尾道・しまなみ海道・鞆の浦5/6　「汀邸　遠音近音」の最上階アッパースイートルームで過ごした最高のひととき

2015/03/03 - 2015/03/06

鞆の浦に泊まろうと決めて宿探しをはじめた時に真っ先に候補に挙げたのがこの宿でした。目の前には仙酔島がありロケーション抜群。しかも全室温泉露天風呂付き。タバコは吸えないけどテラスならＯＫだったのも幸いでした。そしていざ泊まってみると、料理のおいしさに感動。お部屋も広く、とても快適な宿泊ができました。

「鞆の浦に行くためにこの宿を選んだ」ではなく「遠音近音に泊まりたくて鞆の浦に行った」そう言えるほどステキな宿でした！

汀邸　遠音近音
http://www.ochikochi.co.jp/index.html

利用した宿泊プラン（公式サイト限定）
当館最上階（5F）にある唯一のアッパースイートルームを確約いたします。

エリア 鞆の浦・鞆公園(広島)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー

しまなみ海道の大島から一気に車を走らせ、途中福山市内で少々の渋滞につかまりつつ今夜の宿「汀邸 遠音近音（みぎわてい　おちこち）」に到着しました。所要時間は約1時間30分。距離を考えるともう少しかかるかなと思いましたが、ほとんど高速だったのでそれほどでもなかったようです。

写真はチェックインを行ったテーブルです。窓枠越しに仙酔島が見えます。鞆の浦を代表するスポットである「福禅寺対潮楼・日東第一形勝」を模しているのでしょうね。いい気分でチェックインができました。

ちなみにこちらが本家本元です。

お部屋は503号室。
最上階に一つだけあるアッパースイートルームというカテゴリーです。

琉球畳みの和室が二つあり、それぞれに座椅子と普通の椅子が置かれています。

こんなクッションも。

室内は禁煙ですがテラスならOKです。

でもこの日は寒くてタバコを吸うのもたいへんでした（笑）

最上階なのでさすがに眺望は抜群で余計なものが視界に入り込みません。仙酔島をはじめ、行き交ういろは丸なども見下ろすような角度で楽しめます。

真下はテトラポット。

テラスには温泉露天風呂があり24時間入浴可能です。

5階なので外からの視線も気になりません。

露天風呂とつながっているシャワールーム。

フカフカのタオルがたっぷり用意されてました。

バスローブもありかなり重宝しました。

ベッドルーム

高さや硬さが異なる枕が複数用意されてます。

サブウーハーを備えた外付けスピーカー付きの液晶テレビ。

到着時にはすでにヒーリングミュージックが映像とともにブルーレイディスクから流れていて癒やし効果抜群でした。

コーヒーミルがあり、豆も数種類用意されていて好みの香りを楽しめるようになっています。

部屋のお風呂は夜に入ることとして、空いていれば無料で45分間利用できる貸切風呂のほうへ行ってみます。ちなみに503号室の隣です。

午後5時から予約して入ったのは2つあるうちの南風です。もう一つの東風は滞在中に入りませんでした。部屋に露天があるのでムリして入らなくてもって感じですね。

もちろんここも温泉で泉質はラジウム系です。源泉温度が低い（約17度）ので沸かし湯のようですね。

30分ほど入らせてもらい、のんびりリラックスできました。

午後6時になったので2階の食事処へ。なおスタート時間は選べます。

写真は食事処から見えるデッキテラスです。

お献立です。

前菜、御吸物、お造り、焚合せ、焜炉、肉料理、御食事、水菓子と進んでまいります（笑）

ナプキンが船の形になってます。

粋な演出ですね。

前菜

シャコってはじめて食べましたが見た目に反して美味しいですね。

御吸物

見た目は家庭の味噌汁のようですが、上品な出汁が効いていて美味しかったです。

御造り

タイ、タチウオ、アナゴ、サワラ、それとロウソクの炎を包むのは薄く切った大根と、味も見た目も最高のお刺身でした。

つけダレは塩、ハーブオリーブオイル、土佐醤油とありとくにオリーブで食べるとカルパッチョ風でさらに美味しかったです。

焚合せ

新竹の子がシャキシャキした食感で、瀬戸内昆布と一緒にほおばると風味がよりいっそう楽しめました。

焜炉

鞆の浦といいえばタイ。生でも美味しいのにあえて熱を通しポン酢で食べる意味があるのかと最初は疑問でしたが、食べてみてその旨さにビックリ。

お出汁でしゃぶしゃぶするので、その風味がポン酢と合わさってさらに旨みが増すのでしょう。とても美味しかったです。

肉料理

高級肉をただ焼いただけではなくローストして春野菜と共に味わってもらうなんて、かなり手の込んだお料理だと思います。下に添えたソースと上にかかったフリーズドライされた醤油粉とが融合してとても美味しくいただきました。

