2014/12/08 - 2014/12/08
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captainfutureさん
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2014年12月8日(月)
夜行バスで6時間かけ念願のペシャワール着。
アフガニスタン国境まで50キロのパシュトゥーン人の街。
同国と同じ民族の街であり、宗教的にもかなり保守的な街であるという。
どきどきしながら街歩き開始。
街中を盛大に飾り立てたデコバスが往来している光景には、久々に強力なカルチャーショック。
今日は、宿のあるバジョリ・ゲート交差点からキサ・ハワーニ通りまで散策。
ラホールやムルターンとは違う文化をあちこちで感じた。
1パキスタンルピー ≒ 1.2円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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今回のルート:
2014年12/2 羽田、上海→ /3 インド・デリー→ /4 アムリトサル、パキスタン・ラホール→ /8 ペシャワール→ /13 ラホール→ /15 インド・アムリトサル→ /16 デリー → /17 上海、羽田
下は持参した地図。 黒太線内がペシャワール旧市街。 -
ラホール23:30発 ペシャワール06:00着のバスに乗って、02:10に1回目の休憩地 KALLAR KAHAR NORTH 着。 結構高地のようで耳がツーンとする。
売店・レストランも開いていて、商品も豊富。 -
05:00、2回目の休憩地 NOWSHERA。
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06:00着予定だが早めの05:40着。外が明るくなる7時頃までTVなど眺めて待機。
おおお、パキスタン、しかもペシャワールにセブンイレブンが! と思ったが、よく見るとロゴの上に手書きでなぜか TRIPLE の文字。
『セブンイレブンのパクリ店舗が世界中にあることに驚き!http://blog.livedoor.jp/zzcj/archives/51883747.html』 -
まずバックパッカーに人気のローズ・ホテルがあるシュバ・チョーク(チョークとは交差点の意味)へ。 警備員によるとバスは無いという。 タクシーでもオートリキシャーでも200R(\240)とのことで、呼んでくれたタクシーで行くことに(写真上)。 ちなみに後日の復路ではオートリキシャ80R(\96)で行った。
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ローズホテル、先月まで滞在のオカさん紹介の Mazeban Hotel とも満室。 しかしこの界隈はたくさんホテルの看板があり、その Mazeban Hotel (写真右)隣の Alfalah Hotel (写真左)に落ち着く。
http://world-runner.net/hotels_asia6.html
http://blog.world-runner.net/
ローズホテルのあるシュバ・チョークからナマック・マンディ( Namak Mandi)通りを南へ3分のバジョリ・ゲート・チョーク( Bajori Gate Chowk)沿い。
旧市街はかつて城壁により囲まれてたが、1950年代に城壁もそこにあった16のゲートもほとんど取り壊され、ゲートの名前だけ地名に残ったところが多いとのこと。 地図で見ると、このバジョリ・ゲートもその名通り、その一つだったところだろう。 -
階段踊り場を改造したフロント。
シングルが埋まっていて、3ベット部屋をシングルとして4泊使わせてもらう。 一泊400R(\480)。 オーナー含めて全員英語不可。 シャワーの熱湯はAMのみらしい。 -
附属の石鹸
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4階にある部屋からナマック・マンディ通りの眺め。
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少し休憩し10時頃、街歩きに出発。 写真は、ホテルからナマック・マンディ通りに出て、これから向かう先と反対の南を見たところ。
まずは先ほどのシュバ・チョークからハイバル・バザール通りへ向かう。 -
シュバ・チョーク着。
おおお〜〜〜〜〜〜、ペシャワール名物、盛大に飾り立てたデコトラならぬデコバスが、互いに負けじとパラリラパラリラの音を鳴らしながらこの交差点に入ってくる。
久々に強力なカルチャーショック。
あまりの迫力に立ち尽くし、我を忘れてしばらくこの光景に見とれてしまった。 -
山になった北からの道を下りてくるデコバスが、旧市街と新市街が交わるこの交差点で次々と西や東に折れて行く様は、とてもドラマチック。
瞬間ごとに表情豊かに変化していく様は、まさに混沌という表現がぴったりだった。
