2013/04/27 - 2013/05/05
833位(同エリア27493件中)
山と湖さん
韓流ドラマをきっかけに韓国の歴史と文化に興味を持ち始めました。
李氏朝鮮時代の王様の系譜などを調べたりしながら歴史ドラマを楽しみ、旅行に行ける日を待っていました。
そして、ついに念願がかなう日が!
歴史と文化を感じさせてくれる場所を中心にまわる7泊8日の旅プラン。
ソウルでは北村韓屋村を現地ボランティアガイドさんと共に歴史散策したり、水原華城や韓国民俗村も訪れ歴史ドラマそのままの風景を味わうことができました。
ついでに訪れた台湾では、淡水や九分を訪れ、最後に北投温泉でゆっくり疲れを取って帰国しました。
《日程》
■2013/4/27:羽田前泊
■2013/4/28:羽田〜ソウル移動・市内観光
■2013/4/29:ソウル郊外(韓国民俗村、水原華城)観光
□2013/4/30:ソウル市内(昌徳宮、北村)観光
□2013/5/1 :ソウル〜台北移動
□2013/5/2 :台北市内・九分観光 北投温泉泊
□2013/5/3 :淡水観光(紅毛城)・士林夜市 北投温泉泊
□2013/5/4 :台北〜仁川移動 仁川泊
□2013/5/5 :仁川〜成田
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 飛行機
- 航空会社
- アシアナ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4/28 アシアナ航空で羽田を9:00に発ち、金浦空港に11:20着。
空港よりタクシーで<ホテルPJ>に到着。
タクシー代は25,000ウォン(約2,500円)と、リムジンバス2人分の料金より10,000ウォンほど高いだけですみ、韓国のタクシーの安さを実感。 -
<ホテルPJ>
忠武路駅から徒歩10分程のホテルは大通りからは少し奥まったところにあります。
周りは下町風の小さな店や工場がひしめき合っています。
ホテル自体は高級感があり、ベットもダブルのツインなので広々としています。バスルームも広くてアメニティも充実。シートマスクまでありました。
室内型バルコニーからは、地元の学校や、下町の風景が見渡せて興味深かったです。 -
お昼を食べに、忠武路駅方面に向かいました。事前にお店の情報などは調べていないので勘を働かせて店を選びます。
ホテルから5分程のところにあったこの店に入ってみました。 -
外見に惹かれて入ったこのお店、中はアットホームな感じで居心地も良かったです。
私はユッケビビンバ、夫は石焼ビビンバを頼みました。
2品で14,000ウォン、お味もなかなかのものでした。 -
食事を終え、ホテルの無料のシャトルバスで明洞まで行きました。
にぎやかな通りをさらっと歩いてみます。
美容関係のお店より、食べ物屋さんのほうが気にかかります。 -
チョンゲチョンまで歩いてきました。
-
さらに結構な距離を歩いて仁寺洞まで辿り着きました。
この辺りは伝統工芸品を売るお店や伝統茶屋が多いらしいですね。
サムジギルというモールに入ってみます。
素敵な手造りの品を売る店がたくさんありました。
お目当てのものは見つからなかったけど、ぶらぶらするだけでも充分楽しめました。 -
裏通りに入ると、食堂が並んでいる一角がありました。
地元の人たちが猫を相手に遊んでいました。 -
歩き疲れ、安国駅近くのカフェで一休み。
名前を知らない柑橘系のジュースにトライしてみました!
英語が通じず、よく分からなかったけど、「今日のお勧め!2個セットで安くなるよ〜!」とか何とか言ってたのかな?
2つで6,000ウォン。
店員さんがその場で搾ってくれたジュース、美味しかったです。 -
安国駅から地下鉄でホテルに戻り休憩します。
夕飯を食べに、今度はさっきの駅とは反対側の乙志路4街駅方面に歩いてみます。
小さな電器屋と家具屋(なぜか椅子だけ)と印刷工場ばかりが並び、食堂などは見当たりません…。
仕方なく忠武路駅方面に戻ろうとしますが、ひしめくように並ぶ店をおもしろがって覗いていくうちに、道がわからなる事態に!
地図を広げていたら通りがかりの韓国人の若いカップルが英語で声をかけてくれました。 -
ようやく見つけた焼肉店。
今回は勘が外れちゃいました…。 -
<世宗文化会館>
4/29 朝から雨です。
朝食はついていなかったので、ホテルの食堂で鮑粥をいただきました。肝も入って、こくがあり美味しいお粥でした。(2人前16,000ウォン)
今日は韓国民俗村に行く予定でしたが、生憎の天気なので計画を変更すべきか迷います。
取りあえず、民俗村方面行きのバス停がある、光化門近くの世宗文化会館まで地下鉄で行くことにしました。 -
<世宗大王像>
世宗は歴史上有名な王様で、ドラマにもよく登場するので親近感を覚えてしまいます。
雨も小雨になってきたので、計画通り民俗村に行くことに決めました。
幾つもあるバス停の中から5500-1番のバス停を見つけ、バスを待ちます。
バスは分かったものの、降りる場所は分からなかったので、
最初に運転手さんに「民俗ちょん(村)」と言ったら、行きたい所を理解してくれたのか頷いてくれたので、とりあえずは一安心。
市内バスなので、次々と地元の方達が乗り降りするのを眺めながら時間を過ごしました。
目的地まで90分位で、料金は2人で2,400ウォンと格安でした。 -
<韓国民俗村 正門>
長らくして、やっと運転手さんが、「民俗ちょん」と声を掛けてくれました。
バス内にある路線図にはそれらしき文字はなし…、でも運転手さんを信じて降ります!
