2015/02/19 - 2015/02/19
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Mr.チャングムさん
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平成26年6月25日に世界遺産登録され、12月10日に国宝指定された「富岡製糸場」
群馬県にとって、ともに初の快挙と言える出来事に群馬県民としてとてもうれしいです。
その「富岡製糸場」に初めて出かけてみました。
もっと早く行くつもりでしたが、土日は混雑するし平日は奥さまと休みが合わず
奥さまを置いて一人で行くわけにもいかず(後で何を言われることか・・・)
今日ようやく実現できました。家から車で約1時間かかり到着。
2時間ほど見学してから近くにある上野の国一之宮「貫前神社」を参拝
富岡市内で食事をして、帰りに高山社によってから帰ってきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
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8:30に自宅を出発して、約1時間で富岡駅東無料駐車場に到着。
平日だしまだガラガラ状態。
ここから富岡製糸場まで歩いて10分くらい -
上信電鉄「上州富岡駅」横の踏切を超え
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右に折れると「上州富岡駅」
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お富ちゃんのイラストが描かれた乗合タクシーが止まっています。
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ものすごくすっきりしているが改札がどこかわからない?
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歩道のあちらこちらに道しるべがありわかりやすい。
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富岡製糸場入り口に到着。
写真を撮りながら適当に歩いてきたが10時のガイドツアーに間に合った。 -
500円の入場料を払い、東繭倉庫を抜けた右側に
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このように簡素な集合場所。
時間別に色の違うカードがあり、首にかけて参加します。 -
午前中5回・午後6回のガイドツアーがあります。
富岡製糸場は
平成18年7月5日 国重要文化財指定
平成26年6月25日 世界遺産登録
平成26年12月10日 国宝指定 -
場内のご案内
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「東繭倉庫」
明治5年建築、木で骨組みを作り、柱の間に煉瓦を積み上げて壁を作る
「木骨煉瓦造」という工法で建てられました。
1階は事務所・作業場などとして使い、2階に乾燥させた繭を貯蔵。 -
キーストーン
明治5年10月操業開始 -
木骨煉瓦造
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煉瓦の積み方も特徴があり、フランス積みと言われています。
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あっ! お富ちゃんが私めがけて走ってきます
そんなわけないか・・・ -
「検査人館」 明治6年築
生糸の検査などを担当したフランス人男性技術者の住居として建設されました。 -
「女工館」 明治6年築
日本人工女に技術を教えるために雇われたフランス人女性の住居。 -
「繰糸場」 明治5年築
建物の長さが140.4mもあり、繭から生糸を取る作業が行われていた場所です -
鬼瓦は日の出を表していると説明がありました。
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それでは「繰糸場」に入ります。
今入れるのは「東繭倉庫」と「繰糸場」の2か所だけです。 -
創業当初はフランス式の繰糸器300釜が設置された世界最大規模の
製糸工場でした。 -
現在は、昭和40年代以降に設置された自動繰糸器が保存されています。
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建物内部には中央に柱のない広い空間が保たれていてさらに採光のための
多くのガラス窓や、屋根の上に蒸気抜きの越屋根が取り付けられました。 -
小屋組には「トラス構造」という従来の日本にはない建築工法を用いている。
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昔は、手回し式の伝統的な繰糸器である座繰り器だった。
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フランス式繰糸器による当時の作業風景。
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自動繰糸機概要図
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技術伝習工女として15歳〜25歳の若い女性が募集され、彼女たちは
技術習得後、それぞれの地元で指導者として活躍しました。
当時の工女の日常を記した「富岡日記」その元となった回想録の著者である
横田(和田)英 -
診療所
昭和15年に建てられた3代目の診療所です。
官営時代は治療費・薬代は工場側が負担していた。 -
チョット気になってパチリ。
便所整備工事で17,798,400円
知ってます?昨年4月〜12月の見学者数110万9千人
なんとなんと場内にトイレが1か所だけなんです。 -
その1か所の男子トイレ
個室が1・たちション3・手洗い1
ちょっと横道にそれてしまいましたね。 -
横浜で生糸の輸入の為、生糸の検査人だったポール・ブリュナの企画指導のもと
横須賀造船所の技師バスティアンの設計で日本の大工が施工した「富岡製糸場」 -
ブリュナ館 明治6年築 建坪320坪
指導者として雇われたフランス人ポール・ブリュナが妻と子供たちと暮らした
住居。建物は木骨煉瓦造で建てられ、高床で回廊風のベランダを持つ風通しの
良い解放感あるつくりになっている。
床下には、当時造られた煉瓦造りの地下室が現在も残っています。 -
約1時間のガイドが終了。
南の方に回ると桜並木があり下には鏑川が見え
寄宿舎の前は校庭のように広く昔の学校のように見える。
桜の咲くころはいいだろなー -
今は梅が咲いていました。
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警備員のユニホームもなかなかいいですねー
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西繭倉庫 明治5年築
大きさも使用も東繭倉庫とほぼ同じです。
長さ104.4m・幅12.3m・高さ14.8m -
空に突き出た煙突 いいですねー
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行き止まりにひっそりと設置してある自販機とテーブル。
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最後に東繭倉庫にあるガイダンス展示へ
手回し式の座繰り器 -
他にもポール・ブリュナが富岡製糸場を解説してくれるビデオなどなど
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明治5年創業当時に使っていたフランス式繰糸器の復元機を使って実演中!
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富岡製糸場と絹産業遺産群
世界遺産としての価値と歴史的な背景。 -
正門前にあるこのお店は人気です。
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こんなお店も
和風絹しゅうまい・・・初耳だなー -
せっかく富岡まで来たのだから「貫前神社」へ行ってみよう。
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上野の国(群馬県)一之宮「貫前神社」
群馬県?1の神社です。 -
貫前神社唐銅製燈籠の説明
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この燈籠が両サイドに立っています。
養蚕や生糸生産の繁栄興隆を願って建てられました。 -
この門をくぐると
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参道を下ったところに社殿がある珍しい構造。
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楼門
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拝殿
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本殿・皆国指定重要文化財です。
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無事かえる縁起のパワースポット
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昼食後は高山社へ
駐車場から行くと手前にある高山家の新宅。 -
高山社跡
私は二度目ですが奥さまには内緒です。 -
高山社跡・蚕室
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高山社跡全景の模型。
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急な階段を上り二階へ行ってみます。
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2階の蚕室。床には火鉢を置く穴や、1階の囲炉裏で温められた空気が通る
穴がある。棚の下は換気のため吹き抜けになっている。 -
穴に入れてある火鉢。
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屋根裏の構造。
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外からの明かりとりと蚕室の間に細い廊下が。
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その廊下を行くと蚕室の奥に部屋がありました。
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さすが高山村の名主だけあって
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ただの養蚕農家ではありませんね。
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庭にある梅の老木がほころび始めました。
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梅の花は可憐です。
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春に咲く華やかな桜と違い、冬の陽だまりにひっそりと咲く梅の花。
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鬼瓦には高山の文字が見えます。
今日は1万歩には少し届かなかったが疲れました。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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