このシュバ・チョーク交差点は必見。
ペシャワールにはるばるやって来たという実感がこみ上がってくる。 -
ペシャワール交通警察
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ハイバル・バザール交差点を過ぎた辺りに、地図で見ても広大な敷地を持つ病院の入口が。
日本から持参の喉スプレーとマスクだけでは効き目薄く、排気ガスで喉がヒリヒリガラガラ、また想像以上に寒くて風邪を引き今朝から鼻が止まらない。
ここで診てもらうことに。 -
通りすがりの聴診器を首から掛けたドクターに拙い英語ながら症状を話すと、その症状なら どこそこの病棟に行きなさいと紙にメモまでしてくれた。
メモを手に取りあえず真っ直ぐ進んでみる。
軽食セットを手にしたチャイ屋が行き交う。結構な人が呼び止めて、その場で飲食している。 -
看護婦さんが集まり、何かスローガン。 TVの取材も多数。
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道端で女医さんに聞くと、案内してくれるという。広い敷地をくねくねと曲がり病棟へ。ゲート(写真下)をくぐり、待合室のような部屋へ。 良い先生という男性医を携帯で呼び出してくれた。
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女医さんには、風邪の症状はパキに来る前からなのか、後からなのかを確認させられる。 中国や日本から来た人で風邪の症状だと、まずインフルエンザやあのサーズ(SADS)でないかを疑われるという。 ご免なさいね、という表情。
またパキのどんなところが好きかなど聞かれる。 ラホールの方がずっと美しい街だとも。 パキ人はピースフルだが、一部強盗する人もいるので注意、移動にはタクシーを、日没後は外出しないように、ペシャワールは他のパキの街とは違うなどと注意事項を挙げてくれた。
間もなく先生が現れ、喉と鼻を診断、処方箋を書いてくれた。 2年前にラホールで掛かった時と同じように、ここも政府系で診断料無料。 お礼を言って、後に。
それにしてもこの街ではドクターまでもが病院で伝統的なバルティ帽。 カッコイイなぁ。 -
病院敷地からは見えたバラ・ヒサール・フォート。 1519年、ムガル帝国の創始者バーブルにより建設された要塞、現在は軍施設。
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病院近くの薬局(写真下左)で処方箋を見せ、5日分の薬(下右)を購入、全てパキ製で480R(\552)。 その場で薬を飲み、やはり夜行バスは少し疲れたのか宿へ帰って少し休むことに。
斜線3本は3食後、2本は2(朝晩)食後の意。 -
食堂や路上では、丈の低い椅子に座り、皿を地面に置いて食べている姿を良く見かける。
これまでのプンジャーブ人の街ラホールやムルターンでは見かけなかった光景。
文化が違うよう。 -
両替商だろうか。
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宿前に近づいて来た。 宿前のナマック・マンディ通りは食堂街で有名。 アフガニスタン料理を食べさせるところがたくさんあるという。
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ガラスの中はラッシー(ヨーグルト)にバナナやザクロを乗せたスイーツ。
写真下は、付属のナン屋。 手前には配達中のチャイ屋にも入ってもらった。 -
このようにローストチキンを、中心に炭を置いて囲っている光景はラホール等では見かけなかった。 写真上は注文があったのか、ちょうど1羽、抜いているところ。
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これがアフガン料理の一つ、小鍋を使い、その上でヤギの内臓とトマト、香辛料を入れて煮込んだ「カラーヒ・ゴーシュト」か。
店主の後ろには、丈の低い木製の椅子が並び、編んで作った皿敷きが積まれている。
布で覆われた籠の中には冷めないようにナン。 -
宿に戻り1時間くらい仮眠。 14時頃、街歩き再開。
写真はバジョリ・ゲート・チョーク。 その先に遠くシュバ・チョークが見える。 -
バジョリ・ゲート・チョーク。 交通警官。
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バジョリ・ゲート・チョーク。
写真右に、 泊まっているAlfalah Hotelが見える。 -
バジョリ・ゲート・チョークから、シネマ通りを見たところ。 対照的にこの通りはぐっと交通量が少ない。
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再びナマック・マンディ通りへ。 後ろはチャイハナ。
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ナマック・マンディ通り
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イチオシ
