2015/02/15 - 2015/02/15
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気まぐれトラベラーさん
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名古屋から京都へは新幹線で40分弱の距離です。
地元の千葉から京都はとても遠い存在でしたが、単身赴任先の名古屋からですと「ちょいと京都にでも行ってみようかな」という感じで行ける、という事はなんとなく理解していました。
京都は修学旅行以来。
歴史の授業が大嫌いで少々ひねくれていた学生にとって、京都奈良の修学旅行は拷問に感じたりもしていました。
当然ですが、当時の写真も記憶も殆どありません。
ある日突然、そんな京都に行きたくなったのです。
当時全く感じられなかった「何か」を少しだけ大人になった今、感じる事ができるかもしれません。
思いたったら即実行。
ある意味で、新しい自分を発見出来ることを期待して…。
新大阪行きの新幹線に飛び乗っている自分がそこにいたのです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
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名古屋からのぞみに飛び乗り、36分と寝る暇もなく京都駅に到着です。
観光案内所は人でいっぱいの為、全体の地図だけGETします。
事前になんとなく定番の名所の位置を頭に叩き込んでいたので、第一の目的地、清水寺までバスですんなりといけました。
勿論、500円でバス乗り放題のカードは忘れずに購入しました。 -
清水寺に到着。修学旅行以来、約30年ぶりってとこですか。
清水寺 寺・神社・教会
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堂々たる門構えの仁王門です。立派ですね。
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いよいよ本堂、清水の舞台です。
中学生の頃はもっと高〜く感じた気が…。
僅かな記憶がうっすらと蘇ります。 -
世界中から観光客がたくさん来ています。
ここまで1時間程度で来れる事に小さな幸せを感じました。 -
ZOOOMで1枚。
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引いて1枚。
よくこんなところにこんな建物を建てようと思いましたね。
歴史上の建物は凄いです。 -
子安塔が見えます。
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こんなアングルでも1枚。
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139本のケヤキの木を使用し釘を1本も試用しない「懸造(かけつくり)」という構造とのことです。
400年も前にこの工法で建てられたというのが信じ難いですね。
恐るべし日本人。 -
今日一日どれだけ歩くのか、どれだけ階段を上り下りするのでしょうかね。
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下から1枚。
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音羽の滝前は行列です。
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あまりにも並んでいたので、諦めます。
ココには3本の滝があり、3本の水の一つだけを選んで一口だけ飲むのが流儀のようです。
二口飲むと半分のご利益に、三口も飲むと三分の一のご利益しかいただけないといわれています。
更に、滝水を3本とも飲むと願い事が全て反古になり何もご利益がいただけないと…厳しいですね。
何事も欲張ってはいけないとの戒めの教えは大切にしましょう。清水寺 寺・神社・教会
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縁結びの神様、地主神社です。
ここで運命の人に出会ったりすることはないのでしょうかね。 -
とりあえず、第一の目的地である清水寺を参拝できて満足です。
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清水寺を後にしバスに乗り込みます。
南禅寺に到着。 -
先ほどの門は「三門」らしいです。
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お寺に対してこんな言い方は失礼かもしれませんが、かっこイイですね。
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ここは人も少なく、ゆっくりと参拝できます。
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水路閣に行きたかったのですが、先を急ぐあまりすっかり失念してしまいました。
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太い柱と景色の融合。
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湯どうふが美味しいとのことで立寄りたかったですが、次回の楽しみにします。
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南禅寺から銀閣寺までの間に水路がありました。
この清らかな水の流れをみて「すこし歩こう」なんて思ってしまいました。 -
「哲学の道」これは予定外のWalkingです。
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哲学の道は「日本の道100選」に入っているらしいです。
名古屋の久屋大通や金沢の百万石通りも「それ」に入っています。 -
途中こんな景色を眺めながら歩きます。
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ゲンジボタルが生息しており、京都の自然二百選でもあるようです。
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そろそろ疲れたのですが、銀閣寺はまだでしょうか…。
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諦めて休憩します。
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お昼なのに私の体は食事より抹茶とわらびもちを欲しました。
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わらびもち、トゥルトゥルで美味しかったです。
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またしばらく歩き、いよいよ慈照寺に到着です。
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恐らく修学旅行で来たと思いますが、金閣寺しか記憶にありません。
