2015/05/02 - 2015/05/03
1704位(同エリア3389件中)
stedさん
今回は京都巡りのテーマを日頃見られないところへ行くことと決め、3月中に宮内庁に京都御所と修学院離宮の見学申込みをして、許可証をいただきました。
さらに非公開の文化財の特別公開もあって、日頃行く機会のないお寺を選んで回りました。
皆様には馴染みのないお寺ばかりかもしれません。
私もこのような機会がなければ行くことのないお寺でした。
途中の山科疎水など、行かなければわからなかったすばらしい場所も発見しました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 2.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回は朝早く出かけたので、朝食も京都に到着してから、にしんそばで有名な松葉でいただきました。
松葉は新幹線のコンコースにあるため、改札を出てしまうと入れません。朝8時半から営業しているので、とても便利です。 -
今回は朝早く出かけたので、朝食も京都に到着してから、駅構内にあるにしんそばで有名な松葉でにしんそば定食をいただきました。
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非公開文化財の入場割引券と京都市交通局の2日間乗り放題乗車券がセットになったまもるくんという企画切符を購入するために、ポルタのイノダコーヒで時間を潰し、JTB京都駅前支店の開店と同時に切符を購入しました。
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切符をゲットし、早速11時からの京都御所に向かいました。
地下鉄今出川駅から徒歩5分ほどで到着。
ボランティアと思われる方の案内で1時間コースの見学に出発。
最初に見学したのは諸大夫の間です。
こちらは御所に参内した方々の控えの間です。 -
諸大夫の間と言っても、このような立派な障子が入っていて、見応えがあります。
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こちらは車寄せです。
その名の通り、御所に参内する場合の玄関です。
実際に使われたのは一度だけとか・・ -
重要な儀式などが執り行われる紫宸殿に向かって、正面の入り口となる承明門(じょめいもん)から紫宸殿を眺めました。
庭も建物の一部と見なし、重要な役割を果たしているそうです。 -
紫宸殿です。
東側に左近の桜、西側に右近の橘があり、おひな様の飾りと同様の配置です。
大正天皇、昭和天皇の即位の礼もこちらで行われました。 -
こちらは紫宸殿の裏に位置する清涼殿になります。
天皇の日頃の生活場所として使用されていたそうです。 -
こちらは小御所です。
天皇が将軍や諸侯に会われる際に使われ、王政復古の大号令が発せられた後の小御所会議はこちらで行われました。
残念ながら昭和29年に花火の火の粉が原因で焼失し、昭和33年に復元された建物です。 -
小御所の前にある御池庭です。
裏表がなく、どちらから見ても表に見え、よく手入れされたすばらしい庭です。
水が汚いのが残念です。 -
天皇の日常生活の場として、清涼殿の別棟として建てられた御常御殿です。
安政2年(1855年)の再建ですが、実用性を重んじた木の的な造りになっていて、かつ格式のある部屋も備えられているそうです。 -
京都御所から修学院離宮への移動中に発見したたまご屋さん。
と言ってもお菓子が美味しそうで覗いてみました。 -
たまご屋さんで発見したシュークリーム。
たまごの味が豊富で、ふっくらしてとても美味しいシュークリームでした。 -
13時30分から修学院離宮の見学です。
修学院離宮は上、中、下の3離宮から構成されており、見学は下離宮から順番に回ります。
こちらは下離宮のお庭です。 -
こちらは寿月観という建物です。
寿月観という額に書かれた文字は、後水尾上皇の宸筆です。
数寄屋風の造りになっていて、落ち着いた風情の景色に合った建物です。 -
下離宮から出て、中離宮に向かいます。
3つの離宮は離れていて、田んぼや畑が作られている間の馬車道を歩きます。
遠くに比叡山を望む大変眺めの良い場所に位置しています。 -
比叡山とは反対側になります。
高台にあるため、京都市街がよく見えます。
これらの田畑は近所の農家の人たちに耕してもらっているそうです。 -
こちらは中離宮にある客殿です。
この中離宮はかつて、林丘寺という名のお寺だったそうです。
1682年に建てられた古い建物です。 -
楽只軒という建物と客殿を結ぶ回廊にある網干の欄干です。
この低い手摺りが漁村の網を干す風景を模していることから網干の欄干と呼ばれているそうです。 -
こちらは客殿の一の間にある飾り棚です。
霞棚と言って、桂離宮の桂棚、醍醐寺三宝院の醍醐棚と並ぶ天下の三棚として有名だそうです。 -
客殿の戸板に描かれている鯉の絵です。
円山応挙の筆と言われ、上から描かれた網の目がだんだん破れてきて、今にも泳いで逃げていきそうだと言われました。
そう言われるとその通りに見えます。 -
下離宮から中離宮に向かいます。
各離宮は馬車道でつながれていて、途中には田畑が広がっています。
比叡山を遠くに望む広々とした敷地に驚いてしまいます。 -
中離宮から上離宮に移動します。
こちらは馬車道の脇が千枚田のように段々になっています。 -
泳ぐ龍の姿に似ていることから浴龍池と呼ばれている池です。
高台にある隣雲亭から眺めた景色です。 -
隣雲亭の軒下に埋め込まれている石で、一二三石と言われています。
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浴龍池にある千歳橋という石橋です。
