2012/12/28 - 2013/01/06
71位(同エリア314件中)
kobutaさん
- kobutaさんTOP
- 旅行記44冊
- クチコミ24件
- Q&A回答0件
- 73,246アクセス
- フォロワー11人
アフリカには一度行ってみたいと思っていたのですが、長期の休みがとれる年末年始やGWにはなかなか安い航空券がなく、しばらくあこがれだけで終わっておりました。ところがあるとき、年末年始のヨハネスブルグ行きタイ国際航空の格安ビジネスクラス航空券を見つけた私は、これは千載一遇のチャンスと思い、あまり乗り気でなかった妻を説得して、2人で南部アフリカの周遊旅行を決行することにしました。結果的に、私はもちろん、妻も大満足の旅行となりました。本編は、出発からボツワナのチョベ国立公園でのサファリ体験までとなります。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
タイ国際航空の夕刻発のフライトにて、成田からバンコクを経由し、南アフリカのヨハネスブルグまで向かいます。写真は成田からバンコクまでのフライト。バンコクまでは6時間半のフライトで、現地時刻で夜10時半の到着を予定しています。
-
バンコク到着後、日付が変わって深夜1時過ぎに出発となるヨハネスブルグ行きの便に乗り継ぎます。写真はヨハネスブルグ行きの便の機内食。深夜便にもかかわらず、しっかりコースでサーブされます。ちなみにバンコクからヨハネスブルグまでは、10時間半のフライトで、現地には朝7時30分に到着となります。
-
フライトマップです。南アフリカが、日本からいかに遠いかがわかりますね。
-
ヨハネスブルグを経由してさらに飛行機を乗り継ぎ、ジンバブエにあるビクトリアフォールズ空港に到着しました。成田からここまでトランジットを含めて約26時間…さすがに疲れました。空港からは、すでに手配してある現地ツアー会社の専用車にて、国境を通過しボツワナのロッジに向かいます。
-
クブロッジというロッジに2泊します。到着したのが夕方の4時くらいでしたが、明日もあるので、無理せずに部屋で休むこととしました。こちらは私たちの部屋となるコテージタイプのロッジです。なお、フロントにはアクティビティデスクがあり、チョベ国立公園へのサファリツアーも、格安で手配してもらえます。
-
内装もとてもきれいで、シャワーやトイレなどの設備も整っており、予想以上に快適です。蚊が室内に侵入してこないよう開口部はすべて網で目張りがされており、蚊帳も蚊取り線香も用意されています。
-
ロッジの周りには、シカなどの野生動物がウロウロしていて、周りに生えている草を食べに来ています。こちらが近づいていくと逃げちゃいますが。
-
イボイノシシ。前足を折り曲げて、地面に顔を近づけて草を食べる独特のスタイルがユーモラスです。こんな動物たちが、まるで野良ネコみたいにその辺にウロウロしているんです。
-
ロッジの目の前はチョべ川です。日が沈んでいくところを一枚。
-
ふと近くにあった看板に目をやると、なんと「カバとクロコダイルに注意 遊泳厳禁」の文字が。
-
クブロッジの周辺は店が全くないので、食事はロッジでいただくことになります。これはポークチョップのトマトソースかけ。このあたりは欧米人が多数訪れているリゾートであるためか、食事のメニューも欧米風のものが多いように感じます。食事の後は、明朝のサファリツアーに備えて早めに休みます。
-
早朝、チョベ国立公園でのサファリツアーに出発です。今日の参加者は、私たち夫婦のほか、同じくクブロッジに宿泊しているアメリカ人女性1名とドイツ人夫妻2名の、計5名です。
-
チョベ国立公園に行く途中、いきなり10頭ほどのアフリカゾウの群れが道路に出現。「パオーン」という雄叫びとともに、道路を悠々と渡っていきます。その現実離れした光景にみな大興奮。
-
チョベ国立公園の入口に到着しました。ここから公園内に入っていきます。
-
インパラ。メスのみで群れをつくっています。
-
ドライバー(兼ガイド)さんはとても眼がいいので、運転しながらこんな小さいリスでも見つけてしまいます。
-
インパラのオス。立派な角をもっていて、こちらはメスと違って単独で行動しています。
-
ドライバーさんが、あれは魚を食べるワシだと言っていましたが、日本名ではサンショクウミワシという名前がついています。
-
カバです。水たまりから出てこないのは、まだ早朝で気温が低く、水の中のほうが温かいからだそうです。
-
大きい肉球の足あとを発見。ドライバーさんも、無線でほかの車と連絡を取り合っています(英語ではなく現地の言葉なので、何を話しているのかさっぱりわかりませんが)。無線から何か連絡が入った模様で、サファリカーを飛ばしてどこかに向かって急ぎます。
-
いました。メスのライオンです。100メートルくらい離れていて遠いのと、ライオンの体が土の色と同化してしまっているため、私たちにはなかなか見つけられません。ドライバーさんは、「あそこだ、あそこ」と指をさしますが(ってかあんた眼が良すぎ…)、私たちは双眼鏡を借りてようやく見つけることができました。写真も最大望遠で撮影しています。
-
チョベ川のほとりで小休止。チョベ川の向こうに見える対岸の陸地は、カプリビストリート(カプリビ回廊)だそうです。小さい頃に世界地図で見たあれか…と、ちょっと感動。
