アメリカ西海岸（ＬＡ周辺）にMLB観戦　3日目

2015/04/10 - 2015/04/15

早いもので滞在３日目となります。
今日は、サンディエゴに遠征しデーゲームを観戦です。
サンディエゴでの野球観戦は初めてですので、実は一番楽しみにしておりました。

エリア サンディエゴ(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: アメリカン航空
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

３日目の今日も朝から慌ただしいです。
朝食を食べて、すぐにホテルを出ます。
これからアムトラックでサンディエゴに向かいます。
アナハイムから約２時間の道のりで、料金は往復で５６ドル。

サンディエゴに向かう列車を利用した人なら知ってると思いますが、海岸沿いを走ります。
アナハイムを出て１時間ほど走ると右手に海が見えてきます。
ときどき、浜辺の人がこちらに手を振ってくれました。
絶対に右側の席がおすすめです。

１０時にサンディエゴに到着。
試合開始は１３時なので、これから街を散策しながら球場に向かいます。

駅から数分歩いた所にあるシーポートビレッジを散策します。
とにかく、歩いていて気持ちがいい。

黄昏ている海鳥。
こっちが近づいても全然反応ナシ。
警戒心無さすぎ。

ヨットが悠然と海を進みます。

そろそろ、球場に向かいます。
しかし、高層ビルや高級ホテルばかり建ち並んでいます。
さすが、リゾート地。

サンディエゴのコンベンション・センターです。
ここで、毎年夏にコミコン（日本で言うコミケ）が開催されます。

球場に近づいているのに、その姿がなかなか見えてこないので不安になりますが、
この球場、他の建物に囲まれていて、同化していて分かりにくい。
でもよく見ると確認出来ます。
来ましたよ、ペトコパークに。２年振りの訪問です。
前回は試合を観るチャンスが無かったので、すごく楽しみです。

開場前なので、球場周辺は人でごった返しています。
チームショップを覗いてみると意外と客が少ない。
パドレスのアイテムは持っていないので、ここで調達する事に。
しかし、入店でのセキュリティーチェックには驚きました。
店に入るだけなのに何でそこまでするの？

まずは、オーセンティックキャップ。
紺もいいけど、今回はミリタリーカラーを選択。
値段が、定価よりもふっかけてありますが、背に腹は代えられません。
あと、Ｔシャツも１枚購入。
「出口はこっちよ」と、言われた通り進むとチケットの提示を求められました。
慌ててチケットを出すとスキャンされ、そのまま球場の中へ入れました。
なるほど、そういう事か。

今日のカードは、サンディエゴ・パドレスＶＳサンフランシスコ・ジャイアンツのナ・リーグ西地区同士の対戦です。
パドレスはオフに大型補強を行い、去年とは全く別のチームとなりました。
一方のジャイアンツは、去年のワールドシリーズ・チャンピオンで、オフには青木がロイヤルズから移籍して来ました。
両チーム共、試合を観るのは今回が初めてです。

自分の席を確認してから、球場内を散策。
すると、モウモウと煙の立つ売店を発見。
まさに、「ウナギは煙で喰わせろ」状態です。
そこでＢＢＱサンドイッチと、ビールを注文。
「付け合せは？」と店員さんが聞いてくるので、どれにしようか迷っていたら「ポテトとコールスローでいいよね」と勧められてしまいました。
日本人の悪い所で押しに弱いです。

注文して待つ事数分。
料理が出来たので受け取りに行くと、店員さんに「ボリューム満点よ」と差し出されました。
細かく裂いた豚肉のバーベキューにソースがたっぷりと絡んで実に美味そうですが、物凄いボリュームです。
肉が溢れ返っていて、しばらくフォークで肉を片付けないとパンが持てません。
付け合せのポテトもコールスローも量が多い。
美味いのですが食べても食べても減りません。
今日の食事はこれで終わりでいいかも。

ジャイアンツの選手紹介。
青木は１番レフトで先発出場です。
ライトのレギュラーのハンター・ペンスが開幕から欠場しているので、てっきりライトを守るのかと思っていましたが。
ジャイアンツは青木をレフトで固定する方針です。

