2015/02/06 - 2015/02/08
367位(同エリア1499件中)
ふうかさん
小田急と西武が観光客を奪い合う「戦争」を繰り広げる舞台となった箱根へ、2泊3日の日程で訪れました。
東海道新幹線で小田原まで行き、小田急の箱根フリーパスで箱根入り。
1泊目は箱根湯本の旅館「湯さか荘」、2泊目は宮ノ下のクラシックホテル「富士屋ホテル」を利用しました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 私鉄
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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東海道新幹線小田原駅から小田急箱根登山線で箱根湯本へ向かいます
小田急の小田原駅で箱根フリーパスを購入。
箱根内の小田急系の路線バス、登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船が何度でも乗り降り自由でなので、小銭いらずでとっても便利です
年間70万枚販売されているとのこと
小田原で買う場合は3日間有効のもので4500円でした -
箱根湯本の目の前のバス停から箱根ガラスの森美術館を目指します
バス停にいる小田急の職員が各種施設の前売り券を売ってます、けっこうお得です
料金表は写真右に写っているの柱に貼ってあります(見づらくてすみません) -
西武系の「伊豆箱根バス」もありますが、箱根フリーパスを使うならこちらの箱根登山バスを利用します
1950〜1968年ごろの箱根山戦争中は、
小田原駅前では小田急系が「箱根に行くお客様は黄色のバスに」とマイクで案内、対する西武系も「緑色のバスにご乗車ください」と、どたらもマイクのボリュームを最大にして案内していたため、観光客は何を言っているのか聞き取れない有様だったそうです。
両社のバスが小田原駅前を同時に発車すると、今度は途中で抜きつ抜かれつという運転で、当時の箱根の道路は狭い上に急カーブも多く、そのような道路で両社のバスがぶつかる直前まで競り合うため、観光客から悲鳴が上がっていたという話がありますが、現在ではそんな様子はまったく見られません
一つのバス停を両社で共有してる場所もありました箱根登山バス 乗り物
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箱根登山バスで仙石原方面へ。
峠道ですからかなり揺れます。登りはまだしも下りは後ろの席だとかなり酔っちゃいそうです箱根登山バス 乗り物
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俵石・箱根ガラスの森美術館前で降車
美術館はすぐ目の前です -
箱根ガラスの森美術館 クリスタルの木がとってもきれいです
箱根ガラスの森美術館 美術館・博物館
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園内のレストラン「カフェ・ラテッツァ」では
1日6回、イタリア人ミュージシャンによるカンツォーネの生演奏があります
1時間ごとに15分間です。
正午からの回と、午後1時からの回を鑑賞しました -
料理も生パスタを使ったメニューそろい、結構本格的。
カルボナーラ(たしか1300円)はチーズがとっても濃厚でした! -
レストランの窓から園内が見渡せます
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ヴェネチアングラス美術館ではマントやヴェネチアンマスクを無料で貸し出しており、仮面姿で館内を見学できます
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品の木・箱根ハイランドホテル バス停から箱根登山バスに乗り、箱根湯本へ戻ります
箱根登山バス 乗り物
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箱根湯本の旅館「湯さか荘」に到着
そんなに新しい宿ではありませんが、
仲居さんの対応はとても良く、部屋の掃除も行き届いています -
貸切風呂は比較的新しく、広め。ただ時間が30分なので少しあわただしいかも?
