2014/06/26 - 2014/06/26
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junemayさん
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個人旅行は何度も経験済みですが、海外の一人旅は久々。友人からフランスのトゥールーズから1時間位の距離にあるロット川のクルーズに誘われたのをきっかけに、その前後にイタリア、スペインを旅しようと計画したのが今回のたび。どこを歩くかは余り深く考えないで、大雑把な計画と宿泊先だけを決めていざ出陣です。スーツケースをなるべく持たなくて良いよう、駅近の安いホテルにこだわりました。ガイドブックも必要な分だけコピーして、途中で捨てられるよう準備。衣類も最低限に抑えたつもりでしたが、旅行中毎日快晴に恵まれたため、結果的には無駄な衣類が随分と出ました。昼はともかく、夜一人でレストランに入る勇気がないため、簡易クッカーを購入。スーパーで購入した食料で自炊もしました。好きな場所に好きなだけいたいという希望が叶った1ヶ月のたびとなりました。
日程表
6月3日(火) 羽田→フランクフルト→ベネチア
6月4日(水) ベネチア
6月5日(木) ベネチア
6月6日(金) ベネチア→フレンツェ
6月7日(土) フィレンツェ→シエナ→サンジミニャーノ→フィレンツェ
6月8日(日) フィレンツェ
6月9日(月) フィレンツェ
6月10日(火) フィレンツェ→ルッカ→ピサ→ラスペチア
6月11日(水) ラスペチア→チンクエテッレ→ラスペチア→ポルトベーネレ→ラスペチア
6月12日(木) ラスペチア→サンレモ
6月13日(金) サンレモ→ベンティミッリヤ→サンレモ
6月14日(土) サンレモ→ニース→トゥールーズ
6月15日(日) トゥールーズ→アルビ→コルドシュルシエル→アルビ近郊
6月16日(月) アルビ近郊→カオール→船旅開始(Le Lot)
6月17日(火) 船中泊(Le Lot)
6月18日(水) 船中泊(Le Lot)
6月19日(木) 船中泊(Le Lot)
6月20日(金) 船中泊(Le Lot)
6月21日(土) ラロックデザルクス→フィジャック→ロカマドール
6月22日(日) ロカマドール→フィジャック→カオール
6月23日(月) カオール→トゥールーズ→フィゲレス
6月24日(火) フィゲレス→カダケス→フィゲレス
6月25日(水) フィゲレス→ファルサ→プボル→ジローナ→フィゲレス
6月26日(木) フィゲレス→バルセロナ
6月27日(金) バルセロナ
6月28日(土) バルセロナ→モンセラ→バルセロナ
6月29日(日) バルセロナ
6月30日(月) バルセロナ→フランクフルト→
7月1日(火) →羽田
ゆっくり出発しようと思っていたのですが、昨日の朝の「きれいな」列車と帰りの「ボロい」列車と心の中で比べてしまい、やはり「きれいな」列車でと9:49発のバルセロナ・サンツ行きの列車に乗り込みました。
途中までは快調だったのですが、サンツ駅で、ホテルがあるViladecansへ行くRodalies(近郊型列車 カタルーニャ以外の地方ではセルカニアスcercaniasと呼ばれています)U2線へのスーツケースを持っての乗り換えは大変でした。
まず、切符を買うのに一苦労。駅員のいる窓口は長蛇の列。それより少し短い自動販売機にも結構な列が出来ていましたが、そちらに並びました。ようやく自分の番になったものの、わずか2.5ユーロの切符を買うにも現金ではなくクレジットカードが必要。更に路線の選択やら駅名の入力やらがあって、汗をかいてしまいました。その上、事前の情報では、U2線のプラットホームは13番、14番線とのことだったのですが、実際には9番、10番線でした。日本と同じような自動改札機を通ってホームに向かうのですが、ホームごとに改札口が異なるのです。なんと、一旦その改札口を通ると、別のホームには行けない様になっているのです。仕方なく、間違ったことを駅員に説明して、一旦外に出てから、9番、10番線のホームに行き、すでに自動改札を通ったため、無効になっている切符をかざして再度駅員に説明。片言のスペイン語で、我ながらよく通じたと思います。また、切符買うためにあの長い行列並ぶのいやですもの。
必死の形相が功を奏したのか・・・こわ〜!
