京都You一番人気とサントリー山崎醸造所

2015/02/21 - 2015/02/21

次男がこの３月に卒業するので、引越しの打ち合わせと入社の準備のため

大阪へ行きました。

当日は昨年１２月に予約していた山崎醸造所の見学が午後３時からだったので

その前に京都の定番「伏見稲荷」と「東寺」を観光しました。

エリア 伏見(京都)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 新幹線 JRローカル 私鉄

新幹線「こだま」はこだま往復割引切符のおかげでほぼ満員の盛況です。

我が家族も２人以上のときはよく利用しています。

JR京都駅から奈良線で２駅目「稲荷駅」で下車、小さい駅からどっと観光客が押し出されていきました。

ネットではYouの京都一番人気は「伏見稲荷」だそうで、私もまだ行ったことがなかったので今回の訪問先にしました。

噂通りいるわいるわ「You」だらけです。特に中国語がよく聞こえてきました。

稲荷と言えば「お狐様」咥えているのは黄金の稲穂です。
伏見稲荷は「商売繁盛」「五穀豊穣」のおかげがある神社だそうです。

伏見稲荷で一番人気は「千本鳥居」です。

入口は押すな押すなの混雑です。

千本鳥居の中でポーズをとる次男。この冬はいつも同じ赤いモンべルのジャケット、
一度気にいるとほとんどそればかり着ています。
高校時代から親と買い物に行っても恥ずかしくないちょっと変わった男です。

伏見稲荷の名物「狐の顔の三角形の絵馬」です。

みんな裏の願い事と表の狐の顔を思い思いに書いていました。

千本鳥居を見て回るのはまるでトレッキングです。山頂まで行くと約１時間コースだそうです。

参道の脇には登山によくあるような小川が流れていました。

山の中腹にあるお茶屋さん、前には「新池」が水を湛えていました。

参道で一番見晴らしの良い「四ツ辻」から京都南部が見渡せます。

この辺りに来る人は日本人と欧米人のみ、中国語は聞こえてきませんでした。

下りは千本鳥居のスポンサー名が次々見えてきます。

千本鳥居の奉納料はピン１０２万円からキリ１７５千円です。

テレビ朝日はピンかな？

昼に京都駅に戻り、近くの行列のできるラーメン屋で昼食を取り、近鉄で東寺まで向かいました。

２１日だったので「東寺」では「弘法市」が開かれていました。

弘法大師の命日に催されているそうです。

国宝「五重塔」今日は特別拝観日だったので８００円払って内部をみてきました。

種々の仏像と歴代の高僧の壁画が長い歴史を感じさせる場所でした。

なお塔内は撮影禁止でした。

境内には弘法市の出店が１０００軒以上出店しているそうで、来場者も多いときは２０万人以上との話でした。

東寺のお堀の中にはカモが２羽、初春のようでした。

２時に京都駅に戻り、京都と大阪の県境にある山崎駅に。

山崎駅から線路伝い徒歩１０分、山崎醸造所が見えてきました。

工場でまず目につくポットスティル（蒸留釜）、NHKの「マッサン」で一躍有名になりました。

工場見学コースの入口は昭和の香りのするエントランスです。

見学コースの建物には、様々な色彩の原酒（モルト）が並べられていました。

いよいよ工場見学です。コンパニオンの後をぞろぞろと付いて回り、モルトウイスキーの説明を聞きました。

実際に稼働しているポットスティル、アルコールの匂いが漂ってきました。まだ芳醇な匂いではなく、単なるエチルアルコールの匂いです。

何千本ものモルト樽が倉庫内にアトランダムに横たわっていました。

材質もいろいろあり、またワインや他のお酒を入れていた樽も利用して新しい味を探しているとの説明でした。

私が見つけた一番古いモルトは１９２０年でした。
サントリー全体で８０万本ストックしているそうです。いったいいくらになるのかな？
山崎醸造所では７名のブレンダーが多くのモルトをテイスティングし、ブレンデッドウイスキー生み出しているているそうです。

工場を出ると小さな滝が、山崎の名水がこの辺りにあるそうで「離宮の水」として名水百選に選ばれているそうです。

最後のお楽しみ、試飲です。ウイスキーの美味しい飲み方を教わりました。

今回の見学コースは１０００円でウイスキー４杯とつまみにマドラー。

リーズナブルな料金です。

まるでパブのような試飲会場、係りの方がいろいろ作りかたを説明してくれるので、オンザロック、水割り、ハイボールが美味しく作れました。

美味しいウイスキーをいただき、笑顔の家族です。
ウイスキーがいままで飲めなかった妻もオンザロックが美味しいと喜んでいました。