2010/08/11 - 2010/08/11
100位(同エリア2850件中)
山と湖さん
ポルトガ7日間の旅。
リスボン観光後にレンタカーで南下しアルガルヴェ地方を訪れます。
アルガルヴェ地方にある通称オレンジ海岸という名に惹かれ、この旅のルートを決めました。
正式名称はプライア・ダ・コヴァ・レドンダ、ラゴア (Praia da Cova Redonda, Lagoa)。
旅をしたのは2010年ですが、2014年にヨーロッパで最も美しいビーチランキングの第2位になっていました。サグレスに近い小さな海沿いの町?Luz?に2泊滞在して、このオレンジ海岸やサグレスを訪れます。
アルガルヴェ地方の海岸は特徴的なオレンジ色のグラデーションになった岩層があり、海水に侵食されてユニークな姿をしています。オレンジ海岸とはこの色合いから付けられた呼び名です。
ボートから眺めたオレンジ海岸の明るい風景とサグレス岬の荒涼とした雰囲気は対照的で、どちらも強く心に残りました。
☆☆日程☆☆
1日目 成田 → ロンドン
2日目 ロンドン → リスボン(カテドラル・サンジョルジェ城)
3日目 リスボン(ベレンの塔・ジェロニモス修道院・国立古美術館・サンロケ教会)
4日目 リスボン(シントラ王宮・ムーアの城跡・ロカ岬)
5日目 リスボン → ラーゴス(サンタマリア教会) → ?Luz?
6日目 ?Luz? (サグレス要塞・オレンジ海岸)
7日目 ?Luz?→ エヴォラ(カテドラル・ディアナ神殿)→ リスボン
8日目 リスボン → ロンドン → 成田
9日目 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅の3日目。
朝一番で市電15番に乗ってベレンの塔にやってきました。
評判通り、優雅な姿をした塔です。 -
ベレンの塔によく似合う花木がちょうど満開でした。
-
10時のオープンを待つ間にテージョ河沿いをぶらついていた息子がこんな蟹を見つけてきました。海に近いこの辺りは満潮時、海水と淡水が混じり合うそうです。
-
列に並んでオープンを待っていると、仕事に遅れてきたらしい従業員が、扉を叩き中に入ろうとするも、気付いてもらえず扉は閉ざされたまま。
あきらめた従業員は居心地悪そうに我々と一緒に入場を待つはめに。 -
入ってすぐの2階にあたる部屋には放射状に並ぶ窓の前に大砲がずらりと置かれています。
金網から下を見ると水牢だった部屋が見えます。
潮の干満を利用し海水を引き入れたと言いますが、囚人にとってはつらい牢獄だったでしょうね。 -
テラスに出る石段。
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3階の広々としたテラス。
凝った形の柱が沢山並んでいます。 -
ポルトガル独自の建築様式であるマヌエル様式。
過剰な装飾が特徴なんだそう。 -
テラスから見上げた上階部分。
さらに上に登ります。 -
この石段が狭くて、すべりやすい。
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礼拝堂
-
屋上のテラス
いくつもある柱の上には胡椒をモチーフにしたものが載っています。
香辛料がポルトガルの繁栄を支えていたことが伺われます。 -
「4月25日橋」方面の眺め。
発見のモニュメントが見えます。
これから歩いて向かいます。 -
発見のモニュメント
ベレンの塔から河沿いを歩いて20分。(途中迂回が必要)
エンリケ王子500回忌を記念して1960年に建立されました。
高さ52mの記念碑は実物を目の前にするとかなりの迫力。
どんな人達が並んでいるのか知りたくて調べていきました。
天文学者や宣教師、船乗り、地理学者の名前が並んでいます。
当時活躍した偉人たちです。
名前と像を照らし合わせながら眺めてみます。
前からエンリケ王子、アルフォンソ5世、バスコ・ダ・ガマ、アルフォンソ・バルダイア…と続き、後ろから2番目がフランシスコ・ザビエルです。総勢17名。 -
衣装や手に持つ物で各人の特徴・仕事がわかるようです。
-
反対側もエンリケ王子の後ろに16名。
前から、インファンテ・ドン・フェルナンデ、ジョアン・ゴン・サルベシュ…と続きますが、
こちら側で私が知っているのは12番目のルイス・デ・カモンイスのみ。 -
後ろから2番目がエンリケ王子の母親だそうです。
-
後ろから見るとこんな姿をしています。
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ジェロニモス修道院に向かう途中の景色。
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ジェロニモス修道院
エンリケ王子の偉業を称え、バスコダガマのインド航路開拓を記念してマヌエル1世が着工。
大航海時代の栄華を反映させたマヌエル様式の集大成となる建築物です。 -
発見のモニュメントから10分歩いてきただけなのに、暑くて体力を消耗します。
長蛇の列があり、炎天下で45分も並びました。
教会部分は無料なのですが、回廊部分のチケット売り場が混んでいるのです。 -
サンタマリア教会・南門
繊細な彫刻に見惚れます。
扉の間にはエンリケ王子の像が。 -
上部には聖母マリア像。
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こちらは西門。
サンタマリア教会への入り口です。
これは上部にあった受胎告知のレリーフ部分。 -
門の左側には祈りをささげるマヌエル1世の像。
