一般的にフィンランドって<br /><br />・場所はヨーロッパの北の方<br />・とにかく寒い<br />・ヘルシンキしか都市名を知らない<br />・これといった名物は知らない<br />・北欧だから消費税はめちゃくちゃ高い<br />・そういえば、ムーミン<br /><br />という程度の認識しかないと思いますが、オイラもその一人でした。<br /><br />しかし、<br />国土の広さは日本とほぼ同じであったり、<br />近隣に広大な国土を持つ何かとお騒がせな国があったり、<br />日本と同様第二次世界大戦では敗戦国であったり、<br />ノキア、Linuxといった世界に名だたるハイテク大企業を有する経済大国であったり、<br />政治は議院内閣制を採用したり、<br />長寿国であったり<br /><br />日本と同じところもいくつかあり、もっと親近感を持っていい国なのだと感じる。<br /><br /><br /><br />そんな中、首都ヘルシンキは一経由地に留まり、さらに北の地方都市「ロバニエミ」だけに4泊も滞在。<br /><br />町に世界遺産のようなとびきり光る観光名所があるわけでもなく、アジア含め国外から大挙して訪れるような観光名所があるわけでもない。<br />このような場所を渡航先に選んだのは今までの旅行では初めてのケースです。<br /><br /><br />ま、今回の目的は<br />・オーロラを見ること<br />・そしてその絶景を写真に収めること<br />であるので、場所としては最低限の条件を備えている。<br /><br /><br />せっかくこういうところまで来たのだから、だいぶ型落ちとなてしまったが、シンプルで使いやすいニコンD3000を使いこなすいいチャンスでもあります。<br /><br />でもオーロラは夜に起きる現象。<br />夜の予定はそれなりに埋まっているが、さて、昼はどうするか…。<br /><br /><br />行き当たりばったりでいいか…。<br /><br /><br /><br />ということで小さな町を街歩き。

オーロラ、見えるかな…。（フィンランド　2日目その1　ロバニエミ、ロバに笑み…？　風の吹くまま、雪の降るままに）

20いいね！

2015/01/30 - 2015/01/30

77位(同エリア454件中)

#街歩き

エリア

ロバニエミ(フィンランド)

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

ホテル: 4.0

ショッピング: 4.0

同行者: カップル・夫婦

一人あたり費用: 15万円 - 20万円

交通手段: 徒歩

航空会社: フィンランド航空

おはようございます。

朝7時半前ですが、真っ暗です。
気温は…。

え？

−8℃？

もっと寒いんじゃなかったっけ？

ここ、北極圏だよね？

オリジナルソコスホテルバークナロバニエミホテル
ここは北極圏。
今の時期、日の出は9時半ごろなので、夜明けはもう少し先です。
ちなみにこの時期の日の入りは15時半くらいです。

冬至から1ヶ月以上過ぎてしまったので、だいぶ日は伸びているものと思いますが、このような日を目の当たりにすると、やはり北極圏に来たんだと実感する。

オリジナルソコスホテルバークナロバニエミホテル
サンタクロースの住む町なので、ホテルの入口は一年中このようなもみの木が飾られています。

オリジナルソコスホテルバークナロバニエミホテル
夜明け前ではあるけど、日常生活は始まっています。

まずは朝食、朝食。

ホテルのレストラン「フランマンニ」でバイキング形式です。

朝食券、汚職事件ではなくお食事券があるわけでもなく、いきなり入っていきなり食事できる形式でした。
宿泊者であるかないかはどうやって判断するんだろ…。

これはかみさんがとってきたヨーグルトのフルーツソースがけ。
北欧はベリー系フルーツの産地。

滞在中、特にブルーベリー（本体、及び加工品）を口にすることが多かったかも。
このホテルのレストランは結構広く、レストラン自体は100人くらいのキャパがあり、さらにホテル内入口側には50人ほど収容できそうなバーが併設されていた。このバー、ウェイティングバーにもなりそうですね。

あ、ひょっとしてフランマ二をお探しですか？
よかったらご一緒しましょう。

いえ、私もあの店に行くところなんです。
フィンランドはロバニエミ
仙台坂（ねーだろ！）上のあの角をまがった、ほらあそこ。
あそこがホテルレストランフランマ二。
何とも目立たない入口ですが…。

なんて長年続いたラジオ番組のオープニングのナレーションを一人つぶやくオイラ。
残念ながら、毎日バラエティに富んだメニューが日替わりででてくるというものではなく、毎日ほぼ同じものが並びます。

1週間以上の長期滞在では飽きてきてしまうかもしれないが、我々のような4泊程度ではちょうどいい。
実は今回ロバニエミに行く前に4Travelの先輩トラベラーの旅行記を拝見して知っていたのですが、フィンランドには面白い形をしたパイがあります。

それがこれで、

どうですか…

アワビでしょう。

名前は…。

忘れた（爆）
「アワビ」はこんな感じで出されています。
いたって普通のどこにでもある朝食風景です。
欧米人はこのシリアルをよく食べる。

オイラは決して嫌いというわけではないが、すすんで食べようという習慣も思いもないので、結局シリアルとオートミールは手を出しませんでした。
先程かみさんがヨーグルトにかけて絶賛していたミックスベリーソース。

写りが悪いですがおいしかったそうです。
他のフルーツもそこそこ充実。

仕方ないです。
なんだかんだいってもここは極地。
南国のようにカラフルでトロピカルなところではないのですから、ここまで揃えば十分でしょう。
ハムとチーズ
チーズは結構たくさん種類があったようです。
パンも充実。

