2011年 アメリカ南部ドライブ(5 days) =Day 4= ～マンモスケーブ国立公園からメンフィスへ～

2011/05/30 - 2011/05/30

・5月27日(飛行機)：ロサンゼルス ⇒ ラスベガス ⇒ メンフィス
・5月28日：メンフィス ⇒ ナッシュビル
・5月29日：ナッシュビル
・5月30日：ナッシュビル ⇒ メンフィス
・5月31日(飛行機)：メンフィス ⇒ ロサンゼルス

エリア メンフィス (テネシー州) (アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

テネシー州で音楽を・・・、ケンタッキーで洞窟を楽しむ旅、3日目。

メンフィスではそんなことはなかったのだが、ナッシュビル周辺になると急にセミが多くなり、2日泊まったモーテルにも多くのセミがおり、ミンミン鳴いていた。そして高速道路でフロント・ガラスにぶつかっては死んでいくというプロセスを多く目撃した。大きさは日本のアブラゼミを一回り小さくしたくらいだが、綺麗なオレンジ色がかった翼や目は日本のそれとは大きく違っている。

それはさておき、今朝はナッシュビルから北へ向かい、途中ケンタッキー州との州境を超え、1時間半のドライブの末、世界一長い洞窟、マンモス・ケーブ国立公園に到着。

マンモス ケーブ国立公園 国立公園

世界遺産でもあるこの公園はガイドに連れられてツアー形式で回るのだが、そのツアーの数が多い。自分たちが回ったのはHistory Tourという洞窟の歴史を学びながら回るツアーだったが、鍾乳洞を見れるツアーだったり、地底湖を回るツアーなど、いろいろと楽しそうなツアーが目白押しだった。

ビジター・センターの窓には拳銃禁止のマークが・・・。
やはりここはアメリカだ！

入場券。

洞窟を下る前にガイドが注意事項などの案内をする。

いよいよ洞窟へと入っていく・・・。

入口を振り返るとこんな感じ。

ツアーは映画「ロード・オブ・ザ・リング」の世界さながらに地底を探検するといった感じで童心に戻ってはしゃいだ。

昔、ドラえもんの映画で地底世界を描いた作品があったが、本当に地底世界があってもおかしくはないと思えるほど、リアリティのある世界だった。

暗くてわかりにくいが、地底といっても天井は非常に高い。

ここは大ホールのような場所で、かなり広い。

そしてさらに地下へと下っていく。

ここは天井がかなり低く、身をかがめないとくぐれない。

通気孔の役割を果たす縦穴。

天井には壮大な落書きが・・・。世界中どこにいっても同じだな・・・。

再び低い天井が襲ってくる。

途中「Fat Man's Misery(肥満人の悲劇)」という名前通りがある。

写真のように太った人が通るにはかなり大変な通路。

ここにも落書きが・・・と思ったら・・・

1855年の落書き。何故か歴史を感じてしまう。

地下の広間で講義を受ける探検者の図。

地上へと戻るため、階段を上る。

光が見えてきた！

地上への出口は水が滴り落ちていて、新鮮さを演出してくれる。

天井が肩くらいの高さしかないところをかがんで歩いたり、その高さのまま斜面になったり、本当に楽しい探検だった。

またいつか、ナッシュビルに戻ってきた時に他のツアーにも参加してみたい。

予定ではナッシュビル郊外の巨大ホテルに立ち寄ってからメンフィスに戻る予定だったのだが、マンモス･ケーブで予想以上に時間がかかったため、ナッシュビルは素通りでメンフィスへと向かった。

4時間半のドライブの末、メンフィスに着いた。メンフィスのダウンタウンのすぐ西側にミシシッピ川が流れており、川を越えるとアーカンソー州になる。というわけで、メンフィスのダウンタウンに行く前に、橋を渡り、州を越えた。

川の向こうからメンフィスのダウンタウンが見えるかと期待していたのだが、橋を越えたところは湿地帯で低木が茂っていたため、残念ながらメンフィスのスカイラインを楽しむことはできなかった。

再び橋を渡り、メンフィスに戻り、ホテルにチェックイン。荷物を預け、Beale Streetに向かった。

ビールストリート 散歩・街歩き

初日にここを訪れた際は昼間だったが、今回は夜。

ということでネオン・サインが音楽の町を昼とは違った景色へと演出していた。

Gibsonの工場もネオンが輝いていた。

旅行最後の晩餐ということで、B.B. Kingという有名なバーでブルースを聴きながらの夕食。

ビービーキング ブルース クラブ ナイトライフ

久々にフロート(コーラにアイスクリームを入れた)を頼んだ。十数年ぶりに頼んだフロートは童心に返った1日を締めくくるには最高のドリンクだった。

ナッシュビルは入り口側にステージがあったのに対し、メンフィスは店の奥にステージがあり、ナッシュビルは基本的に入店料がないのに対し、メンフィスは入店料がチャージされる。

音楽の聖地として名高い2都市だが、カントリーとブルースという音楽性の違いがこういう細かい部分にも違いを生み出していたのだろうか？

明日はいよいよLAに戻る。