2003/12/26 - 2004/01/04
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Flocons-de-neigeさん
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2003年の年末にまたしてもバレエを観にパリへ、公演の無い日を利用して、ノルマンディへの一日ミニバスツアーにも行きました。第二次大戦での上陸作戦の戦跡巡り。主なお客さんはアメリカ人で、このときもほかの参加者はみなアメリカ人でした。オペラ座のバレエは大晦日は特別公演。バレエは同じですが、幕間にはシャンパンなどが用意されます。この年はガルニエにちょっとスペシャルな装飾もほどこされて盛り上がる。なかなか充実した旅行でしたが、帰りの飛行機に乗せてもらえないというトラブルもあり帰国は一日遅れ。しょうがないのでその一日もせっかくだからとバスティーユでバレエを観るというこりない旅行でした。しかし、着くのは関空なので、そこからまた正月の帰省ラッシュの中東京へ帰るという一苦労がまっているというわけで・・・
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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成田からの便がとれなかったためか、この年は関空経由でフランスに。羽田から朝関空へ。最近こそ、羽田発の欧州行きが出ていますが、乗り継ぎでも羽田発はなかなか便利。ただ、国内線の荷物の重量制限があって、追加料金とられたりするのが難点。出発時はまあ乗り継ぎに問題ないことが多いけど、帰りが遅れると・・・
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関空でエールフランスのシャルルドゴール行きに乗り換え。エアバスA330で成田発よりは小さめの機体。
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真っ白ながらエールフランスの塗装はきれいでおしゃれ
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パリではサンラザール駅前のコンコルドサンラザールに泊まりました。その後コンコルドオペラに名前がかわり、今ではヒルトンパリオペラになっていて、タクシーの運転手に言ってもわからない人もでてきそうな。オペラ座からは少し離れてますし。
サンラザール駅前の規模の大きいクラシックホテル by Flocons-de-neigeさんヒルトン パリ オペラ ホテル
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広めのお部屋だったのでなかなか快適
サンラザール駅前の規模の大きいクラシックホテル by Flocons-de-neigeさんヒルトン パリ オペラ ホテル
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ここはちょっと狭いけどね
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ホテルのロビーは文化財にもなっている天井の高い豪華な空間です。
サンラザール駅前の規模の大きいクラシックホテル by Flocons-de-neigeさんヒルトン パリ オペラ ホテル
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パリヴィジョン社のノルマンディ、D-day戦跡ツアーは少人数のミニバスなので、ホテルに朝直接迎えに来てくれます。
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パリからの長い道を終わり、ノルマンディの中心都市のひとつカーンに到着します。連合軍の侵攻前からの爆撃やその後の戦闘で町は廃墟になりましたが、現在では大聖堂とともに町は復興しています。ここで訪れるのは平和記念館。といっても展示はノルマンディ上陸作戦に関連する戦争博物館です。
平和記念館 博物館・美術館・ギャラリー
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地階には米軍の車両が薄暗いなかに展示されています。
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天井からはイギリス軍のホーカータイフーンがつるされています。
戦闘機というより地上攻撃で有名をはせた機体です。 -
もともとは敵の爆撃機を迎え撃つための戦闘機として作られましたが、戦場に登場したころには迎え撃つドイツの爆撃機が居なくなってしまい、攻守ところをかえて地上攻撃に活用されて大活躍
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翼下には強力なロケット弾が装備されていて、4門の機関砲と併せて、地上攻撃でドイツ軍の疫病神に。白黒の縞模様は地上からの敵味方識別のため。そもそもこの時期、空を飛んでいるのはほとんど連合軍の飛行機だったので、ここまでおおげさな塗装は必要なかったんではと思いますが、パイロットたちにしてみれば、ドイツ軍に撃たれることよりは味方に誤射されるほうがはるかに怖かったかもしれません。
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続いては、いよいよノルマンディの海岸へ。
アロマンシュの町。ここには上陸後に物資を荷揚げするため、連合軍が人工の港湾設備を作りました。町と海岸を見下ろす丘にはM4戦車がモニュメントになっていました。アロンマンシュの上陸博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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上陸して浜辺を確保しても、軍隊が必要とする膨大な物資を海峡を越えて運ぶ必要があり、港湾施設の確保が欠かせませんでした。ノルマンディの東西にはシェルブール、ルアーブルなど大きな港湾都市がありましたが、いずれもドイツ軍が要塞化しており、占領に時間がかかるおそれがあり、また港湾施設も実際に占領するころには破壊されている可能性が強く、上陸したのちにすぐに使える港湾が求められていました。
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とはいってもノルマンディの海岸は遠浅の砂浜で、海岸近くでの大型船からの荷揚げが難しいため、人工の防波堤を築き、桟橋などの施設をもつ人工の港が2カ所に作りました。一カ所はアメリカ軍のオマハビーチでこちらは上陸後の悪天候ですぐに壊されてしまいました。もうひとつがイギリス軍の上陸した地域に作られたこちら、アロマンシュに設置されました。
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今でも人工港の施設は残骸になって残っています。
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遠くの海に並んでいるのが、防波堤。手前が桟橋の残骸でしょうか。