ようやく目指すホームに到着したのですが、そこは換気が悪くてものすごく蒸し暑く、おまけに空港行きのRodaliesと同じホームだったため、大混雑。列車はひっきりなしに入ってくるのですが、両方向からやってきて、どちらの方向の列車に乗ればよいのか全く訳わからない状態。同じU2でも、行き先も何種類かあって、何度駅員をつかまえて尋ねたことか・・・
やっとのことでたどり着いたViladecans。サンツからわずか15分で、ホテルは駅前のSidorme Viladecans。スペインのカジュアル・ホテル・チェーンで、ちょうど日本でいうルー○インとか、○横イン といったイメージ。こちらは想像していたとおりで、快適でした。
帰国日の出発が早朝なので、空港近くの宿を確保したい、掏りで悪名高い地下鉄はなるべく使いたくない、という気持ちから、中心から少し離れたViladecansを選んだのですが、カダケスでお会いしたOさん夫妻によると、最近は警備を強化した地下鉄よりもRodaliesのほうが危ないのだそうです。
とほほ・・・今回も裏目に出るか・・・
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
昨日、Flaçàに向かう為に乗ったのと同じ列車に乗り込みました。昨日はがらがらでしたが、今日は思いのほか席が埋まっています。
バルセロナ・サンツまでは約1時間。今日の移動も楽勝のはずでしたが、サンツでの乗り換えに手こずって、今回のたびでは一番しんどい思いをしました。(上記参照ください!) -
てなわけで、くたくたに疲れて、ホテルにチェックインして、そのままお昼寝モードに突入。
Sidormeは、スペインに沢山のカジュアル・ホテルを持つチェーン店。部屋は調度品がとても少ないのですが、広くて、使いやすく清潔で、寝具や枕にもこだわっていて、私好み。しかもViladecansの駅前。隣に大きなショッピングセンターがあるので、買い物にも便利です。 -
シャワーを浴びて、一休みとベッドに横になったら、あっという間に寝てしまって、気がついたら午後2時過ぎ。きゃあ〜!!
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と言うわけで、午後3時過ぎにようやくお出かけモード。フロントで切符のことを尋ねたら、Tarjeta10 という回数券を薦められました。地下鉄、Rodalies、バス、カタルーニャ鉄道などの共通券だそうで、そういえば地球の○き方に出ていたような記憶。
午前中のような思いはしたくない と、しっかり購入しましたよ。Tarjeta10。10ユーロ也。 -
Rodaliesの線路に沿って続くは、落書きのオンパレード。情けなくなるほど単調で個性がなく、ガウディやダリなどを先祖に持つ人々の作とはとても思えません。残念です。
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バルセロナ方面の列車には飛び乗ったものの、どこで降りるかも決めてきませんでした。バルセロナの主な国鉄の駅は3つ。先ほど乗ったサンツsantsはいやだな〜 と降りるのを止め、次のパセジ・デ・グラシアpasseig de gràciaも地下の味気ないホームだったのでどうも降りる気になれず、結局終点のフランサFrançaまで運ばれてしまいました。
地下鉄路線図にはこの駅出ていないし、一体ここはどこ?といういい加減さです。 -
今日は、出かけるのが遅くなり、持ちものはガイドブックのスクラップが入ったエコバッグ一つだけと言う軽装。バルセロナの下見をしようというお気楽モードです。
さて、どちらに行ったら良いのかな? 駅前でどこに行こうか思案中。 -
暫くの間、駅前で地図を眺めているうちに、現在位置がわかってきました。バルセロナの港近くまで来てしまったようです。
駅を背に右の方には、Jardins Fontserè i Mestreという公園の入口に女性の彫像が建っているのが見えます。 -
バルセロナのタクシーは黒と黄の車体。と一台のタクシーが停まって、中から出てきた小柄な女性ドライヴァーが、小走りにどこかへ駆けていきました。駅のまん前に車を停めたまま。
何気ない日常風景ですが、バルセロナも特殊な町ではないんだよ。極普通の、当たり前の生活が営まれているんだよ と言われたような気がして、バルセロナに「立ち向かおう」としていた肩の荷がおりたような、気持ちがすぅ〜と楽になるのを感じました。 -
さあ、肩の力を抜いて出かけましょう。駅を背に左の方向に暫し歩くと、地下鉄の駅がありました。バルセロネタBarceloneta駅。この辺りは、古くからの海辺の町で、海鮮料理のレストランやお店が多数あるところだったようですが、この時は知る由もありません。
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初めて乗るバルセロナの地下鉄。多少の緊張感を持ってホームで電車の来るのを待ちます。
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ホームの電光板は、あと何分何秒で次の電車が来るのかが表示されています。勿論、終着駅の名前もその下にあるので、とてもわかりやすかったです。幸いなことに平和な時刻だったようで、何のトラブルもなく、スムーズに移動できました。
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折角乗った地下鉄ですが、たった1駅、次のジャウマ1世駅jauma ?で下車しました。
地上に出た途端にみつけてしまいました。フランス以来の素敵なバルコニー。 -
性懲りもなく、バルセロナでも激写です。素敵でしょ!!
