2014/12/14 - 2014/12/16
7位(同エリア112件中)
のまどさん
トリニダードは人気の観光地ですが外せないと思いました。トリニダードは近郊のサトウキビ農場で生産された砂糖を輸出する拠点だったので、18世紀から19世紀にかけて貿易港として栄えました。現存するコロニアル建築は当時の遺産で、現在周辺の谷とともに世界遺産に登録されています。
山や海などの自然に囲まれているのでアクティビティの選択肢も豊富です。我々は鉄道に乗って近郊のマナカ・イスナガに行ってみました。以前走っていた蒸気機関車は廃止、何の説明もなく他の団体の都合で予定が狂うなどテンション下がり気味ですが、せめてBGMだけは明るく・・・
Amor de Loca Juventud
https://www.youtube.com/watch?v=RsSufRnVo2A&list=PLxPcAoBMFIqwGjcBqlKAYk9Fbp6lsYxPs&index=8
レートは1CUC≒120円、1国民ペソ≒4.5円とします。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Day 8
カマグウェイのバスターミナルに着くなりに客引きに囲まれる。
その中で英語が堪能な人の勧めでアジア人女性とトリニダードまでのタクシーをシェアすることにしました。3人で70CUC(≒8400円)。
時間は1時間半。良い車ではないけど、安全運転で少し眠ることができました。 -
良い天気です。沿道は草原かサトウキビなどの畑が延々と続きます。キューバではあまりダイナミックな自然風景がありません。
トリニダードに近づくと面白い形をした山が見えてきました。 -
カサの料金は一律に25か30CUCです。それより安い所は違法だと思うのですが、アジア人女性はもっと安い宿を探すと言って去っていきました。
2泊したのはHostal Los Paisajes。
部屋は♪工事現場の仮眠室〜という感じですが、 -
何より気に入ったのは20平米くらいのバルコニーです。写真を撮り損ねてしまいましたが、多様な観葉植物が至るところに置いてあり、洗濯場も自由に使うことができました。
カサの主モイセットが「君たちの空間だから好きに使っていいよ」と言うのも気に入りました。評価は7/10。部屋がガテン系じゃなかったらな・・・。 -
とりあえず1杯。遺跡を利用したこちらの屋外バーに入るも、高い。ツーリストプライスなのは仕方がない。
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中央広場プラザ・マヨール。
トリニダードは砂糖の貿易港として栄えたようです。広場に面した建物は富豪たちの所有。 -
イチオシ
表紙に使ったお気に入りの1枚。
パステルカラーは灼熱の太陽の下で輝きが増します。 -
路地散策です。
この街の特色は道路が緩いV字型にへこんでいて、昔は下水が真ん中を通っていたようです。フランスのトロワでも同じ構造の道路を見ました。
何となく、観光地のトリニダードは「見せる」ようにメンテされているように感じました。カマグウェイの本物感がなくて。 -
東洋人を見かけると知性も教養のかけらもないような反応もありますが、少し学のある人は「Where DO you from?」という惜しいフレーズで国籍を尋ねてきます。
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ハポン(日本)と答えて「野球が強いね」というコメントが出てくればかなりのインテリと見ていいでしょう。
同行者はイルランダ(アイルランド)と答えると決まって「オランダね」と言われて悲しんでいました。パスポートを見せても「オランダでしょ」と信じてもらえないことがありました。 -
やはりクラシックカーが走る路地。
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キューバの壁画・落書きは色使いが素敵です。
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アイスクリーム屋です。こぎれいなので観光客向け。
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ココナッツ味1.5CUC(≒180円)。お味の方は・・・あんまり。
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こちらは別の日にカサの横の店で買ったイチゴ味。市民の店なので5国民ペソ(≒22.5円)。石油、じゃなかった人口甘味料がふんだんでした。キューバでイチゴ獲れないもんね。
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ガイドブックに載っているような所は避けて入った家族経営レストラン、パラダール(paladar)。カサも兼ねているようです。
トリニダード名物の食前酒、カンチャンチャーラ。何ともファンキーな名前。ラム、レモン汁、炭酸水にハチミツが入っていますが、無性に飲みたくなる中毒性はありません(←個人的嗜好)。 -