今シーズン、ドジャースから移籍してきたマット・ケンプです。
大型補強の目玉の一人です。
ストレッチ、ランニングを軽くこなした後、時間ギリギリまでサインに応じていました。

試合時間が近づくにつれ、場内が騒がしくなってきました。
すると上空からパラシュート部隊が次から次へと球場目指して落下してきます。

次々とタッチダウン。場内大歓声です。
スクリーンに飛行機から飛び出す映像が流れると、驚きの声が上がります。
眼下に広がる景色に、ペトコパークがホントに小っちゃく映ります。
あんな所にピンポイントで着地するのか？
しかもこの球場、建物に囲まれているのに。
彼等の能力にはホント恐れ入ります。

日曜の試合日はミリタリーデーと称し、関連のイベントが行われます。
パドレスのユニホームも迷彩です。
さっきのパラシュートもその一環です。
フィールドにはアメリカ陸海空その他の部隊の方々が整列してのセレモニーが行われます。

国歌斉唱の終り頃に、轟音が徐々に大きくなってきました。
そうです、フライオーバーです。
今回は戦闘機でしたので、アッという間に上空を通過して行きました。

試合開始。
青木の一打席目です。
この時点で打率４割を超えています。

青木、見事ヒットで出塁。
開幕から絶好調です。
この後、先制のホームを踏みます。

自分の席(１塁ビジター側)の陽射しがあまりにもキツいので、３塁側の立見席に避難します。
青木の守備を見ながらビールを飲んでいると、パドレス満塁のチャンスに、飛んだ打球がレフトスタンドへ。
何と逆転のグランドスラムです。真近で観られて大興奮です。

しばらくしてから、席に戻りましたが、まだ陽射しがキツい。
３塁側は徐々に日陰ができているのに、これがビジター側の洗礼という奴ですか。
中盤にパドレスのマスコットが客席にＴシャツを空気砲で打ち込みます。
このマスコットの名前スウィンギング・フライアーだそうです。
ずいぶんカッコイイ名前です。

いよいよ最終回。
ここで、パドレスはクローザーのクレイグ・キンブレルを投入します。
この人のパドレス移籍が一番驚きました。
ブレーブスの絶対的守護神だったのに、よく放出したなぁ。
ブレーブスはチームの再建に入っているみたいです。
逆にパドレスは今シーズンいい成績残さないとヤバイですね。

キンブレルがきっちり抑えて６−４でパドレスの勝利です。
すごくいい試合でした。
でも１６時を過ぎてもこの日差しの強さといったら。
まだ４月なのに夏になったらどうなっちゃうんだ？
日焼け止め持ってくれば良かった。
今度はぜひ、ナイター観戦したいです。

これからアナハイムに戻ります。
次の列車が１８時４０分なので、サンディエゴで食事をして帰る予定だったのですが、昼のＢＢＱがこたえて食欲が涌きません。
とりあえず、近くのホートンプラザの中をうろつきます。
ここも、日曜は１８時で閉館なのでフードコートに行ってタコベルでタコスを食べました。
これで、本当に今日は何もいらないです。

出発時間よりも遥かに早い１７時半にサンディエゴ駅に到着。
しかし、明らかに駅の様子がおかしい。
人が駅の外に溢れかえっています。
もしかして、列車の遅延か？
駅の中に入ってアナウンスを注意深く聞いていると、もうすぐ出発するとの事なので、急いで列に並びました。
列車に何とか乗って、１７時５０分サンディエゴを後にします。

こうしてノロノロ運転の満員列車は約３時間でアナハイムに到着しました。
元々乗る予定の列車がこの時刻に着く予定だったので結果オーライです。
でも、正直疲れました。
もし、サンディエゴでのんびり食事していたら、戻るのがもっと遅くなっていたかも。

しかしアナハイム駅は赤のライトアップでとても派手です。
エンジェルスカラーですね。
ダックスを応援する時はオレンジになるのかな？
などと思いながら、ホテルに帰ります。
こうして、３日目も無事終わりました。