2014/03/20 - 2014/03/25
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shiyohさん
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一度はタージマハルを見てみたいな~とぼんやり思っていたのですが、インドに行った事のある友人が「またインドに行きたい」と言っていたので、一緒に行くことになりました。
お気楽女の2人旅です。
添乗員なし 現地ガイドあり
ビザは自分で取得(パスポートセンター)
@ニューデリー→ヴァラナシ(サルナート他)--- ★今回の旅行記はコレ!
http://4travel.jp/travelogue/10981922
@ヴァラナシ(プージャ)
http://4travel.jp/travelogue/10982578
@ヴァラナシ(ガンジス川沐浴見学)
http://4travel.jp/travelogue/10983046
@アグラ(タージマハル他)
http://4travel.jp/travelogue/10983202
@アグラ(アグラ城他)
http://4travel.jp/travelogue/10983448
@デリー(フユマーン廟他)
http://4travel.jp/travelogue/10983469
海外というと美しい建造物と綺麗な人(←ココ大事!!!)を見に行くことが多かった私が「インドに行くんよ~」というと、周囲の人は「なんでインド?」「お腹壊すよ!!」「金髪いないよ?」という否定的なコメントが多数でしたが、いやいや、やるときゃやるんですよ!!
まぁ、NONさんは2度目だし、現地スルーガイドさんもいるし、何とかなるでしょう~!って感じで突撃しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- エアインディア JAL スパイスジェット
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
-
まずは、大好きな飛行機〜。今回はエコノミーなので席は狭めですが、女子2人旅だと10時間半のフライトもあっという間でした。
いよいよインドに入国〜。インディラ・ガンジー国際空港は予想に反してとても近代的で綺麗でした(勝手な思い込みでごめんなさい)。どこの列に並ぼうかな?とウロウロしていると、空港の人が手招きして「No problem!」って言ってる。いや、何が大丈夫なのさ?と思いつつ、手招きされた場所に行くと、スムーズに空いている窓口に到着。
おぉぉ、おっちゃん、疑ってごめんね。そして、有難う。
で、いよいよ入国審査なんですが、めっちゃ緩かった!人の良さそうな顔の日本人だったからかな? 機内で書いた入国審査の書類、すごく適当だったのにね(笑)
(昨年のロシアと大違いだ!!)両替も荷物のピックアップも非常にスムーズにできました。
その後、空港出口で現地スルーガイドさんとご対面〜。
サチさん(本名はもっと長いけれど、サチさんでいいデス〜と言われた)という背の高い男性ガイドさんでした。パリっと糊のきいたワイシャツによさげな生地のパンツ(スーツの下のズボン)で、英語・日本語の他にドイツ語も堪能なハイソなガイドさんでした。
お迎えの車もかなり大きめ(日本の車だったかな)でエアコンもばっちりきいていました。運転手のネギさんも英語が上手で運転もスマート!車にはミネラルウォーターとジュースが用意されていました♪
何となーく、ヨレっとしたシャツにサンダルの人が来て、ボロボロの車に乗ると思っていた(これまた失礼しました)ので予想外の待遇にテンションが上がりましたw -
でもね、やっぱりインドだった!!!
空港の敷地を出た直後から、車が止まるとどこからか子どもがやってきて、車の窓をコツコツとたたいて物乞いをしてきました。いきなりの事だったので、どうしようかな〜と思っていたら、ガイドさんが「お金はあげなくていいです」というので、とりあえず「ごめんね」と言って無視をしたのですが、この子たちは物乞いで生計を立てているんだろうな・・・と思うと、ちょっと複雑な気持ちでした。
それにしても、かなりの交通量の道路でも、車が止まると物乞いや花売りの子ども、身体の不自由な老人などがこれでもか!というくらい車に集まってきました。
それと、インド人の運転はすごい!!私たちの車のドライバーさんはかなりスマートな運転ですが、他の車はクラクションをビービーならしまくり(どうやら追い越すときに鳴らすらしい)だし、車線なんて無視だし、いやぁすごいすごい。
これぞインドか!!!
