2014/12/28 - 2015/01/04
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satoshiさん
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2015年のお正月休みにインド旅行に行ってきたときの旅行記でエローラ観光前編となります。
全体の日程は
12月28日(日)中部国際空港16:55発バンコク21:40着タイ国際航空 バンコク泊
12月29日(月)バンコク18:55発ムンバイ22:00着タイ国際航空 空港にて夜更かし
12月30日(火)ムンバイ5:20発アウランガバード6:20着 ジェットエアウェイズ アウランガバード観光 アウランガバード泊
12月31日(水)アジャンター観光 アウランガバード泊
1月1日(木)エローラ観光 夜行バスにてムンバイへ移動←今ココ
1月2日(金)ムンバイ観光 ムンバイ泊(タージマハルホテル)
1月3日(土)ムンバイ観光 ムンバイ23:20発タイ国際航空
1月4日(日)バンコク5:05着 バンコク8:15発 中部国際空港15:40着
タイ国際航空、ジェットエアウェィズのチケット、ホテルの予約、夜行バスの予約は事前にwebで予約しました。インドビザは事前にオンライン申請をしました。
この章はエローラを観光したときの旅行記になります。いつものごとく片っ端から紹介しますので前編後編2回に分けます。エローラとアジャンターと比較すると昔のガイドブックではアジャンターを大きく取り上げており、またアクセスもアウランガバードから2〜3時間のアジャンターと1時間のエローラだとエローラの見学のほうが楽だろう、石窟の数もそう変わらないし、と思っていました。前日のアジャンター観光よりも楽勝気分で向かったのですがトンでもない。一つ一つの石窟の大きさが全然違う。朝早く第1窟から第34窟まで見て廻った後本気でもう石窟は勘弁してという気持になりました。まあ、間引いて見ればいいだけですが。
エローラの遺跡は南から第1窟から第12窟まで仏教の石窟、第13窟から第29窟までヒンドゥー教の石窟、第30窟から第34窟までがジャイナ教の石窟です。その他番号が振られていない石窟も幾つかありました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 2.5
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 航空会社
- ジェットエアウェイズ (運航停止) タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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エローラの遺跡は6:00オープンとの事ですがこの時期の西インドの日の出は7:00頃。あんまし早く行っても暗いだけなので6:00にホテルを出発(それでも十分早いが)結局ホテルの朝食は2日連続で食べずに終わる。オートリクシャーを拾おうとしたのですがこの日はニューイヤーデイ。全く空車がありませんでした。仕方ないので歩くことに。6:30頃セントラルバススタンド到着。窓口でバス乗り場の番号を聞いてバスに乗り込む。直ぐに出発。バス代32ルピー。朝食は前日と同じ菓子を売店で購入、頂きました。今気が付いたのですが記念すべき2015年の最初の食事はバススタンドで買った40ルピーのビスケットだった。写真はセントラルバススタンド。
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デカン高原の風景。インドは暖かいイメージがありますが、この辺は11:00頃から15:00頃はTシャツでもいけますが朝夕は長袖シャツの上から羽織るものが欲しいくらい冷えます。バスは2日前訪れたダウラターバードの砦横を過ぎてエローラに向かいます。
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エローラの入り口に到着。今回バスの後のほうに座ったため車掌にエローラの停留所に着いたかどうか確認できなかったのですが、周りの乗客に道中聞いていたらエローラに着いたとき教えてくれた。助かります。7:30頃。
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小雨ぎみの生憎の天気。チケットブースでチケット購入。250ルピー。トイレの場所を教えてもらい入場。入ると直ぐにハイライトの第16窟カイラーサナータ寺院が見えてきますが、お楽しみにとっておき、トイレに寄ってから一番南の第1窟から見て回ります。
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入り口ではほとんど人がいなかったのですが仏教遺跡群に来ると小学生の遠足らしきグループがチラホラ見えてきます。写真は南の仏教遺跡グループの第1から第9くらいまでの風景。
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7:50頃見学スタート。第1窟です。
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中は空っぽで小部屋が並んでます。
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第2窟です。小雨が降ったり止んだり。ハッキリしない天気です。まあ土砂降りよりはいいですが。
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第2窟の中です。壁面や柱に彫刻が施されています。中は照明が無いのと西面に向いているため暗いです。
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第3窟です。
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第3窟の中です。写真では分かりにくいですが彫刻が壁面に施されています。
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第4窟です。
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こちらも彫刻が施されています。中央の小部屋に仏像があるのは第2窟から第9窟まで共通。
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階段上がると第5窟です。
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入って驚きました。中がだだっ広い。真直ぐ中央に仏像があります。彫刻はほとんどありません。講堂として使われていたそうです。
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第6窟です。この辺石窟が入り組んでいて分かりにくいです。上下のグループに分かれており上に第6窟、その奥に第9窟。第6窟の前の階段を降りて第7窟。その横、第9窟の下に第8窟と並んでいます。第6窟もこの先右と左に分かれています。
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まず右(西面に向いてるほう)入ります。
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中央には仏像。
