2015年　カニカニ大作戦　お泊りは民宿「かに久」です

2015/01/14 - 2015/01/15

　〜三国港（みくにみなと）は九頭竜川河口にあります〜　
　
皇室にも献上されている「越前ガニ」は三国港で水揚げされた最上級のもの。
まさに冬の味覚の王者と言っても良いのかに？
　
その地域ブランドの証明である黄色のタグ付き越前ガニを頂くため、ここ三国港までやってきました。
　
漁船が漁を終え港に戻ってきます。大漁かに？
　
　
ここからが旅行記の本番です　
ひょっとして、お笑いコーナーになるかも？　(^^♪
　　
　
　

エリア 越前海岸(福井)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

お世話になるのは、三国サンセットビーチ沿いにある民宿「かに久」さん
　
元々は割烹西むらとして営業してたようで、お泊り設備を整え料理民宿として営業してます。
　
　
元々、タグ付き越前ガニはブランドとして確立してますので高いのが欠点で、料理旅館などで頂きますと財布が悲鳴をあげます。
　
で、多少のことには目をつむり、民宿レベルに落として美味しいカニを求めました。
でもケチケチ大作戦の第２弾は・・・、多少では済まなかったかに？　(^_-)
　

このカニを料理しますと、女将さんが部屋まで見せに来てくれました。
　
間違いなくタグ付きですが・・・
カニが恨めしそうに見つめてました。　笑
　

夕食前にサンセットビーチを散歩します。
　
冬の日本海はほとんど曇り空
グリーンフラッシュも見ることができるかもとされるビーチも、平日の夕刻ではがらんとしてます。
　

サンセットビーチの駐車場には夜釣りを楽しむ人の車がちらほらと

あっちの旅館は高〜いぞ　♪
ガクッ！
　
荒磯亭と若ゑびすホテルです。
もう少し予算があれば・・・( ^^)
　

UFOみたいに怪しげですが・・
東尋坊の展望タワーです。
　
そう三国港は名勝東尋坊のすぐ近くなのです。
　
でも、展望タワーはどなたかも書いてましたが登る価値はないような？
とにかく翌日に￥500で登りました。

曇り空ですが風がなく、冬の日本海としては穏やかな日でした。
　
漁を終えた船が帰ってきます。
　

大漁かに？

山方面には雪化粧した山々が
　
なにか・・
灰色の景色ばかりです。
別に白黒写真にしてるわけじゃないけれど
冬の日本海はいつもこんな風景なのでしょう　

折角ですので堤防を歩いて、九頭竜川河口の灯台まで行きました。
　
堤防には釣りを楽しむ人がいっぱい。
　
でも、その堤防は途中から青海苔がべったりついていて危険。
釣りをしてる人はスパイク付き長靴を穿いてましたが、私らはウォーキングシューズ
何度もこけそうになり、最先端までは諦めました。
　

堤防のコンクリートも日本海の荒波にさらされるとボロボロに
この日は幸い穏やかな海でした。

サンセットビーチにある三国温泉ゆあぽーと
　
日帰り温泉ですが缶ビールを買うために寄りました。(..)
本来、酒類の持ち込みは禁止なのですが、真夜中に酒宴を楽しむのが私たち夫婦。
　
コンビニで買い忘れたためこちらで買いましたが、まあ２・３本ならＯＫでしょう。
(＾◇＾)

この地方は温泉が多く、泊まった民宿も源泉かけ流しです。

う〜ん！
夏ならば、温泉に浸かりながらグリーンフラッシュが起きるのを待つのも良いかも？

お宿に戻りまして・・

あらっ〜
テレビの可愛いこと　(＾◇＾)

見た目はきれいですが・・
　
ふすま１枚開ければ、そこは廊下です　
夜中に冷たい隙間風が入ってきます。
　
　

まあ一般料理旅館とは違いますから

それでも、精一杯優遇してくれたのが分かります。

一番景色が良い角部屋を準備してくれてました。
　
窓ガラスが汚れてますが、先ほどのゆあぽーとです。
　

何を隠そう・・
この日の客は私らだけ
　

完全貸切状態かに？　(^-^)

