3連休ホーチミンに会いに行くハノイ旅行その３　

2015/01/10 - 2015/01/12

成人の日の三連休を利用してハノイに行ってきました。
目的はホーチミンに会いに行くこと(笑）。
３日目最終日は午後の便で帰国なのでそれまで市内をぶらぶら

エリア ハノイ(ベトナム)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行最終日。当初の予定では朝6:30位には町歩きする予定が、いつもの悪い癖発動で、起きたのにベッドでグダグダ。結局町歩き開始は9:30頃から。

おなじ町でもこんなにか表情が変わるかと思うほど、雨に濡れた町とは明るさが違う。

宿の美味しくない朝食はパスして地元の人で賑わっている食堂に入り、

フォー。30,000ドン
ジモティで賑わっているのも納得な美味しさだった。

生活感溢れる街を歩くのは楽しい

1日目2日目と町歩きを萎えさせる天候だったので、最終日晴れてくれて良かった。

気のせいか町の活気も違う。

ホアンキエム湖に到達。

思い思いにくつろいでいる人がいてこういう湖が都心にあるとよいなぁと思ってしまう。

中央郵便局。この前の路上で何人かに「ハロー、チェンジマネー」と、声をかけられる。ここ響き、むかし中国でよく聞いた台詞だが、そういえば最近聞かないな、と妙に懐かしく感じてしまった。

フランス統治時代の建物を生かして落ち着いた町並みになっているのは○

テトはまだ先だけど新年ということでカレンダーの類が売られていた。どれもおめでたい赤。ベトナムに来ると、日本や韓国など中華文明の周辺国それぞれ伝わり方が違っていて比べてみると面白い。

革命博物館とか見て見たかったのだが時間切れ。また次回来たときのために摂っておこう

昨日も来たオペラハウスに来てみた。かなり表情が違う。この後革命博物館とか参観しようかとも思ったけど、気が変わりバスに乗ってロンビエンバスターミナルへ向かう。

目的は市内を縦断するソンコイ川に架かるロンビエン橋を渡るため。

どういう訳か長い橋を無駄に渡るミッションを趣味にしており、南京や武漢の長江大橋とかゴールデンゲートブリッジとかそういう長い橋を見ると渡り亡くなってしまうのである。

この橋はフランス統治時代にかけられ鉄道が真ん中を走り両脇に道路がある構造。

1902年パリとプレートにある

中心部側は河原になっていて、住宅や畑が広がる。

やや歩いてやっとソンコイ川本流にでる。

鉄道はハノイの港機能があるハイフォンに通じており、当然戦略目標。ベトナム戦争時にはアメリカ軍の爆撃対象となるので、オリジナルの優美なトラス派一部破壊されている。

対岸にも高級マンションにでもなるのだろうか、建設ラッシュが始まっていた。

ソンコイ川は別名紅河、red river と呼ばれている。鉄分を多く含んだ水が流れているかららしいのだが、果たして本当に赤かった。もっとも長く続いた雨のおかげで単に泥水が流れ込んだだけかもしれないのだが。

ロンビエン橋 建造物

ソンコイ川を渡るにはこの少し南側にもう一本橋があるのだが、そちらは徒歩通行禁止。歩いて渡るにはこのロンビエン橋しかない。と言っても歩いている人は途中のスポットにモノを売りに行く人の他一人しかいなかったが。

約25分歩いて対岸へ到着。同じ道を引き返すのもだるいので、バイクタクシーにでも乗ろうと思ったのだが、そう言うときに限ってなかなか見つからず、やっと見つかったと思ったらかなり高い値段をふっかけられた。時間がなかったので泣く泣く折れた。30000ドン。

ロンビエン橋 建造物

バイクで反対側まで乗せてもらい、ロンビエン橋のたもとに広がっている在来市場を歩く。

空港へ向かうタクシーを予約しておいたので、その時間が迫っていたので、あまり寄り道はできなかったが、市場歩きは楽しいので、駆け足で回る

果物屋が集まっている一角から

建物中には乾物屋が集まっていた

これは干しエビの専門店

その先は靴など

買いたいものはないけど歩いているだけで楽しいですよね、こういうアジアの市場って。

女性の下着なんかかなり派手

宿に戻り、主人に別れを告げて空港へ。

空港へは宿にタクシーを頼んでおいて32万ドン払ったのだが、宿の兄さんが運転手には20万ドン払っているのを見てしまった（笑）。

ソンコイ川を渡る。こちらは大きな斜張橋だ

約30分でターミナルご新しくなったばかりのノイバイ空港に到着。出発ロビーは最近の巨大空港見慣れていると、かなりこじんまりとした印象。この国の成長余地を考えるともっと大きくしても良かったのでは？、と思ってしまう。