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タピネリア通りCarrer de la Tapineriaを行くと、前方に現れたのはバルセロナ市の歴史博物館Museu d'Història de Barcelona です。
ローマ時代から現在に至るまでの歴史的な遺物を展示していますが、見どころは、地下に広がる古代ローマの遺跡がそのままの形で保存されていること。 -
今日は下見だからと、そのまま通り過ぎて、今度はバルセロナ伯ラモン・ベレンゲール3世Ramon Berenguer IIIの騎馬像の前を通ります。
逆光なので見苦しいですね。失礼! -
像の背後にあるのが元バルセロナ伯の館で、現市歴史博物館が入っているレイアール・マジョール宮殿Palau Reial Major。後ろの塔は海の監視を行っていたようです。
待てよ・・・ここまで行きながら、私、この建物の裏にある王の広場に立ち寄るのを失念しておりました。 -
目指す建物が目の前に姿を現すときの感動といったらありませんね。この時も感じましたよ。新旧の建物の間から、バルセロナのカテドラルが見え始めた瞬間です。
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ロマネスク様式の教会が建っていた場所に、今のゴシック様式のカテドラルが完成したのは1448年。
正式名を聖十字架と聖エウラリア大聖堂La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulàliaと言いますが、市民からはラ・セウLa Seuと呼ばれているそうです。
聖エウラリアは、まだほんの12歳か13歳の頃にディオクレティアヌス帝時代のキリスト教徒大迫害で殉教した聖人で、バルセロナの守護聖人となっています。火あぶりにされるために彼女が広場で衣服を剥がされた時、季節はずれの雪が舞い、彼女の体を覆ったそうです。怒ったローマ兵は、彼女をナイフを突き刺した樽に詰め、通りを転がしたという伝説が残っています。聖エウラリアは、大聖堂のクリプトに埋葬されています。 -
ファサードと鐘楼は、19世紀末から、創建当時のネオゴシック様式に戻す試みが続けられ、1913年にようやく完成しました。
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3本の尖塔が力強く迫ってくるのを感じます。
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大聖堂の午後の参観は17:15から20:00。シエスタのあるスペインらしい時間配分ですが、観光するのには不便を感じます。聖堂内部をちらっとだけ見て、引き返します。
待っている時間が勿体無いので次へ行きましょう。 -
さて、次は何処へ参りましょうか? バルセロナの建物の魅力に惹かれ始めています。建物の上部にみられる可愛い塔が、とてもキュート。塔があるだけで、何気ない建物が変貌を遂げるから不思議。
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そしてやはり、バルコニー。さすがに美しいものが目立ちます。
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壁全体に描かれたフレスコ画と見事にマッチしている壁の彫像とバルコニーにうっとり。
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尖塔が印象的なあちらの建物は、高等裁判所管理委員会Tribunal Superior de Justicia Sala Contencioso Administrativoですって。さすが、裁判所までオシャレです。
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カダケスで会ったご夫婦に薦められたカタルーニャ音楽堂Palau de la Música Catalanaにやって参りました。狭い道路に面しているので、写真の撮りづらいこと!