バスを降りると、そこはバス停ではない所でした。それらしき物も看板も見当たりません…。
右も左も分からないので、降りた目の前にあったガソリンスタンドでお兄さんに「民俗ちょん」と一言尋ねると、「あっちだ」と交差する道を指を差し、教えてくれました。(英語は観光地でもないと通じません)
まっすぐなその道を1kmも進むと、やっとそれらしき場所が見えてきました。
運転手さんは、バス停ではない一番近い場所で降ろしてくれたのでした。 -
入場料30,000ウォン(2人分)を払って中に入ります。
おー!
さっそく民族衣装を着た女性がいて、気分が一気に盛り上がりますね。
雨も上がって晴れ間も出てきました!
いつもは観光客で一杯のようですが、この日は最後までお客さんが少なかったおかげでゆっくりと見て回れました。 -
民俗村は敷地が30万坪もあり各地方の伝統家屋約260軒が再現されています。
伝統料理やめずらしいお酒も頂くことができます。
私たちは時間がなく行けませんでしたが、伝統文化体験コーナーもあったようです。
歴史ドラマの撮影にもよく使われている場所なので、帰国後、歴史ドラマを見ていると、「あ、ここは民俗村だ」とわかる時があり、懐かしんでいます。 -
官庁に農家や庶民の家、両班という貴族の家など様々な階級の家があります。
一軒一軒覗いていきます。
納屋などには実際に牛や鶏が飼われていたり、野菜が栽培されていたりとリアル感があります。 -
漢方薬房です。
漢方薬の効能などもドラマで知ることが多いです。 -
炊事場です。
どの階級の家のものだったかは忘れました。 -
所々にその家の住人が人形として置いてあります。
人形の衣装が少し安っぽくて、残念です。 -
これは拷問場です。
歴史ドラマに拷問シーンはよく出てくるので、道具の使い方は大体わかります。
夫に罪人役になってもらい撮影。 -
建物のまわりも、ちゃんと塀や庭が造られています。
花木もあって、いい感じです。
なんだか、朝鮮時代にタイムスリップしたような感覚に陥ります。 -
「太陽を抱く月」というドラマのパネルの前で記念撮影。
他にも、チャングムなどおなじみの主人公のパネルもありました。 -
校外学習の子供たちが、たくさん来ていました。
お弁当を食べていたので、興味を覚えて、さりげなく覗いてみました。
やはり定番のキンパ(海苔巻き)が多かったですね。
あと男の子のパーマ率が高かったです。
くるくるとした髪が可愛かったです。 -
お昼は敷地の一番奥にある市場(フードコート風)で頂きました。
食券を買ってから各コーナーに行って券を出すシステムです。
昔の商店街を模した席で食べることが出来ます。
ここも昼時なのにがらがら。 -
注文の際、「アニョハセヨー」と声を掛けてみました。
作家の酒井順子さんに似たお姉さんが笑顔を返してくれました。
後の会話は続かないので英語で。
注文したのはカルビクッパとあさり風味の手打ち麺です。美味しかったです。
2品で15,000ウォン -
こんな川も流れていて、そこに平石橋、飛び石橋、一本橋など様々なタイプの橋が掛けられています。
この辺もよくドラマで使われる場所で、見覚えがありました。 -
済州島の民家だそうです。石像が特徴的です。
公演の時間がせまっているので、ゆっくりと見られず心残りながらも通り過ぎます…。 -
楽しみにしていた伝統芸能の公演時間に合わせて、見学に行きます。
まずは馬上武芸です。
駆ける馬に飛び乗ったり、立ち上がったり他にも様々な技を見せてくれます。
男性だけでなく、女性もいました。
さっき見かけた小学生も見学しています。
スピードがあるので写真がうまく撮れませんでした。 -
これは農楽。
鐘や太鼓に合わせて伝統舞踊を舞います。 -
踊り手を見ると若い男の子からおじさんまで、年齢層も広いです。
-
伝統婚礼の式まで時間があったので食堂に入り、海鮮チヂミを注文しました。
ところが、他にお客さんが居るわけでもないのになかなか出てこなくてあせります。
開演10分前になってやっと出てきたので、あつあつのチヂミをあわてて口に詰め込み、夫を残して公演場まで走りました。
結構な距離がありましたが、息を切らせ走ったおかげでどうにか間に合いました。 -
式の前に花嫁さんと写真を撮ってもらえました。
可愛いお嬢さんです。 -
一番楽しみにしていた伝統婚礼の始まりです。
新郎が新婦を待っています。
介添え人のような人がなにやら唱えています。 -
いよいよ新婦の登場です。
-
さっき農楽で見た男の子がここでも出演しています。
みんな色々な役割を持っているのですね。 -
誓いの言葉の後にお酒を飲むのは日本と同じです。
他の国なら誓いのキスになりますね。 -
大分略しているのか、短い時間で終わってしまい、退場シーンになりました。
新婦を籠に乗せ、一行は去っていきました。 -
