のため見逃しました…
SLが乗ったら180度回転して方向転換させるのですね。

三峰口駅の北側には、秩父鉄道の車両公園があり、旧式車両が幾つか展示されています。
時間まで少し見て回りました。

秩父鉄道車両公園 公園・植物園

鉄道博物館のような展示とは違って吹きさらしなので痛み方が相当酷いですが、それがまた長い年月を感じさせてくれました。

秩父鉄道車両公園 公園・植物園

そして、折り返しのSLに乗車し、次はライン下りを体験するために長瀞駅で下車します。
景勝地として有名なだけあって、観光客で賑わっていました。

駅前の発券所でチケットを購入し、商店街を抜けたら乗船所があります。
首都圏とは思えない風景です。
乗船人数がある程度集まったら出発する感じらしい…

長瀞岩畳 自然・景勝地

私たちが乗ったらすぐ出発。
船頭さんが慣れた手つきで船を出してくれました。

長瀞川くだり 乗り物

初めはなだらかな流れで気持ちよくスタート。

途中で流れが急になったり大きくカーブしたり、気持ち良さとちょっとしたスリルを味わえる楽しいライン下りでした。
下船後はマイクロバスで長瀞駅まで送り届けて頂けます。
その後は普通電車で帰路に就くのですが、都心から日帰りで行ける場所ながら貴重な体験をさせて頂けた一日でした。