食堂です

その一番奥の特等席に用意してありました。
　
三国の越前ガニのフルコースは
茹でガニ、カニ刺し、焼きガニ、甲羅焼き、カニ鍋、カニ雑炊です。
　
もちろん皇室献上級越前カニを使用したコースもあり、越前かにづくしコースは一人分で￥37000します。
　　
　
それでケチケチ大作戦の第３弾は、越前カニ得々コース ￥46､000 （二人分で）をオーダーしました。
　
これはカニ１杯をコースにし、もう１杯を茹でガニにするコースです。
そう、二人で半分ずつシェアーするコース　(^_-)-☆
　
ケチケチ大作戦発令ですが、、、
はっきり言って、１Kg級の茹でガニは一人では食べきれない。
　
若い方ならいざ知らず、ある程度歳になるとそんなにたくさんは食べられないから、超・美味しいカニはたくさんで無くとも満足できます。
　

お安いカニは、名古屋から北陸方面に安い日帰りバスツアーがたくさんあり、ロシア産冷凍ですが大きなズワイガニが出てきます。
　
でも限られた時間では茹でガニを食べるのが精一杯で、他のカニ料理はほとんど食い散らかし？
　
とても料理を楽しむ余裕もなく、美味しさも感じる暇もありません。
それではカニさんが恨めしそうな顔をするはず。
　
今回のカニカニ大作戦は日帰りツアーの反省から組み立てました。
　

カニ鍋の材料です。
　
カニシャブじゃないので、カニの切れ端かに？

カニの刺身
　
全体で足の本数はあってたと思うけど、カニ将軍のような天ぷらとかも欲しかったかな？　

美味そう！　(^^)/
焼きガニです。

よく味わって食べます

刺身や焼きガニを食べた後は、カニ鍋の中に放り込みます。
　
僅かに残った身やカニの殻からも美味しい出汁がでます。
　

甲羅焼き
　
最高はこれ！絶品です。
もちろん日本酒を１本貰い、甲羅酒を楽しみます。
　

カニさん！カニさん！
迷わず成仏しておくれ　(^_-)-☆
　
　
タグが輝いてますが、これから先は夫婦の会話なしで一心不乱です。　笑
　
カニを食べるとき、人は無口になると言う
どうして？誰か教えて！
　

カニ鍋
　
だめヨ〜〜〜　ダメ！ダメ！
もう喰えない　!(^^)!　
　

カニ雑炊もちょっと味見する程度だけ。
　
青さ海苔が入ってるけど、ちょっと塩味が強すぎる。
高血圧の持病持ちの私では濃すぎる。
　

デザートは水まんじゅう
　
適度な甘さで美味しかったです。
　

食事を終え部屋へ戻ると寝具が用意されてます。
　
　
でも・・、ここからが大変！　　　爆笑
　
多少のことには目をつむり、民宿レベルに落として美味しいカニを求めました。
・・までは良かったが、、多少では済まなかったかに？
　
レベルを落としてるので煎餅布団は仕方ないのですが、被り布団がめっちゃ重かった。
　
エアコンが23度設定で稼働してるので特に寒さは感じないのですが、重い布団をけっ飛ばせば冷えてくる。被れば、まるで金縛りに遭ったように身動きが取れなくなる。
　
どうすりゃ、良いのさ、私たち？　♪
夢は夜開く？
　
　
ベッドに羽毛布団に慣れた夫婦にはとても辛い一夜でした。　('_')
　

ふすま一枚で外は廊下でして、隙間風がびゅ〜っと
おまけに、他の泊り客がいないのでとっても寒い。
　
一応、廊下にはファンヒーターとお湯がでる給湯器がありますが、夜中のトイレタイムは風邪ひきそう

純生の湯
　
お風呂は源泉かけ流しで普通の民宿では有り得ません。
これも目の前の日帰り温泉の恩恵かな？
　
純生と言うからビールでも入ってると思ったら、妙に塩辛い温泉でした。
でも、お肌がつるつるに　

１組の客だけですので沸かしてあるお風呂も一つだけ。
完全貸切温泉で夫婦で入れって！　(^^♪

こちらは朝食です。

イカの刺身

キノコのあえ物

サラダ？
ハムの入ったキャベツです。

豆腐と漬物

小さな干物
どうやらキスの干物のようです。
　
　
民宿ですので豪華さはありませんが、コスト的にはまあこんなモノでしょう。
　

朝、目を覚ますと雨が降ってる
　
ええっ？
私は晴れ男、旅行で雨に降られるなんてほとんどないのに　涙
昨年の寝覚ノ床からジンクスが破られるようになりました。
　
それとも、これは昨夜の美味しいカニさんの祟り？
いや、重い布団の呪いかに？
　
　
雨にも負けず、風にも負けず・・・
折角ですので、東尋坊まで歩いて行くことに
　
　
　
いやはや、ケチケチ大作戦も楽ではありませんでした。