2015/01/18 - 2015/01/19
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Dwind_999さん
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日本を出て70日目、インド亜大陸最南端のカニャークマリにやってきました。
ガイドブックによるとカニャークマリは、「太陽が海から昇り、海に沈むインド唯一の場所。アラビア海、インド洋、そしてベンガル湾、3つの海がここでひとつに合する。ヒンドゥー教徒はここを聖地とし・・・・・」とあります。
ヒンドゥー教徒たちはこの場所をたいそう有り難がって、大挙してやってきては沐浴したり太陽を拝んだりします。
太陽はどこから昇ってもどこから見ても同じ太陽、3つの海が交わるといっても所詮はただの海の水、と言ってしまえばそれまで、ヒンドゥー教徒の人たちから石を投げられそうですが、ここではそんな聖地の賑わいに触れてみました。
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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1月18日(日)、9時発と聞いていたカニャークマリ行きのバス。
9時45分頃になってようやくコヴァーラムビーチのバススタンドにバスがやって来ました。 -
かなりのオンボロバスですね。
10時頃になってバスは出発。
運賃はRs80(160円)。最初は少なかった乗客も途中からだんだん増えてきました。 -
出発して3時間、カニャークマリ近くのバススタンドに停まりました。
たくさんの人がバスを待っていましたが、とてもバスには入りきれず、押し合いへし合いしながらなんとしてでも乗り込もうとする人たちを振り切って、多くの人を積み残したままバスは出発。 -
ぎゅうぎゅうづめのバスの中。
インドの人たちも、バス乗車は体力勝負。
始発からの乗車で良かった。 -
コヴァーラムビーチから約3時間半かけて、13時半にカニャークマリのメイン・ロードの南端付近に到着。バスを降りて、東方向の海の方へ少し歩いた所に宿がありました。
Agodaから予約した[The Gopinivas Grand Hotel]。A/C付きのSuperior Roomはホテル税12.5%、サービス料7.4%を加えて\6830。ビジネスホテル風の狭い部屋にしては割高です。しかも、トイレットペーパーなし、ホットシャワーもお湯とは言えないしろもの。
WiFi利用は、これまた蚊が飛び回るレセプション前だけ。 -
ホテルを出て、まずは気になっていたこの後の鉄道移動の件。その確認のためにカニャークマリ駅へ向かいました。
メイン・ロードを歩いていて見かけた、仰向けになり足をおっぴろげて眠るワンちゃん。
猫を見た記憶はあまりないけど、ノラ犬はやたらに多いインド。人通りの多い通りでも平気で道の真ん中に横になっていたりします。
小さなことは気にしない、明日のことは考えない(明日のことを心配する犬はいないでしょうけど)、ノープロブレムでいかなきゃ生きていけないよ、この国は、とばかりに大胆不敵な寝姿をさらす犬。
インドの犬はカオスな世界にもう慣れっこになっているのかもしれません。 -
宿からメイン・ロードを北に歩いて途中から左に入るとカニャークマリ駅がありました。宿から1kmちょっと。
正面に見える小ぎれいな建物が駅で、少し手前の道路脇の樹の下に陣取っている一団がいました。薪で火を焚き、鍋をかけて何やら煮炊きしていましたが、宿に泊まる余裕のない、グループでやってきた聖地巡礼の人たちがここで野宿をするのでしょう。しかしこれはこれで同郷の仲間たちと過ごす、アウトドアな楽しみの一つになっているのかもしれません。
ところで私は、駅の切符売り場でしばらく並んだあと、ナーガルコイルまでの列車チケットを買おうとしましたが、ナーガルコイルまでは近いので前売り券はなく当日買えばよい、とのことでした。 -
駅から戻ってくると、滞在ホテル近くで見かけた狭い入口の地下にあるBAR「ROCK SPOT」に入りました。
ちょっとしたつまみ付きのRs190(380円)のビールを注文。
客が2、3人しかいない薄暗い地下室の酒場で飲む酒は、気分爽快というわけにはいきませんが、歩いて汗をかいた後の冷たいビールだけに、その喉越しの快感は体内の細胞たちが喜ぶかのようです。 -
エアコンの効いたBARでビールを堪能したあとの16時過ぎ、すぐ近くにある、女神クマリを祀る「クマリ・アンマン寺院」が正面の突き当りに見える、いわば参道のような[Sannathi St]にやってきました。
通りの両脇には土産物屋、雑貨、服飾を商う店が並び、その合間に巡礼者目当ての食堂やレストランがあります。 -
[Sannathi St]の途中から左の海の方へ向かいます。
さすが聖地、多くの人でごった返しています。 -
船着き場にやってきました。
この少し右手の方から、前方に見える観光名所となっている「ヴィヴェーカーナンダ岩」に渡るボートが出ているようですが、ボートチケットを買うのは大変そうだな。 -
インドの宗教家でヨーガ指導者のヴィヴェーカーナンダにちなんだ「ヴィヴェーカーナンダ岩」に彼の記念堂(Vivekananda Rock Memorial)が建てられています。
1892年にヴィヴェーカーナンダはこの海を泳いで渡り、あの岩の上で3日間の瞑想をしたとか。 -