右側には王妃マリア(マヌエル1世の娘)の像があります。 -
ジェロニモス修道院の回廊
四分割された庭はイスラム式の庭に見られる形だとか。 -
建物全体にアラベスク模様にロープや錨・天球儀などの船具や船、海藻・貝殻・サンゴなどの海産物、熱帯地方の植物などが装飾されています。
柱や壁の一つ一つの模様を眺め、何のモチーフなのか想像するのが楽しい。 -
15世紀、最先端だったゴシック建築をベースにイスラム建築を取り入れたのがマヌエル様式。
イスラムの香りも漂わせます。 -
イスラムとキリスト美術の融合したデザインは20世紀のモデルニスモ(スペイン・ポルトガル版アール・ヌーヴォー)に大きな影響を与えました。
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修道士たちの食堂として使われた部屋への入り口。
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食堂として使われた部屋。
壁にずらっと張られたアズレージョが見事。 -
アズレージョ、青と黄色の色合いが印象的。
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2階の回廊に上がって一周してみます。
内部を見られる部屋があまりないのが残念。 -
ポルトガルのかつての繁栄を偲ばせる居心地の良い空間でした。
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サンタ・マリア教会
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細長い身廊とその両側の2つの側廊からなる三廊式の教会。
広い教会内には幾つもの祭壇があり、豪華な造り。 -
高い天井と林立する柱が印象的。
柱はヤシの木を象ってデザインされていて、細かな彫刻が施されています。 -
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ヴァスコ・ダ・ガマの石棺
歴史に名を刻んだ人物がここに眠っています。 -
ルイス・デ・カモンイスの石棺
「ここに地終わり、海始まる」はカモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアダス」の一節です。
一度聞いたら忘れられない名句です。 -
修道院を後にして、国立古美術館に向かいます。
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国立古美術館への石段。
テージョ川沿いの高台にあるこの美術館は17世紀の宮殿を改装したものです。 -
ここのレストランでランチを頂きました。
チキン、魚のフライ、ビーフストロガノフにパステル・デ・ナタも注文。
外にもテーブルがありましたが、涼しい中の席で頂きました。 -
外のテーブルの方がお客さんが多い。
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庭園は石像などが置かれたり雰囲気もいいです。
テージョ川も一望できます。 -
1階には必見と言われるヒエロニムス・ボッシュの「聖アントニオの誘惑」があります。
人間の愚かな行いなどを風刺的に描いた作品。 -
細かいところまで思わず見入ってしまいます。
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2階で一番印象に残ったのは対になった狩野派の南蛮屏風。
長崎の町を歩く南蛮人の様子が描かれています。 -
他にもかつてポルトガルと交流のあった国々の美術品が展示されています。
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アズレージョの展示もありました。
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色合いが何ともいい感じ。
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3階にあるこの巨大なタペストリーは圧巻です。
イスラムとの戦の場面が織り込まれています。 -
サン・ロケ教会に向かうのに、グロリア線のケーブルカーに乗ってみました。
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あっと言う間に終点。
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終点からすぐのサン・ロケ教会。
イエズス会派教会の建築的手本となるよう建立されたといいます。 -
主礼拝堂に側廊が一つ。8つの礼拝堂が並んでいます。
内部は外観からは想像しえないような豪華な造り。 -
教会の横にある無料の展示室は予想外に充実していていました。
展示室の1室にフランシスコ・ザビエルの一生を描いた一連の絵が飾られています。
名前だけはよく知っている彼の人生を、時の流れを追って見ていけます。 -
日本に来た時の様子を描いたものもあり興味深く見ることができました。
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カルモ教会前の広場で休憩しようかとも思いましたが涼しさを求めて別の場所へ。
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近くのショッピングセンター(アルマゼンス・ド・シアード)に入りアイスタイム。