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何か、ワクワクさせる道ではありませんか。
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国宝銀閣です。
日本に現存する最古の書院造りは趣があります。 -
白い石の庭に銀閣、良い感じですね。
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石も様々な表情を持ってるのです。
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派手な金閣より地味で趣のある銀閣のほうが良いと言われる方が多い、という気持ちもわかります。
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クールですね。
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緑が合いますね。
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533年前、足利義政はあの窓から何を想って庭園を眺めていたのでしょうか…。
なんて事を考えながら、次の目的地へ向かいます。 -
せっかくの京都、業平ファン(そんなのあるのか?)として、どうしても立ち寄りたい場所がありました。
バスに乗り込み、烏丸御池駅で下車します。
在原業平邸址はこんな街のど真ん中あったのですね。 -
業平は奈良で生まれ、京都で晩年を過ごしたと言われていますが、こんな一等地に住んでいたのですね。
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すぐ脇の自販機にも恋多き業平の詩が…。
ここから地下鉄で二条城へ行ってみましょう。 -
二条城に到着です。
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立派です。
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国宝、二の丸御殿に入ってみます。
この立派な御殿で徳川慶喜が大政奉還を発表したのですね。 -
整備が行き届いた二の丸庭園。
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天守閣跡を登ります。
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敢えて建て直さず、この状態で残すというほうが想像力をかき立てますね。
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天守閣跡からの眺めです。
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市営バスにゆられ、鹿苑寺に到着です。
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金色の建造物が描かれてます。
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清水寺、銀閣寺、二条城に続いて本日4つ目の世界遺産です。
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銀閣寺より大きめのお札です。
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これぞまさに「国宝」。
やはり金閣は美しいですね。 -
ずっと観ていても飽きないです。
シャッターを切れば切るほど一眼レフが欲しくなる景観です。 -
堂々たる金閣。
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コンデジでは限界があります…。
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こんな画が好きだったり。
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隅々まで綺麗に塗られていますが、塗り替え費用ってどれくらいかかるのか気になります。
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屋根とのギャップが…。
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中央の石が鯉魚石、その鯉に似た石が滝を登るように見えるという「龍門滝」。
言われてみればそう見えないこともないですね。 -
「白蛇の塚」
願いが叶うということで、おわん目掛けて賽銭を投げましたが入りませんでした。 -
どんな角度からでも、どんな木でも一緒に写すと画になります。
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鹿苑寺を後に、龍安寺までバスで移動しますが、その間に立命館大学があります。
高野悦子さんはここで辛い学生生活を送ったのですね。
「二十歳の原点」をもう一度読み返したくなりました。 -
龍安寺はバス停の目の前にあります。
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修学旅行のかすかな記憶が蘇りつつ、石庭を目指します。
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到着しましたが、記憶より小さかったです。
私の身長が大きくなったからでしょうか、それとも年を取っただけでしょうか。 -
ゆっくりと時の流れを感じられる場所です。
心が和みますね。 -
嵐山電鉄、通称「嵐電」(あらでんではないのですね)で嵐山へ向かいます。
江ノ電とはまた違ったアジがありますね。 -
切符売り場は無いようです。
乗り方がイマイチ分かりませんが、来る電車に乗り込みましょう。 -
鉄道好きにはたまらないのかも知れませんね。
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途中乗り換えて嵐山駅に到着しました。
駅に沢山の物体が並んでますがコレは何…? -
「キモノフォレスト」というものでした。
京友禅を使用した高さ2メートルのポール600本が置かれ駅全体が1つの作品となってます。
デザイナーの森田恭通さんによって手がけられたらしいです。 -
これだけ並んでいると結構迫力があります。
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まさに、京の街ですね。
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天龍寺に到着しましたが、本日終了との事です。
残念、雲龍図を見たかった…。 -
仕方ないので、竹林の小径まで歩きます。
佐倉の実家にも竹林がありますが、こんなに真っ直ぐではありません。 -
電線があるのが勿体無い。
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竹林の小径に縁結びの神様「野島神社」があります。
皆さん、願いは叶ったのかな?
