なんて凄くて素敵な国スペイン**トレド**

2014/04/24 - 2014/05/05

「もし、1日しかスペインに居られないのなら、迷わずトレドを目指せ」

スペインに到着して今日で9日目です。

こんな名言があるのですから、マドリードに滞在する間に行かなければ後悔するのでしょうね。

迷わずトレドに行くことにして事前にRenfeのHPから列車のチケットを購入していました。

2014年は日本スペイン交流400周年の年で、そしてエル・グレゴ没後400年の年でもあります。

3月には、慶長遣欧使節団派遣400周年を記念し、「日本スペイン交流400周年事業」として開催されていた展覧会「驚くべきリアル展」を東京都現代美術館で見てきました。

交流400年、没後400年。

こんな記念すべき年に偶然にもスペイン旅行を計画した自分を褒めつつ、これは混むかもしれないと一人焦っていたのでした。



５月２日

アトーチャ駅からトレドまで30分ちょっとの列車の旅です。

スペインの6つの街を移動してきたこの旅も最後の移動になります。
30分の移動時間は、もうすでに短い時間に感じられてしまって、なんだか物足りないようにさえ感じてしまいます。

トレドについたら、タホ川から見れるトレドの「あの絶景」を、私たちも見ることができるのでしょうか。

エリア トレド(スペイン)

• 旅行の満足度: 4.0

• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

Renfeトレド駅
列車が到着する時間に合わせてバスが待っていました。
乗客が多いので、急がないと乗れません。

タホ川を渡り、バスはカテドラルそばで止まりました。
サンタ・クルス美術館では、すごく長い列ができていて、チケットを買うにもすごい時間がかかりそうだったので、先にサント・トメ教会に行くことにしました。

サンタ・クルス美術館からソコドベール広場に行くアーチ型の通路の前に立つセルバンテスの銅像。

トレドの街は道路が狭く、坂道が続きます。

ソコドベール広場には列車型のミニバス、ソコトレンが止まっていました。

ソコトレン

ソコトレン

ソコトレンの前方部分

広場周辺にはトレドの名物「マサパン」のお店がありました。

トレドの名物「マサパン」

ソコトレンには乗らずに、細く入り組んだ坂道をずっと歩きました。

こんな細い坂道もあります。

表示を頼りにサント・トメ教会へ向かいます。

サント・トメ教会

サント・トメ教会

サント・トメ教会

サント・トメ教会

サント・トメ教会内部

サント・トメ教会内部
エル・グレゴの傑作「オルガス伯爵の埋葬」を見ようとたくさんの人が入っていました。
絵の前の人だかりは相当で、実際間近で見る絵は素晴らしいものでした。
残念ながら、撮影は禁止です。

サント・トメ教会から坂道を下り、やっとエル・グレゴ博物館が見えて来ました。

エル・グレゴ博物館入口

入場券を買って庭を少し歩くと
エル・グレゴ美術館の入口が見えてきました。
エル・グレゴ美術館内部の絵は撮影禁止です。

エル・グレゴの家

エル・グレゴの家

エル・グレゴの家内部

エル・グレゴ博物館の庭

エル・グレゴ博物館の庭

エル・グレゴ博物館の庭
よく手入れされています。

エル・グレゴ博物館の庭

エル・グレゴ博物館敷地内

敷地内には食料を保管したような場所もありました。

エル・グレゴ博物館敷地内
ここは何だったのでしょうか

街を歩くと騎士の鎧がお店の前で出迎えてくれます。
そして剣などの騎士に関するものを売るお店がたくさんです。

街を歩くと騎士の鎧がお店の前で出迎えてくれます。

鎧などを売っているお店

街を歩くと騎士の鎧がお店の前で出迎えてくれます。

剣などの騎士に関するものを売るお店がたくさんです。

このお皿はとてもきれいでした。

このお皿はとてもきれいでした。

帰りのRenfeの時間が17時25分発。
駅までのバスはツーリストバスに5ユーロ払えば載せてくれると事前に運転手さんに確認していました。時間は16時発。
昼食をとっていなかったので、バス停付近のレストランを探すことにしました。

とにかくよくわからなかったのですが、殆どの人が食べているセットメニューで15ユーロのものを注文しました。
それぞれ3種類くらいのメニューから3品を選びました。
飲み物も付いていて、ペットボトルのミネラルウオーターかグラスワインかビールだったように思います。
私たちはグラスワインを注文しました。スープはとてもおいしくとても良く煮込んだ鶏肉のようなものが入っていました。

1時間毎に来るバスに乗るために16時前にはバス停に並びました。
ツーリストバスなので、トレド市内を回る観光客も待っていました。
これに乗れないと多分列車に遅れてしまうのでちょっと早めに並びましたが、考えてみるとタクシーを拾えば良かったなと思いました。
事前にタクシー乗り場を調べておけばよかったかもしれませんね。
でも、待っているときに韓国からマドリードに留学している若い女の人たち3人と話せて楽しい時間を過ごしました。

バスの車窓から

バスの車窓から

駅について私たちはバスを降りました。
そして、このまま観光を続けるためにバスに乗ったままのさっきの韓国の人たちに手を振って別れました。
駅では出発までに随分時間があったので、構内で待っていると駅内部がすごく素晴らしいことに気が付きました。

駅構内の装飾

駅構内の装飾

駅構内の装飾

駅構内
ステンドグラスから漏れる光が美しい

駅構内
ステンドグラスから漏れる光が美しい

駅の売店でも騎士が案内をしています。

駅構内の装飾

ホームから見るRenfeトレド駅

時間が足りなくて、思うように観光できなかったように思います。
今度来ることがあったら、美術館のチケットは事前に購入した方がいいと思いました。
またあのスープも食べたいしね。

これからマドリードに戻り、明日はスペイン最後の日を過ごします。