
2015/01/14 - 2015/01/26
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funasanさん
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寒さが厳しい冬の日本から脱出して暖かい南の島でのんびり暮らす。そんな渡り鳥人生を夢見てはや十数年。かつてはメキシコ(カンクン・コスメル)に魅了され何度も出かけたのであるが、カリブ海はいかにも遠い。お金も時間も体力もかかる。60才を数年前に通過した私は最近日本から近い東南アジアに目を向けている。
今回の目的地はフィリピン屈指のビーチリゾートであるボラカイ島である。マニラに4泊、ボラカイ島に8泊し、冬のフィリピンを体験してきた。熟年おじさんの「冬の東南アジア理想郷探し」1人旅である。さて、どんな旅になるか?このワクワク感がいい。
『City Garden Hotel Makati』
http://www.makati.citygardenhotels.com/
注:為替は1ペソ=2.7円で換算する。
私のホームページに旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/
(新刊『夢の豪華客船クルーズの旅
ー大衆レジャーとなった世界の船旅ー』案内あり)
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1月14日(水)午前9時30分、中部国際空港発マニラ行のフィリピン航空437便(写真)に搭乗する。機種はエアバスA330-300で、エコノミー席は横3-3-3の9席である。航空券代金(往復)は総額57170円(運賃カテゴリー;バジェットエコノミー)。日本から近いわりには高い。
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マニラまで4時間20分、機内食(写真)を食べ、読書をし、昼寝をすれば着いてしまう。現地時間午後1時頃、マニラのニノイ・アキノ空港に到着。空港でフィリピンペソの両替(1ペソ=2.7円)をする。円安は痛い!数年前から比べると40%くらいダウンだ。
注:座席にモニターテレビなし。 -
空港出口は混雑していてタクシーの呼び込みが多い。私は経費節約のため地元の人が使うメータータクシーの列に並んで順番を待つ。そして15分くらい待って黄色のタクシーに乗りマカティのホテルに向かった。
写真:シティ・ガーデン・ホテルのロビー -
空港出口から早くも渋滞がはじまる。途中から高速道路(現金で20ペソ支払う)を使いマカティ市内近くで一般道に下りる。すると今度は大渋滞に遭遇した。結局1時間かけて本日のホテルに到着する。タクシー代金はメーターで396ペソ、端数切り上げで400ペソ支払う。高速道路代金と合わせて420ペソ(1134円)の交通費となった。
≪空港のメータータクシー料金≫
初乗り(500m)70ペソ、300mごとに4ペソ
よって、10Km乗って200ペソ(540円)くらいと安い。
写真:ホテルの廊下 -
今夜のホテルは「シティ・ガーデン・ホテル・マカティ」。私は事前に直接ホテルにeメールを出して高層階の眺めの良い部屋をリクエストしておいた。そしたら最上階(23階)に近い19階の綺麗な部屋(写真)だった。
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部屋からの眺め(写真)は素晴らしく、マカティ市中心部の高層ビルが遠望できる。シティ・ガーデン・ホテルはマカティの中心街から少し離れた場所にあるが、それでも周囲の渋滞と雑踏ははなはだしい。「シティ・ガーデン」という名前から想像する環境ではなく、この名前は嘘に近い。
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部屋の中に流し台(写真)があり、コーヒーメーカーや無料のボトルの水2本も用意されている。ここに電子レンジでも置けば簡易キッチンとなりロングステイも可能になる。
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さらに机の引き出しを開けてみると「ホッチキス、ハサミ、ノリ、テープ」等、ビジネスアイテムがそろっている。これは好印象だ。ビジネスで1週間くらい泊まるにはいいホテルである。
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バスルーム(写真)にはバスタブもついている。さて、気になる客室代金はエクスペディア予約で11907円(税サ込、食事なし)である。1人旅なので3星ホテルを中心に1泊1万円程度の予算でホテルを選んだ。
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このホテルの最上階にジム(写真)があり、マカティの高層ビルを眺めながらトレーニングができる。
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特筆すべきは屋上にプール(写真)があることである。ただし、プールは小さく水は冷たい。暑いマニラの気温で火照った体を冷やすには丁度いいプールである。
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プールサイドには長椅子(写真)がありベッドになる。都心のプチリゾートホテルの雰囲気が漂う。
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さらにプールの横にレストラン「ルーフデッキ」(写真)がオープンしている。雲上のプールと展望レストラン、私はこの環境が大いに気に入った。
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私にとってマニラは初体験であり、空港からホテルまでの道路の渋滞と喧騒に少々うんざりしていた。世界有数の綺麗な先進国日本から混沌のマニラに来るとそのギャップが大きい。
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まだフィリピン旅行1日目だ。急ぐ必要はない。まずはルーフデッキの眺めの良い席(写真)に座りティータイムにする。少し湿った、それでいて爽やかな風が吹いてくる。決して暑くなくもちろん寒くはない。「寒い日本から脱出して暖かい南の国へ」この作戦成功せり!
