ノルウェー人お勧めのドライブルートで行くガイランゲルフィヨルドの旅　vol.3(２０１１年８月)

2011/08/08 - 2011/08/14

旅の４日目。ブリクスダール氷河に車で向かいます。
長いトンネルをいくつか通り、美しい湖やノールフィヨルドを眺めながらドライブを楽しみます。
ヨステダール氷河国立公園にも立ち寄りました。

《日程》
□2011/8/8：成田〜デンマーク(コペンハーゲン）
□2011/8/9：コペンハーゲン〜ノルウェー（オーレスン）
□2011/8/10：オーレスン〜ガイランゲルフィヨルド
■2011/8/11：ブリクスダール氷河、周辺を観光
□2011/8/12：ガイランゲルフィヨルド〜オーレスン〜コペンハーゲン
□2011/8/13：コペンハーゲン観光。成田へ
□2011/8/14：成田着　　

旅行時のレート　１ＮＫＫ＝14.2円　　

スカンジナビア航空利用

エリア ガイランゲルフィヨルド周辺(ノルウェー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 船 レンタカー
• 航空会社: スカンジナビア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の４日目。
昇る朝日に照らされながら、山やフィヨルドの色が移り変わります。

クルーズ船は夕べはここで停泊していたようです。
静かにたたずんでいるように見えますが、昨晩は船内で華やかなパーティーでも催されていたのかも。

窓際の席に座り朝食をフィヨルドを見下ろしながら頂きました。
ワッフルの大きいこと！

サーモン、イワシ、サバと魚料理が豊富です。

ホテルのすぐ横を小川が流れています。
敷地内にあるアイス屋さん。
ボートを利用した砂場が可愛い。

ｷｬﾝﾋﾟﾝｸﾞｶｰが１０台位ありました。
ヨーロッパ各国のナンバーが並んでいますが、ドイツナンバーが多かったです。
朝９時になりますが、人影はありません。

男の子と父親が釣りをしています。
釣れたら、朝食になるのかな？

１０時、ブリクスダール氷河にむけて出発します。

今日は天気も良さそうです。

町を出てしばらくするとガイランゲル･フィヨルドセンターがあったので寄ってみます。
新しい建物で、外観も内装もきれいです。

入口前に山の恵みを利用して作られた木の椅子や、松ぼっくりの飾りが置かれていて、いい感じ。

建物の中はお土産類が北欧センスのインテリアの中に溶け込むように置いてあります。
フェルトで出来たやさしい色合いのポーチを買ってみました。

民族衣装の黒いドレスが素敵です。

有料ですが、ビデオ上映がありました。この地域の自然や歴史などが学べるようです。

ガイランゲルからブリクスダール氷河に向かうために、63号線を登っていきます。
暫らくして山の尾根を超えた当たりにとてもきれいな湖が現れました。
静謐な湖とその水面に映る山や雲の姿にしばし見とれていました。

?Djupvatnet　Lake?という名前の湖でした。

いろんな所に水が流れていますが、どこから何処に流れているのか分かりません。

天気が良かったおかげで、この風景を堪能することが出来ました。

長いトンネルを幾つか通りました。
山越えをしなくてすむようになっているので運転するには楽です。
照明が薄暗かったので運転には気を使ったようです。

トンネルを抜けると、急カーブが続きます。

道沿いにまた大きな湖が。

ヨステダール氷河国立公園センター

＜http://www.visitscandinavia.org/ja/Japan/Norway/Nordfjord/sightseeing/Jostedalsbreen/＞

湖沿いの道を走っていると、観光案内所風の建物が見えて来ました。
近付いてサインを見ると、ヨステダール氷河国立公園センターとありました。
ここで休憩を取ります。

１２時過ぎにはなっていたもののお腹もすいていないのカフェでコーヒーだけ注文。
氷河に関するパノラマフィルムが上映されているようでしたが時間もないのでパスします。

国立公園の案内と地図が書かれた大きな看板がありました。

気温は１５℃ほど。なんと、案内板には日本語表記もありました。

どこからどこまでが敷地なのか分かりませんが、ピクニックでもしたくなってくる場所です。
この野原には325種類もの花が咲くということでたが、この時期はそれほどの数は咲いていませんでした。

目的地のブリクスダール氷河に向かう途中にStrynという小さい町があります。
ドライブの休憩を兼ねて、町の中を少し散策。
観光案内所があって中に入ったけど、役に立ちそうなものはなかった様子。

こじんまりしたStrynの町。
これと言った特徴もありませんが、ドライブの合間の丁度良い休憩場所にはなります。

一息ついたので先に進みます。

間もなくブリクスダール氷河が現れます。

迫力ある氷河が見えてきました！

午後２時、もう間もなくブリクスダール氷河というところで、沢山の車が止まっていたので、
私たちも車を駐車して歩き出しました。
ここは駐車料金が５０krかかりました。
後で分かったことですが、もう少し先に駐車場や休憩所があったので、そこまで行っておけば良かったのかも…。

