2015/03/02 - 2015/03/02
62位(同エリア348件中)
ミズ旅撮る人さん
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ビール工場とウイスキーの蒸溜所。なんて飲兵衛のコースでしょう。
たまたま札幌で一日時間があったので、縁あって訪ねることになりました。
アサヒビールの北海道工場は札幌唯一のビール工場で、ニッカウヰスキーとは古くから提携し、
2001年には販売部門を統合しました。
縁浅からぬ仲なのです。
2014年9月から翌年3月までNHKの朝ドラ「マッサン」で、舞台となっている余市には、
何度か訪れていますが、隣の道の駅には行っても、ウイスキー工場には縁がないと思っていました。
行ってみると、なんだか懐かしいものがいっぱい。
古きよき時代の北海道に会えました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル AIR DO
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- JTB
-
アサヒビールの北海道工場は、札幌市の東、白石区にあります。
札幌市内唯一のビール工場というと、あれ?サッポロビールは?と思いますよね。
サッポロビールの工場は隣の千歳にあるんです。
新千歳空港から札幌市内に向かう途中に見ることが出来ます。アサヒビール園 グルメ・レストラン
-
これは、工場に入ったところにある看板です。夏のビールが美味しい季節の写真です。
-
見学コースの入り口です。売店に寄るのは一番最後。
まずは案内嬢についてエレベータを上ります。 -
まず最初に大きな釜が出迎えます。
1965〜1989年まで、実際に使用されていた仕込釜だそうです。
奥にあるのが煮沸釜です。 -
ビールの原料の説明で、左端に「二条大麦」を直に触ることができます。
ふりかけ容器に大麦が入っていて、食べることも出来ます。
わあ、美味しいというわけではありませんが、ちょっとおもしろい体験です。 -
仕込みの説明です。先ほどの釜は1番と4番に登場します。
-
麦汁にホップを加えた物を冷却し、ビール酵母を加えて発酵させます。
約1週間で若ビールが完成し、これをさらに数十日間熟成させます。 -
発酵タンクの中を再現した物が映し出されています。
本当のタンクではありませんが、ものすごく美味しそう・・・ -
古代文明の時代から酒造りは盛んでした。こうしたレリーフが廊下に並んでいます。
-
アサヒビールの歴代ポスターがエスカレータの壁に掛けられています。
止まれないので、撮るのが難しいです。 -
工場の作業現場は撮影禁止です。ガラス越しにほとんど無人のラインを見ます。
出来立てのビールを缶に詰める行程です。円盤状の機械で瞬時に缶に詰め込む速さは、どんなに目を凝らしても捕らえられません。
目の前の機械で1分間に詰めることのできる缶の数は、1,500本。
12本入りのケースで62ケースにもなります。画面からはみ出してしまいました。 -
缶が出来るまでを表した図です。
胴体部分のプリントは上部ができる前に印字するんですね。
またプルタブの脇には、点字で「さけ」と刻印されます。 -
歴代のラベルもエレベータの壁に掛かっています。
歩かないで見られるのはいいのですが、写真はぶれます。 -
アサヒビール社の年表にあった輸出用のラベルです。
1893(明治26)年に、シカゴ世界博で最優等賞受賞。
1900(明治33)年に、パリ万博で最優等賞受賞。
予想外に早くから、世界では認められていたようです。
日本にビールが伝わったのっていつなんでしょうね。 -
その隣には、ニッカウヰスキーの年表もありました。
-
これは玄関にあったパネルです。「マッサン」の影響でしょうか。
今、アサヒビール工場では、ニッカウヰスキー創業80周年特別企画
「竹鶴政孝とリタ 〜国産ウイスキーへの夢〜」というコースを事前予約制で行っています。 -
さあ、お待ちかねの試飲です。飲めない人にはソフトドリンクも用意されています。
一人20分で3杯までです。 -
まずは定番「アサヒスーパードライ」です。
-
「アサヒ スーパードライ ドライプレミアム」です。
-
こちらのビールは別のカウンターで供されます。
「氷点下のスーパードライ」と謳われた「DRY EXTRA COLD」です。
白と黒があります。 -
「DRY EXTRA COLD」です。
文句なしに美味しいです。私は普段、ビールは飲みません。
ほとんどアルコールなしの生活をしていますが、これは美味い。
思わず行ったことのない「お酒コーナー」に足を運んでしまいそう。 -
売店には、懐かしい木彫りの熊がニッカウヰスキーを抱っこしていました。
昔、北海道といえば、木彫りの熊でした。鮭をくわえていたりして。
「すずらん香水」とともに北海道土産の定番でした。 -
「黒生ビールゴーフレット」。おつまみかな?
