のんびりぶらり、10年ぶりの高山町歩き

2015/04/04 - 2015/04/05

結婚して1人目の子がおなかにいるときに、国内の近場小旅行にということで、ちょうど10年前の早い春に訪れた高山。
本陣平野屋別館に泊まりました。
そして、結婚して10年目、私の誕生日に旦那が高山旅行を再度企画してくれました。
宿は少しグレードアップして、本陣平野屋花兆庵ジュニアスイート♪

変わらない懐かしいcafeのクレープの味、古い町並みにある素敵な小物屋さん、家族4人でぶらぶらのんびり、楽しい旅行になりました〜。

エリア 飛騨高山・古川(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

家から車で走ること3時間ほど。近畿は全般雨というあいにくの天気を覚悟して、高山に来てみれば、この快晴っぷり！

本日のお宿は平野屋花兆庵

お昼前についたのですが、ちょうど噂のお雛飾りを片付けてはるところでした。
見たかったなぁ〜。

とにかく、車と荷物を預けて、町歩きへ出かけることに。

国内でこんなゴージャスなお宿に泊まることはないので、子どもたちも若干興奮してテンション上がっております。
もちろん、私も・・・♪

さ、お部屋も楽しみですが、まずは町歩きへレッツゴー。

ホテルを出て陣屋の方へ歩いていくと、さっそく飛騨牛にぎりとビールのセットの看板にふらふらと。

いただきまーす。

こっちは団子にテンションあがっております。

日本の小京都を歩くときは、みたらし団子は欠かせませんね。

1週間後に高山の春のお祭りが行われるようで、屋台の準備が始まっていました。
絢爛豪華！

宮川沿いの朱い橋のたもとにあるお風呂屋さん。
風情ありますなぁ。

高山の古い町並みの通りの中にある、喫茶「手風琴」
10年前に訪れたときは、雪がちらつく3月の終わり、一番奥の席でストーブであったまりながら、クレープを食べました。

そして10年ぶりに訪れてみて、変わらないそのたたずまい。
さぁ、入ってみましょう。

そうそう！こんなお店だった。
素敵な町屋。

季節限定いちごミルク。

私の要望で、シロップはいれずに、牛乳と苺のみ。
なんだかほのかな甘みが最高においしいです。

10年ぶりのバタークレープ。
前回は妊娠中だったので、お酒は抜きのバターシュガーでしたが、
今回はバターリキュール味。

もちもちだけじゃなくて、カリカリもちゃんとある本格的なクレープ。
これだこれだ！この味を忘れられなくて。

旦那は、ガレット風の食事系飛騨牛の塩レモンクレープ。
こちらも少しいただいたところ、めっちゃ美味！

子どもが頼んでた苺とキャラメルもイケました。

ちょうどお昼時だったので、クレープ等喫茶メニューのみのこちらはいい感じで空いていて、念願の一番奥のお庭が見える席に座ることができました。

父と娘の憩いのひととき。

めずらしい造りですよね〜。

商店街にさしかかりました。

さるぼぼの裏に回るとこんなにオマヌケ。

鍛冶橋の足長。

にわかに掻き曇ってきました。

商店街には飛騨牛のお肉屋さんが立ち並んでいます。
どれもおしゃれで美味しそう！

山櫻神社

待ちくたびれボーイズ。

女の買い物って長いから・・・。

かわいいカバのポット。

目と鼻に注目。

さぁ、いい時間になってきたので、宿に戻りました。

花兆庵さんでは、歓迎のときに陣太鼓を鳴らしてお出迎えしてくれるのです。

娘も挑戦！

誕生日ということで、旦那が奮発してジュニアスイートに泊まらせていただきました〜♪

お部屋でしばしお茶を飲んでゆっくりしたあとは、温泉に行って、そして浴衣を選んでみました。

誕生日で、ケーキが・・・！
ろうそく消すのなんて、久しぶりだわさ。

始めの蛍烏賊からもう大満足のお味！おいしい〜！
富山から運んできているそうです。

春らしい、美しい籠盛り。

あー、美味しい。
メインの飛騨牛じゅうじゅうは動画で撮り収めておりますので、あしからず。

思い出に残る素敵な誕生日を迎えることができて、感謝です！

お部屋のジャグジーも満喫し、ぐっすり眠った翌日は、あいにくの小雨。
でも、雨の高山も風情あるだろうな♪

さぁ、朝市に行ってみましょう。

陣屋の朝市に来ました。

雨の朝市。

朝市の収穫はリンゴなり。
いろんな種類を食べ比べてみると、なるほど、味はぜんぜん違うね。
ジョナゴールドが美味しかった。

宿へ帰って荷造りへ。
ロビーはすっかりお雛様が片付いて、桜が活けてありました。

昨日は、チェックインらしきチェックインもせず、宿へ一歩入ったときから専属の仲居さんが部屋まですぐ案内してくれて、つきっきりでお部屋でお抹茶とお菓子を出してくださったので、ロビーにはほとんど行ってなかったから、あらためて写真など撮ってみた。

