2015/02/19 - 2015/02/19
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経堂薫さん
3月14日、いよいよ上野東京ラインが開業します。
これまで上野駅発着だった東北本線以北と、東京駅発着だった東海道本線以南が直結!
東京駅を経由して南北に直通運転が開始されることになりますね。
在来線の線路そのものは昔から存在していたのですが、東北新幹線の開業に伴い転用。
このため在来線は上野駅と東京駅の間を走ることができませんでした。
東京上野ラインは[東京<神田−秋葉原−御徒町>上野]を走ります。
でも、東京上野ラインは途中駅を設けず両駅間をノンストップで直結。
これら途中駅には山手線や京浜東北線を使えば自由にアクセスできるのですが。
そこで開業の前祝いに、敢えて上野東京ラインの高架下を散策してみました。
1日で全駅を駆け抜けるもよし! 一駅ずつじっくり遊ぶもよし!
不思議な東京の異空間へ、さっそくご案内しましょう!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩
-
なにはともあれ東京駅からスタート!
開業は1914(大正3)年12月20日、去年ちょうど100周年を迎えました。
鉄道唱歌「汽笛一声新橋を」とあるように、最初の東京駅は新橋…というか汐留に作られました。
その場所には現在「旧新橋停車場」が復元されております。
明治の初頭は、駅を御城の近くに作ることが忌み嫌われてました。
なので江戸城/皇居から離れた場所に立てられたわけで。
これは大阪も名古屋も同じで、大阪駅も名古屋駅も大阪城や名古屋城から離れた場所に立っています。
開業当時の姿を復原する工事が2012(平成24)年10月1日に完成。
明治時代の華麗な姿が平成の世に蘇りました。 -
東京駅から高架下に沿って北に向かいます。
飲食店は主に線路の左(西)側に集中。
右(東)側は事務所や倉庫ばかりで、ほとんどお店はありません。
ここは「丸の内 味の散歩道」。
丸の内北口から中央本線高架下に並ぶ飲食店街です。
コーヒーショップや牛丼屋といったファストフード店から、居酒屋や立ち飲みといった飲み屋系まで、まんべんなく揃ってます。 -
丸の内側から永代通りを北へ渡ります。
名称も「大手町 味の散歩路」に変わります。
飲食店街というより飲み屋街、それもチェーン店が多い様子。
近所のオフィス街に勤務するサラリーマンの憩いの場所です。 -
そのまま直進すると日本橋川にぶつかります。
その大手町側に沿って「大手町川端緑道」が整備されています。
ここから鎌倉橋、神田橋を経て、錦橋まで続く真新しい散歩道。
沿道には江戸時代の切り絵図が掲げられています。
現在の位置関係と比べながら散策できますよ。 -
日本橋川を超えると高架橋は今も工事中。
このあたりは左から中央本線、山手線/京浜東北線、東北新幹線の四複線です。
山手線/京浜東北線と新幹線の間に上野東京ラインの高架橋を建設。
神田駅のあたりは土地がないので、新幹線の高架の上に上野東京ラインの路線を通す難工事です。
開通後も高架下の整備などがあるので、まだまだ工事は続くことでしょう。 -
上野東京ラインの工事で、すっかり近辺の光景は様変わり。
昔この辺りに小さな飲み屋がゴチャッと固まった一角があったなぁ…。
でもさすがにもうないだろうと思いつつ記憶をツテに辿って行くと…。
なんと、まだ存在していました!
その名も「今川小路」!
場所はホテルメイン神田の裏側です。
これだけの大工事にもかかわらず生き残っているとは…なんという生命力!