ナマック・マンディ通り
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【追記】
2015年3月2日(月)23:15〜フジTV番組「マネースクープ」で使われました〜。
2月19日に制作会社から連絡あり、その12日後の番組。
アフガニスタン・パキスタンから日本語流暢な買い付け人が多数来日し、現地で人気の細かい刺繍ができる日本製中古ミシン(特にジャノメの品番802を指名)等をコンテナ一杯に買って行く説明の場面で使われました。 ちなみに中古のジャノメミシン は新品の外国製の3倍の値段で売れるそうです。http://www.fujitv.co.jp/moneyscoop/018.html -
この辺りは車修理工場のような店が続く。
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今写真を見て気付いたが、この日の夕方にお世話になった二人の警官だ。
こちらからは皆同じ顔に見えるので気付かなかった。 -
落ち着いた装飾のスズキ(こちらのミニバスの総称)が。
後ろから、目だけ出している宗教服アバヤ姿が見える。 女性専用車両のようだ。 -
右上には「TOKYO タイヤ・センター」の看板。
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再びシュバ・チョーク。
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シュバ・チョーク。 ここでも警官が監視中。
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ここを東に曲がり、ハイバル・バザール・チョークへ。
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タバコ屋。 下籠には噛みタバコ、上籠にはバラ売りの巻煙草。 マッチ箱が紐でぶら下がっている。
茶碗には「カウワ」と呼ばれるハーブのカルダモンと砂糖を加えた、この地域独特のハーブティーのような緑茶が。 -
これでもか、これでもかと言いたげに盛大に飾り付けされたデコバスが通り過ぎて行く。
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同上
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もう14:30。 この食堂で遅い昼食。
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この街のほとんどの食堂は、アフガン料理とのこと。
どれにしようかと、ぐる〜と店内を一周。
おお、写真下にはピラフの中に干しブドウが見える!
これは干しブドウを人参・牛肉と一緒に炊き込んだのが特徴というアフガン・パラオ(アフガンふう肉汁炊き込みごはん)ではないか。
写真上のレバーとトマトをスパイスで煮込んだ料理と一緒に注文。 -
奥では、ここでも低い椅子で、コップを床に置いて食事。
彼らはドクターのよう。左の椅子の上に聴診器が置いてある。 午前中に行った病院からはわずか200メートル足らずのところ。
どこに座ろうかとワクワク、ウロウロしていると、 -
店主はこちらが外人で気を使ってくれたのか、落ち着いて食べられる2階座敷へと手振り。 私は感動のアフガン体験をしたく1階でも良かったのだけれど。
上: 写真の右に座る。左のカーテン側は女性が一緒の場合の家族室。
下: 隣の客。 -
いよいよ運ばれて来た。 初アフガン料理♪
アフガン・パラオ(120R、\144)には長粒米に柔らかく煮込んだ牛肉、人参が細かく刻んで入っている。 肉汁と人参のそれぞれの甘みが良くご飯に溶け込んでいて、干しブドウの甘みも不思議と違和感が無い。
レバーとトマトの料理(70R、\84)も適度にスパイスが利いていてこちらも美味。合計190R(\228)。 -
表に出ると、小鍋を使ったアフガン料理「カラーヒ・ゴーシュト」らしき上にナンとサラダ、ビニールに入ったヨーグルトのタレを乗せて配達中。
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このディスプレイ、やはり人目を引くなあ。
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もう何度も見たハズなのに、やはりガン見してしまう。(笑)
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信号待ちで停車中。 思い切ってこのバスに乗り込んでみる。
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中もキンキラキン。 前方は女性席のよう。
動き出す前に急いでパシュトゥーン語のありがとう「メラバニー」を言って、外に出る。
ラホール等でのプンジャーブ語「シュクリア」とは言葉が全然違う。 -