実はココは縁切りも出来るらしいです…。 -
天に向かってまっすぐ伸びてますね〜。
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着物の女性と欧米系の観光客が国際交流しています。
なんか、画になりますね。 -
折角の嵐山、渡月橋を渡ってみましょう。
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景色を眺めながらゆっくりと渡ると、辺りはすっかりと暗くなってきました。
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もう少し明るい時間か或いは夜のほうが綺麗なのでしょう。
京都駅行きの丁度良いバスが来ました。
そろそろ帰りましょうか。 -
京都駅まで戻ってきました。
京都タワーはこうやって写すとオモチャの様で可愛いですね。 -
駅ビルに反射する京都タワーもちょっと素敵だったり。
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京都を訪れるのは修学旅行以来です。
冒頭に記したように、当時「こんな寺見てなにがおもしろいんだ?」と、悲観的であった自分が恥ずかくなります。
丸1日約28,000歩の小旅行、日本の素晴らしさを改めて発見出来た旅でした。
同時に新たな自分も発見出来たような…。
捨てたもんじゃないです、我が国ニッポン。
次回はもっとゆっくりと美味しいモノをいただきながら訪れたいですね。
さて、新幹線は使わずに、JR米原・大垣経由でゆっくりと帰りましょう。 -
折角なのでパンフレットとお札は大切に保管しておきましょうか。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- たらよろさん 2015/03/10 12:46:25
- 寒い京都へようこそ♪
- こんにちは、気まぐれトラベラー様
今日も寒い一日。。。。
今年は京都も雪が降り積もった日が多く、
金閣寺に積もる雪を感じることができた冬でした。
私は京都で生まれ育ったので、
大好きな街ですが、
子供には退屈かもしれないですね。。。
修学旅行もやっぱり面白くないかもしれないですね〜
私なんかのように、日本庭園を見て喜んでいる子供なら良いのですが、
そんな子供少ないし(笑)
おっしゃるとおり、大人になってからの方が良さがわかっていただけるんだと思います。
やっぱりいろいろな意味でお高いしね。
料理も拝観料も。。。。
またゆっくり京都に遊びに来てくださいね〜〜
もうすぐ桜が咲きますよ〜〜(笑)
たらよろ
- 気まぐれトラベラーさん からの返信 2015/03/26 07:40:39
- RE: 寒い京都へようこそ♪
- たらよろさん、こんにちは。
返信遅くなってスミマセン(_ _)
京都の桜、咲きはじめた頃でしょうか…美しいでしょうね。
そんな素晴らしい京都にお住まいのたらよろさんが羨ましいです…。
色々とお高い京都ですが、オトナとして惜しまずにまた訪れたいです。
今後とも宜しくお願いします~。
気まぐれトラベラー
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- maggiさん 2015/03/01 02:56:12
- 気まぐれトラベラーさま、はじめまして
- 訪問&投票ありがとうございます。
京都、一挙にすごく回られたんですね。
距離がある場所ばかりで、いくつもまわられて凄いです。
食事は、わらびもちだけだったんですね。
私も、昨年、同僚と大人の修学旅行で
あちこち回りましたが、最後の清水寺でタイムアウト。
胎内屈をまわれなかったことがあります。
京都は有名でないところにも、素晴らしいお庭があったりで
楽しいですよ〜
名古屋のプチ旅行記を楽しみにしております。
今後ともよろしくお願いいたします。
- 気まぐれトラベラーさん からの返信 2015/03/01 09:17:45
- RE: 気まぐれトラベラーさま、はじめまして
- maggiさん
メッセージありがとうございます。
有名どころを全部行きたくなり、欲張ってしまいました(笑)。
お陰様で何となく京都の地理感がわかった感じがします。
次回はゆっくりと美味しい物をいただきながら訪れたいです。
その際はmaggiさんの京都旅行記を参考にさせていただきますね。
maggiさん同僚の旅行マスターさん、いいですね~。
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