この店の前で日本の海上自衛隊の方々をお見かけしました。
少しお話しが出来たのですが、艦隊3隻、800名で寄港したところだとか。
ハワイなどに寄りながらの訓練中だそうです。
そういえば、サンロケ教会でも幹部らしい方たちの姿が。
リスボンの町で見る海上自衛隊の白い制服姿はとても凛々しく素敵でした。 -
サンタ・ジュスタのエレベーターに向かいます。
設計者がエッフェル塔の設計者エッフェルの弟子だとか。 -
長い行列があり40分も待ちました。
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木製の古めかしいエレベーター。
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塔の美しい装飾がよく見えます。
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エレベーターを降りたら、らせん階段を登って展望台に行きます。
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リスボン旧市街とサン・ジョルジェ城方面。
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ロシオ広場、フィゲイラ広場方面。
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カルモ教会が見えます。
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教会への通路があるようです。
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夕食を食べにホテル近くのコロンボ・ショッピングセンターに行きました。
今晩は中華料理。
店内で再び自衛隊の方達を見かけました。 -
地下鉄のタイル。
-
ホテル裏口の近道を通り帰ってきました。
今日は本当に長い一日でした。
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この旅行記へのコメント (11)
-
- usakoさん 2017/01/26 21:56:38
- 初めまして(^-^)
- 山と湖さま
初めまして、ラトビアの旅行記にたくさんのいいねありがとうございました。嬉しいです☆
リスボン!
今年のGWに行きますので山と湖さまのご旅行記興味深く読ませて頂きました。
リスボン2日間の市電やケーブルカーの乗り降りは、リスボンカードご購入でしたでしょうか?
たくさんのステキな場所に行かれているのですね、フォローさせて下さいませ。宜しくお願い致します。
- 山と湖さん からの返信 2017/02/14 09:13:15
- こんにちは
- usakoさん こんにちは!
usakoさんからのメッセージに気付いたのが何故か今頃になってしまい、お返事が遅れて
ごめんなさいね。
GWにリスボンに行かれるとのこと、私たちは夏でしたので暑さがちょっとこたえました。GWなら気持ちよく過ごせそうですね。
> リスボン2日間の市電やケーブルカーの乗り降りは、リスボンカードご購入でしたでしょうか?
記録を調べたところ、48hのメトロカードは買ったけど、リスボンカードは買わなかったようです。もう準備はばっちりですか? リスボンの他も行かれるのでしょうか。
美味しいものをたくさん食べてきて下さいね^^
usakoさんは野球(スポーツ観戦?)がお好きですか?
うちの娘は野球、命といった感じです。
大学でスポーツ新聞を作っていたこともあり、今でもボランティアで地元の都市野球の写真を撮っていて、シーズン中は毎週末出かけています…
この度はフォローをありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします♪
- usakoさん からの返信 2017/02/14 16:03:17
- RE: こんにちは
- 山と湖さん
こんにちは☆
ご丁寧にお返事どうもありがとうございます!
どうか、お気になさらずに(^^)
お嬢さま野球お好きなのですね。
新聞と言う事は、お写真も撮られるのですよね、すごいな〜尊敬致します!
なかなかどうして動く被写体はとても難しいです><
大谷翔平投手が好きです笑
ご回答下さり恐れ入ります^^
何度も乗り降りするのにそのたびに小銭・・大変ですよね。
私もカード類を使ってみたいと思います。
滞在が3日と短いのですが、その分一人なので身軽です。
せっかくですので頑張って鉄道でガイドブックに載っていない街とか、行けたら良いなと考えています。
また教えて下さいませ。これからもどうぞ宜しくお願い致します(^^)/☆
-
- 蔦之丞さん 2015/04/15 05:24:00
- おはようございます!
- ☆『仕事に遅れてきたらしい従業員が、扉を叩き中に入ろうとするも、気付いてもらえず扉は閉ざされたまま。
あきらめた従業員は居心地悪そうに我々と一緒に入場を待つはめに。』
思わず笑ってしまいました(笑)
日本では、ありえないかな?
建造物は目を見張る素晴らしいものばかりですね〜!
娘とは乗馬の思い出しか残っていないので
せめて、孫がもう少し物事に理解・把握・できるまで
生きて一緒に旅をしたいです
山と湖さん親子が羨ましいです。
蔦之丞
- 山と湖さん からの返信 2015/04/15 19:43:11
- RE: おはようございます!
