2015/01/04 - 2015/01/05
441位(同エリア940件中)
風太郎さん
山口方面へはなかなか出没する機会がないのですが、今回は行程にゆとりのあるツアーがあったので参加しました。
この行程に秋吉台が入っていないのが残念ですが、陽気の良い季節に再度挑戦することになりそうです。
萩の街では世界遺産登録の準備が進んでいて驚きました。
文化や産業の遺跡が世界遺産になるのであれば、日本全国に世界遺産の候補が存在するような感じですが、遺跡にはそれなりの歴史と価値があるのですから世界遺産にならなくても日本の遺産として整備しておきたいものですね。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- クラブツーリズム
-
東京駅8時10分発の「のぞみ」で広島へ出発です。
-
グリーン車指定のツアーだったのでポータブルDVDを持ち込んで快適に過ごしました。
グリーン車のサービスで簡易おしぼりが提供されますが、JR東海部分とJR西日本部分で各々同様のおしぼりが配布されます。まあ理由は種々あると思いますが飛行機より乗車時間は長いから、どうせサービスするならば飛行機と同様のドリンクサービスを考えたらどうでしょうか? -
正月寒気の影響が残っているのか富士山に雪雲がまとわりついていて、天気晴朗なれど波高し・・の予感がします。
-
名古屋を過ぎて米原周辺は速度を落として運行しているというアナウンスがあり、車窓からは雪景色となっていました。
-
新幹線の車中でツアー提供の弁当をいただき、昼過ぎに広島駅に到着しました。広島駅は改装工事中で全景を撮影することは困難でした。
-
ツアー一行は貸し切りバスに乗車して観光周遊がスタートします。
-
広島ならば平和公園ですかね。
広島県産業奨励館は現在保存工事中でした。
戦火の余韻を残すための工事ですが、周囲は平和そのものです。 -
平和を祈る千羽鶴を収納する公園ですがここでも平和の鐘が鳴ります。
-
有名な戦災死没者慰霊碑ですが、正面からアーチを見ると覗いた先には産業奨励館が見える配置になっているそうです。
-
広島を通過した後は岩国市へ入り錦帯橋に到着しました。
冬場は水量も少なくて河原が広大な駐車場になるそうです。 -
錦帯橋の素晴らしさは木組みによるアーチ橋で望遠レンズにより構造に迫ってみました。
-
岩国市の次は高速道路を使用して宇部市に入り宿舎の「ANAクラウンプラザホテル宇部」に到着しました。
夕食はバイキングですが中程度の上位の割合良い食材が並びました。
ここは大浴場がないため時間が余ったので、街中に出かけてカラオケハウスで楽しみました。 -
2日目は萩市に入り市街を散策することになりました。
-
ここは円政寺と金比羅神社が合祭されている珍しい社です。したがって鳥居の柱の形も両脇柱の上部に餅が挟まっているような形で特徴だそうです。
-
ここは木戸孝允の生家で通りから見ると平屋ですが、庭からみると二階建てになっていることが分かります。
-
萩藩御用達・豪商菊屋家の住宅ですが門の門松が面白い形をしています。
この屋敷は広大で今でも末裔の方が居住しているということです。 -
この白壁が全て菊屋家のものになるそうです。歩いてみましたが300メートル以上ありそうです。
-
ここは高杉晋作の誕生地になるそうです。
-
菊屋家の路地の奥には公園(晋作広場)があり、平成22年高杉晋作の像が建立されたそうです。
-
散策したのはこの案内図にある城下町の一角でした。ツアーでなければ伝統的建造物群保存地区なども楽しめるのですが、次の機会に委ねます。
-
ツアーが次ぎに向かったところは、萩市が目指している世界遺産の一部で近代化産業遺産になる「恵美須が鼻造船所跡」で普通の漁港のようですが、どうやらこれから登録に向けた整備が進むようです。
-
バスが停車しているところに「恵美須が鼻造船所跡」の掲示があります。
-
これは「恵美須が鼻造船所跡」の岸壁に立つ旧灯台となるそうです。
-
続いて近代化産業遺産の候補になる「萩反射炉」を見学しました。ここには世界遺産候補に決定の垂れ幕がありました。
-
案内表示もかなり充実していて、登録を目指している熱気が感じられます。
-
こちらが「萩反射炉」の遺跡です。案内図に照らすと構造が分かり易い遺跡です。駐車場から階段を上がってくると小高い丘の上に出て反射炉の遺跡全景が見渡せます。
-
世界遺産の候補を見学した次に向かったところは松蔭神社になります。こには吉田松陰先生の実家や松下村塾の建物が保存されていて、境内には故・吉田茂首相や故・佐藤栄作首相の揮毫になる記念碑もあり、明治維新に果たした思想的支柱の本尊に触れることができます。
-
境内の一角には辞世の句碑がありますが、この松蔭神社のご神体となっているのがこの辞世の句の本文と説明されています。
-
これが現存する松下村塾の建物です。
-
部屋も外部から観覧でき、講義室だった8畳の部屋には松陰先生の石膏像と肖像画、机が置いてあります。
-
こちらは松下村塾に隣接する実家の杉家旧宅で、松蔭先生は謹慎生活を送り読書と著述に専念し、後に松下村塾を開くことになります。
-
杉家旧宅の奥に松蔭神社の社殿が位置します。近代日本を導いた偉大な「神」にお詣りしてきました。
-
ツアーの次の目的地は津和野ですが、所在地は島根県ということで認識を改めました。実際、山口県庁までは1〜2時間、島根県庁までは4時間という位置関係からして、誤解も生じるというものですね。
この土産物店の2階食堂で郷土料理の昼食をいただきました。
大きないなり寿司があり驚きましたが、美味でした。 -
津和野といえば白壁と堀割の水路ですね。初夏には、この水路に菖蒲が咲くそうで季節の楽しみがあります。
-
水路にはお約束の鯉ですね。津和野の鯉は戦国時代の非常食でしたが一度も戦火に遭わず鯉は街の守り神となって現在は悠々と回遊しています。
大きいというか太いというか、見事な巨体です。 -
過労屋敷跡の建物は市役所庁舎や教育委員会庁舎として機能しているようですが、景観保存のため表札を見ないと判別できません。
-
津和野の周遊を終えたツアーは中国山地を縦断するため六日市から高速道路に入り一路広島を目指します。途中の吉和SAは正月の降雪が多量に残っていました。
-
津和野は15時頃に出発したのですが広島(宮島口)は17時頃の到着になり、ツアー前半の行程は終了しました。
後半部分は宮島・厳島神社編で紹介しています。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ANAクラウンプラザホテル宇部
3.42
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
38