パラオ旅行記　その３　～ペリリュー島～

2015/03/11 - 2015/03/18

かつて この島には
４万人のアメリカ軍と戦い 玉砕した
１万人の日本軍がいました。

エリア パラオ(パラオ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 交通手段: 船

パラオの中心地・コロール島から船で行く途中

海の色が くっきりと何層にも分かれているのが見えた

聞けば サンゴ礁の底が浅いところは白く見え
底が深いところは より濃い青色に見えるとのこと

水が透き通っている パラオならではの光景だろう

船に揺られること 約１時間

ようやく　この日の目的地・ペリリュー島に到着

地元民の漁船（らしきもの）と すれ違い

ノースベイ（北港）に入港

上陸した その港で見たのは

「ペリリューへようこそ」
「またおこしください」　という日本語

世界でも随一の 親日国・パラオならではのメッセージだ

その港に停まっていたワゴン車

車体の横には・・・

ホテルか料亭で 送迎車に使っていたものを 譲り受けたのだろう

島内散策へ出発して すぐ見かけたのは
戦時中に使っていた 日本軍の 「トーチカ」

このペリリュー島には このような戦跡が
生々しい姿で残っている

ちなみに 来島した時期は 島の至る所で
道路の舗装工事の真っ最中

４月９日の 天皇陛下の来島を控え
急ピッチで進んでいるようだ

こちらは ツアーマネジャーが
ペリリュー島でおすすめのスポット

島に数少ない（いや ここだけかも・・・）
ガソリンスタンド

ざっくりした店構えが 素晴らしい

島民の共同墓地の一角にある 日本軍の慰霊碑

陸軍　海軍　戦車隊　歩兵隊など
様々な慰霊碑が建てられている

みたま の文字に 一礼して
この場所を後にした

海岸から米軍の艦砲射撃を受けたため
外観が破壊されている 旧日本軍の施設

今は ペリリュー島の資料展示館になっている

日本兵が使用していた水筒

機関砲

砲弾

建物の裏手には 魚雷など
不発弾が展示されている

島を行く途中には

島に上陸してきた 米軍の戦車なども
そのまま放置されている

島の南端にあるのが
ペリリュー平和記念公園

ペリリュー平和記念公園 広場・公園

南太平洋戦没者の碑

天皇陛下が慰問されるとあり 工事・整備が進んでいた

ちなみに この慰霊碑の下には
矢印が刻まれた 石が埋め込まれているが

亡くなった日本兵の英霊が 迷わず帰れるようにと
日本の方角を向いている


つづく