オイラはせっかくなのでライ麦パンを…。
さ〜〜〜

食べるなっし〜〜〜〜〜〜
周りを見たところ、夜のメニューの中にこんなものがあったので、ちょっと拝借してみる。
これ、ラップランド料理のメニューのようです。

ここ、ロバニエミはラップランドとよばれ、この地域の先住民族であるサーミ人の居住地域である。

英語表記ではLaplandとなるが、ラップランドの由来となったスウェーデン語の表記ではLapplandと表記される。

ここフィンランドではLappiと表記し、ここロバニエミではこの地域の伝統料理のメニューということでこのような表記になるようです。
このレストランではコースの設定がなく、単品オンリーのようです。

ホテルのレストランだからか、いい値段します。
このホテル、Wi-fiが無料です。

またパスワードを渡されて接続するタイプではないので、電波の受信を確認したら即接続完了でした。
昨日着いたばかりなのに、帰るのは4日後なのに、もうお土産の買い出しです。

幸い町の中心部に拠点を構えることができたので、多少雪が積もっていても外を出歩くのは容易にできます。

でも風がそこそこあって、積もった雪が舞い上がる状況でした。

この時の恰好は

下：ヒートテック1枚、裏フリースのパンツ
上：ヒートテック2枚、フリース、普通のダウンジャケット
首：裏フリースのネックウォーマー
頭：耳が隠せるニット帽
靴：ティンバーランドのハイカット（防水）、アルミ中敷き

これで十分寒さをしのげた。
ヒャッハ〜〜〜〜〜〜〜

寒いなっし〜〜〜〜

梨汁カキーーーン
外国人向けお土産店がすぐ隣にあった。
どうしても気になる日本語表記

意外と普通…。

何を期待しているんだか…。
でも早速見つけた。

オイラの好物。
このセンス、好きです。

フィンランド最先端のファッションです。
場所柄、いろんなところにトナカイ皮の装飾が施されています。
それにしても人通り全くないな…。

ここはフィンランド最北の行政区域であるラッピ県の中心地
日本で言えば札幌といったところなんだけどな…。
札幌と同様に雪がものすごく積もっている。
フィンランドにもニッセンがある。

フィンランドのニッセンは通販じゃなく、店舗でメガネを売っていました。
もう昼も近いのに
みんな何してるんだろ…。
ほんと、誰もいない…。
お、マック。
歩いて5分くらいのところにショッピングモールがあったので、早速入ることとした。
ロバニエミかつての名物
以前世界最北のマックとして有名になった店。
最近はロシアのムルマンスクに抜かれてしまったので、この店は世界最北ではなくなった。
では世界第二位なのかというと、そうでもなく、ムルマンスクからわずかに南のヴィエルヴォマイスキーオクルグという町のマックが世界第二位となり、ここロバニエミは今では世界第三位までになってしまった。
それゆえか物珍しさもなくなり、繁盛している様子も見受けられない。
今日はただ雪がひどくて、人が出歩かないという理由だけであることを願うばかり。
町の中心部
サンポショッピングセンター
ここに来れば何でもそろいます。

中に入ると、ビックリ

大勢の人が来ています。

天井はイクスピアリのように青空でした。
でも、雲が動いたり、空の色が変わるようなことはありませんでした。
寒い外とは違い、暖かい。

通り過ぎて暑いくらいです。
最近のお土産はもっぱら地元のスーパーのみ。

スーパーマーケットこそ地域に根差したものがありますから「色」を出すにはもってこいです。

でも、気になるのは日本の品。
米はフィンランドではあまり食べないので、かなりの少数派です。
菓子類は種類豊富です。
キターーーーーーーーーーー

今回のお目当ての一つ

サルミアッキ

行く前に調べました。
世界一まずいキャンディーです。

当然買ってます。
エコに熱心なヨーロッパ

量り売りも充実しています。
ここで値札を貼ってレジで精算します。
初トナカイ肉

これは、テールか？
トナカイ肉のコマ切れ？
エコが進んでいるヨーロッパ。

エコバッグは必需品

こんなエコバッグも商品として販売されていた。

でも、レジ袋も出してくれる。

この袋、お土産兼、お土産入れる袋に決定。
建物の中は暖房がガンガンきいているから、外の恰好で店内を歩くと汗ばむほど。

また乾燥するからのどが渇く。

どうしても我慢できず自販機でこのムーミンジュース。
2ユーロ（高！！！）

ラズベリージュースの炭酸。
買い出し終わって帰り道、
トナカイの角で工芸品を作って売るちょっと大きめの屋台
今日はお休みのようでした。

ムムムッ

オイラの変な日本語センサーが働いた。
工匠…。

こんな日本語使わねーよ。
外の温度計
-8℃

朝から全然変わらないけど、キチンと機能してるのかな…。
この日の昼食は

先程のスーパーで買ったサンドイッチ
朝食べ過ぎたので、あまり食欲がないから
かみさんと半分ずつ。

味は
「外国のサンドイッチ」

って感じです。
ホテルのテレビは日本語表記に切り替えられるのだが、NHKは入らない。

もっぱら天気予報をつけていた。

なんか滞在中ずっと雪だそうだ。
日の入りは3時半。

なんか時差を感じ、この後オーロラハンティングまで記憶がない。

長くなったので、一旦終わります。

次はこの旅行のメインイベント

オーロラハンティング第一戦目です。

日本から持ってきた極地仕様デビューです。