- 蔦之丞さま、こんばんは。
今日は暖かい日となりましたね。
韓国旅行記、拝見しました。
福島空港は一度立ち寄ったことがあります。
インチョンへの便があって便利そうですね。
山と湖
-
- わんぱく大将さん 2015/03/17 18:02:36
- お隣でも遠い国
- 山と湖さん
昨夜は投票だけして、寝てしまいました。 いつもは寝る時間でもない1:30位にぐた〜でした。失礼致しました。
ポルトガルいいですね。 人も、食べ物も素朴で。でも、根底には純粋なキリスト教徒の香りが漂って。 お隣なのでいつでも行けそうですが、今は遠い国です。 でも、旅行記拝見してると、旅情をそそります。
大将
- 山と湖さん からの返信 2015/03/17 20:39:33
- RE: お隣でも遠い国
- 大将さん
今日は春めいた陽気で暖かい一日でした♪
庭の水仙がやっと開きました。
そちらは春の気配はいかがですか?
ポルトガルは食べ物も馴染みやすかったし、日本との交流の歴史も感じられたりと、親近感の持てる国でした。のんびりと旅が出来たような気がします。
(リスボンでは行列には並びましたがね・・・)
大将さんもポルトガルに行かれることはあまりないのですね。
地図ではスペインの一部のように見えてしまうのに、やはり近くて遠い国なのでしょうか。
本当に大陸の端っこまで(地の果てと言ったら大げさかな?)行ってきた感があります。サグレス岬はとても印象的でした!
山と湖
- わんぱく大将さん からの返信 2015/03/19 10:40:41
- RE: RE: お隣でも遠い国
- > 大将さん
>
> 今日は春めいた陽気で暖かい一日でした♪
> 庭の水仙がやっと開きました。
> そちらは春の気配はいかがですか?
>
> ポルトガルは食べ物も馴染みやすかったし、日本との交流の歴史も感じられたりと、親近感の持てる国でした。のんびりと旅が出来たような気がします。
> (リスボンでは行列には並びましたがね・・・)
>
> 大将さんもポルトガルに行かれることはあまりないのですね。
> 地図ではスペインの一部のように見えてしまうのに、やはり近くて遠い国なのでしょうか。
> 本当に大陸の端っこまで(地の果てと言ったら大げさかな?)行ってきた感があります。サグレス岬はとても印象的でした!
>
> 山と湖
山と湖さん
地中海とはいえ、まだ寒いですよ。 私の周りは風邪をひいてる人も多く。木々はまだまだ丸裸。なのですが、田舎に行くと(もっと寒いはずなのに)アーモンドの花はもう、そろそろ散りかかり、今はフルーツの花満開です。
大将>
>
>
>
- 山と湖さん からの返信 2015/03/19 10:57:11
- RE: RE: RE: お隣でも遠い国
- 大将さん
こんばんは。
BCNではまだ春遠し、というところなのですね。
アーモンドの花、実物は見たことありませんが綺麗な花のようですね。
滞在中にどんな花を見られるかも楽しみです。
山と湖
- わんぱく大将さん からの返信 2015/03/19 11:05:27
- RE: RE: RE: RE: お隣でも遠い国
- > 大将さん
>
> こんばんは。
> BCNではまだ春遠し、というところなのですね。
> アーモンドの花、実物は見たことありませんが綺麗な花のようですね。
> 滞在中にどんな花を見られるかも楽しみです。
>
> 山と湖
山と湖さん
そう、去年はアーモンドの花、追いかけましたよ。 前年が遅すぎたので。
で、今年はフルーツの花、満開畑に突入しました。4月下旬なら菜の花、車だからポピー? ”車にポピー”っていうでしょ?
大将
- 山と湖さん からの返信 2015/03/19 11:55:26
- RE: RE: RE: RE: RE: お隣でも遠い国
- 大将さん
>
> そう、去年はアーモンドの花、追いかけましたよ。 前年が遅すぎたので。
> で、今年はフルーツの花、満開畑に突入しました。4月下旬なら菜の花、車だからポピー? ”車にポピー”っていうでしょ?
>
菜の花は大好きです。
娘の名前にも使いましたよ!
花の写真も撮られているのですか?
満開畑に突入と読んで、車で畑に突っ込んだ絵が頭に浮かんでしまいましたよ・・・
山と湖
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