プチカルチャーショックを受けながらニューデリーのホテルに到着。
ヨーロッパ調の素敵なホテル〜!と思ったら、お部屋はビジネスホテルのように狭くてちょっと残念でした。
お風呂もバスタブはあるのですが、狭い上に浅い・・・。お湯は出ました。部屋が狭い by shiyohさんホテル ザ ロイヤル プラザ ホテル
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でも、ホテルでチェックインの手続きを待つ間(チェックインもガイドさんがやってくれたので楽〜!)、ガイドさんオススメのお店(ホテルの敷地の横にある立ち食いのお店w)で、チャイとサモサをご馳走してもらっちゃいました!これ、ガイドさんのポケットマネーみたいなんですけどね。
という訳でインドで初めて飲むチャイ!
紙コップだったけれど、めっちゃ美味しかった!!
サモサはかなりスパイシーだったけれど、これも美味しかった!
ありがとう!サチさん!!
翌朝はビュッフェスタイル。普通の洋食とカレーが何種類か並んでいましたが、ランチがカレーなので、朝はクロワッサン(笑) でも、いろんな人がドーナツのようなものをお皿に乗せていくのを見て私も1つゲット。あとで調べたら「ワダ」というものでした。甘いドーナツではなく、スパイスの効いたもっちりとしたドーナツでしたが、なかなか美味しかったです。 -
2日目はニューデリーの観光はせずにヴァラナシに飛行機で向かいます。
列車だと9時間以上かかる(しかもかなり遅れる上に相当混雑するらしい)そうですが、飛行機だと1時間半です。
ということで、再びインディラ・ガンジー国際空港から国内線のエアインディアにて移動。
インディアナ航空は政府の航空会社だそうで、機内は広いし(JALの国際線より全然楽)、チャイとクッキーも出ました。飛行機でチャイが飲めるっていいね!!!といいつつ、窓から見えるインドの大地を眺めていました。
この時はまだインドの凄さを分かっていなかったんですけどね。。。。インディラ ガンディー国際空港 (DEL) 空港
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エアインディアにてヴァラナシに到着。
ヴァラナシの空港はとってもインドな香りがしました。
ヴァラナシでの車は若干小さくなりましたが、乗り心地は悪くありません。
運転は多少クラクションを鳴らす率が高いですが^^
ヴァラナシではまずはランチ! タンドリーチキンが美味しいというお店に連れて行ってもらいました。
ぉおおお!本当にタンドリーチキンが美味しい!スパイシーだけど、お肉が柔らかい!
その他にカレー3種(豆・じゃがいも・チキン)、ナンとライスが出てきました。じゃがいものカレーが美味しかったな〜
食事の時にサチさんに「左手も使って食べてもいい?」と聞くと、「どうぞどうぞ」と言われました。
ということで両手、しかもナイフやフォーク・スプーンを使って食べましたサ。
なんか、インドでは左手は不浄の手だから気を使ってみましたが、旅行者には寛容なようです。
ちなみにサチさんはヒンドゥー教徒なのでお肉は食べません。そして、右手一本で上手に食べます。でも、結構テーブルにこぼしてたか(笑)
食前に飲んだスイートラッシーや食後のストロベリーアイスも美味しかったし、チャイも茶葉2倍!って感じで美味しゅうございました -
ランチの後に、まずはヴァラナシのホテルに向かったのですが、
ヴァラナシの道はカオスだった!!!
(写真は友人のNONさん撮影)
車とリキシャーとバイクと牛!!!!