-
ここチョベは、世界一アフリカゾウの生息密度が高い場所といわれており、アフリカゾウの群れを何度も目にしました。団体ツアーとかでサファリに1度しか行かない場合であっても、アフリカゾウであれば、ほぼ確実に見られると思います。
-
オスのバッファロー。水たまりで何やらぼーっとしています。ただドライバーさんいわく、頭突きでサファリカーを横転させるほどの力があり、近寄りすぎるのは危険とのこと。
-
サファリ第一弾もこれにて終了。ホテルに戻ります。
-
遅い朝食をいただきます。内容的には、ごく一般的な朝食です。
-
遅い朝食のあとは、ロッジの周りの植物観察。ブーゲンビリアでしょうか、とってもきれいです。
-
ジャカランダ。まるでフジの花のようなきれいな紫色をしています。日本ではあまり見かけないですね。
-
サファリ第二弾。夕方のチョベに向かいます。ちなみにサファリカーは、ホテル単位で配車されるようです。クブロッジで今回のサファリツアーを申し込んだのは私たちだけだったので、なんとプライベートツアーになってしまいました。
-
入口を入ってすぐに、ほかのサファリカーも先へ進めず渋滞しており、見るとアフリカゾウのオスが1頭、威嚇しながらこちらに向かってきます。ドライバーさんも真剣な表情で様子を窺っています。しばらくすると群れに帰って行きましたが、野生動物が見せる闘争本能に震撼。
-
アフリカゾウが頭突きのバトルをしています。ゴツンと鈍い音があたりに響きます。
-
種類はわかりませんが、きれいな青い鳥を見つけて一枚。ここは鳥類もたくさん見られるので、鳥好きな方にもおすすめです。
-
早朝のインパラは草をはんでましたが、午後はまったりとしています。
-
昨日にチョベ川にあった看板に書かれていたクロコダイルは、これのことだったんですね。確かにこれに噛みつかれて水中に引きずり込まれたら、なすすべがなさそうです。
-
早朝は水につかっていたカバも、午後は水から出てみんなで草をはんでいます。ドライバーさんの話では、かわいらしい外観とは裏腹に凶暴な一面があり、たまに人を襲ったりするとのこと。サファリカーも十分に距離をとって、縄張りに踏み込まないようにします。
-
バブーン。この時期は子育てシーズンのため、子供を抱えているお母さんザルがいっぱいいます。
-
ようやくキリンに会えました。アフリカゾウもそうですが、巨体を維持するため、絶えず何か食べている感じです。
-
ドライバーが急に車を止めるので、何かと思ったらアフリカゾウの赤ちゃん連れの群れが道を横切ります。ドライバーさんの話では、赤ちゃんをつれたアフリカゾウはかなり神経質で、こうやって道をゆずらないと攻撃してくることもあるとのことです。
-
マングース。とても素早いので、写真を撮るのもなかなか大変です。
今日のサファリはこれにておしまい。ロッジに帰って夕食です。 -
ビーツのスープ。「KUBU」とラテアートみたいに書いてくれています。
-
鮭のトマトソースかけ。ここのロッジは、テラス席でチョベ川を見ながら食事ができるのが何より。
-
ポークのグリル。ここの料理は悪くはないのですが、良くも悪くも欧米人が好みそうなテイストの料理しかなく、ボツワナの郷土料理のような、一風変わった料理はありませんでしたね。
-
いよいよ最後のサファリツアーです。今回もプライベートツアー。今日は何が見られるでしょう。
-
ホロホロチョウ。キジの仲間の鳥で、飛ぶのはあまり得意でないようで、地面を走りまわっています。
-
キリンの一家。背の高いほうがお父さんです。何だかほのぼのとしています。
-
ドライバーの無線から、何やら情報が寄せられたようです。「WILD DOGがいるから急ぐぞ」とのことで、サファリカーを飛ばしていくと、2頭の犬?がいました。「何だ犬か…」と思ったら、これはリカオンという、犬じゃなく狼(確かに犬にしては耳が大きすぎる)で、絶滅危惧種になっているそうです。チョベでこれが見られるのは非常に珍しいとのこと。この2頭が登場して、サファリの雰囲気が一変します。
-
リカオンはまもなく茂みに走っていき、2頭でハンティングを始めました。リカオンの臭いをかぎつけ、インパラも餌を食べずに耳をすませて動向を窺っています。仲間に危険が迫っていることを知らせるためか、どこからかバブーンの叫び声が聞こえてきます。サファリの空気が緊迫してきました。
-
キリンの群れが、見通しのよいところで、円陣を組んでリカオンを警戒する態勢を取り始めました。小さい子供のキリンもいるため、大人のキリンが子供を囲むようにして、リカオンに備えます。
ハンティングの結末を見たかったのですが、ここで時間となってしまいましたので、後ろ髪をひかれる思いでロッジに帰ります。 -
帰りの道路から、地平線までどこまでも続く森林の風景が見えます。サファリツアーは、3回ともそれぞれサファリの別の顔を見せてくれ、飽きることがなかったですね。
-
チョベのあと、荷物を片づけて、ロッジからビクトリアフォールズの街に戻ります。手配しておいた送迎を担当するドライバーさんがやってきましたが、見ると先ほどのサファリツアーのドライバーさんでした。こちらの方にジンバブエの国境まで送ってもらいます。ここからビクトリアフォールズ編に続きます。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
50