スペイン　アンダルシア旅行（２）　トレド編

2014/12/29 - 2015/01/12

スペインで過ごす1日目。まずはマドリードの主要観光地を見物したいところだけど、日程の都合でトレドへ。

トレドは世界遺産の街だけあり美しい街だった。でも一番印象に残っているのは街の中の景色ではなく、城壁の外側からトレドの街を見た景色。特徴的な良い眺めだった。

　12/29　 　出発
☆12/30　 　トレド
　12/31〜 1/ 1　マドリッド
　 1/ 2〜 1/ 3　コルドバ
　 1/ 4〜 1/ 5　セビーリャ
　 1/ 6〜 1/ 8　グラナダ
　 1/ 9〜 1/10　マドリッド
　 1/11〜 1/12　帰国

エリア トレド(スペイン)

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

12/30　旅行2日目

ホテルで朝食。旅行中5箇所のホテルに泊まったけど、レジーナホテルの朝食が一番良かった。種類が多いし、野菜が充実してるのが嬉しい。

まずは地下鉄のソル駅にやって来た。地下鉄でアトーチャ駅まで行き、そこでレンフェに乗り換えてトレドに向かう。

それにしても綺麗な街だね。地下鉄の入口を撮っただけで絵になる。これがヨーロッパの魅力というやつか…。

地下鉄は本数も多いし路線も充実してるので使いやすい。マドリード滞在中に何度も乗った。

メトロブスと言う10回券を買って家族で使おうとしたのだけど、使い方が分からない。ガイドブックによると複数人でも使えるはずなんだけど…。係員に聞いたら、まず一人が普通に中に入って、中から後ろの人にチケットを渡せと言われた。う〜ん、そんなアナログな方法だったとは。

アトーチャ駅でレンフェに乗換。新幹線みたいな形の電車に乗る。

旅行で利用するレンフェのチケットは、全て出発前にネットで予約してきたのだけど、これが大正解！利用した電車はどれも満席だった。

30分でトレド到着。駅舎からして美しい。

ステンドグラスまである。ガイドには何も書かれてないし、特に有名という訳ではなさそうなのに。

トレド駅外観

外から見ても立派な建物だな。ヨーロッパによく来る方はこれくらい普通なのかもしれないけど、ヨーロッパ初心者の僕にとってはすごく立派に見える。

駅前にはバスが止まってた。多分これで街の中心まで行けるけど、時間があるからのんびり歩くことにする。歩いても30分はかからないみたい。

20分歩いたら城壁が見えてきた。あれが世界遺産の街か。さすがに良い雰囲気だね。

近くからもう1枚

サン・マルティン橋の近くからも1枚

城壁の外からの写真ばっかりしつこいと思われそうだけど、この辺からの景色が一番印象に残ってるんだよね。教会なんかは何ヵ所も見てると記憶が混ざってくるけど、城壁に囲まれたこの景色はトレドだけ！

少し迷ったけどソコドベール広場に到着。

ソコトレンに乗って街を一周する。街中を巡った後、タホ川の南の高台まで連れて行ってくれるらしい。

ソコトレンには無料のオーディオガイドがあって、日本語もあるので僕でも安心！だけど説明聞くのめんどくさい…。「考えるんじゃない。感じるんだ！」という訳で、ガイドを聞くのはすぐ辞めた。

タホ川南の高台からからは街が一望できる。綺麗だな〜。

バカと煙は何とやらと言いますが、僕は高い所大好きです。特に旅行中は。

ソコドベール広場まで戻ったら、お土産屋に寄りながらカテドラルに向かう。

ありがちなマグネットのお土産

トレドは象嵌細工が有名らしく、金属細工のお土産屋さんがたくさんあった。

ピカピカした置物。値段見てないけどいくらだったのかな？

剣が売られてた。これ買う人いるの？

陶器のお店

陶器も有名なの？綺麗だから買いたいところだけど、絶対邪魔になるので断念。

ハム屋だ！どでかいハムが、天井から所狭しとぶら下がっている。これ全部イベリコ豚なの？

一度で良いから塊のまま噛付きたい（笑）。

カテドラル到着。大きくて立派な建物だ。

写真左下に見えているのは、屋外スケートリンクの屋根。スケートリンクを設置するのは良いけれど…、写真撮るのに邪魔なんだよ！他でやってくれ！

広いな〜。

でっかいパイプオルガン

聖歌隊席

綺麗だね。

内陣

でっかいな〜。迫力あるな〜。ピカピカしてんな〜。

カテドラル近くの「パレンシア・デ・ララ」というレストランで昼ごはんにする。地球の歩き方によると、州の料理コンテストで優勝した実力をもつ、エレガントな人気レストランらしい。