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全体像を撮るのは大変困難な場所にあります。
カタルーニャ音楽堂は20世紀初め、モデルニスモの建築家リュイス・ドゥメナク・イ・ムンタネー Lluís Domènech i Montanerによって建てられたコンサートホールで、シンフォニーや室内楽からジャズやCançóと呼ばれるカタルーニャ民謡まで、あらゆるジャンルの音楽の殿堂として使用されています。 -
これは是非中に入りたいと思って、裏の事務所に参りましたが、本日の見学ツアーはすでに終了していました。今夜はここでフラメンコのショーが行われる予定だそうで、宣伝チラシを渡され、かなり食指が動いたのですが、ショーの始まりが遅いこともあり、断念。
30分おきに色々な言語ごとのツアーが開催されているので、明日また出直すことにしましょう。 -
この後、Villegasという陶器のお店のショーウインドーに釘付けとなり、長いこと店内を見て歩きました。オリジナルの陶器の人形が所狭しと置かれていて、見飽きることがありません。スーツケースが重くなるのを避けたいがため、お土産らしいお土産を今まで買ってこなかったのですが、ここは最後の滞在地。えい ままよ!とはめをはずしてしまいました。
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コムタル通りCarrer Comtalからプルタル・デ・ランジェル通りに出たところにあったデパートコルテ・イングレス。デパートまで可愛いバルセロナ。すっかりリラックスモードに入って参りました。
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コルテ・イングレスの向かいの宝石店の建物もなかなか凝った造りです。
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ブルタル・デ・ランジェル通りを北上すると、到着したのがカタルーニャ広場 Plaça de Catalunya。緑の公園の周りをぐるりと高い建物が取り囲みます。いくつもの道がここで交差しているので、建物を覚えていないと、どこの道からやって来て、どこに行こうとしていたのか、すぐにわからなくなります。
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カタルーニャ広場はバルセロナの中心、新市街と旧市街との境界に位置していて、今でこそ大勢の人々で賑わっていますが、歴史は割りに新しく、広場の完成は1927年のことだそうです。
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暑い時間帯に到着したので、日向は閑散、日陰は満員といった状態でした。
ここで暫く休憩し、途中コルテ・イングレスの食堂で遅いランチをとりました。コルテ・イングレスはこの広場に面しても2軒隣りあわせでありました。地下には広い食品マーケットがあり、お土産に最適な品も充実していましたよ。 -
この後向かったのが、ランブラス通り。○○年前にバルセロナを訪れたときに唯一自分の足で歩いた通りですが、「掏りに注意」と何度も口うるさく言われたような記憶があります。
今日のランブラス通りは、明るく開放的で、治安の悪さは微塵も感じられません。 -
SONYのXperiaの広告。町中サムソンだらけで、これを見て少しホッとしました。売れるといいのだけれど・・・
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両側の並木が、いい按配に日陰を提供してくれます。
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治安維持に力を入れているバルセロナ。警官の姿もけっこうあちこちで見かけました。
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おっと! 懐かしいブライアンフェリーのコンサートですって。いまだに現役でご活躍。嬉しいねえ。
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ランブラス通りを南に向かって歩いていくと、右側に壁全体がレリーフのようで、小さな色彩豊かな飾り屋根とバットレスの装飾が印象的な教会が見えてきました。
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ベレン教会Iglesia de Belén 正式名は、ベツレヘムの神の母教会La iglesia de la Madre de Dios de Belénと呼ぶようです。
実はこの教会、以前はバルセロナ一の装飾美を誇っていたのだそうですが、スペイン内戦時に焼失したのだそう。その後時間をかけて修復した結果、バロック調の美しい装飾が復活し、1997年には歴史的芸術的建造物の指定を受けています。 -
ガイドブックには出ていないのですが、入場できるのであれば入ってみましょう。
この門は幼子キリストの門Puerta del Niño Jesús。Francesc Santacruz作。 -
内部は1廊式。祭壇にはベツレヘムの神の母(マリア様)の像がありました。背後にカーテンのある祭壇は初めてです。