大浴場と露天風呂もありますが、露天風呂は男女混浴です。午後8時から9時までは女性専用タイムになります -
夕食は部屋でいただきました。
小田原名物のかまぼこや脂の乗った駿河湾のアジなど、旅行らしい食べ物もあり、質、量ともに大満足です -
朝食もお部屋で。豚しゃぶや煮物などヘルシーでとってもおいしくいただきました
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二日目はバスで星の王子さまミュージアムへ。やはりバス停で前売り券を購入してから行きました。
ヨーロピアン・ガーデンが見ものらしいのですが、冬なので花はほとんどなく…
館内は 作者のサン・デグジュペリの生涯やほかの作品の紹介、が3分の2ほどで、星の王子さまの作品紹介が3分の1ほどでした。
その後、旅館に置いてあったパンフレットを頼りに、マイセンの食器や輸入雑貨を展示販売しているという「マルコリーニ・ギャラリー」を目指して強羅へ行きました
ところが案内所で聞くと、マルコリーニ・ギャラリーは現在はイタリア料理店に変っているとのこと。それでも行ってみると、料理店の2階席にいくつかマイセンの食器が置いてありました。
このイタリア料理店の値段がけっこう高いのでとまどいましたが、何も注文しないわけにもいかないので、マイセンの食器で飲めるのがウリという、コーヒーとハーブティをオーダーしました。
運ばれてきたのは、我が家にもあるマイセンの一番安いシリーズ「波の戯れ」。
これなら家で飲んでも同じ…と少しがっかりしましたが、仕方ありません。笑
しかもコーヒーは明らかにインスタント(とゆうかどう見てもネスカフェのバリスタで淹れたもの)でした
カフェ・ド・マイセン と謳うならもうちょっとマイセンぽいのにししてくれても…と思わずにはいられませんでした汗星の王子さまミュージアム箱根サン=テグジュペリ 美術館・博物館
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富士屋ホテルに到着
明治24年に建築された本館をはじめ、館内はクラシックモダンの建築美が楽しめます。
箱根登山バスの「宮ノ下温泉」と「ホテル前」のどちらからでもすぐ目の前です -
かつて宿泊客にマジックが披露されていたという「マジックルーム」。現在はロビーラウンジのように使われています
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部屋へは、白人のボーイさんが案内してくれました。上手な日本語でいろいろと説明してくれました
多分一番安い部屋だと思うのですが、かなり広くてびっくり。置いてある家具もそうとう古い感じでしたが手入れが行き届いていました。
全室部屋の風呂が温泉になっているそうです。 -
毎日午後4時から宿泊者向けの館内ツアーがあります。
館内のチャペル前に集合です -
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説明に最も多くの時間を割いたのがこの食堂棟「ザ・フジヤ」。
昭和5年に日光東照宮をモデルに建てられたそうです。
格天井が美しいですね
格天井に描かれた高山植物は636種類、一つも同じものは描かれていません -
土曜とあってか、館内ツアー参加者は結構多かったです
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三代目の社長、山口正造さんの顔がモデルの彫刻。館内の至る所にあり、しっかり接客ができているか、従業員を監視しているのだとか
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柱にほどこされた彫刻 十二支の動物があちこちに登場します
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すてきなレストランですが、ランチでもビーフカレーが3千円近くもするような店なのでディナーは我慢しました
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ロビーから客室に続く階段。手すりが優美な曲線を描きます
深みのある飴色に歴史を感じますね -
昭和40年の朝食の献立
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ホテルで使用されている大倉陶園の食器
館内のセレクトショップでも富士屋ホテルオリジナルの大倉陶園のイヤープレートを売っていました -
資料室には古いレジスターなどが展示
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雪化粧の中庭
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食堂棟の外観
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本館玄関前
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宮ノ下から箱根湯本へ戻る際、バスは非常に酔うので、富士屋ホテルから多少歩きますが、登山電車の宮ノ下駅から乗車。
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最近導入されたばかりの「アレグラ号」に乗りました。
朝の7時なので、乗客はほとんどいません。 -
運転席は大きな1枚ガラスで、遠くの山々まで見渡せて運転手気分。沿線の植物や谷川を間近に見られます
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小田急で小田原へ
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この旅行記へのコメント (2)
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- かろんさん 2015/03/18 21:26:33
- 温泉yearですね
- ふうかさん
2月3月も投稿されてたんですね。
温泉!
私も、昨年末箱根に行きましよ。
それで泊まったのが富士屋さん。箱根湯本駅前の方ですが。
今月15日はリトルワールドに遊びに行ったので、白樺湖を通りました。
雪が多くてビックリ。
夕食に蓼科牛ですか?リンゴを食べて育った牛なんですよね。
本当、お愛想のいい店員さんに試食を勧められれば買ってしまいますよね。
悪くないのに悪い気がして。
- ふうかさん からの返信 2015/05/21 21:46:46
- RE: 温泉yearですね
- かろんさん
コメントありがとうございます!
返信遅くなってすみません><
冬の温泉はいいですね!近場を含めるともっと行っているのでまさに温泉YEARです!
これからの季節は海に行きたいです!
犬山のリトルワールドに行く途中に白樺湖とは面白いルートをとったんですね。冬の白樺湖は完全にオフモードですよね。遊園地なども冬季休業ですし。
ゴールデンウィークの旅行記もアップしたのでよかったら見てみてください
ふうか
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