2014/08/30 - 2014/09/07
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ny200paさん
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朝の散歩から戻り、お部屋のベランダから眺めるマウナケア山頂には、青空をバックに、天文台が輝いています。
当初の計画では、朝食の後、キラウエア火山方面へ向かうつもりでしたが、あまりの天気のよさに、急遽、今日マウナロアへ向かってみることにしました。
もともとは、6日目に、ハプナ発でのトレッキングを予定していたのですが、その日に晴れるとは限らないし、仮に今日、途中で引き返すことになっても、もう一度チャンスがあるんだしと…
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
マウナロアでのトレッキングとなれば、朝食くらいはきちんと摂ってから行動したいところです。が、無休のはずのお店がCLOSEだったりと、休日の早朝に開いているお店が見当たらないのです。
時間は刻々と過ぎていくしで、KTAでのテイクアウトも考え、ヒロのKEAWE店ものぞいてみたのですが、朝の品揃えは今ひとつ。
捜し歩いているうちに、昨年もお世話になったベアーズコーヒーへ辿り着き、おかげで、美味しく、ボリュームたっぷりの朝食を頂くことが出来ました。 -
マウナロアは標高4,169m。
2013年に行ったマウナケアが標高4,205mですから、ビッグ・アイランドとは言え、富士山よりも高い山が二つ並びそびえているとは驚きです。
しかも、マウナケアは、海底からの高度世界一(10,203m)、マウナロアは、体積世界一(75千立方キロ)という、二つとも、とんでもない山達とのこと。(ちなみに、富士山は1.4千立方キロなのだそうです、なんと!)
ですが、実際に眺めると、4千メートル超というイメージが湧いてこないのは、やはり、あまりの大きさのせいなのでしょうね。
写真は、マウナロアの朝焼け(ハレマウマウ火口側からの一枚) -
サドルロードを左折し、マウナロアの観測所へ向かう隘路へ入ったところで小休止。
道の両側には熔岩石がひろがり、「さあ、これから!」
が、内心は、想像以上に狭い道に、「離合大変そう!」が正直なところです。
(実はこの地点で、既に標高2,000m。富士山5合目ほどの高さなのです。) -
車1台が通れる道幅しか無い道路というだけなら、それほど嫌ではないのですが、角張った熔岩石が道路脇まで迫り、路肩もほんの僅かというところが多いのです。
更に、道路と路肩の段差が大きくて、下手にタイヤを路肩に落とすと大変なことになりそう。
もちろん、ヘッドライト点灯です。 -
離合する場所を、しっかり選ばないといけないのに、道路は上下左右に曲がりくねり、前方の車両確認すら厳しい道路なのです。
岩陰を進んでくる対向車の姿の一部を探すべく、見えない前方に目を配りながら、併せて見える範囲の道路と路肩の段差を含む状況を常に確認する、本当に疲れる運転でした。 -
離合せざるを得なかったのは、結局、往路で2台、復路で1台。
みんな「離合の大変さ」が頭にあるようで、互いに譲り合いの精神。
それでも1度、本来回避すべき右の路肩にタイヤを落とすべきところ、段差が大きすぎて、元の道に戻すことが出来ないとしか思えない離合がありました。
とっさにどうしたかというと、左のウインカーを出し、多少なりとも段差の小さな左側の路肩に私が逃げることで、なんとか離合したのです。
このときは、先方が4WDの大きなタイヤを履いた車だったので、段差の大きい方をお願いしたいという苦肉の策のウィンカーに、どうやら、先方がこの道に馴れていたこともあってか、この趣旨を理解し、笑顔で手を振りながらの離合が出来たのでした。(ひょっとすると、観測所の方々だったかも…)
もしも、馴れない、セダン同士の離合だったらと思うと、ぞっとします。 -
Google Earthで、事前に見つけておいた休憩スペースです。
(写真、道路の手前側)
最終の駐車スペースは、マウナロア観測所下の標高3,300m付近となります。
そこからトレッキングが始まるのですが、一方で、高度障害を防ぐために、途中で1時間ばかり休憩する必要があります。
昨年のマウナケアだと、オニヅカビジターセンター(2,800m)での1時間休憩がこれなのですが、マウナロアは曲がりくねった細い一本道なので、車を停車させるスペースが見当たらなかったのです。
一気に上がるという危険を冒すわけにもいかず、通行の邪魔にならないスペースをGoogle Earthを利用して探しておいたのです。 -
見つけておいた休憩スペースの標高は、2,550m近く。
実際に走行してみても、ここ以外に適当な駐車スペースはありませんでした。 -
その場所は、アンテナ設備の近く、
-
走ってきた道路が右に大きく折れ、電柱や電線と並行して走るようになるところの、進行方向左側(アンテナ設備側)でした。
(駐車している場所は、広くないとは言え、十分、車2台を停めることが出来ます。 そこから前方に続く道幅を見て頂くと、アメリカにしては狭い道路であることがわかると思います。 でも考えてみると、標高3,300〜3,400mという場所まで道路ををつけ、観測所を設けるって、すごいことですよね。しかもそれを、維持し続けているのですから。) -
2,550m程度とはいえ、軽食用クラッカーのパッケージは、パンパカリンに膨らんでいます。
こまめな水分補給は終始必要ですが、身体を少しでも順応させるための1時間休憩は、やはり必須です。 -
昼食は、リンゴやバナナのフルーツ、パン等々。
それから、昨日『ヒロ大神宮』で頂戴した甘めのクッキーも、高山病が軽く済みますようにとの祈りを込め、併せて頂きました。