「ヴィヴェーカーナンダ岩」の右横にある、高さ40.5mの「ティルヴァッルヴァル像」。
ティルヴァッルヴァルは5世紀から6世紀に活躍した詩人・思想家とのこと。 -
それにしても「クマリ・アンマン寺院」への通りはものすごい人出。
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「クマリ・アンマン寺院」前に延びる[Sannathi St]にあった店の前で何やら揚げていたので、一つ食べてみました。
何だかよくわからないけど、揚げたてなのでまあ食べられましたが美味しいというほどではなかったな。 -
揚げ物の横にある店には、聖地巡礼にやってきた人たちが休憩していました。
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[Sannathi St]の二つ西にあるビーチ・ロードを海の方で歩いて行きました。
正面右手の白と青の建物は、ガンジーの遺灰の一部が海に流されるまで一時保管されていた「ガンジー記念堂」。 -
ここでは、はだしで歩いている人や、上はだかで歩いている人を普通に多く目にします。
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さらに海の方へ下っていきます。
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海岸そばの砂地の広場に出てきました。
時刻は17時過ぎ、サンセットを見るために多くの人が集まってきているようです。 -
そして、その人出を当て込んだ食べ物屋台もこれからが稼ぎ時。
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外国人観光客もちらほら見かけますが(中高年の日本人団体観光客もいました)、もう圧倒的にインド人ばかり。
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この写真の正面は東方向ですが、もうあちこちに座り込んだりして聖地での日没を待っています。
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西日を受ける海岸で、海水に浸かって沐浴する人たちも。
海の水も、この場所では彼らにとって聖なる水。 -
17時40分、いよいよ太陽が海の水平線に近づいてきました。
<コモリン岬の日没①>
https://www.youtube.com/watch?v=qHJTol_A4G4 -
海の聖地、カニャークマリ。
ヒンドゥー教徒の人たちが有難がる神聖な日没の時がやってきました。
※カメラ内部へのゴミ侵入で、ズームアップすると黒い斑点が写ります。
<コモリン岬の日没②>
https://www.youtube.com/watch?v=GvbY9FePABw -
18時10分、明日への再生を約束してアラビア海に没していく太陽を見送るヒンドゥー教徒の人たち。
いやー、それにしても風が強いです、この岬は。 -
インド洋に浮かぶ二つの小島、インド亜大陸最南端のコモリン岬から見る「ティルヴァッルヴァル像」はなかなか絵になります。
三つの海が交わるこの岬、とにかく風が強い。
<Cape Comorin>
https://www.youtube.com/watch?v=sITVWyurg_E -
海に沈む太陽を拝んで満足したヒンドゥー教徒たち、何かおみやげでも買っていこうかしら、と参道脇の商店に群がる人たち。
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雑貨屋も稼ぎ時。
南インドで見かける赤いバナナが吊り下げられていました。
食してないのでどんな味か知りませんが、一度食べてみればよかったな。 -
聖地、カニャークマリの朝は早い。
ホテルでも5時前からざわつき始めます。
3つの海が交わり、日の出と日の入りを見ることができるカニャークマリ(コモリン岬)では、「クマリ・アンマン寺院」への参拝とともに、サンライズとサンセットを拝むのを目的にやってくる人たちばかり。
朝日を見逃してはここに来た意味がないとばかりに、みな早起きしてサンライズを見るために暗いうちから海岸へ向かいます。
私も5時半に宿を出て海岸にやってきたところ、すでに多くの人たちが陣取っていました。 -
6時10分、日の出はまだまだです。
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6時25分、荒波が打ち寄せる海岸もだいぶ明るくなってきて遠くの空も少し赤みを帯びてきました。
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日の出を待つ間の時間を、それぞれに楽しむヒンドゥー教徒の人たち。
聖地巡礼やサンライズ見学も、彼らにとっては数少ない娯楽の一つなのかもしれませんね。 -
海岸そばの広いスペースには、服飾やバッグ類を売る青空市場が出現していて、日の出を拝む有難さよりも、財布のひもが緩んでくれる方がもっと有難いたいと願う商売人たちが懸命の売り込みをしていました。
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7時頃になってようやく、靄のかかっていた水平線の上の方に太陽が姿を現しました。
