2014/12/13 - 2014/12/14
2位(同エリア8件中)
のまどさん
カマグウェイは今回の旅行中一番好きになった街です。プロ意識の高い素敵な人たちとの出会いがあり、気ままに街歩きができ、自然な姿の街から歴史を学ぶことができました。
食事と飲み物は他の観光都市に比べて安い割には質が良かったので満足しました。カマグウェイはキューバの第三都市ですが、観光地としてはさほど人気がないので我々の琴線に触れたのだと思います。ガイドの「歩く度に味わい深い街」というコメントは大いに納得できます。
街歩きツアーに続いて駅で見た電車と市民の姿を書き留めたいと思います。
今回のBGMはカマグウェイの街角でバンドが演奏していたEl Cuatro de Tula↓
https://www.youtube.com/watch?v=XZHF6SDWtU8
- 旅行の満足度
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
Day 7
ガイドのリディエが卒業した高校。彼は大学に進み英文学を専攻し、単位取得後に専攻を歴史学に替えて学士号を取ったようです。そのため歴史の知識は豊富で英語も全く支障なく話せますが、ここまで学問を修めている人はキューバでは稀でした。思うに教育が無料である代わりに進学するのが難しいのでしょう。だから多くがドロップアウト。
リディエは歴史学の教授をしていましたが稼ぎが悪いのでガイドに転職したようです。この国では観光に関わる仕事が最良のようで、観光ガイドやタクシーの運転手の方が大学教授や医者より憧れの職業だそうです。 -
橋を渡って町の郊外に行きます。
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なぜかカジノと呼ばれる公園。
木陰が涼しい市民の憩いの場で、とても居心地が良かったです。 -
こちらの東屋は1908年に建てられました。楽団がこの中で演奏し、宴に集まった男女のデートスポットになっていたようです。
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こちらの木が植えられたのは1902年。キューバの独立記念です。
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人工洞窟はスペインの建築家の作品です。ガウディの近代建築の影響を受けているとのことですが、バルセロナの建築物を彷彿とさせます。
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キューバの独立に貢献した人物の銅像もたくさんあります。
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カマグウェイの街は幾度も海賊の侵入を受けました。中でも最も有名なのが今日ラム酒の銘柄にもなっているヘンリー・モーガンです。正確には彼はスペイン領攻撃のために英国から雇われた私略船の船長なので海賊ではありませんが。
カマグウェイの入り組んだ路地は侵略者を惑わすことを意図して複雑に作られました。もっとも、いとも簡単に破られましたが。モロッコのマラケシュよりも複雑という記述もありますが、私は前者の方が迷いやすいと思います。 -
サン・フアン・デ・ディオス教会兼病院(La Iglesia San Juan de Dios )。広場にはレストランが3軒あります。そのうちの一つが前日に入った1800だったので、この日はParador de Los Tres Reyesという店に入りました。
リディエはすごい勢いでビールを飲み、思い出話が始まりました。一番苦手な観光客の団体はベルギー人と聞いて吹きだしました。英語で話しかけたところ「あんた何なの?」という見下した顔をされ、完璧なスペイン語で返されたのが傷ついたそうです。
ベルギー人は語学についてある種の選民思想があって、自分の実力を買いかぶっている人ごまんといるんですよね。(←人のこと言えるのか) -
ティナホン(tinajon)と呼ばれるカマグウェイ名物の甕。中の水を飲むとこの地に留まることになるとの言い伝えがあります。
覗き込むウワバミを切り取ったので、変な構図ですいません。 -
海賊の名前が書かれていますがキューバと関係ない者、想像上の人物も混ざっています。ジョン・シルバーは小説『宝島』の登場人物です。宝島のモデルになった島はキューバのピノス島という説があります。
『宝島』で海賊たちが豪快に飲むラム酒に憧れて、幼少期に親の目を盗んでラム酒を紅茶に入れて飲んだことが度々ありました。(←兆し) -
カマグウェイはかつて良質な牛肉の生産地でした。
リディエは英国史に興味があるので日本史なんて知らないだろうなと思っていましたが、突然「明治維新について勉強した時は興奮と感動を覚えたよ」と切り出したのでたまげました。
袖を捲ると左右に刺青。右腕には彼の星座「獅子」と漢字で彫ってあって、左腕は何とケルト十字。何だか「絆」を感じてしまった。 -
しゃれたバルコニー。18世紀竣工って言ってたかな。
「カマグウェイの街は歩く度に発見があるんだ」
とリディエ。彼は国がどうなろうとこの街に留まり、天職であるガイドを続けるでしょう。 -
変わった造りの家。
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ネコちゃん見つけた④
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薬局は至る所にあり結構遅い時間まで開いています。福祉政策の一つなのでしょう。
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鉄道駅近くの建物は老人ホームになっているそうです。
ツアーはこれにて終了。大満足です。リディエに会わなかったらこの街の印象も違っていたかもしれない。そして彼もオタクの我々との時間を楽しんでいたかのように思えました。 -
鉄道会社の事務所があるアールデコの建物。中に入ろうとしたが制止されました。
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オリエンタルな不思議な柱。
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装飾品博物館の入り口。レースのような鉄格子が中庭に導きます。
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ネコちゃん見つけた⑤
向かい側も -
ネコちゃん見つけた⑥
イカした格好のおばちゃんも絵の一部に見えます。 -
2つ合わせて。
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ココナッツジュースは何と1ペソ(≒12円)!2杯頼んで20ペソ札を渡したら17ペソしかお釣りが返ってこなかった。素直にお釣りくれたら1ペソ置いていってあげたのにな。黙って50%増しにするなんて感じが悪い。
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さて、ここからはしばらく鉄道ウォッチルポです。
カマグウェイの旧駅舎です。老朽化のため、かつての倉庫が現在は駅舎として機能しています。 -
蒸気機関車のエンブレム。素敵。
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こちらが現在の駅舎。
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ローカル線のみがここに停まるようです。
地図で見ると町の外れに一回り大きなカマグウェイ駅が別にあるので、ハバナ行きなどの主要路線はこちらに停まるようです。 -
ローカル線だけでも見ごたえがあります。
それでもダイヤはめちゃくちゃなので -
市民がどのように利用しているのか分かりかねません。
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待っていた電車が来ました。
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中は座席があるような感じではありません。でも人が降りてきます。プラットフォームのドクロの絵、なあに?