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上陸の直後から半年の間、ここの施設からの補給物資が連合軍の進軍を支えました。
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町はいまは静けさを取り戻しています。
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さて、お昼はLa Ferme de la Ranconniereというホテルのレストランで食事です。
フェルメ デ ラ ラソニエル オ マノワ デ マサン ホテル
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料理の内容とかよく覚えていませんが、ワインなどの飲み物もツアー料金に込みだったので、面倒くさくなくてよかったです。
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つづいてはドイツの海岸砲のトーチカが残るラングシュルメールへ
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修復もされているのか、かなり保存状態がよく、15cm砲も残されています。
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人と比べると大きさがわかるでしょうか。
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爆撃や戦艦からの砲撃に対処するため、特に天井が分厚いコンクリートでできています。
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砲台の内陸にはバイユーの町があります。ノルマンディで一番最初に連合軍が占領する大きな町です。
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砲尾の部分。比較的よく保存されてますね。
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コレヴィル・シュル・メールにある9386名の兵士が眠るアメリカ兵共同墓地自由見学。真ん中の青いミニバスが私たちの乗ってきた車。ガイドさんは女性のドライバーでした。
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プライベートライアンで象徴的に使われた米国旗
ノルマンディ米軍戦没者墓地 史跡・遺跡
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戦勝国らしく立派なモニュメント
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数多く立ち並ぶ十字架やダビデの星の墓標
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墓地は海岸の段丘上にあって、そこから海岸に降りていくことができます。
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オマハビーチの海岸。波も静か。遠浅だからですかね。上陸は干潮のときに行われたので、長い浜を銃火にさらされながら進むことになりました。
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当時は大量の地雷や障害物が設置されていました。
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遠浅の海岸で波はおだやか。
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オマハビーチの西にあるオック岬の戦跡公園です。ここは上陸する海岸を見渡す位置にあって、ドイツ軍の砲台が置かれたため、米軍のレンジャーが険しい崖を登って占領しました。映画「史上最大の作戦」では実際にこの場所で撮影された場面があります。
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激しい空襲や戦艦の砲撃を受けて、地表はクレーターだらけです。今は草に覆われていますが、穴はそのまま。
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一人用のたこつぼ陣地ですかね。
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移動するために塹壕が掘られています。
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岬の先端部分は監視用のトーチカがありその上にモニュメントが建っていますが、今は立ち入り禁止に。わざわざぐるぐる巻きの有刺鉄線で区切っているのは当時の雰囲気を出してるんでしょうね。
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守備部隊が移動するための塹壕もコンクリート製のしっかりしたもの
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砲撃、爆撃で激しく損傷していますが、それでも原型はとどめていて、強固なコンクリート製なのがわかります
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今は嘘のように穏やかな海。
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いたるところに砲撃、爆撃によるクレーターが残っています。
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草が生い茂っていますが、クレーターはそのまま。現在はアメリカの財団が管理をしているようです。
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ノルマンディのツアーは1日がかりでパリには夜に帰着。
その後は昼間はパリ市内で観光です。
大美術館が居並ぶパリでは比較的小規模なジャックマール・アンドレ美術館。国立の各美術館がお休みの日にもやっていたりしますので、スケジュールにより行かれてもいいかも。建物、展示ともなかなかすばらしいもの。ジャックマール アンドレ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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サンラザール国鉄駅前の地下鉄の出口が改装されてガラス張りのドームに。周囲はまだ工事中のところがいっぱい。
サン ラザール駅 駅
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駅からノルマンディ方面に行く列車。ここは今でもTGVが乗り入れていないので昔の駅の雰囲気があります。乗り心地は大型の客車列車のほうがいいんだけどね。
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真ん中にそびえる尖塔がサントシャペル。寒い外で延々と並んで待たされます。入る人数をコントロールしているという面とあと、手荷物のセキュリティ検査に時間がかかる。ほぼ1時間寒空の下で待ちました。元気じゃないと無理だね。