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こちらには彫刻が施されています。
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今度は左(南面に向いてるほう)です。
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第1窟と同様、小部屋が並んでいます。
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通路を渡って第9窟?第9窟の表示がなく、該当しそうな窟が幾つかあるため確信持てず。地図上ここだと思います。
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第9窟?の中です。奥行きは無く彫刻が施されていました。
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第6窟前から見た第1〜5窟方向の眺め
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階段下りて第7窟。
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ここも空っぽでした。
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下が第8窟。上が多分第9窟。
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入り口は入ると正面に仏像があります。この先右手に進みます。
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右の扉を潜ります。中の様子。
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ここも彫刻が壁面に施されています。
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第8窟を後にして少し進み第10窟です。8:50頃。大きな石窟です。
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第10窟はチャイティア窟です。外から見ると一見2階建てに見えますが外の部分(バルコニー)は2階に登れますが中は吹き抜けになっています。小学生の遠足の見学路は第10窟から先を見学するようで、今までほとんど見学者がいなかったのにこの第10窟は小学生で溢れていました。また彼らの見学方法が見ていて面白かったのですが、一瞬中に入ったら直ぐに出てきてました。ほとんど通過するって感じです。見学する意味あるのかな?
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第11窟です。3階建ての僧院です。外部の装飾がほとんどなく、近代建築を見ているように感じます。
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第11窟の2階廊下です。第11窟は記憶と写真によると1階は小部屋があるだけ。2階は少し奥に広い部屋があるだけでした。
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第11窟3階の広間です。中が広い空間になっています。西面に向いているため光が入らず真っ暗です。
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中央の仏像です。
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第12窟です。こちらも外見は第11窟に似ています。
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第12窟も1階から見学しようとしたらスタッフの人が案内するからといって3階までついて来いという。途中欧米人の2人組も合流して3階の中央の部屋の鍵を開けてくれて中の仏像を見学させてもらえました。
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中央の仏像脇にも小さい仏事像が並びます。
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手振れを起こしてますが天井画が残っています。最初押し付けガイドかなって警戒したのですが、わざわざ3階の部屋の鍵まで開けてくれて壁画まで見学させてもらえたのでお礼の気持でスタッフに10ルピー渡しました。ちょっと驚いている顔をしたので余計なことしちゃったかなと後悔しかかりましたが、後であったときは笑顔だったので良しとしました。
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お礼をいった後部屋を出て3階の大部屋の彫刻を見学します。
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3階の大部屋の様子です。
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降りてきて2階の様子。ここも広い空間になってます。
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2階の彫刻。
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2階と1階の間に前庭正面右に中2階があります。その中の様子。天井に花の彫刻があります。9:50頃後にします。
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1階の様子です。こちらは第11窟と違い広い空間になってます。
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第13窟です。中身は何も無いただの四角い空間です。一応ここからヒンドゥー教の石窟となっていますが、宗派を感じ取れるものは何も無さそうです。
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第14窟です。
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中の様子です。小さめの石窟ですが仏教グループと比べ彫刻の量、ダイナミックさが違ってきます。
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入り口から見て左手の壁中央の彫刻。
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その反対側右側壁中央の彫刻。
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第14窟の中の様子。
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第15窟です。階段を上がります。ここからだと小さい石窟に見えますが・・・
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階段上がるとまず中央に小堂があります。一見建築物に見えますがこれも岩をくり貫いたんでしょうね。
