2015/03/09 - 2015/03/19
31位(同エリア575件中)
YUMEさん
今回の旅では、世界遺産の数が世界一を誇るイタリアの文化遺産、遺跡、美術品、建築物、風土、イタリア人に触れることにあります。
所要日数は10日間で主要な中世の街を訪れる旅行の記録です。
これから行かれる方の参考になればと思います。
(日程)
①3月9日(月):出発 成田発14:10(AZ0785便)アリタリア航空直行便
所要時間:約12時間50分
到着 ローマ(19:00)→ナポリ(22:00)
バス移動 所要時間:約3時間(約216km)
宿泊 HOLIDAY INN NAPLES
②3月10 日(火) : 出発(ナポリ発07:00)朝食:イタリア式お弁当
午前:カリブ島街歩き&青の洞窟観光
高速船 所要時間:約45分(船)
昼食:カプリ島 島内レストラン
午後:マテーラ街歩き
バス移動 所要時間:約3時間40分(約250km)
宿泊:アルベロベッロ;GRAND HOTEL OLINPO
バス移動 所要時間:約1時間30分(約70km)
③3月11日(水)出発 (ホテル発07:45)
午前:徒歩、アルベロベッロの街歩き
昼食:カンデーラのレストラン(11:30~12:30)
午後:アマルフィー観光
バス移動 所要時間:4時間半(約316km)
ナポリへバス移動 所要時間:2時間(約70km)
ローマへ移動(ユーロスター)所要時間:1時間10分
宿泊:ローマ;MERIA AURELIA ANTICA
アルベロベッロ;
この街は”トゥルッリの町”と呼ばれ、トゥルッリ自体はイトリア谷(Valle d'Itria)と呼ばれるプーリア州中部の丘陵地帯の町々に数多くあるものの、中心街にトゥルッリが林立している町はアルベロベッロのみです。
歴史をたどれば、15世紀には既に数多くの石灰岩で作られた建物が並び、現在の特徴ある町並みの原型を形成していました。その後、モルタルを使わずにトゥルッリの家々を建てるようになり、今日に見られるすばらしい景観に繋がっています。
1996年、ユネスコ世界遺産に登録されました。
表紙の猫の顔の表情は途中ででてきます^^
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
GRAND HOTEL OLIMPO(Strada Stataleに面してます)
ホテルの部屋からの眺望。周りにはオリーブの木が沢山植えられています。
雨男ではないのですが、早朝から雨が降っていたので食事前の散歩はテンションあがらず中止です。
ホテルの全景は撮影しておりませんのでこちらを参照して下さい。
http://www.expedia.co.jp/Trulli-Bari-Hotels-Grand-Hotel-Olimpo.h1418226.Hotel-Information?regionId=680&langid=1054&semcid=expe.jp.goog&kword=Bari_hotels_dsa!e.ZzZz.3130014080021.0.54962440216._inurl:Bari-Hotels.bari_hotels_dsa&gclid=CjwKEAjwsZyqBRCT1aq6qcD53DQSJACcen4Cpvf7PDNZ6xXtj65kiXMZZ8L7mGJ1kb8m62Elg6LgyBoCGKTw_wcB -
GRAND HOTEL OLIMPO
レストランには地元のワインが用意されています。
朝食に1階に降りてきたら私以外の皆さんは雨にも関わらず既に食事を始めておりました(><) -
GRAND HOTEL OLIMPO
朝食時の果物、
今回のツアーで泊まったホテルでは、果物は丸ごと出てきて食べにくいので殆ど手を付けていません。 -
GRAND HOTEL OLIMPO
パウンドケーキ類も出てましたが焦っていて食べてません。
特質すべきは朝食に野菜がいっさい出てこないということです。
これは知りませんでした。 -
GRAND HOTEL OLIMPO
レモン水とオレンジ水、どちらもさっぱりしていて美味しかった。 -
District Monti, District Aia Piccola(リモーネ・モンテ地区とアイア・ピッコラ地区)
ホテルを出たらゆるい坂を下り、最初の交差点を左側に、Via Indipendenzaに入るように歩いて行くとマルテッロッタ広場(Largo Martellotta)に出ます。
その広場から階段を北側の方の高台(教会のテラス)まで上ると左手の方に旧市街のアイア・ピッコロ地区が見えます。この辺りでは約400戸のトゥルッリがあります。
さらに右手西側はリモーネ・モンティ地区(Rione Monti)で約1000戸のトゥルッリの集落があり土産店などが並ぶ商店街となっています。
分かりづらいので追加で地図をつけることにしました。 -
※クラブツーリズム社から頂いたイラストマップ
ガイドブックやGoogle地図より正確で分かりやすいです。 -
Piazza Plebiscito
この広場のすぐ近くに教会があります(Parrocchia di San Giuseppe Artigiano)
噴水みたいなのですが・・・・水はありません。 -
Piazza del Popolo(ポポロ広場)
何かの記念碑だった気がしますが・・・ -
Piazza del Popolo(市庁舎)
広場の北西に面していて非常に地味な建物で前に記念碑があります。 -
マルテッロッタ広場(Largo Martellotta)
ポポロ広場から坂を下り、マルテッロッタア広場に出てイア・ピッコロ、リオーネ・モンティ地区に戻ります。
若干、雨も小降りとなりました。 -
リモーネ・モンティ地区
ここから伸びる緩やかな坂道、モンテ・サン・ミケーレ通り(Via Monte San Michele)を上るやいなや道の両脇にトゥルッリが立ち並ぶ光景が広がります。トゥルッリのほとんどは土産物店、もしくは飲食店です。
横断歩道をわたりリモーネ・モンティ地区に入り街歩き開始。
おおよそ8時半位ですのでお店が開いているか??? -
リモーネ・モンティ地区
トゥルリの農家?