御食事

タイ釜飯です。そのまま食べてもいいし、土瓶仕立ての汁をかけてお茶漬けにもできます。

こちらのだし汁をかけてお茶漬けにします。

本わさびと海苔をのせてかっこむと最高にうまかったです♪

水菓子

瀬戸田せとかというみかんの下に白ワインのジュレがあります。みかんの横にあるのはトマトを干したものを甘くしてあります。ディナーの〆を飾る最高のデザートでした。

驚いたのはマズい料理がないこと。普通なら何かしら食べられない（苦手）ものが一つや二つありますよね。味付けが万人向けなのか？　とにかくこの味を提供し続けてくれるなら食事目的でリピートしてもいいと思ったほどです。

おはようごじゃりまする（笑）

日の出です。雲が多いですが日の出です。
きれいですね。

朝風呂に入ってすっきり目を覚ましましょう。

朝食は7時半から昨日と同じ食事処で。

ハッサクの生ジュース。
酸味と甘みがいい感じです。

妻は洋食で私は和食にしました。

写真をあまり撮っていませんが、それはそれはゴージャスなメニューでした。
とくに洋食なのにサラダではなく野菜のしゃぶしゃぶが出たのには驚きです。

食後はテラスで一服。

部屋に戻ってコーヒーを飲みながら、またテラスで一服（笑）

さて昨日は疲れていてパブリックスペースの写真をほとんど撮っていなかったので、朝食を食べる前にパパパッとスナップしておきました。

ここは玄関。つまりこの宿の顔ですね。

築ウン百年の古民家をエントランスのためだけに使ってるそうです。

いい雰囲気ですよね。

梁もぶっとい。

リラクゼーションルームだそうです。

エントランスと宿泊棟とを結ぶ渡り廊下。

そして渡り廊下に沿って展開されている中庭。

古い瓦屋根を使ってアーティスティックに装飾されています。

渡り廊下の先にある電動の大きな扉を開けると、目の前にこの景色が飛び込んできます。

汀邸　遠音近音（みぎわてい　おちこち）
どうでしょうか。悪くないですよね。
我が家はこの宿がとても気に入りました！
細かいことは口コミ情報で書きますが、少なくとも我が家が利用した503号室なら多くの方がステキな旅を満喫できるはずです。
鞆の浦にお越しの際は利用されてみてはいかがでしょうか。

6/6につづく。

この旅行記へのコメント （4）

• ぎっちゃんさん 2015/08/02 09:38:56

  遠音近音 すてきですね

  G☆travelerさん 再び こんにちは〜
  
  お誕生日の記事から 旅行記一覧拝見していると この鞆の浦「遠音近音」の
  旅行記が あったので また お邪魔してしまいました。
  
  うちも 今度の主人の誕生日に このお宿のアッパースィートルームを 予約しました。
  １０月のことなので まだまだ ですが 広島のふるさとクーポン4万円を 利用しての予約です。
  
  お写真を拝見して とっても楽しみになってきました。
  
  尾道も 行ってみたいとおもっています。
  
  ただし １泊だけなので どこまで ゆっくり見て回れるか わかりませんが
  G☆travelerさんの旅行記 大変 参考になりました。
  
  ありがとうございます。

  G☆travelerさん からの返信 2015/08/02 15:49:41

  RE: 遠音近音 すてきですね

  こんにちは！
  
  10月なら暑くもなく寒くもなくいい時期ですね。
  しかも4万円分のクーポンとはお得ですね。
  
  おちこちは部屋もさることながら、料理がすごく美味しいです。
  10月が待ち遠しいですね。
  
  鞆の浦・尾道の旅行記を楽しみにしています。
  コメントありがとうございました！

• ゴアさん 2015/04/13 21:45:49

  こんばんは　ゴアです

  こんばんは　ゴアです。
  札幌旅行記に投票いただきましてありがとうございます。
  旅行記拝見させていただきました。
  自転車で四国上陸！楽しそう！！　
  海のきらめきや潮の香りをとても近くに感じられますよね☆
  お宿も素敵すぎる。。。
  癒しの最高峰ですね。１度で良いから泊まってみたいです♪
  
  また旅行記訪問させていただきますね！楽しみにしています。
  
  ゴア

  G☆travelerさん からの返信 2015/04/14 07:40:25

  RE: こんばんは　ゴアです

  おはようございます！
  
  おちこちは本当に素晴らしい宿でした。ロケーションも最高ですし。鞆の浦に行った際はぜひ利用されてみてください。
  
  コメントありがとうございました！