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他にも美しいチャペルが沢山あって、結構楽しめました。向かい合った孔雀の装飾が素敵です。
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落ち着いた色合いのフレスコ画が安らぎを与えてくれます。このチャペルの雰囲気は、他ではあまり感じたことがありません。
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圧巻はこのour lady of abandoned。ヴァレンシアの兄弟というチャペルにありました。
「見捨てられた者達の聖母」Our lady of abandonedのマリア様については、何処もこのような煌びやかなお人形さんのようないでたちが多く、まばゆいばかりです。聖母はヴァレンシアの守護聖人となっており、ヴァレンシアでは毎年5月12日に盛大なお祭りをするそうです。
また、1700年頃バレンシアを出発したスペインの伝道師が、聖母のレプリカを持ってフィリピンに渡ったため、フィリピンでは、今でもその聖母がマニラの教会に安置され、人々の信仰の対象となっているんですって。 -
次にやって来たのは、これもランブラス大通り沿いのボケリア市場です。市場は古くからこの地にあったようですが、現在のようにきちんと整備されたのは、1835年以降のこと。
もう夕方なので、市場はやっていないかな?と思ったのですが、どっこい、観光名所になっているせいか、この時間でも大勢の観光客で賑わっていました。
イベリコ豚の生ハムが何本下がっているかな? -
魚類も豊富です。
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こちらは、貝にガンバ!海老に手長海老にロブスター。海鮮物はどこに行ってもいいお値段です。
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他にも、卵専門店や
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フルーツてんこ盛り店や
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毒々しい? いえいえ 色鮮やかなと申しましょうね グミを売る店などでどこもかしこも大賑わいでした。
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食べ歩き専門店も沢山あって、手頃な料金でフルーツ盛り合わせやジュースが楽しめますよ。
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食べ物の誘惑はまだ続きます。市場を出たところでまたまた誘われてしまいました。
こちらはパステリー専門店のエスクリバPASTELERIA ESCRIBÀ。パスタ屋だったお店を建築家アントニ・ロス・イ・グエルが1902年に改修。モザイクをふんだんに使った建物には名前がついていて、古いフィゲレスの家Antigua Casa Figuerasと呼ばれています。
同じバルセロナのグラン・ヴィアには姉妹店のパン屋があるそうです。 -
エスクリバはイースターの時期のウインドウ・ディスプレーがとても有名なのだそうです。
6月のディスプレーは、巨大なマカロン仕立てのデコレーション・ケーキでした。 -
こちらは、たった今店頭で焼き色をつけたばかりの一品。あまりに魅力的で、迷わずお買い上げ!
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建物から、扇子を背中に背負ったドラゴン、浮いている傘 不思議なディスプレーに目を奪われます。
でも、ここでは、口をポカンと開けて、いかにもおのぼりさんってな感じで歩くのは禁物ですよ。 -
建物は中華風の装飾?と思ったら、なんだか変だぞ。ちょんまげ結って、中国風の衣服を身にまとった男性が履いているのは、どうみても下駄だ!
左側の女性達の装いはおいらん道中みたい。中華でなくて、もしかして、これ日本だったの?
1Fには装飾とは関係のない、一般的な銀行が入っているようです。 -
こちらはバルセロナを代表するリセウ大劇場Gran Teatro del Liceu。地下鉄でカタルーニャ広場から丁度一駅分歩きました。
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リセウ劇場は、王室からの財政援助によって維持されてきた他のヨーロッパ諸国のオペラ劇場とは異なり、リセウ劇場協会なる民間株主によって運営されていて、その仕組みは殆んど通常の会社や商社と変わりがありません。このことは、劇場の建築にも現れており、ロイヤルボックスがないというのもその一つです。
劇場の長い歴史を紐解くと、とてもこのスペースでは書ききれないほど、エピソードが沢山出てきます。1994年1月に修繕工事の火花がカーテンに燃え移り、惜しくも全焼してしまった後に、長い再建工事を経て、2000年にようやく復活したばかりだそうです。 -
ランブラス通りから離れてノウ・デ・ラ・ランブラ通りを行くと、程なくガウディの初期の代表的な作品であるグエル邸Palau Güellに到着します。1886年〜1890年建造。