レストランでしょうか?開店前なので分かりません。
構造はシンプルで機能的に作られているようです。壁は2重構造になっているため、冬は暖かく、夏は涼しい。屋根には雨水導入口が用意されていて、地下の井戸に蓄えられる仕組みになっている。
詳しくは、引用の「地球の歩き方」に記載されています。 -
リモーネ・モンティ地区
右側の方が土産物屋が多く並んでいますが開店前です。
とんがり屋根の先端にあるのがピナクル「小尖塔」といい屋根の閉じ目の上につきます。
石灰岩を積んで作られるトゥルッリは最後に頂の穴を塞ぐために尖塔をつけます。
尖塔のてっぺんに載せる石は遊び心を加えて様々な形に作られます。 -
陽子さんの店
この通りに日本人の奥様が経営している土産屋「陽子さんの店」があるそうなので早朝ですが行ってみました。幸運なことにちょうど開店後で、熱心な売り込みもありお土産をここで買うことにしました。何でも以前、旅行に訪れた時にご主人に熱烈なプロポーズを受け結婚され、そのまま定住されたようです。結婚された時は世界遺産になるとは思いも寄らなかったようで、今では日本人観光客が良く訪れてくれるので、店は繁盛、寂しさもなく嬉しいようでした。 -
陽子さんの店
屋上に上がらせてもらいました。
左側のマークはゼウスの表象、右側はイエスを表す聖体
雨は上がりましたが、曇り空の中にとんがり屋根を間近に見ることができました。
非常に興味がわく親しみやすい屋根でおとぎの国にきたみたいです。 -
トッルッロのピナクルと屋根の古代表象
これらの表象があるため、家の見分けが一発でつきます。
ほんとは建築した石工の棟梁がつけたサインで、魔除けとかいろんな意味があるようです。 -
陽子さんのお店
トゥルッリとは円錐形の屋根に白い壁のこの地方独特の建物。イタリア語では単数形→トゥルッロ(trullo)、複数形→トゥルッリ(trulli)といいます。
トゥルッリはモルタルを一切使わずに石を積み上げて作ることから”乾いた(a secco)”施工方法と言われています。 -
陽子さんのお店 (屋上)
17世紀にこの地方を治めていたジャンジローラモ・アックアヴィーヴァ領主はナポリ王に支払う住居税を何とか減らそうと考えました。
税金の査察使の目を免れるため、石を崩せば簡単に解体できるトゥルッリ以外の住居を作ることを禁じたのです。
とんがり屋根のかわいいトゥルッリ、元々は税金対策だったのです。 -
陽子さんの店
屋上で見られた風見鶏、特に十字架は下にないようですが、鶏の警戒心が強い雄鳥の習性から魔除けの意味あるいはキリスト教の教勢の発展といった意味も持っているといわれます。 -
陽子さんの店
風見ローマ兵? -
陽子さんの店
屋上から見たコズマ・エ・ダミアーノ聖堂(Basilica Santuario dei Santi Cosma e Damiano)
写真中央に見えるのが町の守護聖人、聖コズマと聖ダミアーノが祀られているサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノ聖堂。左右に対照にそびえる鐘楼が特徴です。
18世紀より教会内部に置かれている2人の聖人の彫像は、宗教行列祭の際に多くの信者によって担がれて町中を練り歩きます。サンティ メディチ コズマ エ ダミアーノの聖所記念堂 建造物
-
陽子さんの店
リオーネ・モンティ地区の南側に見られるトゥルッリ -
陽子さんのお店
お店兼住居となっています -
陽子さんのお店
奥に見えるのが通り側の部屋です -
陽子さんの店
通り側に面したお部屋 -
表紙の猫
この猫は他の方の2013年のブログに出ていた猫ですが、偶然にも3年ぶりの再会です。 -
ミニチュアの店
陽子さんの店の前辺りです。
猫はこの家から追い出されてしまったのでしょうか? -
モンテ・サン・ミケーレ通り
陽子さんの店でだいぶ時間を費やしてしまったのでホテルに戻ります。 -
アイア・ピッコラ方面
生憎の小雨で本来の真っ白に塗られた壁と円錐形の丸い屋根と赤い花とのコンビネーションは見れませんでしたが、その独特の住居の味を十分堪能することができました。
ポポロ広場の北側にはアルベロベッロの駅があり、時間があればそちら方面の二階建てのトゥルッロ・ソビラーノ(Tryllo Sovrano)やサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂なども見ることができます。 -
アルベロベッロを経ちアマルフィー海岸に向けてバスで移動します。
車窓から見えるのはオリーブの木で道路の両側に植えられてます -
車窓から見えるぶどう畑
背の低いぶどうの木が広まります。アルベロベッロから少し離れたロコロトンドでは、古くから葡萄の栽培が盛んで、同時にワインの生産にも力を注いでいます。その伝統と技術の結晶として生まれたロコロトンドの白ワインは、D.O.C.の認証を受けた、高品質のワインと言われています