ちなみに営業は夜のみで、昼はやってない模様です。 -
東京駅の北隣、神田駅に到着です。
先述の通り神田駅は新幹線の上に上野東京ラインの路線を通しました。
このため神田駅は「進撃の巨人」に出てくる壁の如き外観になってます。
神田駅の高架下には一風変わった飲み屋が数多くの入居していたのですが。
今回の工事で結構な店舗が姿を消してしまいました。
とはいえ高架下には、まだまだ怪しげな老舗が健在です -
神田駅南口の高架下にゴチャッと居並ぶ飲食店街。
居酒屋、立ち呑み屋、立ち食いそば、寿司屋、モツ焼き屋などが入居しています。
しかし内部の構造は複雑で、とても迷宮っぽい一角です。 -
最も西側を通る中央本線の高架橋は重厚なアーチ状のレンガ造り。
その下に4つの店舗用スペースが連なります。
最も南側は8軒もの飲み屋が詰め込まれた狭隘なスペース。
カウンターだけの小さな飲み屋が肩を並べています。
なんか見るだに恐ろしい雰囲気が漂っている感じですが。
勇気を出して入ってみれば、別に怪しい店ではない…みたいですよ。 -
八軒酒場の左隣に並ぶ3つの店舗用スペース。
南側から「升亀」「大越」「山ちゃん」という居酒屋が入居してました。
このうち「山ちゃん」は現在「馬力」というチェーン居酒屋に。
「升亀」は一昨年末に廃業し、現在スペースは空き家状態。
だがしかし、真ん中に位置する「大越」は今なお健在です。
ないものはないほど多彩なツマミを取り揃え、昼11時から営業。
まさに神田ガード下を象徴する居酒屋です。 -
神田駅の南口から北口にかけて、中央本線高架下にはラーメン屋や寿司屋、喫茶店やパチンコ屋など、まさにサラリーマン御用達のお店がギッシリ並んでいます。
さらに北へ向かい中央通りとの交差点にさしかかると、姿を現すのが焼鳥の名店「伊勢」。
夜は焼鳥料理がメインですが、ランチの親子丼も有名です。 -
一方、反対側は上から上野東北ライン/新幹線/店舗という高架の三層構造。
こちら側は飲食店がメインで、特に飲み屋系が多いです。
写真右端の吉野家も、夜になると2階が「吉呑み」という居酒屋になりますよ! -
上野東京ラインの高架下から中央通りにつながる謎っぽい一角です。
パチンコ店とゲームセンター、雀荘と酒場が存在しています。
昔は居酒屋やバァ、鮟鱇鍋屋など、もっと個性的な飲食店が立ち並んでいたのですが。
駅そのものの改装工事に伴い、ことごとく消えてしまいました。 -
神田駅の北側を中央通りが通っています。
左へ行けば秋葉原、右へ行けば日本橋。
中央通りを挟んだ向かい側にある三角形の一辺。
ここにも様々な店がゴチャッとつめ込まれています。
JTBの支店やチケットショップ、立ち飲み屋やインド料理屋、ゲームセンターや床屋などサラリーマン御用達の店がズラリ!
以前はポルノ映画館まであったのですが、時流のせいか少し前に閉館と相成りました。 -
中央通りを渡った北側の高架下にも店が立ち並んでいます。
この高架下も含めた通り自体が「神田東口一番街商店会」という商店街。
古くからある駅前商店街ですが、度重なるJRの路線増強に伴い、その姿は時代とともに変貌してきました。
現在ガード下には飲み屋や食事処などを中心に、やはりサラリーマン御用達の店が並んでいます。 -
東口一番街商店街を北へ抜けると道を挟んだ向かい側に千代田鍛冶町郵便局が見えます。
そこから北側は「神田ふれあい通り商店会」と名称が変わります。
しかし駅から離れているとあって飲食店の数はガクンと減少。
逆にオフィスの数が増えて、とても地味な通りになります。 -
ふれあい通りを北に進むと靖国通りにぶつかります。
中央本線は神田駅北側で左にカーブを描いて御茶ノ水駅に向かい、上野東京ラインは新幹線の上から再び横に戻ります。
3本の高架橋が並んでいるように見えますが、右から新幹線、上野東京ライン、山手線/京浜東北線の四複線です。
この先はすぐ神田川に突き当たるので、飲食店は数えるほどしかありません。 -
上野東京ラインと新幹線の真新しい高架橋に比べて、昔からある山手線/京浜東北線の高架下は非常に趣があります。
飲食店は存在せず、ほとんどが事務所や倉庫、駐車場として利用されています。