小刀屋。 快く開けて見せてくれた。
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新聞・雑誌売り
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リブ肉の部分だろうか。 これも美味しそう。
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またまじまじと見送ってしまった。
ドコトラ、デコバスとも運転手個人の持ち物で、結構な金額をつぎ込んで飾り付けしているとのこと。 -
暖かそうなショール屋。 ここの人はサルワール・カミーズの上着にポンチョのようにしたりして使っている。
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ペシャワール名物と言われるだけはあるなぁ。
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これを見れただけでも、ここに来て良かった。
屋根にも乗車中。 -
さっき食べたレバー・トマト料理と同じものらしい。 お客は後ろで食べている。
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雑貨店。 懐中電灯や玩具、コップの水に直接に金具を入れて沸かす装置など。
女の子は自転車に乗った人形の玩具をいじっている。 -
背広の路上販売。 お爺さんは売り物を何枚も着こんで移動。
ちょうど左の男性が試着していたところ。 -
ボンネット型もあるんだ。
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ハイバル・バザール・チョーク到着。
ここから東に曲がってハイバル・バザール通りへ。 ここでデコバスとはお別れ。(デコバスは旧市街方面には入れない。) 後ろは大学付属病院。 -
ここからハイバル・バザール通り。 指輪屋。 男性も付けている人が多い。
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ミスワク(木製の歯ブラシ)屋。口内を清め、口臭を無くす。
予言者モハメッドの教えに、「断食の間や祈りの前に必ずミスワクを使用して息を綺麗にする」があるそう。中国新疆ウイグルでもこれは良く見た。 -
この街の男性は、ほぼ100%サルワール・カミーズ姿。 被り物も多い。
ボリウッド映画の出演者に近い顔立ちのプンジャーブ人と比べて、顔が卵型で鼻が高く、口髭・あご鬚・頬髭と全部ある人が多い印象。
外国人に友好的なところは一緒。 -
伝統的なバルティ帽でキマってるネックレス販売・修理店。
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ここで搾りたてのミカンジュースでビタミン補給。
大ジョッキになみなみと絞ってもらって、50R(\60)。
パキで食べる柑橘類は、なぜか日本の温州みかんに良く似た味で美味しい。 -
揚げパンのようなスイーツ屋とチャイ屋。
こちらは、ラホールでのカップになみなみと注いだものを直接届けるの対して、小さなホーローのポットとカップのセットで届けることが多いようだった。 -
同じハイバル・バザール通り。 電気製品店が多くなってきた。
腕時計屋。 -
こちらで良く見かける、天井に取り付けるファン。 全てパキスタン製 とのこと。
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本屋
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16あった旧市街の門の一つ、カブーリー・ゲート( Kabuli Gate )が見えてきた。
現在のアフガニスタンの首都カブールの方向に開いていたことからこの名が付いたという。
西のハイバル・バザール通りと東のキサ・ハワーニを名義的に分けている。 -
歯医者
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上: ハイバル・バザール通りの食堂。 鍋の中は汁物。
下: その汁物に、茹で卵・鶏肉を好みでトッピングできる。 この光景は同じくムスリムの中国ウイグル自治区でも見たなぁ。 -
治療中。
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ショール屋。 左の男性は針仕事中。
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15:40、カブーリー・ゲートを仰ぎ見る。
門の左に見える警察署では、後でカウワ(緑茶)をご馳走になる。 -
乾物屋。 左奥にはカブーリー・ゲート。
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歩いてきたハイバル・バザール通りを振り返ったところ。