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正面から。
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踏み切りで待つ市民とともに列車を見送ります。
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イチオシ
写真に映るのを嫌がっていた兄弟。
キューバでは子供の物乞いを見なくてよかった。トリニダードではキャンディをねだる子供がいたが、カンボジアの子供のように強張った表情はなかった。 -
やっぱりのまどはなんちゃって鉄なので、その筋のお友達のような感動的な一枚は撮れません。
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鉄トモの中に蒸気機関車の本を書いて生計を立てている人がいて、キューバは聖地らしいのですが、一体どれくらいの時間と労力をかけて写真を撮るのか考えただけでも気が遠くなります。
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イチオシ
鉄道と市民の生活が夕日の中になじむ。
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市民の足カマグウェイバス。恐らく無料でしょう。どれもすし詰めでした。
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アペルティフ(食前酒)。モヒートとハバナクラブ7年もの。安いし、モヒートのミントも新鮮なので気に入り、食前と食後に立ち寄りました。残念ながら店の名前は失念してしまいましたが駅前通りのレプブリカ通りにあります。
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今日の夕飯はEl Patio。トリップアドバイザーの評価は3.5/5だけど
http://www.tripadvisor.com/Restaurant_Review-g147272-d4473762-Reviews-Restaurante_El_Patio-Camaguey_Camaguey_Province_Cuba.html -
カマグウェイ名物のラムシチュー、お勧めです。値段も2人で10CUC(≒1200円)、公正なレートの国民ペソでも伝票を出してくれたので私の評価は8/10。
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Day 8
ミリアムの家での朝食はボリューム満点です。
掃除担当の女性は失礼ながら名前をきかなかったが、とても朗らかで仕事もきちっとします。スペイン語しか話しませんが、コミュニケーションは言葉じゃないんだと思えるほど親近感が持てました。 -
荷物をまとめて玄関でタクシーを待っていると部屋を見回った彼女が我々が置いていった物を持って出てきました。土産とチップの他にゴミとしてガラスの小瓶とプラスチックの容器を置いていったのですが、「これらももらっていいの?」ときいてきたので恥ずかしくなりました。
我々にとってのゴミが彼女の貴重品になるなんて。でも嬉しそうにしていたので、こちらも温かな気持ちになりました。小瓶に入っていた乾燥剤を説明するのに苦労しましたが、翻訳アプリで意味は伝わったようです。 -
去り際「また来年も来てね」と。我々もまたあなたに会いたい。
そして「寒いわね〜」と。「寒くないよ」と返すお決まりの会話で別れます。
ミリアムの知り合いと思われるタクシー運転手も紳士的で、カマグウェイでは本当に良い思い出ができました。
さあ、次はトリニダードです。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- jijidarumaさん 2015/03/01 20:01:00
- 掃除担当の女性
- のまどさん
掃除担当の女性とのエピソード、また訪ねたいでしょうね。
ドイツのホテルで空になった水のボトルをゴミ箱の横に
置いて外出して、帰ってみると、依然として傍に置いたまま、
ゴミ扱いしていませんでした。
多分、購入の際にデポジットしているボトルですから、スーパーなどで
ボトルを持参すれば、換金できると思って、客のものとして
扱ったようです。
私共の方はチップ代わりにあなたが換金してくれてよいのですと、
そんなつもりでしたが、そこはけじめだったのでしょう。
翌朝はその旨のメモと少額のチップのコインと、
倍になったボトルを置いてきました。
jijidaruma
- のまどさん からの返信 2015/03/01 23:27:46
- RE: 掃除担当の女性
- jijidarumaさん、こんにちは。
掃除担当の女性は仕事を楽しんでいるようで毎回顔を合わせると笑顔でした。楽しんでできる仕事は職種に関わらず天職なのだと思います。彼女たちのおかげでカマグウェイのカサ滞在は大変快適でした。
> ドイツのホテルで空になった水のボトルをゴミ箱の横に
> 置いて外出して、帰ってみると、依然として傍に置いたまま、
> ゴミ扱いしていませんでした。
私もこれはドイツで経験したことがあります。いくら換金可能でも旅行客がわざわざスーパーに行って換金するというのは気軽にできるものではありませんが、ホテルのポリシーなのでしょう。
ドイツのデポジット代は結構高く設定されているとおもいます。我々は食事に合うドイツビールを好んで当地に出向いた時は買い占めるのですが、空き瓶は破棄しています。わざわざ車を走らせてまた国境を越えて換金するのは手間なので。もったいない限りですが。
では、また。
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