とはいえ2階部分は昭和レトロの雰囲気を今に伝える貴重な建築遺産です。
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神田駅から歩いて来た道は一旦、神田川で途切れます。
ここに架かる人道橋が「神田ふれあい橋」。
狭くて小さな橋ですが、秋葉原駅に近いので結構な往来があります。
橋の左側に見えるのは柳森神社。
室町時代に太田道灌が江戸城の鬼門除けに、京都の伏見稲荷を勧請したのが創建との由。
ですが、狐を祀るお稲荷さんのはずなのに、なぜか「おたぬき様」という親子狸がデン!と鎮座しています。 -
ここで少し寄り道します。
「mAAch マーチ エキュート 神田万世橋」。
先出の「神田ふれあい橋」を渡らず、そのまま左折して川沿いを歩いて行くと目の前に現れます。
中央本線の神田駅と御茶ノ水駅の間には、かつて「万世橋駅」が存在していました。
中央本線の起点駅として赤レンガ造りの駅舎が建設されたのは1912(明治45)年のこと。
駅舎は東京駅と同様、辰野金吾博士による設計で壮麗かつ豪壮なものでした。
しかし駅舎は関東大震災で焼失し、駅そのものも戦時中に廃止されます。
ただ、高架橋とホームは取り壊されることなく、最近まで長いこと放置されたままでした。
1936(昭和11)年、万世橋駅のあった場所に東京駅から鉄道博物館が移転しました。
戦後も「交通博物館」と名を変えて長らく愛されてきたのですが。
大宮に「鉄道博物館」が建設されるのに伴い2006年(平成18年)閉館。
跡地が再開発されるのに伴い、長らく放置されていた万世橋駅のホームと高架橋も、遺構を活かしたままで再開発されることに。
2013(平成25年)、旧万世橋駅は70年ぶりに蘇ったのです。 -
高架橋下にはレトロで幻想的な空間が広がります。
そのスペースでは様々なイベントが開催されています。
訪問した折には北欧のライフスタイルを提案する「『佇マイ』北欧market」が開催されておりました。 -
もちろん常設のお店も多数入居。
雑貨やインテリア、花屋、ワインセラー、コーヒー豆店、スウィーツ店などの物販店。
カフェ、中華料理店、海鮮バル、ラーメン店などの飲食店。
オススメは山形の情報発信基地でもある「フクモリ」。
一人でも立ち寄れる「カフェ兼定食屋」です。
もう一軒は「常陸野ブルーイング・ラボ」。
常陸野ネストビールが運営する、自分だけのオリジナルビール造りを学べる“研究室”です。 -
ここには「1912」「1935」という名の、ふたつの階段名があります。
「1912」は1912(明治45)年の駅開業時に造られた階段。
鉄道博物館時代はホームから博物館に直接入館できる特別来館口として利用されました。
「1935」は1935(昭和10)年、鉄道博物館の新館建設時に設置された新しい階段です。
「1935」は東端にある幅狭な、「1912」は真ん中にある幅広な階段。
ちなみに写真は「1935」のほうです。 -
旧万世橋駅の開業時に作られたホーム部分を整備し、「2013プラットホーム」というウォーキングデッキとして蘇りました。
「1912」と「1935」…どちらの階段からでもアクセスできます。
線路階にあるホームに上り、実際に駅構内を歩く気分で回遊できますよ!
ホームの奥にはガラス張りの展望カフェデッキ「N3331」が営業中です。 -
旧万世橋駅のホーム跡に立つカフェ&和酒「N3331」。
それゆえ店の両脇を中央線快速電車が通過していきます。
ここは単なるカフェではなく、「食」を起点としたコミュニティアートの拠点。
昼はフードコーディネーターによるランチを提供。
夜は酒肴を味わえるバーに変身します。
また、多彩なアーティストが展示やイベントを展開するスペースとしても機能しているそうです。 -
再び上野東京ラインの高架下に戻り、秋葉原駅へ。
“世界のアキバ”秋葉原の駅ビルには「アトレ」が2つ入居しています。
総武線の西端(御茶ノ水方面)に「1」、東端(浅草橋方面)に「2」。
「1」には帽子屋とか靴屋とか眼鏡屋とかセレクトショップとかスターバックスとかスポーツジムとか…オシャレな店が目白押し!