スタッフみなが名前を呼んでくれて、「おめでとうございます」と声をかけてくれる。

海外のホテルでは割とランクが上のところにも値段的に泊まれるので、そういうサービスがあるのは知ってるけど、国内でこういうサービスを受けるとなんだか気恥ずかしい感じがします。

ジュニアスイートって、すごい・・・。
（小市民的なつぶやきですみませんが、正直な感想です。）

帰りたくなさそうなうちの娘。
そうだよね〜。

さぁ、町歩きだけでなく、少し歴史にも触れてみようと、陣屋へ。
郡代というお代官様が住んでいた「役宅」というところですね。

お白州、年貢を納める場所、お代官様、奥様のお部屋、会議室、台所、お風呂･･･見所がたくさんありました。

騒ぐな、子どもたちよ。

これは、もしかして･･･

やっぱりアレだ・・・！
痛そう。

杮葺きをチェック中。

杮葺きとはこれです。
薄板を層状にずらしてしきつめて、こんななめらかなＲもつけられるの、すごい！

「触って木のぬくもりを感じてみてください」という張り紙に、

「わぁ〜、ほんとにあったかーい！」と娘。

うーん、私は感受性がいまいちなのか、それほどわかりませんでしたｗ

まだ梅が咲いてます。

この4月4・5日はあったかくて上着がいらないほどだったから気づかなかったけど、桜はほとんど咲いてなかったから、やっぱり寒いところなんだと思う。

お蕎麦屋のおばさんも、3日前まで庭先に雪が残ってたんよ〜って言ってた。

さるぼぼ

本陣平野屋別館のやどカフェは宮川沿いでロケーションは最高。

10年前はこちらに泊まりました。
川沿いで昔ながらの風情があるかなぁ、こっちは。

かわいい雑貨屋。

いい感じのカフェ。

夜の散歩時に目をつけてて、昼間に行ってみたんですが、すごい演歌が大音量で流れていて、笑ってしまいました。
いいなぁ、この気にしない感じ、若者に媚びない独自の「粋」な感じが風格を漂わせます。

これは食べてませんが、飛騨牛ハンバーグランチはうまかったです！

これは飛騨牛トマトカレー。美味！

いやー、しかし、ほんとに外国人のお客さんが多いです。
円安効果は高山にも。

花兆庵さんでも、社員みんなで英会話の勉強に励んでいるそう。
いいことだわ。
日本人は英語をあれだけ勉強してもまだしゃべれないって言われてるけど、そんなのこの90％以上同種族の島国では当たり前だっつーの。
でも、毎日実践できるくらいたくさん外国の方が来たら、それは絶対勉強も楽しいと思うなぁ。

肌寒い小雨の日には、やっぱりこういうものに惹かれます。

もいっちょ！

高山で一番気に入った雑貨屋さん、「咲くやこの花」と「ぴーちくぱーく」
とにかく、全てがかわいくおもしろく繊細で、コスパが高い！
たっぷり30分は粘れますなぁ。
特に咲くやこの花の方は、天井が高くて、奥にあるお庭の天地方向の開放感が、和風なんだけどエキゾチックで、なんだか不思議な空気感満載です。

こっちはぴーちくぱーく。

いろとりどりのかわいい小鳥や動物やお花に囲まれて、スチームパンクなロボットがいたり、そしてそのかわいい小物を支えてるのは、めちゃめちゃハードコアなエイリアン。
（だけどこのエイリアンは動物好きな心優しいヤツっぽいです）

この感性、ヤバイ！

タイの蛍みたいな木のオブジェ。

雨中のガラクタ市。

黒い壁にカラフルな傘が生えます。

最後にみたらし団子の食べ納め。
どんだけ好きなのか、2日間で計6回以上通ってました。

そして、帰りには行列ができるという高山の世界第3位のパン屋さん、トランブルーへ寄ってみました。

雨が幸いしたのか、ほとんど並ばずに焼きたてのクロワッサンとバゲットを入手することができました。

いろいろ買ってみたけど、美味しかったです！

調理場が狭そうで、売り場までパンの仕込みスペースがせり出して、目の前で寝かせたパンを整形して釜に入れていたのが、なんだか素敵でした。
職人の手仕事が息づいている感じで。