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ゲートをくぐったこちら側は、キサ・ハワーニ( Qissa Khawani )通り。
一見、サボテンを干したような、何の野菜だったのだろう。 -
キサ・ハワーニ通り
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パキスタン定番のデザート、細かく砕いた米のプリン「キール」のようだ。
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キサ・ハワーニ通りから路地に入った先に、昔ふうの建物。 1階にはチャイハナ。 ペシャワールでは「カウワ」と呼ばれるハーブのカルダモンと砂糖を加えた、この地域独特のハーブティーのような緑茶を出してくれるらしく、早速入ってみる。
お爺さんが天井から手に持っている紐は、自分のバランスを保つものらしい。 湯沸しには、ラホール等では見かけなかったサモワールが鎮座。 -
床にあぐらのスタイル。この人たちの左側に私もあぐらをかいて待つ。
ニコッとすると三人もニコッとし返してくれた。
ホーローの黄色の小さなポットと茶碗2つが出てきた。
期待を込めて注ぐと、ラホールやインドで飲んだきたミルクティーの「チャイ」。
「緑茶」であれば「チャイ」ではなく、「カウワ」と言わねばならなかったらしい。 1ポットには、ちょうど茶碗3杯分。 -
店内から見た様子。
ジャーナリス牧良太さんのブログの言葉を思い出した。
『ラーワルピンディやイスラマーバードではチャイといえば、ほぼミルクティー一色だが、この辺では緑茶、紅茶、ミルクティーと選べる。湯沸かしはサモワールだから、ちょうどインド・イギリス文化圏とイラン、ロシア・中央アジア文化圏が交差しているのがアフガニスタンからこの辺にかけて、ということなのかもしれない。』http://blog.goo.ne.jp/makiryota/m/201012 -
後ろから覗いていると、チャイは黄色、カウワは緑のポットで直接作っている。 ラホールの様に大鍋で作り置きではないようだ。 カウワを作る際、カルダモンを軽く指で潰してポットに入れるため、その度にいい香りが。
帰りに、写真右の受付のおじさんに会計しようとすると要らないと手振り。 「メラバニー」と右手を左胸に置いて感謝して後にする。
このチャイハナ・スタイル(サモワール、天井からの紐、座敷であぐらが主流、種類を選べる)は、以後ペシャワールどこでも共通だった。 -
再びキッサ・ハワーニ通りへ。
あそこにもチャイハナ。 2階からこの通りの賑わいを見ながら楽しめそう。 -
イスラム宗教本専門店。
あなたはムスリムですかと聞かれるも、違いますと答えてしまったら、少し悲しそうな顔をされてしまった。 -
ザクロやミカンの絞り器を使ったジューススタンド。
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郵便局
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ナッツ類を蜜で固めたお菓子。 かけらを頂いたが、美味しかった。
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右の露店で買ったばかりのサングラスを掛けて。 バイク後ろには黒装束の女性。
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イスラム本兼文具店
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場所柄、アフガン貿易何とかの看板。
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移動乾物屋
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可愛い三輪の移動乾物屋。 後ろはカブーリ・ゲート。
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スーツ上着の移動販売中。 地元の人はYシャツでなく、民族服サルワール・カミーズの上に直接着ている。
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ショール屋
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本屋の軒先に時期がら2015年カレンダー。 値段は50R〜100R(\60〜\120)と見える。
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スイーツ屋
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ヨーグルトにザクロ等をたっぷり乗せて出してくれるスイーツ屋
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看板を見ると、コーンと鶏肉のスープを40R(\48)で出してくれるらしい。
