2014/12/26 - 2015/01/02
7055位(同エリア16388件中)
ユカリンさん
リスボンに住む家族と凱旋門で待ち合わせ。無事会えるかどうか?ハラハラドキドキのパリ旅行。11区に6連泊でルーブル・オルセーも満喫。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ブリティッシュエアウェイズ JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
12月26日
シャルルドゴール空港に16時前に到着。エールフランスバスのライン2に乗って、ポルトマイヨ経由凱旋門へ。切符(17ユーロ)は乗車時に運転手から購入。バスに乗ってしまえば一安心とはじめてのパリの街並みを楽しみながら1時間足らずで凱旋門近くの発着所へ到着。やれやれと思いきやここからが大変で、待ち合わせポイントとしていた凱旋門のど真ん中への行き方が分からない!実は凱旋門の周りは車の往来が激しい巨大ロータリーで、ここを横断することはできません。シャンゼリゼ大通り側にある地下歩道への階段を下らなければ行けなかったのです。クリスマスイルミネーションに輝くシャンゼリゼ大通りの入口で家族と無事会えた時はもう日が暮れていました。 -
12月27日
この時期のパリの日の出は8時半頃。Chatelet駅まで地下鉄で行き、そこからルーブル美術館まで散策することにしたのですが、辺りはまだ暗くおまけに風が冷たい!セーヌ川沿いのシャトレ座の1階にあるレストランが運よく開いていたので、結局そこで朝食を摂ることに。ホットチョコレートと焼きたてのクロワッサンで心も体も温か。 -
ミュージカル、バレエ、オペラなどの公演があるシャトレ座
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ルーブル美術館の開館は9時。小雨が降る中、ピラミッド中央入口には長蛇の列。必ず日本でミュージアムパスを購入しておくことをお勧めします。このパスを持っていれば、チケット購入の列に並ぶことなく、ドノン翼西端の入口からもすんなり入場することができました。ミュージアムパスは連続した2日間、4日間、6日間使える種類があって、4日券で約8,000円。
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ドノン翼入口
入口で荷物検査を受けます。 -
ジョコンドさまはドノン翼の2階にいらっしゃいます。あっという間に人ごみにまみれてしまうので、他の有名なイタリア絵画を横目に一目散に会いに行きました。ジョコンドさまの目の前にはルーブルで一番大きい絵画ヴェロネーゼの《カナの婚礼》が、そして背後にはティツィアーノの《うさぎの聖母》も展示してあります。
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ラファエロの《聖母子と幼き洗礼者ヨハネ》
えっ!こんなところにも見たことのある画が!上野の美術館で見たのか、あるいは本で見ただけなのか定かではありませんが・・・とにかく驚きの連続です。 -
ドノン翼からみたルーブルの中庭
ドノン翼2階のうちフランス絵画がずらりと展示されている「赤の間」も必見。ダヴィッド《ナポレオンの戴冠式》、ドラクロア《民衆を導く自由の女神》、ジェリコー《メデューズ号の筏》などなど・・・圧倒されそう! -
シュリー翼の方へ進んでいると何やら気配が・・・ふと見上げると階段踊り場にサモトラケのニケが!今にも動き出しそうな感じです。この後、シュリー翼3階のフランス絵画、リシュリュー翼3階のフランドル、オランダ絵画を急ぎ足で鑑賞。
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シャンゼリゼ大通りで出会ったお馬さん。
後ろ髪を引かれながらルーブルを後にして、チュイルリー庭園を通り抜け、コンコルド広場、シャンゼリゼ大通りへ。コンコルド広場には大観覧車があって、360度パリの夜景が楽しめるとか。シャンゼリゼ大通りはチュロスやチョコレートなどのクリスマスマーケットの露店で大賑わい。 -