まさに“世界のアキバ”に相応しい店ばかり!
でもね、アトレの小奇麗な店内を見るたび、駅ビルに昔あった「アキハバラデパート」の雑然とした雰囲気が思い起こされるのです。
もう、何が何だか分からない店がゴチャッと詰め込まれた佇まいこそ、秋葉原に相応しかったように思えるのです。 -
秋葉原駅から北に向かうと、山手線/京浜東北線の御徒町寄り高架下に2つのカフェ。
その南側にあるのが「AKB48 CAFE & SHOP」です。
本家のAKB48劇場は予約が必要ですが、こちらは特に不要。
カフェではAKB48のメンバーにちなんだメニューを。
ショップではTシャツやタオルなどコンサートの必須アイテムをはじめ、文房具や日用品を販売しています。 -
「AKB48 CAFE & SHOP」の向かって左。
高架下の北側にあるのが「GUNDAM CAFE 秋葉原」です。
アニメ「機動戦士ガンダム」の世界観をコンセプトに築かれたカフェ。
ですがガンダムのことを知らない人でも、特に構える必要もなく、普通のカフェとして利用できます。
昼はランチメニュー。
夜はディナーメニューとともに、ガンダムに絡めたカクテルも提供しています。 -
秋葉原駅前のダイビルやUDXなど高層ビルが立ち並ぶ一帯からJRの高架下にかけて昔、巨大な青果市場がありました。
江戸時代に生まれた徳川幕府の御用市場で、その規模は江戸でも随一だったそうです。
ちなみに青果市場のことを東京では「やっちゃ場」と呼びます。
1923(大正12)年の関東大震災で市場は全滅しますが、 すぐさま復興。
東洋一の大市場と謳われた「やっちゃ場」でしたが1990(平成2)年に大田区へ移転。
その後は長らく空き地になってたのですが、2006(平成18)年に「秋葉原クロスフィールド」がオープン。 現在ある姿になったのでした。 -
ガンダムカフェから信号を渡った北側にある「日本の食」をコンセプトにしたアンテナショップ「ちゃばら CHABARA AKI-OKA MARCHE」。
店名は「やっちゃ場」と「秋葉原」を掛け合わせた造語です。
全国各地の特産品から選ばれた食品が並ぶ、いわば「ローカル食材のセレクトショップ。
普通のアンテナショップと違うのは、生産者と消費者の直結をコンセプトにしていることです。
また、イートインのスペースもあるので食事もできますよ。 -
「ちゃばら」と「2k540」の間、線路の東側に広がる「秋葉原練塀公園」。
ですが…残念なことに只今造成中です。
ちなみに「あきはばらねりべいこうえん」と読みます。
由来は隣接する地名「神田練塀町」から。
結構な数の桜が植栽され、春には花見の名所になる…かも?
