2015/03/07 - 2015/03/07
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nao520さん
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春節も終わりようやく少しばかり暖かくなってきて、週末旅行に行く気になってきました。いつも素通りしている済南です。今回は10年ぶり2回目となります。前回は仕事だったので街にしか行っていませんので観光は初めてです。
日曜日は所要あるため土曜日の日帰りで、有名な趵突泉、大明湖、山東省博物館に絞って出発です。(博物館はいけませんでしたが)
0730北京南駅発0930済南駅着
1810済南駅発2010北京南駅着
済南は宋詞の女流代一人者である李清照が生まれた街で、この趵突泉に記念館があるとのことで一度訪れてみたいとかねがね思っていました。
日本では馴染みのない(宋)詞ですが、情緒的で繊細。もともと曲に対してつけられた歌詞ですが今では曲は失われて詞のみが残っています。もちろん、詩と並んで文学的には同等に重要です。唐の時代にもありましたが社会が安定した宋の時代に大きく発展し多くの詞人が排出されました。
李清照はその代表的な人物で私の好きな詩人の一人です。
教養ある裕福な家庭に生まれ幼い頃から才能を認められます。夫の学者である超氏とは志を同じくし夫婦で書画を収集し目録である金石録を編集。そこまでは順調ですが、金の南下で開封に都を置く宋が崩壊遷都。家財を棄て一緒に南へ移動。その後落ち着いたものの単身で赴任する夫が途中で死亡。
この頃の作品は感傷的です。杭州にて67歳の生涯を閉じます。
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0730北京南駅発の高鉄に乗り、0930に済南駅に着きます。ほとんどの高鉄は済南西駅に止まりますが、この西駅は遠いので交通便利で着いてからの時間がかからない済南駅に停まるものを選びました。この選択は正解でした。
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駅前に長距離バスステーションがあり周辺の主要都市にバスが出ています。
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k51のバスに乗り20分程度で趵突泉に到着です。このバスは東門に停車します。
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地図で場所を確認しておきます。
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趵突泉の周りは人がひしめいています。
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正面はやはり写真スポットで、趵突泉、観欄、第一泉と書かれています。観欄とは康熙帝が二度目に来た際にここで書いた言葉です。第一泉とは乾隆帝が命名したものです。
説明によると乾隆帝がここに来た際に北京から玉泉水を携えてきたが、この水を口にして即座に水を取り替えたと。そして天下第一泉と命名。 -
三つの湧き出し口から水が盛り上がるように出てきます。昔の写真や絵を見るともっと豪快に湧き出ていますが、昨今の地域周辺開発の影響で水圧が減ったと言われています。
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反対側からです
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春秋時代、魯の桓公と斉の襄公の会見の図が観欄という字の後ろにありました。なんで、これが彫られているのかわからなかったのですが、取り敢えず写真には収めておきました。
その後で、この泉の沿革と歴史を説明してある記念館を見ていると由来が書いてありました。春秋左氏伝によると、この会見は斉の楽(さんずいに楽)水のほとりで行われましたが、その源流がこの趵突泉であるとのこと。 -
泉の脇にある碑です。これも見た時は何故ここに建てられているのかわかりませんでしたが沿革歴史館のパネルに書いてありました。
激湍とは康熙帝が最初に来た際にここで取水し鑑賞した際に書き記した言葉とのこと。激しい流れという意味です。すっきりしました。 -
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李清照記念堂、一代詞人。郭沫若も筆によります。
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中庭
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漱玉堂といいます。記念堂全体が宋代の建築様式で作られています。
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このような像は中国で三体あるそうです。杭州と開封。
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一代詞人李清照、その一生が簡潔に説明されています。
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教養人であった父母の教育の影響が大きく詩、詞、画も傑出していた。
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18歳の時、学者の超明誠と結婚。夫婦で金石録という書画の目録を編纂
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1127年 金が南下し宋は開封を放棄するに伴い、彼らも南方への移動を余儀なくされます。その際に多くの書画は散逸。
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李清照の足取り。済南で生まれ杭州にて没。
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彼女の編んだ漱玉詞集。
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金石録。彼女による後書きです。
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イメージ図ですね
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暖かい日です。15度ぐらいまで上がりました。
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如夢令という代表作
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これが、その由来となった漱玉泉です。この記念堂の脇にあります。この泉の水は澄み切っていて綺麗です。
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漱玉堂を後にします。
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泉は多くて20いくつかあるそうですが、枯渇していたり汚なくて見るに堪えない泉もあります。
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この真ん中の液晶画面による泉の紹介ですが、ないほうがいいと思います。
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泉の名前が彫ってあります。
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アザラシを放しているんですが意味不明です。子供とかは喜んでます。。パンとか投げてましたが食べるわけないです。鯉じゃないんだから。
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伝統娯楽。日本にも似たようなものありますね。このおじさん存在感ある顔してます。
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池の中にこのような飾りを浮かべているのですが。これもやめたほうがいいと思います。でも、みんな喜んで写真撮ってます。
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ふと時計を見ると2時間半も経ってました。天気も良く度々休憩もしてましたので時間がたつのを忘れていました。他にも展示などあってゆっくりブラブラ見ると結構時間かかります。趵突泉だけ見るなら30分で終わります。さて、芙蓉街で何か食べに行こう。
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