-
期間限定のハイボールの缶です。
2種類あって、普通のハイボールとりんごのハイボールです。
缶入りのハイボールって見たことないです。
そもそもハイボールを飲んだことがない・・・
でも、ついつい欲しくなる。 -
ビール工場の敷地内には3つのレストランがありますが、
平日の昼間は、この「ピルゼン」しかやっていないそうです。
ランチメニューはいろいろあったけれど、団体客が来たので対応しきれなくなり、
出せる料理はジンギスカンだけと言われました。
冬季はあまり人が来ないんですね。 -
先ほどのハイボールのポスターを見つけました。
リタさん、まさかこれほど有名になるとは思わなかったでしょうね。 -
余市駅のホームにあった看板です。
-
駅にも「マッサン」の看板が。これで、少しは観光客が増えるといいですね。
できれば、夏の観光シーズンにオンエアして欲しかったね。
小樽から先、余市を通る鉄道は1時間に1本しかないことが多く、鉄道で訪れるのは時間に余裕がないと難しいです。 -
駅を出たところにこの碑がありました。「リタロード」。
惜しむらくは、どれがそのロードなのか不明なこと。 -
「リタロード」の碑の隣に、ウイスキーを抱いた熊像はこちらと矢印がありました。
雪の中を歩いていくと、この像が。ちゃんと瓶には「ニッカ」の文字が見えます。 -
余市の駅舎と吹流し。ウイスキーのイメージなんですね。
-
ショーウィンドーにあった熊です。ブラックニッカを抱えています。
このおじさん、札幌のすすきのの交差点にいます。 -
すすきのです。この看板は、昔からすすきののシンボルでした。
下半分は変わるようですが。
ラーメン横丁とともに、いつまでも残って欲しいもののひとつです。 -
このポスターは、「マッサン」の大阪時代のものなので、今はあまり見掛けません。
マッサンの上で仁王立ちしている泉ピン子さんは、外国人の嫁を認めないおっかないお母さんの役だったので、こんな顔なんです。 -
ようやく、ニッカウヰスキー余市蒸溜所に到着しました。
余市の駅からは真正面に見えるので、迷いようもありません。
3月に入って、雪も減り、路面状態はいいです。 -
蒸溜所の外観です。雪がちらほら降る雲の厚い日でした。
その雲の中からなんとなく太陽の気配がします。 -
石造りの門をくぐって敷地内に入ると、まず正面に見えるのがこの「乾燥棟」です。
独特のとんがり屋根が続きます。 -
観光客が記念写真を撮りやすいように、蒸溜棟を背景に舞台が設置されています。
カメラを置く台があるので、みんなで写真を撮ることができます。
よく見ると、樽看板の「ウヰスキー」の「ヰ」が「井」になっています。なぜ? -
「乾燥棟」は落雪の恐れがあるため、閉鎖中でした。
ちょこっとだけ青空が見えてきました。 -
正門横の待合所のある建物です。蒸溜所の見学は無料です。
ガイドつきの見学を希望する場合は、ここで出発時間まで待つことになります。
30分毎にガイドツアーが出発します。 -
朝ドラでお馴染みになったポットスチル。さすがに年季が入った赤銅色です。
注連(しめ)縄が張られているのは、創業者のマッサンの実家が造り酒屋で、縁かつぎから続けられている風習です。 -
奥から3番目のちょっと小柄なポットスチルが創業当時のものだそうです。
-
ポットスチルの下には、石炭釜があります。
これが、ここ余市の蒸溜所一番のこだわりである「石炭直火蒸溜」です。
熟練の技が必要となるため、本場スコットランドでも行われなくなった方法ですが、こうして作られたウイスキーは芳しい香りと力強い味を持ち、美味しくなるそうです。 -
ポットスチルで蒸溜すると茶色い麦汁は無色透明になります。
色が無くなるなんて意外でした。これが「原酒」です。
熟成すると琥珀色に変化していきます。
年数がたったものほど色が濃いのは、このためです。 -
「粉砕・糖化棟」。
大麦を粉砕し、糖化させる工程ですが、現在は見学できないそうです。 -
マッサンの事務所です。昭和9年の建物です。
ニッカウヰスキーの「ニッカ」は、創業当時の社名「大日本果汁株式会社」の「日」と「果」をとったものです。
ドラマでは北海道果汁から「ドウカ」という名前になっていました。 -
ウイスキーの琥珀色は、樽の成分が浸み出すからで、作ったばかりの新しい樽に詰めるほど色が濃くなり、何度も使ううちに段々と薄くなっていくそうです。
しかし、樽の中で何が起こっているのか現在でも科学的に解明できておらず、人為的に同じことを起こすことは不可能なのです。すごいですね。 -
樽にも種類があることをご存知でしたか?