'todos incluciudos'(全部揃っています)というのはキューバのレストラン、宿泊施設ではお決まりの呼び込み文句ですが、最高の贅沢のような言葉を聞いたあとで実際に出てくるものを見ると悲しくなります。キューバという国の実情。
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非常にフレンドリーなのですが、いちいち賞賛を求めるような感じなので落ち着いて食べられませんでした。料理はまあおいしかったのですが、料金は30CUC。従って評価6/10。
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Day 9
カサでの朝食。モイセット兄貴が作る朝食は間違えなくベストだった。
とりわけパンがおいしいのでどこで買っているのかきいたところ「友達のパン屋から」らしいです。家中を彩り豊かにする観葉植物も「友達」から。
権力者なのですね。でも本人は柔和で、おおげさな表現を使えば止んごとなきご身分なのでしょう。ゆとりのある彼の家族もみんな温厚で、成り上がりの小金持ちのような虚栄心が一切見えませんでした。 -
前日代理店で予約した「サトウキビ鉄道」。
空港からマタンザスまでタクシーをシェアしたベルギー人カップルと駅で再会しました。この日は我々の居住地ベルギーで全国規模のストが行われたようですが、誰も何も知りません。 -
インターネットへのアクセスが難しいキューバではあらゆる情報から隔離されている気がしました。
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乗客は100%観光客。
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乗客も運転できるようですが、何かあっても誰も責任を取らないでしょう。
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ドリンクバー(有料)と音楽演奏が付いてきます。
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自然風景が広がります。トリニダードは海に近く、小高い山に囲まれているので海水浴やハイキングが楽しめます。
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牛は痩せています。
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沿道の民家から手を振ってくれました。
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マナカ・イスナガ駅に到着。この先にも鉄道は延びていますが、選択の余地なくここで全員降ろされます。
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イチオシ
マナカ・イスナガの斜塔。綿製品の土産物屋を振り切り、これに上ります。高さ45メートル、階段184段。腰周りの大きなアメリカ人観光客が来る前に上って降りることにします。
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塔は約180年前に建てられましたが、建設理由は分かっていません。兄弟の財力比べ、奴隷の監視、時刻を告げるベルの設置のためなど諸説あります。
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ヨーロッパの塔上りと違って、身構えながら登ります。でないと強度が弱そうな木の階段を上りきって、バランスを崩して落下なんてことになり兼ねません。
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イチオシ
最上部からの景色です。
この辺り一体は「砂糖工場の谷(Valle de los Ingenios)」と呼ばれ、18世紀から19世紀にかけて、270平方キロの土地に70軒もの砂糖精製所がありました。 -
鉄道はトリニダードに砂糖を運搬するために敷かれました。
合計3万人の奴隷が雇われていましたが、スペインが1820年に奴隷制度を廃止すると砂糖の生産は一気に衰退していきました。 -
塔に上る以外することがないので群集を離れて散策に行きます。
外国人を見かけるとこんな民家からもテーブルクロスを手に売り子が出てきました。 -
さとうきびジュースの店があったので1CUCで買いました。サトウキビを圧搾して最後にライムを搾ってくれますが、冷たいのはなぜでしょう?汗をかいた体に心地良く浸透する甘さでした。
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帰りの列車が来ました。
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帰るのかと思いきや、列車は何の断りもなく反対方向に走り、またもやグアチナンゴ(Guachinango)なる駅で強制的に降ろされます。
