15年　満腹満足台湾旅行　再び　その１

2015/03/07 - 2015/03/10

２度目の台湾旅行は台中市のランタン祭りに合わせました。
下調べなしの前回から、台湾旅の雑誌を参考にしておいしいものとショッピングも少しは成長（？）した旅となりました。
それにしても、奥が深い台湾。
台中も、もうすこし勉強していけば面白建築鑑賞もできたのに。
今後の課題とします。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

３月７日
２度目の台湾に出発。
今回も往路は成田→桃園空港、復路は松山→羽田空港のJAL便を利用しました。
マイルで取りたかったのですが予約できず、マイルをe-JALポイントというのに変えてチケット代を支払いました。
このポイントは燃油サーチャージ代の支払いもできるのでなかなかお得です。
去年せっせとJALに乗ってJGCサファイアを獲得しましたので、今回は堂々ラウンジ利用。
朝から泡とカレーで乾杯です。

食べ過ぎたお腹を抱えて台北入り。
同行の友人が台湾観光協会のキャンペーンで無料で送ってくれる空港・市内間のバスの無料チケット引き換え券を手に入れてくれてました。
謝謝！
これはチケット売り場でチケットと交換します。

台北行きのバス。
眺望を期待して最前列に座ったら、フロントガラス上部に裏打ちしてあり前がほとんど見えません。
台湾のバスは運転が荒いので、前が見えないとどこに行くのか、いつ止まるのかよくわからず。
スペースマウンテン並みに怖かったです。

で、座席前のテレビでテレビショッピング番組を見ていました。
台湾のテレビショッピング、つっこみどころ満載です。
これはシェイプアップウェアの宣伝ですが、ウェアをなぜかバランスボールに着せています。
バランスボール、シェイプアップ効果で変形しているし。
なぜにバランスボール？　とつっこみながら見ていたら、あっという間に台北駅到着。

駅の周囲にはいろんな面白オブジェがありました。

椅子もなんだか面白い。

台北駅構内で東京駅と台湾の新竹駅の姉妹提携を記念したICカードが1000枚限定で無料配布されているとのことで、すごくすごく欲しかったのですが、残念ながら配布終了していました。
また、昨年MRTの松山新店線の記念スタンプが好評だったのでMRT全駅にオリジナルスタンプを置き、MRTオリジナルのスタンプ帳も販売するとの情報を得て張り切って買いに行ったのですが、みつからない。
店員さんに聞いても全くわからず？？

初日から少々めげながら、ホテルに向かいました。
MRT雙連駅近くの優美飯店。
２名ですが、トリプルルームに泊まりました。
ダブルベッド＋シングルベッドの配置ですが、ベッド間に大きな柱と冷蔵庫などがあって少し離れているので、女友達との宿泊ではちょっぴりプライバシーが保てて気が楽ですよ。

柱横の冷蔵庫の上にはフルーツ、スナック、カップ麺、お水とポカリ、お茶セットなど、サービス満点。
食べた分だけ補充もしてくれます。

シングルベッド側は床が一段上がっていて、デスクもあります。
お部屋の広さもそこそこ。
何より周辺環境がとても便利ですし、モバイルWi-Fiを無料で貸してくれる（一部屋に一つ、無料ですがデポージットとしてクレジットカードの登録が必要）というのがポイント高いです。

荷物を片付けたところで、早速お夕飯に向かいました。
ホテルから徒歩ですぐのお店でトマト麺をいただきました。
トマト麺は牛肉入りと肉なしがあるそうで、肉なしを選びました。
薄味でさっぱりしているのに奥行きのある味。

麺は刀削麺、もちもちしっかり歯ごたえがあって美味しいです。

この刀削麺、店頭でウルトラ店長がせっせと削っていらっしゃいました。
寿司握りロボットならぬ麺削りロボット。
ここのお店のオリジナル（というか適当に作ったのか）と思ったら、後日台中のお店でも目撃しましたので、ちゃんとしたメーカーで作られている機械のようです。
いやー、それにしてはゆるい感じですね。