滝のように流れる川を渡り、氷河に向かいます。

歩き始めてしばらくは、氷河の見えない砂利道をしばらく歩きます。

更に山道を登ります。トレッキングストックを使って山道を進む人もいます。
ダイナミックな滝の水しぶきが霧状になって漂います。

やっと氷河が見えてきましたが、氷河の先端までは未だ距離がありそうです。
足首を少しひねったようで、痛み始めてしまいました。
残念ですが帰り道のことも考えて引き返すことにしました。
登山口からトロルカーに乗って行けば良かったと後悔しても遅いというもの。
出発までの待ち時間がかなりあったので歩き出してしまったのでした。
でも遠くからでも氷河を見られたので、まあよしとします。
共に下山してくれた夫には申し訳なかったです。

駐車場に戻りながらの風景

アイスを食べ、土産物屋を覗いたりして、３時半、帰路につきます。

ガイランゲルに戻る道中も、通り過ぎるには惜しい景色があるたび、つい車を止めてしまいます。

道沿いの所々にくつろげるようなテーブルがあります。
どこからやって来たのか、羊の一群が。

ノールフィヨルドの横も通りました。
ガイランゲルとは違って、山が迫っていないので、フィヨルドというより川という印象を受けます。
でもこんなフェリーが通れるのですから、やはりフィヨルドならではの深さがあるのですよね。

５時半過ぎ、ガイランゲルに戻ってきました。
行きは寄り道しながら行ったので４時間かかりましたが、帰りは２時間弱で戻ってきました。
気になっていた墓地で少しのんびりさせてもらいます。

船着場前の店をぶらぶら。

部屋に戻り、夫が風呂に入ろうとしたところ水しかでません。
私たちの部屋の上にボイラー室でもあるのか、とんでもなく大きな音がしています。
何かが故障して、断末魔の悲鳴をあげているような感じです。

昨晩も不安が的中し、夫が風呂に入ってすぐお湯がで出なくなってしまたのです。
風呂はあきらめ、騒々しく鳴りまない音にうんざりして、
レストラン前にあるラウンジで、レストランのオープンを待つことに。
やはりボイラーの故障の影響なのか、７時にオープン予定のレストランも３０分位遅れて開店。

夕食は一人２７０krのホテルのビュッフェです。ノルウェー産のビールと共に頂きます。

料理の種類は豊富でした。まずエビやサーモン、カリフラワーのスープなどを頂きました。
エビは水っぽい感じ…。　サーモンは期待通りの味です。
メインのお肉を２種類とり、色が黒いほうは硬かったので、トナカイかな？と思い、
尋ねてみたらビーフとのこと。
ビーフがなぜこんなに硬いのか、今ひとつ納得がいかない思いでお肉をかみしめました。
付け合せのきのこのソテーが一番美味しかったかも。

日暮れをすぎたフィヨルドです。

この晩もお湯が出ない。
何度かチェックして、やっとお湯が出始めたので、急いで入浴。
一晩中、騒々しい音には悩まされました。

この旅行記へのコメント （2）

• はくさんちどりさん 2015/02/04 10:55:29

  投票の御礼とノルウェイきれいですね！

  　山と湖さん、初めまして・・・こんにちは！
  
  　鳥取砂丘の旅行記をご覧いただき、投票まで賜わりありがとうございます。
  
  　折り返し山と湖さんの旅行記を拝見させていただいたところ、中学時代文通していた女子中学生の住んでいたノルウェイの風景に出合いました。
  　その子もこんなきれいな風景に囲まれて生活していたのかと思うと、懐かしさがこみ上げてきました。
  　重ねてありがとうございます。
  
  　これからもよろしくお願いいたします。
  
  
  　　はくさんちどり

  山と湖さん からの返信 2015/02/04 12:36:04

  こんにちは

  > はくさんちどりさん、こんにちは。
  
  ノルウェイの旅行記をご覧いただき、投票までをありがとうございます。
  
  ノルウェイの方と文通していらっしゃったのですね。
  とてもロマンチックな思い出ですね。
  昔は文通がよくされていましたよね。
  メールなどとは違って、返事が来るまでの時間が待ち遠しかったですよね。
  その時間はメールでは味わえない貴重なものに思えます。
  
  私もノルウェイでは親切な方と出会えて、良い思い出となりました。
  
  北欧の方は南欧とは違って、シャイな方が多いように見受けられました。
  
  きっと文通相手の方も、素敵な方になってらっしゃることでしょうね。
  
  コメントをいただき、うれしかったです。
  こちらこそ、ありがとうございました。
  
  山と湖