12時前に入場して4時半までしっかりと楽しむことができました。
この後の予定がなければ、もっとゆっくりと見たかったです。
韓国の歴史や文化に興味がある方は是非、時間の余裕を持って訪れてみて下さい。
私たちは市内バスで来ましたが、ソウルからは水原駅経由で来る方法が一般的です。
この後は水原に移動します。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ひろさん 2015/02/16 20:22:12
- 韓国の歴史ドラマ、長編が面白いですよね
- 山と湖さん はじめまして
ひろと申します
私も韓国ドラマ「チャングムの誓い」から、韓国の歴史ドラマに嵌りました。演出や歴史的にそれは無いだろうという設定もたまにありますが、総じて歴史を知る上で面白いですよね〜
日本も戦国や明治維新以外の時代をもっとやっても良いのにって思います。
海外、私は韓国に仕事で一回しか行っていませんが、山と湖さん、個別手配で行かれているんですね〜。旅の達人みたいで尊敬します。
私も北欧なんて行ってみたいと思いながら、行けずに現在に至る私(T_T)
また旅行記拝見しに来ます。
PS 私の拙い旅行記に投票有難うございました。
- 山と湖さん からの返信 2015/02/16 23:28:01
- RE: 韓国の歴史ドラマ、長編が面白いですよね
- ひろさん、はじめまして。
山と湖です。
時々お邪魔させていただいていますが、ご挨拶はまだでした。
今日は書き込みをありがとうございます。
ひろさんも韓国の歴史ドラマファンなのですね!
韓国は歴史ドラマが数多く製作されていて、日本の時代劇がすっかり下火になったのとは対照的ですよね。
今までは全く興味を持つこともなかった韓国の歴史を、
ドラマの背景を知りたくて自ら調べるようになるとは思いもよりませんでした。
吹き替えなしのセリフを聞きながら、日本語と同じ様な発音の言葉が耳に聞こえてくるのも楽しくて、「おー、これは随分似た発音だな〜」 などと面白がっています。
ひろさんはお仕事で行かれたのですね。
観光もする時間はおありになりましたか?
お隣の国なのに、行く機会をなかなか持てない現実がありますよね。
そのうち円高になったらとは思っていますが…。
京都の旅行記を拝見しました。
京都も、いつかまた…と思いつつ数えてみれば30年以上たってます…。
行ってみたい場所は数限りがないものですね。
また、おじゃまさせていただきますね。
山と湖
-
- まほうのべるさん 2015/02/02 12:48:12
- 韓国の歴史ドラマ好きです。
- こんにちは、山と湖さん。
べるの初めての海外は地元の空港からの韓国への旅でした。
この時は会社の友人と一緒でした。
民族村にも行きました。
韓国の現代のドラマはほとんど見ませんが、歴史ドラマはけっこう
好きで、昨日も21時からBSプレミアムで放送している「奇皇后」を
見ました。
歴史ドラマが好きになったのは「チャングムの誓い」を見てからです。
「トンイ」「イサン」も大好きです。
韓国にまた行きたいとは思うのですが、なかなか行けないでいます。
byまほうのべる
- 山と湖さん からの返信 2015/02/02 16:19:43
- RE: 韓国の歴史ドラマ好きです。
- > こんにちは、まほうのべるさん。
>
>お便りありがとうございます。
私もべるのさんと全く同じです♪
「チャングムの誓い」から韓国ドラマを好きになりました。
やはり歴史ドラマが大好きです。現代ドラマもいくつか見ていますが、やはり歴史ものはロマンがありますよね。「イサン」は特に好きでした。「トンイ」もトンイ役の子がよかったので好きです
先月まで、LalaTVというケーブルTVで「花よりおじいさん」という番組を放映していて、それに正祖役のイ・ソジンさんや英祖役のイ・スンジェさんなどの俳優さんが出演していました。
とてもなつかしい思いで見ていました。
ソジンさんは年齢も42歳になるというのに、まだ若くて可愛かったですよ。スンジェさんもドラマとは違うイメージの方でした。、
今度の土曜からはスペイン編が放映される予定なので、とても楽しみにしています。(番組宣伝みたいですね・・・)
<LalaTV>は<auひかり>との契約で見られるようになったチャンネルなのですが、韓国ドラマがたくさん放映されているので、重宝しています。
民俗村に行ったのが韓国では一番の思い出になりました。
水原の旅行記を今書いているところですが、ここは時間が足りなくなったので、いつかまた行ってみたいです。
韓国ドラマを語ると止まらなくなりそうなので、
またの機会に。
山と湖
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