２人でトマト麺を２つと酸辣湯入りの水餃子を１つ頼みました。
水餃子は美味しかったけど、ちょっと多かったです。
欲張りすぎました。

お向かいに大きな病院があるのですが、なんと点滴中の患者さんらしき人がテイクアウトしていきました。
いいのかしら？　
おおらかだなぁ。

食後は騒豆花というお店で豆花をデザートに。
暖かい生姜シロップかけと冷たい苺とタピオカのソースかけを半分こ。
私は苺の方が好きかなぁ。

スーパーを冷やかしたあと、マッサージに行きました。
ちょっと足の裏マッサージのつもりが、思わず全身マッサージ100分に変更。
足の裏マッサージ中にビールとおつまみまで出してくれて、極楽の100分でした。
体を動かして（誰がや？）お腹がこなれたので、夜食を食べに雙連駅近くに戻ってきました。

モツスープが大人気のお店。
私はモツが苦手なので赤肉湯という豚肉の入ったスープと粽です。
スープにはお肉が沢山入っていました。
沢山すぎて食べきれなかった。
粽は卵の黄身や栗など具沢山で美味しかったです。
朝からおいしいものを沢山食べて、この日はおしまい。

3月8日
まずは朝ごはんにGo。
これまたホテルから徒歩１〜２分の朝ごはん屋さん。
台湾スタンダードの朝ごはん、豆漿は前回の旅で食べられなかったので、ぜひ食べてみたかったんです。

豆漿と油條２つずつと大根もち１つで朝ごはん。
このお店の塩味豆漿はネギや花カツオも入っていてお出しが効いていて、今回食べた豆漿の中で一番気に入りました。
油條は豆漿に浸して食べるようにガイドブックで勧めているのでつけてみたのですが、確かにサクッとした油條をつけるとおいしいけど、あらかじめ豆漿にもいくつか入っているので（浸っているのでふやけていますが）、私的にはいらなかったです。
食べたいものが沢山あるので「一つのお店で頼み過ぎない」、これ、台湾での鉄則です。

朝ごはんが大成功だったので、気分良し。
お次の目的地へ向かいます。
交番の前にずらりと白バイ。

雙連の朝市。
食べ物がいっぱいで楽しい。
しかしこの狭い道に原チャリや車が突入してくるのが困ります。

新鮮なお野菜。

花卉も売っていました。
香港でも見たけど、バラや菊の花に被せているネットが面白い。

衝撃的な映像、こうやってスープを取っているのね。
頭を出すのはどうして？
頭入れると濁っちゃうとか？？
このアヒルさんたち意外と気持ち良さそうな顔をしています。

さて、同行の友人と別れて、本日は自由行動デー。
まずは花博公園に向かいました。
駅のモザイク画。

台北市でもランタン祭りが行われていました。
今年の干支は羊。

というわけで、羊のランタンがメインなのですが、羊と書いているけどこれ山羊じゃないの?
英語の看板でもSheepじゃなくてGoatになっていました。
羊も山羊も分類的には一緒なんでしょうか？

メインランタン。
やっぱ、山羊だと思います。

カンフーしている人がいました。
お祭りの催しもので実演するらしく、リハーサル中。

花博公園を通り抜け、最初の目的地は台北市立美術館です。

企画展のテーマは「食物箴言」。
展示室前のホールにはチョコレートでプレートに武器や戦闘機の絵。

展示室内では巨大ドーナツがお出迎え。

このドーナツ、よく見るとトッピングが小さな人間になっているのです。
人生ってドーナツなのかしら？
そういえばドーナツの穴から真理が見えると言ったのは誰でしたっけ？

展示品に18禁の表示があって驚きました。

地下ではキッズ向けのパウル・クレーのワークショップがありました。
これはクレーの絵カードで神経衰弱のように遊ぶゲームみたい。

子供達がお魚オブジェ作っていましたよ。
なかなか楽しそう、私もやりたかった。

ここの美術館のショップは面白いもの売っていました。
ショーウィンドウも結構強烈です。

美術館の後は、お昼ごはんを食べに永康街にやってきました。
つい最近、地図を描くときは北を意識するといいと聞いてなるほどと思ったのですが、台湾の地図は北が下になっているのでかなり戸惑います。