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気分がいいのでニューヨーク・チーズケーキ(220ペソ:594円)とカプチィーノ(110ペソ:297円)を注文する。ホテル価格なのか結構高い。フィリピンは物価が安いイメージがあるが、後で街に出てみよう。
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ルーフデッキ・レストランがあまりにも居心地が良かったので、部屋に戻って本を1冊持ってくる。そして大竹愼一『2015年世界大恐慌の足音が聴こえる』を読みはじめる。
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「2008年のリーマン・ショックはホップ、南欧経済を滅茶苦茶にしたギリシャ悲劇がステップ、そして2015年遠からず大恐慌のジャンプが世界を襲う。その震源地は中国経済のクラッシュである…」と大竹氏は語る。暮れゆくマカティ市街(写真)を眺めながら世界経済を考える。
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そのうち日が暮れ、夕闇に包まれていく。経済基盤が弱く海外出稼ぎ労働に頼るフィリピンに大恐慌が襲ったら?恐らく壊滅的な被害が及ぶのでは?
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プールサイドのソファー(写真)に寝転びながら、中国不動産バブル崩壊からの世界経済の近未来シナリオを描いてみる。やはり「パーティー(円安と株価上昇)は終わった」と思う。後は落ちるだけである。
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現実にもどって、未知なる体験を求めてホテル周辺の大衆レストラン「Mang Inasal Makati:jupiter」に入ってみる。非常に混んでいる。何が出てくるか分からないので、写真で確認できる1品(写真:112ペソ、302円)とボトルの水(350ml、20ペソ、54円)を注文した。鶏肉のバーベキューでまずまずの味。ご飯はフィリピン流で不味い。野菜なし。大衆レストランにしては安くない気がする。
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気を引き締めながら夜の街を散歩してみる。ホテルの周辺に怪しげな歓楽街「ブルゴス通り」があり社会見学のつもりで歩いてみる。その後、メイン通りのマカティ通りを南に下り「アヤラ・トライアングル・パーク」(写真)まで行く。
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ここは広い公園になっており色とりどりのイルミネーション(写真)が輝いている。その周囲には大勢の人が立ち止まり夜のマカティを楽しんでいる。
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アヤラ・トライアングル・パーク(写真)の周囲にはカフェ・レストランが軒を連ね、多くの人が夕食を楽しんでいる。治安は非常によく、日本の大都会と変わらない雰囲気である。
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私は何だか嬉しくなってきたのでカフェ『The Coffee Bean &Tea Leaf』に入ってカフェラテ(125ペソ、338円)とクランベリー・アーモンド・ビスケット(55ペソ、149円)を注文した。ここは日本か?と錯覚するほど値段も環境も似ている。マニラの物価はどうなっているのか?
先入観を排して今のマニラやボラカイ島の現実(物価、環境、現地の人々等)を見てみよう。明日はボラカイ島に乗り込む。
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