釜山博物館　上質の白磁、青磁　田黄

2014/12/30 - 2015/01/04

釜山博物館、とても広々とした空間です。
野外の展示も充実したものでした

日本の白磁、青磁はもともと韓国から職人を連れて来てからこそできたもの。

その源流を見ることができいる貴重な展示を堪能しました。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船 タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

釜山博物館は釜山の地下鉄2号線、大淵洞で降りて徒歩10分くらい。
近くにＵＮ記念公園がありますから、こちらとセットで行きました。

敷地内には野外展示もあるのですが、これが8世紀のものもあって侮れません。

これが正面入り口
企画展が行われていました。

受付でパスポートの提示で音声ガイドを借りることができます。

企画展の　ポスター

入場料は無料です。
結構広いので、迷いそうです。
見たいものは決まっていたので、その写真を見せるとスタッフの方が案内してくださいました。

ミュージアムショップ　螺鈿の小物を買いました

金剛菩薩立像　国宝200号
大変穏やかなお顔。

統一新羅時代の仏教美術の代表的な遺物です。

ほんのり微笑んでいるお顔がとてもきれいです。

こちらは仏舎利壺　国宝233号
銘文が刻まれており766年の作品。

思ったよりも小ぶり。

新羅時代に作られた仏像が並びます。

こちらは白磁の水滴
どれも細やかな細工です。

青磁で作られた瓦

この時代に瓦を青磁で作るなんて、すごい贅沢。

なんだかほのぼのとした顔をしています。

かわいらしい形の丸壺
肩のラインが好きです。

こちらは偏壺
この形は遠くシルクロードからやってきたデザイン。
馬上で水を飲むための水筒を模しています。

鉄とびが全くないきれいな作品

形のいい青磁鶴首

12世紀の高麗青磁
青磁印刻菊花紋托蓋

美しい深い色

象香炉

日本の有田でも象香炉は武家や宮家向けに作られました。
このゾウさんはなんだか可愛いですね。

これは喰篭として使えそうですね。

国宝1501号　李徳成肖像　　17世紀
東莱府使を務めた人物なのだそうです。

申潤福の水彩画
原画？？と思ったら、残念ながら模写でした。

大振りの白磁壺
寄贈作品の展示室にあります。
この大きさなのに鉄とびがほとんどありません。

玉の彫り物
凄いですね、この彫
中国の方が好みそうな感じ

田黄の彫刻
今では田黄は貴重
3大石材は田黄・芙蓉・鶏血なんだそうです。

とても色目がいい田黄で作られています。

ミュージアムショップでお買い物して・・・

さて、次はＵＮ公園に行きましょうか