開園は今年3月23日の予定です。 -
秋葉原駅と御徒町駅の間、高架下に広がるショッピングストリート「2k540 AKI-OKA ARTISAN」。
店名の由来は東京駅から2km540m付近に位置していること。
これを鉄道用語の距離“キロ程”で表すと「2k540」となるそうです。2k540 AKI-OKA ARTISAN ショッピングモール
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御徒町一帯は昔から江戸の文化を伝承する伝統工芸職人の街。
そのコンセプトをもとに構築され、クリエイターの工房と一体化したショップが並んでいます。
帆布バッグ、家具、帽子、木製雑貨など店の種類は多彩です。 -
2k540からスポーツジムとコンビニを間に挟み、北側に軒を連ねる飲食店街。
それが「御徒町 味のふる里」です。
南からファミレス「ジョナサン」、肉の居酒屋「とろ豚本店」、地魚屋台「豊丸」の順に並んでます。
写真では「ARATA」になってますが、実際は長崎県産とろ豚を賞味できる「とろ豚本店」が立っています。 -
「味のふる里」の北側にはラーメン専門店街「御徒町らーめん横丁」があります。
まずは中野にある“青葉系ラーメン”の元祖、中華そば「青葉」。 -
「青葉」の並びには黒マー油とんこつラーメン「なんつッ亭」と、長野発の信州しょうゆラーメン「チラナイサクラ」。
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「青葉」の角を左折すると、つけめんブームの火付け役「つけめんTETSU」。
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「つけめんTETSU」の隣には激辛ラーメンの象徴的存在「蒙古タンメン中本」があります。
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「御徒町らーめん横丁」を過ぎると御徒町駅の登場です。
上野と秋葉原の両駅に挟まれた、JRでは山手線と京浜東北線だけが停まる小駅。
東京メトロ銀座線上野広小路駅、都営地下鉄大江戸線上野御徒町駅が接続しています。
上野駅からアメ横をブラブラ歩いているうちに着いちゃう程度の距離。
なので駅の認知度自体あまり高いと言えない地味な駅です。 -
高架下には多種多彩な飲食店が詰め込まれています。
東側には本格焼酎が売りの居酒屋「金魚」。
ただ、耐震工事の影響でほとんどの店が休業中です。
工事が完了したら、また新たな飲食店がオープンすることでしょう。 -
味噌ラーメン「えぞ菊」、回転寿司「平禄寿司」、立ち飲みコーヒー「ドトール」、立ち飲み酒場「味の笛」など、各業態の老舗が軒を連ねています。 老舗ではありますが格段に値が張るわけでもなく。 ここへ足を運べば食欲を概ね満たせますよ。
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御徒町駅の西側には老舗デパートの松坂屋上野店。
東側にはディスカウントデパートの王様多慶屋。
対照的な大規模小売店が駅を挟んで対峙しています。
さらに、北口には創業95年という歴史を誇る老舗スーパー「吉池」も。
上野東京ラインの電車は止まりませんが、それが逆に勿体無いほど魅力的な店の数々が詰め込まれている駅…それが御徒町駅なのです。 -
御徒町と上野の両駅間といえば…問答無用で「アメヤ横丁」!
高架下約400メートルの空間に400店もの店舗がギュウギュウ詰めで軒を連ねている日本最大級の高架下商店街です。
また、御徒町から上野に向かって左側の通りは「アメ横通り」と呼ばれ、高架下と道路を挟んだ向かい側も「アメ横」の範囲に含まれています。
その名は終戦直後、ここに乱立した闇市に由来します。
甘味に飢えていた人たち向けに飴を売る店が多かったからとも。
アメリカ軍の放出品を扱う店が多かったからとも言われています。
その名残りか、輸入化粧品、時計&宝飾品、皮革製品、ミリタリーカジュアル、お菓子屋さんも結構あります。 -
一口に「アメ横」といっても、概ね5つのブロックに分かれています。
最南部は御徒町駅から「上野中央商店街」という看板を掲げた一角。
通りは「ウェルカム・モール」という愛称で呼ばれています。
さらに南側は「チェリー」、北側は「イエロー」と色分けされてます。
「チェリー」サイドには化粧品店が多く、香水の匂いがプンプン。 -
2つ目のブロックは先出の「中央商店街」の看板から北進して「上野Uロード」と交差する辺りまで。
この一角は「ウェルカム・モール」の「グリーン」に色分けされています。