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東のベンガル湾から昇ってくる太陽。
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7時15分頃の少し霞んで見える朝日。
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サンライズを見終えて、「クマリ・アンマン寺院」の横を抜け[Sannathi St]を宿の方へ戻って行きます。
「ヴィヴェーカーナンダ岩」へのボート運行は午前8時からですが、もうすでに多くの人がボートのチケットを求めて並んでいました。 -
振り返って見た、ボートチケットを求める人たちの長蛇の列。
すさまじい混みようですね。
時間をずらせば待ち時間もいくらかは少なくなるかもしれませんが、このありさまを見て恐れをなした私の「ヴィヴェーカーナンダ岩」行きのボートはあえなく撃沈。 -
朝食付きの[The Gopinivas Grand Hotel]。
前日に[Room Service Executive]と名札を付けたルームサービスの責任者が部屋まで来て、朝食は何がいいか、何時にするかと聞いてきました。
トーストは何枚いるか、卵はどう料理するかなどと聞かれ、彼はそれをメモしていましたが、いちいち各部屋を回って注文取るのも面倒だろうな。
このホテルでは各自の部屋で朝食を取るルームサービスになっており、トースト4枚にジャム&バターとマサラ・オムレツにコーヒーをいただきました。
気持ちの悪いほど濃い黄色の安物マーガリンで、高級ホテルにでも行かないと本物のバターなんてお目にかかれませんね -
南インドで時どき見かける黒服の民族衣装を着たどこかの宗派の人たち、ヒンドゥー教の一団ではあるんでしょうが、このカニャークマリでも多く見かけました。
裸足で上はだかという格好で歩いている彼ら、男性は上半身裸になって参拝するという決まりがある「クマリ・アンマン寺院」に行った帰りかもしれませんが。
上半身裸になるのが面倒くさいこともあって、私は結局「クマリ・アンマン寺院」にも入らずじまい。
このカニャークマリでは、「ヴィヴェーカーナンダ岩」にも行かなかったし「ガンジー記念堂」にも入らなかったし、ただぶらぶら歩いてBARでビール飲んで、夕陽と朝日を見て巡礼者たちの熱気に触れただけでした。 -
ホテル近くのちょと狭い路地には何やら人だかりが。
たぶんアレだな。 -
やっぱり。
酒好きなオヤジたちが、鉄格子の隙間から望みの酒を買っていました。 -
おお、ここにも黒服の一団が。
私もここで一杯のチャイを飲みながら一休み。 -
ガンジー記念堂前を西に延びるビーチ・ロード沿いにはみやげ物屋がズラリと並び、その所々には食堂もあって巡礼者たちの食事と休息の場になっています。
それにしても人が多い。
コモリン岬への聖地巡礼も、日本の「お伊勢参り」みたいなものなんでしょうね。 -
お昼前、さあ忙しくなるぞ、と大量の粉をこねて奮闘する食堂のオヤジさん。
傍らには燃料の薪が山積み。 -
ビーチ・ロードをさらに西へ行くと右手に大きな広場の駐車場があり、各地から巡礼者たちを乗せてきたバスが何台も停まっていました。
このビーチ・ロードを歩いているときに二人連れのインド人から声をかけられ、日本人とわかると、日本のコインは持っていないかと尋ねられました。
コレクションにしたいのだろうけど、日本のお金を欲しがる人がインドでは時どきいますね。 -
そしてお昼頃。
酒場に入ってビールを飲むことくらいしかすることのない私。 -
ビールを飲んだ後、メイン・ロード沿いにあるこの店でお昼ご飯。
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Rs140のマトンカレーとRs70のJeera Riceとかいうご飯。
Jeera RiceはJeera(クミンの種子)をギーで軽く炒めた後に炊いたご飯とのこと。
マトンカレーもライスも私の好みとしては合格点をあげられるものでした。
しかしライスの量は多かった。 -
18時過ぎに日が沈んだ後、岬にある石の東屋から見る「ティルヴァッルヴァル像」。
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今日のベンガル湾はひときわ風が強く波が荒い。
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20時頃のライトアップされた「ヴィヴェーカーナンダ岩」と「ティルヴァッルヴァル像」。
ヒンドゥー教徒の人たちが感じるであろう聖地が持つパワーも、岬に吹きつける強い風にかき消されるかのように、そのオーラは私に触れることもなく、ほろ酔い加減のおじさんには、ただいつものように旅の時が過ぎてゆくだけ。
何となく終わってしまったコモリン岬の二日間でした。 -
海岸からメイン・ロードに戻ってきて、昼にも行った「Taj Hotel」で最後の食事。
Rs40(80円)かなり安いエッグカレーとRs70(140円)のベジ・フライドライスを注文。
昼に食べたマトンカレーは美味しかったけど、このエッグカレーはいま一つ。そしてフライドライス、これまた量が多く、3分の1は残してしまいました。
さて明日は早起きしてマドゥライへ移動です。
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