お目当ての屋台。
並んでますよー。

30分弱、並んだのは葱餅の屋台。
おばちゃんたちが手際よく焼いています。

ようやく手に入れました。
30元の卵入り葱餅。
もっちりしていてとてもおいしい。
もう１個食べたかったかも。

天仁銘茶でミルクティーを頼んでから、季節限定のイチゴドリンクに気がつきました。こっちが良かった〜。

緋寒桜のようなのが咲いていました。
永康街で生姜化粧品のお店やフェアトレードのお店を覗いてお買い物。

屋台の持ち帰り袋ですが、カラフルで楽しい。
こういうところが台湾だなーと思います。

その後、昨日手に入らなかったMRTのスタンプ帳がどうしても欲しくて101駅のショップまで行くことにしたのですが、駅員さんに聞いた所sold outしたとのことでショック！！

中山駅まで戻り、前回行った一之郷というお菓子屋さんでお土産のバタークリスプとパイナップルケーキを買って、ホテルまで歩いて帰りました。
写真は地下通路の入り口、アールヌーボーで素敵です。

ホテルで友人と落ち合い、今度は猫空に向かいました。
ロープウェーは床がスケルトンになっているタイプもありますが、混んでいるので普通のに乗りました。
１グループ１ゴンドラではないので、私たちは両親と子供１人のグループと相席。

ロープウェーはかなり長いです。
今まで私が乗ったロープウェーは上りなら上り、下りなら下り、のみでしたが、登ってみたり下ってみたりと30分近く乗っていたのではないでしょうか。
結構加速もするので高いところ好きにはこたえられません。

猫空駅の女子トイレ表示。
ハローキティーです。
ロープウェーのメインキャラクターのようで、ゴンドラにも描かれていました。
台湾でのキティー人気はすごいです。

猫空でゆっくりお茶をしたかったのですが、時間もあまりなく駅近くのカフェに入りました。
450元もするお茶を頼んだのですが、まずなかなか持ってきてくれない。
ようやく来たもののお湯はぬるいし、お茶菓子一つついてこないし、がっかりでした。
もう少し猫空について下調べしてから行くべきでした。

このカフェで笑えるのは、テラス席のテーブルスタンド。
私たちのテーブルはなんとアングリーバード。
お隣はキティーやスヌーピー。
結構カッコつけた感じのカフェだったのに、このギャップぶり。
台湾の人って本当にキャラクターが好きなんですね。
申し訳ないけど、夜景を綺麗に見るためにライトは消しておきました。

帰りのロープウェーから。
霧が出ていますが、夜景は綺麗でしたよ。

動物園駅で降りて、MRTの駅までの道には動物の足型があります。
友人と見つけてはしゃいでいたら、欧米の方がどうしたのって聞いてきたのです。
それで、ジェスチャー混じりで動物の足型よーと手をかざして答えました。
そうしたら、彼女も、離れたところにいた彼女のお連れさんもわざわざ屈んで足型にタッチするのですよ。
多分この動物の足型にタッチするといいことあるよ、的に誤解されたような。
彼女のお国では台北の動物園駅近くの動物の足型に触ると幸せになれるとか、新たな都市伝説が誕生するかもしれません。

さて、この日の夕ごはんに狙っていたのはホテルの近くにある人和園雲南菜というスナップエンドウのスープで有名なお店です。
21時閉店なのですが、私たちが到着したのが20:40。
多分ラスト・オーダーを過ぎています。
渋い顔の店員さんに手を合わせてお願いしたら、麺料理だったらいいわよと入れてくれました。
しかし、私たちのお目当てはスナップエンドウのスープ。
すかさずスープもと頼むとOKがでまして、結局何頼んでもいいわよ、とのこと。
いいお店ですー。

これがスナップエンドウのスープ。
大きい器に入って出てくるのですが、写真撮る前に店員さんに注がれてしまった。
ラストオーダー過ぎてるので文句言えません。
お豆がプチプチして美味しいです。

エリンギの炒め物。
干してから炒めているのか、モシャっとしたかみごたえが面白くて美味しいです。

きのこのチャーハン。
ご飯もの３つの中で店員さんにオススメを聞いたらこれでした。
もしかするとただ単に一番時間がかからないからというだけかもしれません。
でも美味しかったよ。

デザートにスイカを出してくれました。
ふうー、満足。

食後にスーパーに寄ってお買い物
ホテルに荷物を置いて、ホテルから６件隣の格安マッサージ屋さんへ。
６件といっても間口がとても狭いので３件隣のような感覚。
このマッサージ屋さんは盲の方が共同してやっていらして、足の裏マッサージ30分で400元とステキなお値段でした。
今日も1日満腹満足。