出発ロビーにはファーストフード店それもハンバーガーとコーヒー店しかない。お昼食べてなかったのでちゃんとしたところで食べたかったのだが！ラウンジで食べるとしよう。

出発ロビーの一つ上の階もまだ開業しているお店はなく、

ご覧の通り建物の器は完成しても中のお店はこれからって感じ

ゴーストタウンばりに人気がない中、ある一角にだけ人が集まっていた。

行ってみるとそこだけスポットや滑走路が見える一角で、見送りの人が必死に手振ったりスマホでスポットから離れていく飛行機を撮っていた。昔の日本の海外赴任時には一族郎党が見送りに来ていた時代のようだった。

見送っていたのはシンガポール航空。シンガポールに留学でもするのだろうか、それとも乗り継いで世界のどこかで一旗あげるのだろうか。

滑走路挟んだ反対側の掩体壕には

Mig21が並んでいた

滑走路も割とよく見えます。

土産物を売っているお店もないし、さっさと出国してラウンジへ。各航空会社の案内が出ている通り、共有ラウンジ。ANAはもう新制服になっていた。どうもこの制服安っぽく感じるんですよね。まぁ驚愕したJALの新制服も今では慣れたので、慣れの問題なんだろうけど。

ラウンジの様子

食自体はそんなには種類があるわけではないけど、フォーがあって、満足満足。
ココナッツジュース美味しかった。

制限エリアはベトナム土産を扱うお店は一種類しかなく、品揃えもお寒い限り。免税品店も珍しく買おうと思ったら展示品はあっても在庫はなく開業間も無くということを差し引いても、なんだかな。制限エリアにはドンを再両替する銀行すらなかった。

折り返し機材、若干遅れて到着

帰りはビジネスにインボラアップグレード。

ハノイ線には欧州便の間合い運用なので、ミュンヘンやフランクフルトに行く機材が充当される。ゆえにスタッガードシート。同じビジネスクラスでも、767とかと比べると全然違う快適さ。

エコノミーのキャビンに向かう乗客が臆面もなくいいなぁ〜と話しながら行くところ恐縮する。

787独特のスムーズな曲線の主翼

787独特の電子窓で遊んでみた

機内食は和食がすき焼き、洋食が鶏もも肉のグリルをマスタードとパセリとともにか鱸のロースト ジェノべーゼソースだったので、割と普通なすき焼きと淡泊そうな鱸を消去法で消して鶏のグリル。
豪華なエコノミーの機内食といった感じだったけど、美味しかった。
アペタイザーのスモークサーモンのタルタルとエビのマリネも◎に美味しかった

デザートにコーヒーケーキ。こちらもおいしゅうございました。デザートが美味しいとコーヒーも美味しく感じられるから不思議。

羽田まであっという間だった。

因みにCAさん達、昨日のレストランで隣の席の人たちだった。アナウンスしたのも昨日しきり役だったおじさんの声でキャプテンなのねと思ってしまった。

オフの時の顔と営業用のプロの顔と全然違っていてびっくり。いい意味でおもてなしするプロの顔だった。

飛行ルートはこんな感じ。広州-上海-大分-高松と来る感じであっという間に羽田着。
相変わらず荷物が出て来るのに待たされたけど、10時台のような大混雑の前なので比較的ストレス無く出られる。

ANAの羽田-ハノイ便は往復ともに時間がいいし、三連休でふらっといってくるにはちょうど良い感じ。

今回はハロン湾とか行っていないし、統一鉄道でサイゴンまで乗り通してみたいし、フエやダナンなどの中部にも行ってみたいし、行きたい所はつきないので困ってしまう。また行きたい余韻を残して今回の旅は終了。

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2015/02/03 14:23:25

  日系の制服

  Mattさん、
  
  ANAの新しい制服、まだ実物は見ていないけど、安っぽいんですね。
  
  タイ航空、シンガポール航空のように、せっかくだから民族色を取り入れればいいのにと思います。着物は実用的じゃないにしろ、和柄を取り入れるとか、いくらでも和の要素は組み込めるだろうに。シンガポール航空の制服とか、いつまでたっても野暮ったく見えないのが不思議。
  
  Wakabun

  Matt Yさん からの返信 2015/02/04 22:15:32

  RE: 日系の制服

  慣れの問題なのかもしれないけど、安っぽいですね。安ビジネスホテルのフロント嬢とかLCCっぽいかも。
  和のテイストをと言っている割には、ですよね。初めて乗ったJALのファーストには和服のスチュワーデスさんいたことは鮮明に覚えていますけどね。
  夏に浴衣とかだったらそれだけで乗る客多そうですが（笑）。(個人的好み？)
  SQは40年も制服変えていないって凄いですよね、あんまり好みではないけど。デザイナーの腕の見せ所？ＵＡの最近のなんかは私は好きです。って制服ヲタじゃありませんから（笑）。
  
  
  > Mattさん、
  >
  > ANAの新しい制服、まだ実物は見ていないけど、安っぽいんですね。
  >
  > タイ航空、シンガポール航空のように、せっかくだから民族色を取り入れればいいのにと思います。着物は実用的じゃないにしろ、和柄を取り入れるとか、いくらでも和の要素は組み込めるだろうに。シンガポール航空の制服とか、いつまでたっても野暮ったく見えないのが不思議。
  >
  > Wakabun