凱旋門Arc de triomphe(アルク・ド・トリヨーンフ)の屋上からシャンゼリゼ大通りの夜景を楽しむ。右方向にはエッフェル塔も光輝いていた。
凱旋門へは地下歩道への階段を下り、100mほど歩くと入場券売場がありますが、ミュージアムパスがここでも使え、優先して入場できました。長いらせん階段を息を切らしながら登り、約50mの高さから眺める感動的なパノラマ風景。白のヘッドライトと赤のテールランプが帯のように続き、コンコルド広場の大観覧車にすいこまれていくよう。 -
12月28日
オルセー美術館へ。昨日と同じルートでセーヌ川沿いを歩く。開館は9時半。ミュージアムパスでの入場は事前チケット購入者専用の列に並ぶ。写真撮影は禁止。オーディオガイドを聴きながらルノワール、モネ、マネ、セザンヌなどなど・・・馴染みのあるものを中心に鑑賞。『 ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会』を目に焼き付ける。
大好きなゴッホの『星降る夜」も至近距離で独り占め。 -
オルセー美術館からパリ最大のデパートラファイエットに行ってみることに。すぐ近くのMusee d Orsay駅からC線でInvalides駅へ、そこから8号線に乗り換えてOperaまで行けばデパートはすぐ近いはず。地上に出て周りを見渡すとそこに ACADEMIE NATIONALE DE MUSIQUEと書かれた大きな建物が・・・これがオペラ座だった。ただ、よく考えると今日は日曜日。デパートは休みなのです。
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まだまだ一日は長い。気を取り直して、シテ島ノートルダム大聖堂へ。
だんだん日も暮れはじめ、いい雰囲気に。大聖堂内への入場は無料ですが、屋上は有料。ミュージアムパスが使えます。 -
聖堂内は脱帽、おしゃべり禁止、フラッシュ禁止です。もうすぐミサが始まる時間らしく厳かな雰囲気が漂う。楽しみにしていたバラ窓のステンドグラスも素敵です。
この後シテ島を散策。モロッコ料理のクスクスのお店を発見。クスクスにタージーンと呼ばれる肉や野菜がたっぷり入ったスープをかけて食べる。意外とあっさりとした味付けで、ズッキーニや豆も入って栄養満点。お店のおじさんが小さなグラスに甘いミントティーを元気よく注ぎ入れてくれた。 -
12月29日
Chatelet駅周辺を散策。
この塔はナポレオンがエジプト遠征を記念してつくられたものだそう。後ろに見える塔はサン・ジャックの塔(教会の遺構)。
地下鉄に乗るのも段々慣れてきた。RERのパリ市内とメトロは均一運賃で乗換えも可能なので、初日に10枚セットを購入。使用後の切符は回収されないので、どんどん溜まっていくけど新しい切符と間違えないように。切符を自動改札に通したら、路線番号と降りる駅名を確認すれば大丈夫。乗換えは路線番号の矢印に沿って進みます。出口はSortieと明記されていますが、出口が複数ある大きな駅は何番に出ればよいのか地図で確認する必要があります。このあたりは日本と同じですね。 -
セーヌ川の向こうにコンシェルジュリーが見えます。
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ヌフ橋から見たエッフェル塔。
東の空が綺麗な朝焼けに染まったのはこの後8時40分位でしょうか。 -
コロー《真珠の女》
再びルーブル美術館へ。オーディオガイドを借りてもう一度見たい作品をゆっくり見てまわる。ガイドのレンタルは自動チケット販売機で。代金5ユーロをカード決済すると、交換券が出てきた。その券を持って貸出カウンターで日本語版を借りる。その際カードをデポジットとして預けました。ガイドは作品の解説だけではなく、自分が館内のどこにいるのかが自動的に表示され案内してくれるので、とても助かりました。 -
閉館時間間際に、気になっていた逆さピラミッドにやっとたどり着く。この先はルーブル美術館と地下でつながったショッピング街。ロクシタンのお店でお土産にハンドクリームとソープを購入。
地上に出てサントノーレ通りのお店を物色しながら歩いているといつの間にか右手にライトアップされたマドレーヌ教会が・・・暗闇にくっきりと浮かび上がって見えた。 -
