春の訪れを告げる権現堂堤の水仙

2015/02/11 - 2015/02/11

書斎で荷物整理をしていると、ふと昨年購入したマクロレンズや一昨年オーロラ撮影のために買った超広角レンズが仕舞いっ放しになっていることに気づきました。ケースに入れっ放しではレンズにカビが生える恐れもあるので、たまには使わないといかんな〜、さて何を撮影しようかと思案のあげく、幸手市の権現堂堤の水仙を思い出し、行ってみることにしました。全くの無計画、思いつきです。
権現堂堤は、4月の桜と菜の花、6月のあじさい、9月の彼岸花で知られていますが、いつの頃からか、地元の人が水仙を植えるようになって、水仙祭りのイベントも行われるようになりました。
実際に行ってみると、期待していたほどの規模ではなく、今年は花つきもあまりよくないようで、ちょっとがっかりでしたが、レンズの虫干しを兼ねた撮影行なので、軽い気持ちで水仙ばかり撮影してきました。
単調な旅行記ですが、よろしかったらどうぞご覧ください。

エリア 幸手・久喜・栗橋(埼玉)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車

一番北側の駐車場に車を停め、堤の上に上がってみる。水仙が咲いているのは堤の中央付近らしいので、まだ冬枯れの桜並木を南方向へ歩く。

堤と行幸湖という噴水がある公園を結ぶ歩道の中川に架けられた歩行者専用の吊橋「外野橋」
桜の季節にはライトアップもされるそうだ。

堤の中央付近に茶店が出ている。水仙祭りの最中だが、桜祭りに比べると人出は圧倒的に少なく、ちょっと物寂しい感じ。

水仙が咲いているのは、堤の中央付近の西側の斜面のみ。
葉っぱはたくさん茂っているのだが花数が少なく、いささかショボい咲きっぷり。
葉が倒れているのは、1月30日に降った雪のせいだろうか。

それでも熱心に水仙の撮影にいそしむ人達もいる。

1年半ぶりに使う超広角ズームで水仙を撮影。
こんなレンズで花の撮影はしたことがなく、撮り方がよくわからない。まあ、広角撮影の基本はメインの被写体に思い切り寄るということで、さしたる工夫もなく何枚か撮影してみた。

日本水仙だけでなく、こんな八重咲きの水仙もある。

ここで、マクロレンズに切り替え。

甘い香りに誘われて、虫たちが寄ってくる。

ちょっと賑やかに群生して咲いている株もある。

圧倒的に日本水仙が多いが、中にはこんな真っ白で小さな花をつけた水仙や・・

八重咲きの水仙・・・

そして黄色の水仙も少しだけ植えられている。これはラッパ水仙の一種だろうか。

東側の土手の池の近くにヤギ小屋があるので、ちょっとヤギ君たちにご挨拶。

それぞれに名前がついていて、首に名札をぶら下げている。

近くにはとんかつ屋があるくらいなもので食事処を選ぶ余地はないので、久喜市に移動して、「ベルパロッソ」というイタリアンの店でランチ。ここは水仙の撮影をしている間に連れ合いが食べログで検索して選んだ店。レストランの写真は取り忘れてしまった。

わずか半日の思いつき小旅行でした。