ガウディは、伝統的な材料 石、木、錬鉄、セラミック、ガラスなどを用いて、それまでの建築とは全く異なったアプローチで建物に挑み、見事な成果を生み出しました。グエル一家は後にグエル公園内に移るまで実際に住み、多くのゲストをここで迎えたそうです。 -
今日は眺めるだけの日なので、入場はしません。
二つあるアーチは、馬車用の出入り口。グエル邸を訪ねた客は、馬車ごと、この海藻にも似た複雑な模様がデザインされている入口から家に入りました。もう一つは出口として使っていたそうです。
しかし、このアイアン・ワーク。素晴らしいですね。さすがにガウディさん。こんな素晴らしい芸術品が外に飾ってあるとは、バルセロナ恐るべしです。 -
中央の装飾を拡大してみました。
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2004年、グエル邸はリノヴェーションのため閉鎖されました。オリジナルで使われていた石の一部に弱いところがあり、それがクラックを生じさせ、構造上の問題を引き起こしたためです。それから工事は延々6年半に及び、2011年4月にようやく再開されたのだそうです。
訪れたい場所の候補のひとつとして、しっかり目に焼き付けました。 -
見渡せば、バルセロナにはこれでもか!というほど、個性豊かな建物であふれていました。いやはや、また嵌ってしまいそう・・・
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グエル公園にいるはずのとかげが・・・ドラゴンって書いてあるけれど・・・陶器やさんの店先で水を吐き出していました。
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ぐるっと大回りをして、またランブラス通りに戻ってきました。もう夜の7時半過ぎ。ようやく日が落ちてきたようで、少し薄暗くなってきました。
前方に見えるのは、コロンブス記念塔Mirador de Colom。ランブラス通りの終点です。 -
1888年にアメリカ発見400周年を記念して建てられた塔の高さは60m。像の高さだけでも7.2mあるそうです。コロンブスは巨大な地球儀の上に立っていて、彼の右手は新大陸の方向を指し、左手には巻物を持っています。この場所は、彼がアメリカへの最初の航海から戻ってきた場所なのだそう。
記念塔にはエレベーターで51m地点まで昇ることもできます。 -
コロンブス記念塔広場の南側には、1902年に建てられた古い税関の建物El edificio de la Aduanaがあります。
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税関にしては宮殿のような佇まいで、ちょっと装飾が大げさすぎると思いませんか?屋上のワシとグリフィンの彫像も大きすぎるような気がしますが、いかがでしょう。
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こちらはいかにもお役所らしい、海軍関係の政府の建物Sector Naval de Catalunya。
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コロンブス記念塔に近づいていくと、沢山の彫像が出迎えてくれました。コロンブスがアメリカへの処女航海から戻ってくると、最初に訪問したのが、バルセロナにいらしたイザベラ女王とフェルディナンド2世王のカトリック両王でした。
中央にいらっしゃるのは、そのイザベラ女王でしょう。一番左がフェルディナンド2世王かな? -
両王の間にいるのは、ルイス・デ・サンタンジェルLuis de Santángel Bessantという洗礼を受けたユダヤ人です。彼は両王の財務大臣を務めていましたが、王室の財務状況は芳しくはありませんでした。コロンブスの航海には莫大なお金がかかりました。サンタンジェルが調達した彼自身のポケットマネーに加え、彼がよそから借りたお金なしには、コロンブスは航海出来なかったろうと言われています。
つまり、サンタンジェルはコロンブスの実質的なスポンサーです。 -
ライオンの横で一休み。この記念塔の地下にインフォメーションがあったので、早速行ってみました。モンセラットへの往復切符の手配をここで済ませ、地下鉄路線図とバルセロナの地図をゲットしました。
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コロンブス記念塔の付け根には、8枚の青銅製のレリーフがあり、彼の最初のアメリカへの航海に至るまでの場面を見ることができます。
このレリーフは一番有名な、コロンブスが航海前にコルドバで、イザベラ女王とフェルディナンド2世王に接見した場面です。 -
こちらは、コロンブスとその息子が、ララビダ修道院の修道士に食事を求めている場面。
ララビダ修道院とはスペインの Palos de la Fronteraにある修道院で、コロンブスはアメリカへの航海の2年前にこの修道院を訪れました。 -
こちらは、ララビダ修道院の修道士にコロンブスが彼の計画を説明している場面。
両王は最初コロンブスの提案を拒否していましたが、ララビダの修道士の口利きで、受諾の返答を得ることが出来たのです。
他にも5枚あったのですが、撮った写真は3枚のみ。 -
さあ 港の方に歩いて行きましょう。
BALEARIAと書かれた大きなフェリーが停泊しています。ここは、バルセロナからマジョルカ島、メノルカ島、イビサ島などに向かう出発港となっています。バルセロナからの船旅・・・いつか行ってみたいですねえ。