おかげさまで、高山病の症状はまったくありませんでした。(症状を感じている余裕もなかったのかもしれませんが。) -
雲の上、僅かに頭を出しているが、お向かいのマウナケア。
ここからだと、谷底のようにすら見えるサドルロードが、実は標高2,000mを走っていることもあって、富士山よりも高い、4,000m超えの山には見えないですよね。
食事をとりながら、のんびりと周囲の景色を眺めます。
ここで、マウナロアへ登る際に重要となる情報のひとつ、トイレ事情です。
ここまでの様子から想像できる通り、「トイレはありません。」
少なくともサドルロード側からのルートには、「トイレは見当たりませんでした。」
途中にインフォメーションセンター等も見当たら無いことから、念のため、簡易トイレセットを持参したのですが、これも正解でした。
高山病に備え、こまめな水分補給を継続するには、この簡易トイレセット、重要です。そして、このトイレが無いというのも、ツアーが存在しない理由のひとつなのかもしれません。 -
1時間の休憩を終え、観測所下の駐車場へ向けて出発です。
徐々に雲が増えるだけでなく、その色も白から灰色、そして黒っぽく変わってきているのが気がかりではありますが… -
マウナロア観測所の下に到着です。
何しろ、最終駐車場のスペースが数台分しかないことから、焦る気持ちをおさえつつ、満車で無いことを祈りながら、ゆっくり車を走らせます。
道路左手に観測所の見え隠れが続いた後、空っぽの駐車場が現れました。(ほっ) -
「PUBLIC PARKING」の看板が立っています。
私達が着いたときには空っぽだった駐車場。
途中で1台やってきましたが、トレッキングに出かけるでもなく、ちょっと熔岩石の合い間で(トイレ?)休憩をしたら、さっさと引き返していったのでした。 -
観測所へ登る道路は、フェンスが閉められていました。
(少しぼやっとしていますが、参考まで、GPSで撮った写真です。
軌跡のトレースも可能ですが、分岐点等で写真を撮っておくと、トレッキング中の不安を軽減することに役立ちます。) -
駐車スペースからトレッキングを始めたところにある掲示。
-
マウナケア山頂まで、片道6マイル(およそ10km)の案内。
事前にいろいろ調べてみて、おおよそわかっていたことは、
1)観測所の少し上からは国立公園エリア。(なので、別の規制があるかもしれない。)
2)観測所下の駐車場から山頂までは、片道およそ6マイル、往復10時間のトレッキング。
3)全体を通して、山小屋以外にトイレは見当たらない。
(サドルロード側から観測所下の駐車場までの間には、もちろん山小屋も無い。)
私達の場合、自分たちだけで山道をドライブしての日帰りトレッキング。
駐車場から10時間かけて山頂を極めると、往路もしくは復路の暗闇ドライブを避けることができません。
(高山病対策の1時間休憩を含めると、サドルロードからの必要時間は14時間以上)ということで、次の三つを心に決めて、装備・計画を始めたのでした。
①山頂は狙わないし、狙えない。
②体調・天気と相談し、無理を重ねない。
③天気悪化の気配を感じたら、さっさと下山する。 -
いよいよ、楽しみにしていたトレッキングの始まりです。
ご参考まで、持参装備を挙げておきます。
帽子、ヘッドライト、レインウェア上下、トレッキングタイツ、トレッキングパンツ、防寒着(800フィルダウン・オーバーパンツ)、トレッキングポール、スパッツ(ショート:熔岩石破片対策)、小型バックパック、ハイドレーションシステム、グローブ、キャラバンシューズ(ミドルカット)、GPS、携帯トイレ、塩飴他食料少々など。
山頂を狙ず、トレッキング出発点となる観測所下の駐車スペースで、気象状況を感じながら、必要に応じた装備を車から引っ張り出して装備するだけなので、全てを背負って上がらなくちゃいけないトレッキングに比べると、それでも随分楽チンです。 -
風は強いものの、昼下がりということもあってか、寒さは感じません。
が、何となく雲の破片が、風に乗って運ばれてきているのが気がかり。
トレッキング自体を中止したものかどうか迷いましたが、「ちょっとだけでもトレッキング。」ということで、ダウンとオーバーパンツは取り止め、軽装でそそくさと出発です。
駐車場から下ったり上ったりしながら続くトレッキングロードは、少しは踏み均されているものの、大小ゴロゴロの溶岩ばかりで、歩きやすくはありません。
熔岩石の破片の侵入を防ぐために装着したショートスパッツが、期待以上の効果をあげているように感じました。
ところが、標高3,400mを過ぎたあたりで、ポツンと冷たいものが。
いつの間にか、白っぽいモノが灰色へと変わり、強かった陽射しも薄雲越しになってきました。
この高度では、駆けるのも辛いし、雲や霧にまかれた道路を運転するのは、もっと怖い。
ということで、トレッキングは1kmばかり進んだところで中止。
残念ながら、観測所下の駐車場まで戻り、下山を急ぐことにしました。 -
そして、着替えと装備の片付けを終え、車を走らせ始めたところで、ワイパーが活躍開始。
こんな状態での対向車は嫌だと思っていると、幸運にも、思いのほか路肩の広い部分で離合。
あとは、3600ccのエンジンブレーキを嘲笑うような下り坂。
アップダウンを繰り返しながら、ローギアを選択しているにもかかわらず、いつの間にか、時速30〜40マイル(制限時速は20マイル)に達してしまう隘路。
登りの際には、前方の確認が精いっぱいで、急坂であることを実感できていなかったことを再認識しながら、なんとか無事に、サドルロードまで辿り着いたのでした。
もう一度トライしたい気持ち、ゼロではなかったのですが、見通しの効かない細い道での疲労を考え、再度のチャレンジはやめて、のんびりを楽しむことにしたのでした。
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