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冬でも晴れていれば日がさしこみステンドグラスが美しい。
サントシャペル 寺院・教会
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同じシテ島のコンシェルジェリーへ。フランス革命のときには政治犯の監獄に使われました。
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一番有名な囚人、マリーアントワネットの収監されていた様子を再現した人形野展示。ついたてはあるものの常に監視されていたようです。
コンシェルジュリー 城・宮殿
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夫や子供を切り離されてお一人で。
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サンシュルピス協会は外部の修繕中
サン シュルピス教会 寺院・教会
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サンジェルマンデプレ協会と周囲のイルミネーション、この当時は電球だったみたいですね。
サン ジェルマン デ プレ教会 寺院・教会
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フランスからニューヨークに贈られた自由の女神のトーチ部分の実物大のモニュメントで、アルマ橋の近くにありますが、今ではすっかり近くのトンネルで事故にあい亡くなったダイアナ元英国皇太子妃への追悼する場所になっています。
アルマ広場 広場・公園
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ダイアナ妃の写真などがたくさん置かれてます。
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冬のパリはこんな日が多いです。どんより寒くてじめっとして。屋内はセントラルヒーティングで暖かいのですが
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オペラ・ガルニエでバレエを見ました。
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本日の演目は
「spectacle de ballets George Balanchine Jerome Robbins」
George BalanchineのConcerto Barocco、Tchaikovski - Pas de deux、Serenade
Jerome RobbinsのAfternoon of a faunの4つの演目のプログラムオペラガルニエ 劇場・ホール・ショー
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Concerto Baroccoは、Laetitia Pujol, Myriam Kamionka, Laurent Hilaire
Tchaikovski - Pas de deuxは、Aurelie Dupont, Manuel Legris
Serenadeは、Agnes Letestu, Melanie Hurel, Stephanie Romberg, Jean-Guillaume Bart
Jerome RobbinsのAfternoon of a faunは、Jeliette Gernez, Herve Moreau
今は引退したエトワールから、それからエトワールになった人など -
大晦日の公演はみんなフォーマルな出で立ち。ちょっと入りづらい感じですけど。
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大階段のそこここに飾られた雪をかぶったパームツリーがなかなかすてき。
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神戸の某イルミネーションと同じ人の手によるギャラリーラファイエットのイルミネーション。満艦飾だね。これくらい明るいとフィルムカメラの手持ちでもそれなりに映ります。
ギャラリー ラファイエット百貨店 (パリ オスマン本店) 百貨店・デパート
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こちらはライバルのプランタンデパートの電飾。負けてないくらいにきらきら
プランタン オスマン本店 百貨店・デパート
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1月2日に帰国のはずでしたが、空港の受付カウンターが混雑。搭乗まで時間があまりないので、カウンターの係員に言うと、お待ちくださいと言われてそのまま放置されて・・・今更蒸し返すのもあれなんですが、結論から言うとその日の予約した便には載せてもらえず、さんざんもめたあげく翌日の便に振り替えに。(おとなしく聞いていると追加の料金まで払わせられそうな勢い)
オペラ バスティーユ 劇場・ホール・ショー
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シャルルドゴール空港のシェラトン。映画、ファムファタールのロケにも使われたホテル。ちょっとどきどきします。自腹でここに一泊することになりました。せっかくなのでというのもあれですが、この日も夜はパリ市内に行ってもういっかいバスティーユのオペラ座でバレエ「イワン雷帝」を観ました。市内から空港ホテルへの帰りのRER B線はちょっと怖かったけど。(いろいろあるのでお勧めしません)
シェラトン パリ シャルル ド ゴール空港ホテル ホテル
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シェラトンの客室からは空港がよく見えます。
なにやら寂しげ。飛行機乗りたかったね。
トラブルは続くもので翌日出発間際に、電子式のセキュリティボックスが解錠しなくなり、ホテルの係員を呼んで、結構な手間に。お正月で業者がお休みだったりで大変でしたが、不思議となんとかなるのがフランスで、最後は開けてももらえましたが。航空券とかわざわざ入れてたから、また帰れなくなるところでした。シェラトン パリ シャルル ド ゴール空港ホテル ホテル
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ようやくターミナル2Fに、ここから関空に飛び、年始のこととて、関空から羽田行きの便は満席だから、新大阪まで行って、新幹線の自由席でようやく帰宅。書けばこれだけのことですけど、帰省ラッシュはテレビで観るもんだね。1日余裕を見た日程だったので仕事始めには間に合いました。
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ヒルトン パリ オペラ
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