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どうやら10人ほどの団体がここで昼食を取る予定になっていたようで、残りの乗客もそれに付きあわされます。みんな不機嫌。我々も午後はビーチの予定を変更せざるを得なくなった。
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我々のテーブルに同席したフランス出身ニューヨーク在住の初老の女性はチキンを一皿頼んでいましたが、まさか原料はその場で調達ではないでしょうね。
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意地として食事を頼まないので、暇つぶしに店の中を見てます。ベッドが4台、外にはシャワー室があったのでファームステイできるのでしょう。個人的には固辞です。後で調べるとここは現役の農家のようです。
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ようやく列車が動き出しました。鉄橋は良い味を出しています。
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マナカ・イスナガの塔を見送ります。
ミャンマー、シャン地方の鉄道と比べて料金は7割り増しで、失望感も同じです。 -
この路線、5年前まで蒸気機関車が走っていました。今はディーゼルですが。
現役を退いた機関車たちを少し見てみました。 -
Sumitomo Ride Control。調べるとどうやら現在の新日鉄住金らしいです。
見ていると「案内しようか」と従業員に言われましたが、最低1CUC請求されるのは目に見えていたので断りました。 -
今日の夕飯はカサで食べることにしました。1人20CUC。広いテラスという空間を独占しながら食べられるので割が合うと思いました。
その前に1杯。ハバナのフロリディータの支店かコピーらしきこちらの店でダイキリをと思いましたが、中はバンド演奏がじゃんじゃん流れている中で、日焼けしたエセ金髪(違う色の髪を金髪に染めている女性の俗称)がうじゃうじゃいたので二人して踵を返す。 -
アニキお手製の夕飯。しっかりした豆のスープ、サラダに豚肉の煮込み、練乳のデザートにキューバのコーヒーまでお土産にもらい大変満足しました。
「キューバ料理はおいしいだろ」と屈託ない笑顔を浮かべるアニキは幸せだと思います。我々も幸せな気分に浸れたので、 -
食後の一服。私は煙草を吸いませんが、夏子の探検さんの旅行記を読んで葉巻は吸ってみようと思いました。ロミオとジュリエットという銘柄。確かに自然な香りがします。喉が渇くのでラム酒を口に含みながら吸うとちょうどいいです。ちなみにマッチは国民の店で何と1国民ペソぽっきりで買いました。
(↑ワル演出アイテム勢ぞろい) -
Day 10
支払いに行くと、アニキのアトリエらしき部屋が見られました。強いて言うならばゴーギャンのような画風の裸婦像^^が家中に飾ってありました。
「早いね、君たちもう発つのかい」
とアニキ。土産を一通り渡すと、以前泊まった日本人女性が同様に置いていった折鶴を見せてくれました。さほど宿泊客がないのか、人との出会いを大切にしているようです。彼とは宿主と客という金銭関係を越えた友情を感じました。 -
バスターミナルにて。観光地トリニダードのビアズル(外国人が利用できる長距離バス)事務局は事前予約ができる反面、荷物は1つ1CUCという破格の請求をされます。
海岸沿いを走って次はシエンフエゴスです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- jijidarumaさん 2015/03/17 17:04:55
- マナカ・イスナガの斜塔
- のまどさん
こんにちは。
キューバはまだまだ観光面では疲れる国ですね。笑顔の写真は
最高ですが・・・。
マナカ・イスナガの斜塔はなぜ傾いたのでしょうか?
最初から傾いて建てたのかな?建築方法の稚拙でしょうか?
それとも地盤が弱い所為なのでしょうか?
高々とした最上階からの写真を見て、少々むずむずしました(笑)。
高いところ苦手です。
jijidaruma
- のまどさん からの返信 2015/03/17 21:07:46
- RE: マナカ・イスナガの斜塔
- jijidarumaさん、こんにちは。
> キューバはまだまだ観光面では疲れる国ですね。笑顔の写真は
> 最高ですが・・・。
発展途上国を旅すると計画通りに行かないことが多いですが、なぜという理由が分かれば気持ちは落ち着きます。キューバではこの鉄道のように合点がいかないことが多かったのですが、この国は予定を立てず行き当たりばったりの方が楽しめる気がします。
>
> マナカ・イスナガの斜塔はなぜ傾いたのでしょうか?
jijidarumaさんは高所恐怖症でしたね。
なぜ傾いたのか調べたところ、残念ながら答えになる情報が得られませんでした。恐らくは地盤が緩んだのだと思うのですが。
では、また。
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