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小堂の後にはここも2階建ての石窟があります。
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小祠の後です。こちら側に入り口があります。
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小堂の中の様子です。
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第15窟1階の様子です。1階は彫刻は無かったようです。
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2階の壁面にはダイナミックな彫刻が並びますが、左右中央になにか生贄でも捧げたような台がありました。
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2階の彫刻の様子です。
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中央の仏教の石窟の場合仏像があった場所にリンガが祭られています。今までの石窟で仏像がおいてあった場所に男性器を模した彫刻があるのも変な感じがします。
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部屋の中央、リンガの正面にナンディー(牛)の像があります。
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2階の柱の彫刻です。ここの中庭で遠足と思われる女子中学生(多分)が一緒に写真に映ってくれといわれ2ショットの写真をとる。このグループはずっと私のことをチャイニーズと呼んでいました。彼女の思い出の中に私は永遠に中国人ということになっていくのでしょうね。複雑です。
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10:40頃、エローラ観光のハイライト、第16窟カイラーサナータ寺院到着。小雨は止みましたがまだ曇りの状態です。入り口でチケットの再チェックがありました。
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ゲートを潜ります。正面に仏像の彫刻があります。気分を盛り上げてくれます。
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どんな順番で見るか検討付かなかったのでとりあえず外周から見て回ります。ここでも私は時計回りで行きます。
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後の寺院を支えている象の像。結構リアルな彫刻ですね。現代だったら動物虐待になりますかね。
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地球の歩き方に象の首に重みのためシワが寄っていると書かれていました。確かにシワが見えます。
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ぐるっと1週廻ってきました。こちら側のほうが日が当たり写真が綺麗に撮れますね。
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更に外側の外周の通路を歩きます。彫刻が壁面に施されています。
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寺院の後ろのようすです。ほんとうに岩盤を垂直彫して寺院を掘り出しているのが分かります。ダイナマイトの無い時代ノミとハンマーだけで掘り出したんですから驚きです。誰も掘り出すより平地に積み上げてった方が早いんじゃないって言わなかったのでしょうか?
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本堂1階ナンディー堂正面の壁面にあるシヴァ像です。躍動感があります。
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本堂の階段を上がった所からのナンディー堂の眺め。
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ナンディー堂の2階内部。ナンディー(牛)が鎮座。
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ナンディー堂から見た本堂です。今度は本堂に入ります。
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本堂内部です。靴を入り口で脱ぎます。四周から光が入り、とても石窟には思えません。柱や天井の彫刻や彩色が見事に残ってます。
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中央ご本尊のリンガです。
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本堂の後へぐるっと廻れますが、靴を脱いでいるのと雨上がりで外は水が溜まっているため靴下を脱いで裸足になって歩きました。
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本堂を出た後再びナンディー堂を通過して今度は塔門のテラスに出ました。この辺りから雨も完全に上がり日が差すようになりました。戻るとき外人に興味があるのか小学生の集団に「ハッピーニューイヤー」と言われ握手を次々求められる。握手をしながらようやくこの日が元日なのを思い出しました。
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カイラーサラータ寺院の外に出て今度は崖の上を周回しようと思います。いったん第15窟の道のほうに行きこの階段を登ります。
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カイラーサラータ寺院の全景が見えてきました。
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登っていくと右手に番号がなくガイドブックに乗っていない石窟がありました。
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アジャンターでも見かけましたが塔の部分に緑のインコが群れで止まっていました。野生のインコを見るのは今回の旅行が初めてです。
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寺院の後ろに廻ってきました。
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後から先は一見行けないように見えますが壁を乗り越えれば道は続いていました。ただし手すりに該当する腰壁がないので注意。一周して下に下ります。
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降りる道中、詳細不明な石窟が幾つかありました。12:00丁度、正面に出てきました。第17窟からはその5(エローラ後編)に続きます
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