2014/08/11 - 2014/08/11
242位(同エリア318件中)
京妓さん
競技かるたの益田大会に参加。
その後、隠岐へ渡り、
この地に配流された小野篁の足跡を辿りました。
まずは、小野篁が彫った仁王像が安置されている願満寺へ。
- 交通手段
- 船 タクシー JALグループ
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最初の島である隠岐の島へは、出雲からJALで飛んできました。
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願満寺は港や空港から遠いので、あらかじめタクシーを予約。
(タクシーで約20分) -
私はタクシーで来たので、いきなり本堂に辿り着きましたが、
この階段を上がっての参拝が本来のルート。 -
階段を上がったところにあるこの門の、
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左側に1体、
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右側にも1体。
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配流された隠岐で、小野篁が彫った仁王像が安置されています。
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タクシーの運転手さんが、住職さんに声を掛けて下さり、
写真撮影を許可して頂きました。 -
しかし、格子の隙間からだと、これが限界。
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全身像が見たいなぁ…
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ダメモトで住職さんにお願いしてみたら、
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OKが出ました \(^o^)/
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「これ外すの、こないだのNHK取材以来だよ〜」
けっこう大掛かりな作業でした。スミマセン… \(◎o◎)/ -
【小野篁作/仁王像】
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いい感じに光まで射してきました。
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ちなみに、隠岐配流の時に詠んだ歌が、
〔第11首/参議篁 (小野篁)〕
わたの原 八十島かけて 漕ぎ出でぬと
人には告げよ 海人の釣舟 -
篁の隠岐配流は、838末〜840年の約2年間。
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千年以上前ですから、当然、木も朽ちています。
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さらに、隠岐の方が何度も口にしていた明治の廃仏毀釈。
この時、篁の彫った仏像もかなり焼失してしまったのだそう。 -
島なので、文化財が他の土地へと流出しにくかったとはいえ、
現存していること自体が奇跡。 -
次いつ隠岐に来れるかわからない。
もしかしたら、これが一生で一度かもしれないと思ったら、 -
興奮のあまり、住職さんと運転手さんを待たせたまま、
バシャバシャ撮りまくり。 -
足を開いているのが特徴。
廃仏毀釈を免れた他の仏像も、やはり開いていました。 -
住職さん、お盆前の多忙な時期にも関わらず、
本堂の中に安置されている篁の仏像も見せて下さいました。 -
写真の中央3体が、小野篁作の仏像。
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先ほど、格子を外して見せて頂いたのは右の仁王像。
写真は左の仁王像。 -
【小野篁作/薬師如来】
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先ほどの巨大な仁王像とは違い、小さな薬師如来。
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左右の像は篁作ではありませんが、やはり廃仏毀釈を免れた貴重なもの。
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住職さん、お盆のお忙しい時期にも関わらず、本当にありがとうございました!
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