2015/03/06 - 2015/03/06
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Scottさん
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福島第一原発事故のため、JR常磐線の竜田―原ノ町が不通になっているが、2015年1月、代行バスが走り始めたので、試乗した。
運行は1日に2往復。そのうちの北行き午前便に乗った。
竜田発9:35⇒原ノ町10:40着。
国道6号線を北上。放射能の線量残があるため、途中での立ち寄り、途中下車はできない。
乗客は9人、運転手1名+添乗員1名。
始発駅の竜田駅は楢葉町にあり、避難解除準備区域にある。終点の原ノ町は南相馬市にあり、避難に関する規制はなく、JR常磐線の下り北行電車につながる。
北に進むにつれて、6号線沿線では立ち入り禁止の敷地、直行する道路の封鎖がきつくなり、見える人間は除染察用をする人、警備員のみである。信じられないような光景を見た。原発事故の恐ろしさの一面をみた。
発車前の時間に運転手に聞いてみた。高速道も開通したが、そちらを使わない理由は?→今後、安全性、住民の帰還状況が変わって停車駅ができる場合に備えて、一般道の6号線を走るようになっている。そうです。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いわき駅。ここの駅前に宿泊して、竜田に向かう。
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いわき市北部のガイドパップ。楢葉町竜田駅までは収めている。
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JR常磐線竜田駅。ここで代行バスに乗り換える
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ホームは3番線のみを使用。跨線橋を使わないで3番線にけるよう、渡し橋を設けてある。
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この先、北側に向かっている常磐線は使われていない。隣駅は富岡駅だが、津波に流されて今はない。
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竜田駅を降りて、送迎バスに向かう人たち。東京電力の広野火力、福島第2原発、福島第1原発などのどこかに通うのだろう。
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竜田駅待合室にあった楢葉町の復興写真展。
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楢葉町行われる予定のお祭り。
※その後、4月に入ると帰還準備のための宿泊が許可されるそうだ。 -
竜田駅の発車時刻表。いわき行きが9本。これ以外に、途中の広野、久ノ浜始発もある。
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竜田駅がある楢葉町は、3ランクある避難区域のうち、避難指示解除準備区域に当たる。日中は帰還準備のために日中は入れるが、夜間は宿泊禁止。
だが駅前は締め切った家家であり、人影は見えない。 -
同上。
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竜田駅舎内の線量は0.17マイクロシーベルト。
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竜田駅前(屋外)の線量を示す。0.22マイクロシーベルトだ。
神奈川では0.045位だ。
また、駅舎内の待合室では、0.17マイクロシーベルトだった。 -
駅前のトイレ。原発マネーで出来ていることを示す。
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始発竜田駅のバス停?票。
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竜田駅前に待機する代行バス。JRの依頼で、浜通り交通バスが運行する。
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乗客は9人。ほとんどが試乗者風だ。
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国道6号線に入る。
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富岡町にあった除染の道の駅。除染作業の作業拠点だ。
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エネルギー館。
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除染作業で生まれた汚泥が入っているフレコンが積まれていた。
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封鎖された施設。
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同上
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同上。このような景色が続く。
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白い防護服を着た警備員。福島第一原発が近いことをうかがわせる。
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右折すると福島第一原との標識。
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除染作業をしている。
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福島第一原発から伸びる高圧電線。勿論今は稼働していない。
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6号線に直行する道路は封鎖されている。入るには許可証が必要。
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数十人の除染作業の人々。移動中。
異様な雰囲気だ。 -
終点の原ノ町駅に到着。ここからは、常磐線下り(北行)電車に乗り換える。
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