。 -
草原の向こうに見えるのもぶどう畑です
スプリンクラーで水が撒けるようになっているようです。 -
風力発電の巨大プロペラ
イタリアは原子力発電は国に認可されていないようです。
Asahi Globe Backstageより引用
「原発にさよならを言わなければならない」。
イタリアのベルルスコーニ首相は先月13日、記者会見でこう述べた。首相は、1990年から凍結している原子力発電の再開を狙っていた。
しかし、その是非を問うために12日から行われた国民投票で、反対が9割を超えたのだ。日本の福島第一原発の事故が影響したことは疑いないだろう。
イタリアはG8のなかで唯一、いまの時点で原発を稼働させていない国だ。そうなったのは、25年前の旧ソ連・チェルノブイリの原発事故と、そのときの政府の対応がきっかけだった。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
アルベロベッロを出発し穏やかな丘陵を北西に進むと、このレストランで良質の安いプーリア料理のランチを食べます。
既にこちらでは雨も降っておらず清々しい快晴です。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
石造りのレストランの入口です。ガラスにはトリップアドバイザーや各種クレジット会社のシールが張ってありこの辺では名の知れたレストランのようです。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
石造りの家なので暗いのですが、ランプもついており余り冷え冷えとした感じを受けませんから不思議です。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
この店の造りは単純で横に長く、写真奥の左側が入口の方です。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
壁の上には銅の食器が飾ってあり田舎のレストランの雰囲気満点です。
普段、コンクリートの味気ない店の中での食事と違い料理も美味しくあっという間に平らげてしまいます。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
オレキエッテのきめの細かいトマトソースは大好きです。
温暖な地地中海性気候と広大な平野では、イタリアトップクラスの生産量を誇るオリーブやパスタに欠かせない硬質小麦(セモリナ粉)が量産されています。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
食事中にはアコーデオンの生演奏をして頂き皆の話が弾みます。
有名な曲ばかりでしたが、フニクリ・フニコレ?
行こう 行こう 火の山へ! ベスビオ火山の登山電車は急勾配?
曲名が出てきません。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
ポークの煮込み?料理名は・・・忘れました。
「食いしん坊」とはイタリア語でGOLOSOゴローゾ(男性に対して)、 GOLOSAゴローザ(女性に対して)といいます。
飲み物の値段
水、コーヒー、ジュース各種、グラスワインは1ユーロ、お茶、カプチーノは1.5ユーロ、ビール、コカコーラ、ファンタ、スプライトは2ユーロと安価です。 -
カンデーラ郊外のL'Orecchietta
朝の曇った天気は快晴に変わり険しい岩山の斜面に沿って積み重なるようなカラフルな町並み、世界一美しいと讃えられるアマルフィーへの期待が膨らみます。
バス移動の距離が長いと気候は場所と時間により変化が激しいのを実感します。
⑤海洋共和国の栄華が香るアマルフィーの街に続きます。
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この旅行記へのコメント (1)
-
- めておら☆さん 2015/05/13 14:17:11
- はじめまして!
- YUMEさん、こんにちは。めておら☆と申します。
私のつたない旅行記にいいねしていただき、ありがとう
ございました。
YUMEさんのアルベロベッロとマテーラの旅行記も
拝見させていただき、あぁ〜また行きたい!と胸が
きゅきゅーんとなっておりました。マテーラの夜景の
写真、とても幻想的で綺麗でしたね。
YUMEさんは国内外問わず、たくさん旅行されてる
ようなので、これからもお邪魔させていただきたいと
思います。
今後ともよろしくお願い致します!
めておら☆
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