それによって、適する酒の種類も異なるそうです。
また、樽は4回まで使用した後、木工品にリサイクルされています。
臭いがしないのかな? -
「発酵棟」。「粉砕・糖化棟」で、糖化された液は、このタンクに移されて酵母を加えて発酵します。
およそ72時間ののち、ポットスチルに送られます。 -
「リタ・ハウス」と呼ばれる建物です。かつては喫茶ルームとして使われていたそうですが、耐震基準に達していないため、立ち入り禁止になってしまいました。
-
この建物の向こうに「製樽棟」があります。
この辺りの見学はできませんが、先ほど樽の説明が「リキュール棟」でありました。
樽は、中を焼いてから使用します。
映像でその様子を紹介していますが、なかなかの迫力です。 -
敷地内には、不思議な塔が建っています。
しかし、見学コースからは外れているため、近づくことは出来ません。
雪のために見渡すことができなくて、全体像がわかりにくいです。 -
さっきまで晴れ間も見えていたのに、雪が降ってきました。
風があるので、歩きにくいです。
北海道の冬は天気が目まぐるしく変わります。 -
竹鶴政孝翁の胸像。
-
竹鶴夫妻の家。余市町郊外にあったものを平成14年に移築したものです。
玄関ホールと庭園のみが公開されています。 -
右側が玄関です。中に入ってすぐにホールがあります。
ホールの左手には木の扉があり、左側の私室に入る通路に繋がっていますが、立ち入り禁止です。 -
これが玄関ホールです。天井付近が斜めになっていて、正面上部にはステンドグラスもあります。なかなかおもしろい建物です。
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夫妻が愛用していたティーセット。リタの聖書や十字架、マッサンが贈った誕生日プレゼントなどが展示されています。
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創建時に建てられた一号貯蔵庫には、見学用に空樽が置かれています。
現在貯蔵庫は26棟あり、中ではウイスキーが熟成を重ねています。
熟成中は少しずつ蒸発も進み、20年も経つと1/2が失われます。その失われ
た分のことを「天使の分け前」という洒落た言い方をします。 -
お馴染みのニッカウイスキーのラベルですが、このおじさん(失礼)は誰なのでしょうか。
左手には麦を持ち、右手には小さなグラスを持っています。
下には「KING OF BRENDERS」の文字が見えます。
このおじさん、1965年のブラックニッカのラベルに初登場しました。
「ローリー卿」と呼ばれるこのおじさん、時期によっては、右向き・左向きがあったそうですが、今は、左向きで落ち着いています。 -
「ニッカ会館」。2階で、無料の試飲ができます。
-
試飲できるのはこの3種類。
「ブレンデッドウイスキー鶴17年」
「シングルモルトウイスキー余市10年」
「アップルワイン」
他に、ウーロン茶とりんごジュースがあります。 -
このように試飲用グラスが並んでいます。3種類1杯ずつ飲むことができます。
瓶のそばにある足つきのグラスは香りを試すだけの人用です。
アップルワインでアルコール22%、ウイスキーは43%・45%もあります。
アルコールに弱い人、運転手などはこちらをどうぞ。 -
「ディスティラリーショップ ノースランド」は売店です。
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こちらが入り口です。ドアや窓ガラスに小さなポットスチルのモチーフが張り付いています。
結構可愛いので、キャラクターにしたらいいんじゃないかな。 -
売店横の広場にも、ポットスチルのモニュメントが。
-
この蒸溜所限定の最高級品。
右が「シングルモルト余市1990’s」¥6,480
左が「シングルモルト余市1980’s」¥37,800
10年違うと3万円UP!さすがに色も濃い。 -
アップルワインは随分と庶民向けです。¥947・・・嬉しい。
昭和13年にウイスキーに先駆けて発売された懐かしい歴史ある商品です。
これは蒸溜所オリジナルラベルです。ロゴの下に蒸溜所の写真がついています。
裏のラベルにも限定の文字があります。
ワインにブランデーが入っているので、普通のワインのつもりで飲むと強烈です。
ウイスキーが辛くて苦手な人にも、こちらは甘くて飲みやすいと思います。
是非、「ニッカ会館」で試飲をしてください。 -
最後になって、見学コースの地図看板を見つけました。
正門から一直線に売店まで歩くコースです。
売店まで来たら後はもと来た道を引き返すだけです。 -
さあ、正門目指して戻りましょう。
これにて、アルコール分たっぷりの工場見学を終わります。
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