ニューデリーの風景とは全然違います(ニューデリーにも牛はいましたが)
「こ、これは凄いところに来てしまったわい」という気持ちと「これぞインド!」というワクワク感が混じっていました。
しかし、牛がのんびりしていて可愛い?
http://youtu.be/1mpsneAwNyk -
そんなこんなでホテルに到着。
あら?ホテルはニューデリーよりも素敵。
お部屋もスッキリしているしウェルカムケーキも用意されている。
・・・今度こそお湯も出ないホテルかも!と思ったけど(笑)
いや、デラックスホテルチョイスのツアーだからね。
そんな事ないんですよ。私の思い込みです。てへ。
このホテルは遠藤周作さんの「深い河」にもちょこっと出てきたホテルなので、なんか嬉しい。 -
居心地の良いホテルでひと休憩してから、ようやく観光です(笑)
そーいえば、インドに来てからまだどこも観光してないじゃん。
で、最初の観光は仏陀初説法の聖地「サルナート」です。
いきなりヒンドゥー教ではなく仏教ざます。
そして、ブッダの予習は「聖★お兄さん」のみです。ホント、ごめんなさい。
ええと、悟りを開いたブッダが初めて説法を行った場所です。そこで説法を聞いた5人の僧侶が各地に教えを広めたらしいです。
『釈迦が悟りを開いた後、初めて説法を説いた地とされる。初転法輪の地。仏教の四大聖地のひとつ。鹿が多くいたことから鹿野苑(ろくやおん)とも表される。』(wikipediaより引用)
レンガの遺跡でが緑の芝生によく生えます。
左奥に見えるのがストゥーパ(Dhamekh Stupa)ここが、ブッダ初説法の場所です。ダメーク ストゥーパ 寺院・教会
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ストゥーパを目指しつつ、ヴァラナシの喧騒が嘘のような静かな場所を眺めます。
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菩提樹の根っこさえ、神秘的に見えてくるから不思議。。。
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その菩提樹を眺めていると、野良わんこが近寄ってきました。
日本だと野良犬ってちょっと危険な感じがしますが、インドの野良犬はとっても穏やか。
バッグに手を入れると何かもらえるのかな?って顔をします。 -
ぎゃー!なにこの子。天使わんこ!?ってくらい可愛い。
どことなく表情がリク(我が家の愛犬)に似ていてなおさら可愛い。
でも、何もあげられる物もないし、流石に狂犬病の予防接種をしていないであろう犬を愛でるのはキケンそうなので、じっと見つめ合って終了(笑)
その後、わんこのお母さんが迎えに来てさようなら〜。
ああ、インドのわんこ可愛い! -
わんことお別れしてからようやくストゥーパに到着。
遠くからはただのボッテリした塔だったけれど、近くにくると彫刻が素晴らし!!
これは蓮の花かな?
ストゥーパは6世紀にアショーカ王によって建てられたもので、高さは43.6mもあるそうです。
ところどころ、崩れていて残念です。13世紀のイスラム侵入の際に壊されたらしい。
ここでは多くの仏像も出土されたそうですが、こちらは同じ敷地内の考古学博物館にいかないと見られないらしい。ま、仏像は京都でも見られるからいいか。。。
ところで、鹿を見ないな〜と思ったら、奈良の鹿公園のように放し飼いではなく、柵の中にいました。
玉木宏はいませんでした。これまた残念^^ダメーク ストゥーパ 寺院・教会
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つづいて、ムルガンダ・クティ寺院へ
ムールガンダ クティー寺院 寺院・教会
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ここは1931年にスリランカ人によって建てられた仏教寺院。日本人画家:野生司 香雪(のうずこうせつ)による『お釈迦様の生涯』を描いたフレスコ画があります。
中には靴を脱いで入ります。入口を振り返るとお釈迦様誕生の絵。右のわきから生まれたんですね〜、お釈迦様。とても繊細で美しいフレスコ画です。ここから右回りにお釈迦様の生涯が描かれています。写真撮影はOKです。さすがにフラッシュは禁止だと思う。ムールガンダ クティー寺院 寺院・教会
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一番最後の絵。
・・・ちょ!!!この褐色の男性は誰でしょう?
奇跡のイケメンですか?(ごめんなさい)
男性の後ろの輪が手のひらの形なのも素敵ですね。
本当に美しい絵です。 -
奥には仏像と祭壇があります。金ピカ!
この後、僧侶がきてお経を唱えていましたが、日本のものとはやっぱり違いますね。
ちょっとお布施をしてこの場を後にしました。
日本から来た人はここを訪れる人が多いのかな?
