青年は荒野をめざす　Vol.12 スイス　ミューレン

1974/08/20 - 1974/08/22

今から41年前の昭和49年7月23日から3月7日までの225日間かけて
ナホトカ航路、シベリア鉄道を往復してヨーロッパ、モロッコを
船、列車、バス、ヒッチハイクで旅しました。
高所恐怖症なので飛行機には現在まで一度も乗った事がありません。
乗り物による移動距離は60,806.8キロ、地球1.52周でした。
　観光白書によると昭和49年の日本人の海外旅行者数が200万人、
平成24年度は1849万人、40年ほどで10倍近くなりました。
　そんな当時の旅行の資料と写真を少しづつアップして行きます。

　今回は、アイガー（標高3,970ｍ）、メンヒ（標高4,099ｍ）、
ユングフラウ（標高4,158ｍ）のパノラマ風景が見られる
シルトホルン（標高2,970ｍ）のミューレンです。

エリア ミューレン(スイス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅行記の周辺地図

昭和49年8月20日から2泊したギンメルワルドのユースホステル


　ミューレンに行くつもりだったが、ミューレンを通り越して
ギンメルワルドに来てしまった。というのもユースホステルは
ミューレンに無かった為、300ｍ下りて来た。
物凄く疲れた上に腰が痛い。
それにしてもここのユースホステルは谷間にあるせいか
部屋が極端に暗くて、申し訳程度の裸電球1個しか点いていない。
その代り宿泊料3.5スイスフラン340円は安過ぎる。
管理人の黒い衣装のお婆さんは右手に杖、左手にはりんごが似合いそうだった。

　昭和49年8月20日
シュタウプバッハの滝　ラウターブルンネン

　ラウターブルンネンの村の背後の断崖絶壁から轟落ちる
落差300ｍの滝は壮大で迫力があった。
　19世紀の情熱詩人バイロンはこの滝を見て「青白き馬の尾」
と呼んだ。

昭和49年8月20日
シルトホルン　レストランでのレシート
8.1スイスフラン783円

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）から

　ギンメルワルド（標高1,367ｍ）7時5分発のロープウェイで
シルトホルン（標高2,970ｍ）に7時34分に着いた。

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）から

　ブライトホルン（標高3,782ｍ）。北壁の直登は至難とされている。
ブライトホルンの向こう側はレッチェンの谷でそこに至る南壁もまた険しい。

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）から

　左からアイガー（標高3,970ｍ）、メンヒ（標高4,099ｍ）、
ユングフラウ（標高4,158ｍ）

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）から

　左からアイガー（標高3,970ｍ）、メンヒ（標高4,099ｍ）、
ユングフラウ（標高4,158ｍ）

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）から

　シルトホルンは映画００７の「女王陛下の００７」
の舞台になった。

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）で

　シルトホルンの展望レストランの一角に
1969年8月15日アイガー北壁を登頂した今井道子さんの栄誉を讃えて
日の丸、登山道具等の展示コーナーがあって日本人として感激した。

昭和49年8月21日
シルトホルン（標高2,970ｍ）で

昭和49年8月21日
ミューレンのレストランのレシート
2スイスフラン193円

8月22日、朝から久しぶりの雨、
部屋から見えるユングフラウの岩肌に流れる数本の雨の細い滝が
実に美しく山水画、水墨画を見ているようだ。

今日はこれからマッターホルンの村ツエルマットに行く予定。

昭和49年8月20日
グリンデルワルドからミューレンまでの移動距離33.6キロ、
横浜港からミューレンまでの移動距離12,836.8キロ

この旅行記へのコメント （2）

• cheriko330さん 2016/03/23 07:23:32

  懐かしいです

  ノスタルジアさんへ
  
  初めまして♪
  訪問と投票を私の方にまで頂き、また フォローして下さり、ありがとうございました。
  私もフォローさせて下さいね。
  
  私も、ミューレンへ行った事があり気に入ってます。また行きたいと思ってます。
  今後共、宜しくお願い致します。
  
  また旅行記におじゃましますね。
  
  cheriko330

  ノスタルジアさん からの返信 2016/03/23 08:37:25

  RE: 懐かしいです

  cheriko330さんへ
  書き込みとフォロー有難うございました。ミューレンは是非また行ってみたいい所です。これからも宜しくお願いします。