軍艦島を目指して九州へ行ってきました - 02.軍艦島上陸編 -

2013/07/17 - 2013/07/17

さて軍艦島（正式には「端島」）、調べるとちょっと大変です。

・島には橋も空港も無い
・船の場合、波が高いと上陸できない
・立ち入り禁止区域など島独自のルールがある
・施設使用料（300円）が必要

過去に上陸を果たした経験者の旅行記からすると、わたしのように個人でふらりと訪れる場合は現地のツアー会社が主催する上陸ツアーに参加するのが一番手っ取り早そう・・・。

ということで今回は『軍艦島コンセルジュ』の上陸ツアーにお世話になりました。


-- 軍艦島を目指して九州へ行ってきました --
01.長崎到着編
02.軍艦島上陸編　←ココ！
03.長崎市平和記念館〜雲仙編
04.くまもと編

エリア 長崎

大変勇ましいパイレーツ・オフ・カリビアンのテーマソング（しかも結構な大音量）で迎えられて乗船。

ちょっと雰囲気盛り過ぎな気もしなくはない・・・。
（↑船が怖いのでかなり弱気）

座席は船内とデッキ（屋根有り）があり、船内は冷房が効いて快適でした。

が、せっかくなので私はデッキの左側を選択。
左右どちら側がよく見えるか悩みましたが、軍艦島周辺では向きを変えてぐるぐると回ってもらえるのでどちら側でも大丈夫です。

島に到着するまでガイドによる軍艦島の解説や歴史ビデオ？が上映されます。
デッキにもモニターやスピーカーがあるのですが、波音で音声がまったく聞き取れないのできちんと聞くなら船内をお勧めします。

出港してすぐに護衛艦発見。

『176 ちょうかい』（ググった）

内海は波がおだやかで船体もさほど揺れません。
しかも今回は酔い止めを飲んでいるので余裕です。



（　こ　の　と　き　は　）

途中の島々にたくさんの教会が見えます。

建物は小さいですが、どれも個性があって綺麗。

穏やかな海、青い空・・・・などとまったりクルージングを楽しんでいたのもつかの間、外海に出た瞬間からものすごい揺れに襲われます。
ガッツンガッツンの縦揺れです。
このころからの記憶が曖昧に。



「アカンもう無理」と白目になりかけた頃・・・・・・・・

？

！！

軍艦島だ！！

感動。


酔いも醒めます。

軍艦島が見えてくるとにわかに船内が騒がしくなります。

島側の座席へせわしく動く人も居ましたが、走行中の移動は危険です。
心配しなくてもぐるぐる回ってもらえるので落ち着いて待ちましょう。

近づくにつれその異様さが増します。

期待以上の存在感。

着岸します。
このときちょっと揺れます。

命の階段。

遠くに小中学校が見えます。

プール跡。


海は波が高いので泳げません。

ところどころでガイドからの解説があります。

目の前の建物について当時の写真も見せてもらえます。

島内は舗装してある歩道以外は立ち入り禁止です。

歩道からは見えないところはGoogleのストリートビューでどうぞ。
うわさのエビフライも刺さってるはず。たぶん。

たまに新しい感じのなにかも落ちてます。

自由時間は結構ありましたが（そもそも移動する場所が限られている）、常に海風吹きっさらしの状態なので季節や天候によっては落ち着いて見られないかも。

実際このときも暑くて辛かったです。
ちなみに今回参加したツアーでは島内日傘禁止でした。
麦藁帽子の貸し出しがあるので利用するといいかも。

離岸します。

船内でガイドの人から熱中症対策の飴玉をもらいました。
ちょっと嬉しい。

さらば軍艦島。



03.長崎市平和記念館〜雲仙編へ続きます。