船の背後にある塔は、バルセロナの港からモンジュイックの丘まで一っ飛びで行けるロープウェイの中継塔です。こんな絶景を空から見下ろすなんて、想像するだけでも楽しそうです。 -
振り返ると、夕焼けの中、コロンブスがしっかりと指差しているのがわかりました。このずっと先にアメリカがあるんですね。
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気持ち良い海岸どおりのプロムナードを通って、そろそろ帰る時間です。もう午後8時になりそう。
プロムナードから橋を渡ると、バルセロナ最大のレジャーエリアと銘打ったランブラ・デ・マールに行くことが出来ます。 -
海岸沿いのクロム通りには、行政機関などの建物がずらっと並んでいます。椰子並木が、南国ムード一杯ですね。
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バルセロナ海洋博物館が1997年にオークションで購入した3本マストの帆船が優雅な姿を見せていました。長い時間かけた修復作業の結果、ほぼオリジナル通りに蘇ったのだそうです。名前はサンタ・エウラリア。この町の守護聖人の一人ですね。
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いつの間にか、プロムナードも両側が椰子の並木道になっていました。ここでは、ジョギングする人、犬を連れて散歩する人、観光客だけでなく、地元の人達の利用も随分見かけました。
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イチオシ
クロム通り沿いの建物の先にある、メルセ聖堂Basílica de la Mercèのマリア像が見えました。マリア様が空中に浮かんでいるように見えて、一風変わった写真に仕上がりました。
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プロムナードをこのまま進むと、駅から遠ざかってしまうので、この辺りで、連絡橋を渡って、クロム通りと平行して走っている歩行者専用のリトゥラル通りに参りましょう。
振り返れば、モンジュイックの丘にコロンブス記念塔が遠ざかっていきます。 -
突如前方に現れたのは巨大なザリガニ いや ロブスターGamba de mariscal。1989年にバルセロナ・オリンピックのためにハビエル・マリスコルが制作しました。オリンピックが終わると途端に客足が途絶え、そこにあったシーフード・レストランやバーは閉店を余儀なくされ、像も一旦壊されました。しかし、復活を希望する声多く、2004年に元あった場所に復元されました。今は市が管理しているそうです。
よく見ると、なかなか愛嬌ある顔をしていますね。 -
ロブスターのお次は、バルセロナ・ヘッドEl Cap de Barcelona。巨大な顔で、高さが19.2mもあります。アメリカのポップ・アーチスト ロイ・リヒテンシュタインRoy Lichtensteinが、1992年バルセロナ・オリンピックのために制作しました。赤、黄、青、黒と白のモザイクタイルが鮮やか。ここはガウディのふるさとなので、リヒテンシュタインが彼の技法を意識して取り入れたと言われています。特に唇がセクシーですねえ。
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塔がにょきにょき生えたバルセロナの建物も、段々とシルエットだけになってきました。しかし、見事なまでの塔のオンパレード。もうフランサFrançaの駅の近くまで戻ってきました。
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何気なく見上げると、こういうレリーフが目に飛び込んでくるのですから、油断も隙もあったもんじゃありません。
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星を頭の上に掲げたこの男性はどなたでしょう? よく見たら、背中に羽が生えていました。成人男性のエンジェルというのは、あまりお目にかかったことがありません。もしかしてはじめてかも・・・
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公共の場所にある電灯までもがオシャレです。うん、気に入りましたよ。バルセロナ。
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フランサの駅でRodaliesの列車を待ちます。U2線は日中は15分おきの運行ですが、この時間帯になると30分に1本位で、少し待つ羽目になりました。
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いやあ〜 下見とはいえ、初日から大満足のバルセロナです。4時間強のお散歩でしたが、満喫しました。乗り込んだRodaliesの列車は2階建て。これは2階席で、天井がやや低い他は、割合清潔で、乗り心地も悪くなかったです。
明日はどこへ行こうかな?そうそう、まずはカタルーニャ音楽堂ですね。この続きは、イタリア、フランス、スペイン勝手気ままな町歩きのたび その61 バルセロナ(2)で。
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