来るまで知らなかったけど、スペインはサングリアが有名らしいね。実際サングリアはどこのお店にもあった。元のワインも違うし、果物は各店で漬けてるから店によって味が全然違う。どの店のサングリアも美味しかったけど、このレストランのサングリアはまろやかで一番美味しかった。さすが、州の料理コンクールに優勝するだけはある。

まずはスープ。美味しかった…かもしれない。半年も放置してる間に忘れてしまったよ…。メモにも何も書いてないから多分普通だったのだと思う。

キノコソテー。おいちい。

お店の人によると野ウズラはトレドの名物らしい。名物と聞いたら頼まずにはいられない僕は、当然オーダー。

で、期待のその味は…、骨が多すぎて食べにくい！骨ばっかりであまり食べた気がしなかった。ちなみに味は鶏と変わらない。

さて、お腹が膨れた所で散策の続きでもするか。と、言ってもカテドラルはもう見たし、後は教会巡りをするだけかな。

近くの教会から順に行くよ。まずはサント・トメ教会。

特徴は…、何でしょうね？旅行記書くまでに半年たったから忘れたとかではなく、正直その日の夜には他の教会と区別がつかなくなってた（笑）。

エル・グレコ・博物館

エル・グレコが住んでいた家だと「思い込んだ」金持ちが、エル・グレコが生きた時代の家具を揃え、「想像上」のエル・グレコの家風にした建物。

…、つまりこの建物はエル・グレコと無関係ってことだよね？

綺麗な中庭があるけれど、別にエル・グレコが住んだ家ではない。

家はエル・グレコと無関係だけど、絵はちゃんとエル・グレコの物がある。写真の「トレドの景観と地図」と言う絵は、タイトルの通りトレドを描いた作品。「おっ、これがカテドラルだな！」とか分かるのかと思ったけど、全然分からない。

サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会

モスクが改修されてユダヤ教会になったらしい。でもこの教会、見た目はほとんどモスクのままだ。

正面上部に十字架があるのが、ほとんど唯一のキリスト要素か？

サン・ファン・デ・ロス・レイエス教会

サント・トメ教会との違い？名前ですかね（笑）。

さて、そろそろ予約してたレンフェの時間だから駅に戻らないとね。トレドはもう見尽くしたと思うけど、何かやり残したことは…

あ、マジパン！

マジパンと言うアーモンド菓子が有名らしい。写真のお店でマジパン購入。

で、マジパンの味だけど、きなこみたいな味だった。不味くないけど、甘さが強いから1個で十分。

電車の時間までバールでコーヒー飲んで時間つぶし。コーヒー飲みながらもハムが気になる（笑）。

トレドからは行きと同じくレンフェと地下鉄で帰ってきた。で、写真の場所はマドリードの地下鉄オペラ駅近くにあるパエリア専門店「ラ・パエリャ・レアル」の前。

スペイン料理と言ったらパエリア！最初のパエリアは美味しいやつが良い！と言うことで、マドリードまで戻って来たその足でここまで来たのだ。

でかい鍋で運ばれてきたパエリア。美味そう。

が、なんと美味しくなかった。なんか油っぽいし…。しばらくパエリアは要らないかな…。

帰りにプエルタ・デル・ソルを通った時、マドリッド自治政府庁の建物がプロジェクトマッピングでカラフルになっていた。初めプロジェクトマッピングだと気付かずに、「こんな派手な建物あったかな？」とか思ってしまった（笑）。


「スペイン　アンダルシア旅行（３）　マドリード編１．マドリードで年越し」に続く。
http://4travel.jp/travelogue/11001690