ホテル近くのRepublique駅まで戻り、ここでトルコ料理を食べてみることに。いろんな国の料理を食べることは今回の旅行の楽しみのひとつ。お店のおじさんが一生懸命説明してくれた料理を注文。ナンのような薄いパンに具をトッピングして食べます。
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12月30日
毎朝パンを焼くいい匂いで目が覚めます。クロワッサンにフランスパン、ホットケーキにマドレーヌ、カフェラテとフレッシュオレンジジュースもいただいて、今日はサント・シャペルへ出発。フロント係さんがBonjour! Have a nice day !と元気に送り出してくれます。
サント・シャペル教会はコンシェルジュリーと共に最高裁判所の敷地内にあります。写真は裁判所の入口で、この少し先に教会への入口があり、9時の開門を待つ長い列ができていました。 -
今日は最高のステンドグラス鑑賞日和。やわらかな朝日が小さな教会に差し込み、部屋全体が輝いています。高い天井に伸びるステンドグラスはパリ最古の最高傑作だそう。
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ゴシック様式のコンシェルジュリーの外壁に掛る時計。現存するフランス最古のものらしい。
コンシェルジュリーは現在は司法宮の一部で昔の牢獄。知らずに入ったのですが、マリーアントワネットが処刑される前に過ごした独房が再現されていてびっくり。二人の兵士に監視されるなか、本を読むマリーアントワネット。もうこのときは王妃ではなく女囚280号と呼ばれていたそうですが・・・重苦しい空気に包まれた空間です。 -
次に目指すはモンパルナス。
天気がよいので、とりあえずリュクサンブール公園まで歩いてみることに。途中で郵便局を見つけ、Air mailの切手を購入(0.98ユーロ)
この宮殿はフィレンツェ出身のルイ13世の母、マリー・ド・メディシスが1600年頃建てたもので、彼女が幼い頃過ごしたフィレンツェのピッティ宮殿をモチーフにしているとのこと。 -
ちょうどお昼の時間。水面は凍っていますが、いい陽気です。ベンチで日向ぼっこをしている人、小さな子どもを遊ばせている人・・広々とした公園でみんな思い思いに過ごしています。
モンパルナスタワーが見えました。タワーの方向にまたてくてく歩く。 -
Monparnasse駅から6号線に乗ってBir-Hakeim駅で下車。手前に公園のあるエッフェル塔をイメージしていたのですが、この駅で降りるとタワーを裏から眺める感じです。高さは東京タワーと同じくらいでしょうか。シャン・ド・マルス公園の方へ進みましたが、とにかく大勢の人で賑わっています。
お昼はイタリア料理店へ。陽気なお兄さんがGrazie! Prego〜と応えてくれる。トマトソース味の巨大マカロニは珍しかったな〜。 -
6号線と8号線を乗り継いで、再度ラファイエットに。高級ブランド店入口に並ぶお客さまを興味深く観察しながら、6階のお土産物コーナーをブラブラ。天井からぶら下がるゴージャスな逆さツリーを見れただけでもう満足。
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12月31日
いよいよ最終日。今日の予定は20時半からのマドレーヌ教会でのクラッシックコンサート。
絵葉書を書いて、ホテルの周辺を散策してみる。最寄り駅までは2分、大通りを渡って東に進むと大きなスーパーがあった。お土産のチョコレートやワインを購入。切手を貼るのりも見つけて、ポストへ投函。帰りの準備はもう大丈夫かな。 -
ちょっと寄り道してお目当てのバックを買いにソセエ通りの本店へ。Google mapで確認しておいたお店が本当にそこにあって感激!綺麗なパリジェンヌが丁寧に商品の説明と免税の手続きの仕方を教えてくれました。
コンサートが始まるまで、マドレーヌ広場の「フォーション」で紅茶やジャムを選びながら過ごす。
曲目はモーツァルトのレクイエムと交響曲29番。
2014年を締めくくる夢のような旅が終わります。
明朝早くロンドン経由で帰国です。
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