西側のアメ横通りには乾物屋がズラリと並ぶ一角。
アメ横通りとUロードが交差する角には、フライトジャケットで有名なミリタリー・カジュアルの店「中田商店」があります。 -
「駅近道入口」の看板から北側の「アメ横プラザ」までの間が3つ目のブロック。
ここはジーンズショップ「アメリカ屋」などアメリカン・カジュアル中心の一角。
さらに北半分には、なぜか休憩所と自販機が。
アメ横を歩き疲れ、ここで一服してる方も結構いらっしゃいます。 -
休憩所を北に抜けると、その先は4つ目のブロック「アメ横プラザ」。
細い通路が縦横に貫くブロック内は、まさに「アメ横のキモ」。
高級ブランドを扱う老舗のショップをはじめ輸入雑貨、アクセ、貴金属、靴、鞄、ミリタリーショップなど多種多彩な店舗が並んでいます。
ジッポーや万年筆、懐中電灯、サングラスの専門店、特注のレザーバッグや財布を作ってくれる皮革製品店など、ここにしかないお店が多いのが特徴です。 -
アメ横プラザの北端に当たる第5通路から北は行き止まり。
先へ進むには一旦高架下の外に出る必要があります。
グルリと回り込んで再びガード下に戻ると、そこは飲食店の集まる一角。
その一軒がモツ焼きの名店「大統領」。
まさに「ガード下の飲み屋」というイメージそのままの店です。
人気店でいつも混雑していますが、店の前を東へ向かうと支店があるので、そちらのほうが若干入りやすいかも知れません。 -
モツ焼き「大統領」前の通りから上野駅までの間が5つ目のブロック。
チョコレートの叩き売りで有名な志村商店などの物販店や、ラーメン店や回転寿司などの飲食店が並んでいます。
写真の「豚坊」は昭和の民家を現代の高架下に再現した居酒屋。
その細工は「よくここまで作りこんだなぁ〜」と感心するほどでした。 -
いよいよ終点の上野駅に到着です。
現在の駅舎は1932(昭和7)年に完成した2代目。
東京駅に比べると地味ですが、東北、常磐、上信越方面への玄関口として建てられただけあり、駅舎には皇族を迎える貴賓室を設けるなど、80年以上の歴史を有する文化遺産でもあります。
そのレトロな趣を活かす形で2005(平成17)年に全面リニューアルが完成。
駅舎内に「アトレ上野」、改札内に「エキュート上野」がオープン。
戦後の匂いを色濃く残していた上野駅は面目を一新します。
かつては長距離列車の始発駅終着駅だった上野駅は今、乗り換え客の生活の一部となっています。 -
秋葉原駅のところでも出てきたJR東日本の商業施設「アトレ」。
上野駅のアトレは東側の「レトロ館」と西側の「七番街」に分かれます。
写真は「七番街」の入り口。
高級スーパー「ザ・ガーデン自由が丘」「成城石井」や、ユナイテッドアローズなどがあります。
ほかにも喫茶店や書店など、通勤通学で利用する乗客が乗り換え時に気軽に利用できるお店がそろってます。 -
一方、東側の「レトロ館」は元来の上野駅舎をリニューアルした趣きのある佇まい。
地下1階から2階まで3フロアにわたり、飲食店を中心に構成されています。
地下にはワイヤードカフェや北欧パン、カルディコーヒーファームなどが入居しています。
1階には化粧品「ロクシタン」、ドラッグストア、カジュアルフレンチ「レカン」、そして「ハードロックカフェ」の4店。
特に六本木の象徴的存在だった「ハードロックカフェ(以下HRC)」が出店した時は驚きました。
レトロな駅舎の中に出現したロックなスペース。 それが絶妙にマッチして、なかなか趣き深い雰囲気を醸しだしています。 -
レトロ館2階のレストラン街はグルメスポット。
中央の回廊を挟んで北側と南側にレストランが入居しています。
北側には中華料理店「可口飯店」、和食店「まいか‐米香‐」、英国パブ「ローズ&クラウン」の3店。
南側にはカレーうどんの店「古奈屋」、甘味処「麻布茶房」、洋食屋「つばめグリル」、寿司屋「寿し常」、とんかつ屋「かつくら 京都三条」の5店。
でも各店舗の内装は業態相応で駅舎のレトロっぽさが活かされていないのが少々残念です。 -
東京駅から北上してきた高架下を歩く旅も、ここでオシマイ。
ここから北には高架橋も高架下もありません。
「七番館」の外側に当たるアーケード下には南からスペインバル、イタリアンレストラン、つけ麺屋、タンメン屋、蕎麦屋の順に並んでいます。
そして出入口を挟み最北端に位置しているのが、あの「味集中カウンター」で有名なとんこつラーメン店「一蘭」です。
目立たないところに立地しているのも、味に集中してもらいたいからでしょうか?
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