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浴龍池の中島の頂上にある窮遂亭です。
修学院離宮創建の頃からある唯一の建物だそうです。
この額は後水尾上皇の宸筆です。 -
窮遂亭の中です。
窓に沿って、肘掛けの板が渡してあり、風景を眺められるような造りになっています。 -
浴龍池を西浜と呼ばれる岸辺側から眺めた景色です。
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お昼ご飯を食べずにハシゴしていたので、遅めのお昼兼おやつを食べに四条界隈まで出て、うめぞのカフェ&ギャラリーに来ました。
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名物の抹茶パンケーキは時間がかかるということなので、まずみたらし団子をいただきました。
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妻と娘はパンケーキを選択しましたが、私は抹茶クリームあんみつをいただきました。
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うめぞのカフェ&ギャラリーでお茶した後は、錦市場をブラブラしました。
相変わらず、すごい人出で、のんびり歩ける状況ではありませんでした。 -
錦市場をブラブラした後、市バスでホテルに向かいました。
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宿泊は京都駅近くのリーガロイヤルホテルです。
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晩ご飯は京都駅前にある割烹いいむらに行きました。
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天ぷらがカリッと揚がっていて、とても美味しかったです。
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朝食はバイキングとたん熊北店での和食とが選択できましたが、少し遅めに行ったため、中国人の食事が終わった後で、バイキングも静かに落ち着いて食事できると聞き、バイキングをいただきました。
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2日目は、非公開の文化財特別公開巡りです。
最初は三条京阪に近い壇王法林寺に行きました。
写真撮影はできませんが、沖縄に縁のあるお寺で、日吉大社の祭礼を描いた襖絵や極彩色で装飾された梁などがとても見応えがありました。 -
壇王法林寺の門です。
場所が良いせいか境内は狭く、一部は幼稚園になっていました。 -
続いて地下鉄で山科区に移動し、毘沙門堂に行きました。
毘沙門堂は天台宗の五か所の門跡寺院の一つで、寺格の高い古刹です。
私は今まで全く知らず、初めて行きました。最初は御所の北側にあったそうですが、戦乱から逃れ1665年に山科の地に落ち着いたようです。 -
こちらが本堂です。霊殿にある天井龍はとても迫力のある龍でした。
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宸殿にある襖絵はすべて狩野探幽の養子狩野益信によるもの。
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この襖絵も狩野探幽の養子狩野益信によるもの。
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こちらは本堂裏のお庭です。
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毘沙門堂から次の本圀寺に向かいました。
山科疎水沿いの遊歩道を歩きました。
桜の時期はとてもキレイだそうですが、新緑のこの時期もとても美しく、のんびり歩くにはとても良い雰囲気でした。 -
疎水沿いに30分ほど歩き、本圀寺に到着しました。
こちらは日蓮宗のお寺で、六条堀川から1971年に移転したもの。 -
本堂などは再建されたもので、歴史的価値は皆無。
六曲一隻の源平合戦図が大変すばらしく、見応えがあったが、撮影禁止でお見せできないのが残念です。 -
一段高い場所に建つ経蔵は1607年に建てられたものが現存している。
残念ながら回転はしないものの当時の姿そのままに残されており、とても興味深い建物だった。
経蔵というのは、お経を入れる引き出しがたくさん付いた輪蔵が回転するもので、大変珍しいとのこと。 -
京都市内に戻り、チョコボールで有名なCACAO MARKETというお店で高いチョコボールを購入しました。
チョコボールを購入するのに20分ほど並び、これもビックリ! -
これがそのお店で購入したチョコボールです!
量り売りで、真ん中の缶入りで約5,000円です。 -
晩ご飯を食べようと先斗町をブラブラしましたが、良いお店がなく通過しました。
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河原町三条でMUJI CAFEを発見。
晩ご飯はこちらでヘルシーな食事をいただきました。 -
これで1,100円とちょっと高めですが、ヘルシー感たっぷりで美味しかったです。
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今回はJRのツアーだったので、こだま号でゆっくり帰りました。
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