もうちょっと仏教の勉強をしておけば良かったと反省。
ちなみに、サチさんに「インドではあまり宗教による争いがないように見えるけど?」と聞くと、インドはおおもとにあるのがヒンドゥー教で、ヒンドゥー教には沢山の神様がいるので、他の神様にも寛容なのだと教えてくれました。
そういう意味では、日本も日本神話には沢山の神様がいるし、通じるものがあるのかな〜なんて思ったのでした。
さて、この後はガンジス河のガート(沐浴場)に移動です。
ヒンドゥー教の聖地、ガンガーの様子は次回にします。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ももであさん 2015/02/15 18:42:02
- あをによし 天竺の都は 咲く花のぉ〜
- こんばんは〜 shiyohさん
一年前は、西遊記2014をやってたんですか!!
西遊記では次々と妖怪が現れますが、現代の天竺はいかがでしたか?
ぼくはまだ行ったことがありませんが、世界三大バクシーシの国、
インド、エジプト、モロッコの中でも筆頭のカオス国でしょうね。
なるほど。次はモロッコを制覇!?
お釈迦様は、鹿と一緒に!? 説法してたのですか。
仏教の聖地に日本人のフレスコ画が残っているのですね。
びっくりです。鹿男あをによしには会えなかったようですが、
フレスコ画の一番最後に出てくるイケメンは、釈迦の一番弟子
アングリマーラですね。見間違うことのないあの独特な光輪!
あれって彼が殺した人の手をつなぎ合わせて作ったものです。
おそらくあの絵は殺人鬼だったアングリマーラを釈迦が諭して
いるところでしょう。 http://urx.nu/hmFK
ぼくもいつも思います。日本には八百万の神。だから日本人は
何事も寛容なのだと。一神教であるが故に他を否定する姿勢は、
まさしく現在の緊迫した世界情勢を物語っていますよね。
ガンガー編 いよいよ真打登場ですね〜♪
ももであ
- shiyohさん からの返信 2015/02/15 23:52:18
- RE: あをによし 天竺の都は 咲く花のぉ〜
- ももであさん
こんばんは。
はい、昨年は三蔵法師になっていましたww
妖怪は・・・私かも?(笑)
そうそう、一緒に旅をした友人ですが、私と同時期にギフトをもらった(別の部位)仲間です★ 2人合わせて舞台は「6」ですww
イケメンはアングリマーラというのですね。
あの手にそんなエピソードがあるとは!
お釈迦様の説法を聞いて、殺人鬼から心優しいイケメンに戻るのですね…。
旅の前にもうちょっと仏教も勉強しておけば良かったです。
有難うございました。
世界3大バクシーシ!(笑)
本当に凄かったです。でも、その背景にある階級制度とかを考えると無下にも出来ず、ちょっと複雑な気持ちになりました。
モロッコも憧れの国なんですが、またバクシーシの洗礼を受けるんですね…。
ガンガーは行って良かった!と心から思えた場所です。
タージマハルの美しさとは全然違う次元で、これぞインド!という街でした。
続きの更新、頑張ります〜。
ももであさんの旅行記も楽しませていただいています!
今後ともよろしくお願いいたします。
しよう
- ももであさん からの返信 2015/02/16 20:30:17
- O型は狙われやすい!?
- モロッコは、バクシーシというよりもチップ総攻撃です。
フェズやマラケシュを歩こうものなら、数分おきにチップ目的のにわかガイドが現れます。
それはまるで真夏の夕方に、裸でヤブに立つようなもの。
ブ〜んと耳元で… 案内しまっせ〜、なめし皮〜、ミヤサコです!!、アキハバらぁー
是非、蚊取り線香をお忘れなく♪
- shiyohさん からの返信 2015/02/17 00:29:09
- RE: O型は狙われやすい!?
- こんばんは。
チップ攻撃ですか〜。
なかなか手ごわそうですね。
私はA型なのですが、蚊取り線香を背負って行かなくっちゃ!(笑)
shiyoh
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