パラオ旅行記　その４　～ペリリュー犬～

2015/03/11 - 2015/03/18

引き続き 戦跡の島・ペリリュー島 散策中

戦車、　ゼロ戦、　そして 犬

そう、イヌ です

エリア パラオ(パラオ)

• 旅行の満足度: 5.0

ペリリュー島では こんな看板をたまに見かける

落ちている銃弾や爆弾などは危ないから触るな！

戦後７０年が経った今も　まだ戦争は終わっていないようだ

ペリリュー島の戦跡といえば
これを見逃すわけにはいかない

零式艦上戦闘機　ゼロ戦

第2次世界大戦の戦跡 史跡・遺跡

車輪の軸を出した状態からは
離陸直後か　着陸寸前で撃墜されたようだ

コクピットの中には
計器類が入っていた跡がはっきりわかる

７０年の時を経て
徐々にジャングルと一体化しているようだ

１９４４年９月１５日
米軍が上陸してきた オレンジビーチ

オレンジ・ビーチ ビーチ

今は静かな浜辺の横では

ドライバー・ジェフが 木の枝に寝転がり
絶妙なバランスで昼寝をしてた

全長１２００ｍもある ペリリュー飛行場
ここを奪うため 日米で激戦が繰り広げられたらしい

爆弾でやられたのか　穴がボコボコ開いていた

ペリリュー飛行場 史跡・遺跡

これは米軍の水陸両用戦車（上陸艇）

近づいてみると かなりデカかった

そしてこちらは 日本軍の戦車

近づいてみると・・・

米軍のそれと比べて かなり小さかった

徐々にキャタピラは地面に埋まりゆくようで
ゼロ戦のように 島の一部となっていくのだろう

柱と 一部の壁だけが残る 旧海軍司令部跡

建物の中央に進んでいくと

天井に大きな穴が開いている

米軍の投下した爆弾が直撃したらしいが

それでも建物が残っているのは
当時の日本の建築技術の高さを証明するものだと言う

日本人がいたのを表す　和式トイレ

風呂に入りながら　遠く日本を思い
唄でも歌っていたことだろう

慰問に訪れた日本人による 千羽鶴をみると
恒久平和を願ってやまない

さて　戦跡ツアーの途中だが 空腹には勝てない

昼食は お弁当だ

ちなみに パラオ語で 弁当のことは 「ＢＥＮＴＯ」 ベントー という
冗談のような 本当の話だ

すると
近くにいた犬が ロックオン！

急接近！！

ソーセージを ちぎって差し出すと・・・

パクッ！！

白米も　パクッ！！

肉団子や カツまで パクパク食べられ
なんだかんだで ５分の１くらいあげたかな・・・


つづく