年末年始パタゴニア 碧い氷河とトレッキングの旅（１６） カラファテ最終日に宿泊したHOSTEL LAGO ARGENTINOとブエノスアイレス到着まで

2015/01/02 - 2015/01/03

19:30のバスでエル・チャルテンを出発し、エル・カラファテに戻ってきたのは22:30を過ぎていた。カラファテの町で食べに行きたかったレストランMi Ranchoを22時で予約していた私達、バスの時間を勘違いしていた。バスターミナルに着いたら早足でミ・ランチョに直行。
レストランの扉を開けてオーナーに事情を話すと、渋い顔で予約ノートを確認していた。今日はもうクローズだ、って言われるかドキドキしたけど、ちゃんと席に案内してくれた。
ふ〜、良かった。今夜こそは美味しい料理を食べてやるぞ。

食事を終えたのは0時前、スーツケースを預けていたシリングへと急ぐ。フロントでチェックインしようとすると、奥から出てきた女主人が「実は、こちら側のミスで今夜の部屋が空いてないの」と説明を始めた。

エリア カラファテ(アルゼンチン)

• 旅行の満足度: 4.0

チャルテンに出発する前日の12/30に予約でいっぱいで食事できなかったミ・ランチョ。
1/2なら大丈夫ってことで22時で予約を入れたけど、バスの時間を勘違いしていて大幅に遅刻。もう食事している客は数組だけになっていた。
カラファテでは朝早くからツアーに参加するから、夜遅くまで出歩く旅行者は少数派だと思う。

本来ならワインを飲みながらゆっくり食事したい店だけど、今夜はビール。

前菜を頼むとメインを食べきれないだろうと思い、私は肉料理だけを頼んだ。友人が一皿目に選んだ野菜のポタージュ系のスープ、すっごく美味しそうだったけど、やっぱり次の肉料理を食べる時がつらそうだった。
二皿目の煮込み系の肉料理は、鍋に残ってた分を全部お皿に載せてきたのかと疑いたくなるぐらいの大盛。写真がピンボケで、お見せできないのが残念。

私の料理は、さっすがアルゼンチンって思わせる肉の厚み。この写真で見るより、もっと分厚い感じで、赤身の肉が柔らかでバツグンに美味しかった。
やっぱり食べ放題の店で食べた肉とは全然質が違う。
左のトルティージャ風***って付け合わせも美味しかったけど、すごいボリュームだから、肉だけは残さずに食べようと決めた。

山ほど食べたいのに、疲れ過ぎていたせいか思うように食べれなかった。

食事後、スーツケースを預けていたシリングに到着する頃には、既に日付が変わっていた。フロントに行くと、スタッフがちょっと待ってと奥から女主人を連れてきた。
シリングのネット予約をしたのは友人なので全ての経緯は知らないが、どうやら当初5泊連泊だった予約を、チャルテンで滞在する1泊分マイナスして後から計4泊に変更したらく、シリング側での予約管理に不手際があったようだ。

説明によると、今夜シリングは満室で部屋を用意できないけれど、アミーゴが経営している別の宿で部屋を確保している。こちら側のミスだから今夜の宿泊料は請求しない、って事だった。
申し訳ないって謝っていただいたけど、

マジで無料で良いの？？めっちゃラッキー♪

まずはチャルテンに行く前の3泊分の支払いを済ませると（後払いってのもスゴイ）
女主人の旦那さんらしき方が車にスーツケースを運んで、写真のオステル・ラゴ・アルヘンティーノまで送ってくれた。
車だと一通の関係で遠回りになるけど、歩きだとシリングから近い。

御夫婦がチェックインをしてくれ、鍵を貰って部屋の中まで送り届けてくれた。

この時のシリングの責任ある対応には感激した。

昨夜は写真撮ってる場合じゃなかったんで、写真は全て朝に撮ったもの。

コメント欄を使ってしまってるから宿についてはクチコミ書きますが、こちらのLAGO ARGENTINO、シリングより安宿だと思うけど、ちゃんと部屋でネットも使えるし悪くなかった。

シリングでは友人がカードで支払い、帰国後に請求額を聞いた。
「ずいぶん安いな」とは思ったけど、もともと1泊の宿泊代を知らなかったせいもあり特に気に留めてなかった。
その後、旅行記を書きながら、もしかして3泊したのに2泊分しか請求されてないんじゃないかと気になっている。

そういえばシリングにスーツケースを預けてチャルテンに向かう朝、フロントのお兄ちゃんが「2泊だよね？」って言うから「3泊だよ」って訂正したんだけど、スタッフさん勘違いしたままだったのかしら。
今となってはもう分からない。

ラゴ・アルヘンティーノは通りを挟んで向かい同士に建物があり、チェックイン等の受付はこちら側。

私達の部屋は、こちらの建物内だった。

こちらの棟には宿のスタッフはいないが、朝食を食べにキッチンに行くと、お皿の上にクロワッサンとマグカップがテーブルに準備してあった。

宿の隣のパン屋さん。

朝食後、空港に行くタクシーの予約をしようとフロントへ行くと、
「何時のフライトなの？えっ、もう時間じゃない。それなら直ぐに空港に行かないと！」そんな感じでタクシー会社に電話してくれた。
10分後くらいにはタクシーが迎えに来るってことで、スーツケースを取りに部屋へ戻った。

その時に撮らせてもらったオスタルの写真。

オスタル、ドミトリータイプの宿だけあってランドリーの設備もあったから、長期旅には良さそう。

良い雰囲気だったカップル。ツアーの送迎バスでも待ってたのかな。

カラファテの空港。
チェックインを済ませ、飛行機を待つ。

ブエノスアイレスへはＬＡＮで。

座席が1列目でラッキー。
ドリンクは2杯もらっておいた。機内食はスナック菓子よりサンドイッチとかに変えて欲しいな。

機内誌で紹介されていたPALACIO BAROLO（バロロ宮殿）。
45分間のガイドツアーが良さそうだったからチェックしていたんだけど、今回のブエノスアイレスでは見学する時間がなかった。

他にボリビア・ラパスの世界一高い場所にあるロープウェー『ミ・テレフェリコ』の記事も見つけた。
現在建設中の新しい駅、IRPAVI(イルパヴィ)が完成すると、先日テレビの旅番組でも紹介していた人気レストランGUSTU(グストゥ)にアクセスが良くなるそう。

海のようなラプラタ川が見えてきた。約１週間ぶりのブエノスアイレス。

飛行機の窓が汚れているから曇っているように見えるけど、本当は快晴。

高層ビルが見えた後は、

VILLAと呼ばれる貧民街。

そうしてアエロパルケ到着。

ブエノスアイレスは思っていたほど暑くはなかったけど、パタゴニアで使っていたダウンはもう必要無い。

これはどこの飛行機だろう。

国内線のフライトも大きな遅延などなく、ほぼ定時発着だった。

次はいよいよブエノスアイレスの町歩き。