イスラム文化圏共通の手を繋ぐ文化。 -
キッサ・ハワーニ通りにも路地がたくさんあり、それぞれに賑わっている。
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キッサ・ハワーニ通りにて
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刻んだキュウリ・トマト・玉ねぎに、青唐辛子・レモンを添えたビニール詰めのサラダセットなど。
写真下は、配達中だろうか。 -
キッサ・ハワーニ通り
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看板には、乳鉢と乳棒で薬草をすりつぶして薬を調合している様子が。
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16:30、宗教服アバヤ姿の女性も後姿を遠くからならいいかなと撮っていると、後ろから声がする。どうして女性を撮っているのか、ジャーナリストなのか等と聞かれ、近くの署に一緒に来るよう言われる。
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写真上の右の男性。 最初、偽警官と思って警戒してしまった。
写真下が一緒に入ったカブーリ・ゲート横の警察署。 -
一体何を尋問されるかと緊張してしまったが、皆とても友好的。 まずはカウワをご馳走に。 ここでカウワ初体験になってしまった。
先程の私服警官から、①テロリストは中国人を狙っている。日本人は間違えられないよう注意。 ②パキスタン人はとてもピースフルだが、女性を撮ったら家族が怒り不測の事態が起こることがあるので撮らないこと。 の2つを話してくれた。
キャシーさんの2013年9月の旅ブログを思い出す。 最初は半信半疑だったのだが。
『アメリカ政府は、中国人観光客を殺害したタリバンに報奨金を渡しているという話です・・なんでも、中国とパキスタンを戦争に持ち込みたい国家の策略だとか・・噂は噂ですが、世界中で代理戦争を行ってきた国のやることとしてはなんとも信憑性のある噂です。真偽はわかりませんが、確かにペシャワールではほとんどのホテルで中国人宿泊客はお断りだったのも事実です。』http://nachutabi.com/?p=292
う~む、今朝の病院でのサーズ嫌疑だったりと、こんなところでも日本人は中国人のとばっちりを受けているのか。
最後は皆で記念撮影。 -
あなたを護衛する必要があると警官二人を付けられることに。 自由にさせてくれたが、やはり少し窮屈な感じ。
もう17時。 再びキッサ・ハワーニ通りへ出るとモスク発見。 -
礼拝の時間が近いのか、どんどん人が入って行く。 私も中へ。
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私も手足を洗って、奥の礼拝堂へ。
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礼拝前にサッと撮らせてもらうだけのつもりだったが、直ぐに礼拝が始まってしまい信心深い警官も参加。 私も隣で御一緒にすることに。
私も皆と同じ正座で頭を下げながらも、そっと顔を上げカメラを無音設定にして撮らせてもらった。
正面のミフラーブも他では見たことの無い石造りで、ライトに当たると幻想的で独特な雰囲気。
参加させてもらえて良かった。 -
ここで日本の温州みかんに良く似たみかんを600グラム30R(\36)で。 12個入っていた。
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民族服サルワール・カミーズにバルティ帽姿の欧米からの旅行者。 ガイドに車付きで旅行中。
私もサルワール・カミーズ姿なのだが、寒くて上からダウンジャケット。 サルワール・カミーズには、彼の様に地元の人が着ている専用ベストが一番似合って暖かそう。 -
私も急にバルティ帽が欲しくなり警官に聞いてみると、ちょうど近くの路地先(写真上)にバルティ帽店が集まっているという。
どの店もだいたい300R(\360)のよう。 写真下の右の店で購入。 -
私の頭のサイズに合わせて調整中。 木の枠にはめて、帽子下の巻いたフェルト部分を一回下げて再び捲し上げてくれると、今度は頭にすっぽりと入るように。
ラホールでも探していたが、どれも入らず。ペシャワールには工房が集まった界隈があると聞き、専用に作ってもらうしか無いと諦めていたところだった。 250R(\300)に負けてもくれた。 -
隣のバルティ帽店
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同じ路地にあったサルワール・カミーズ上に着るベスト店。
これを一つ買っておけば良かった。 -
再びキッサ・ハワーニ通り。 スイーツ店の箱を運搬中。
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ナッツ類を密で固めたスイーツ。
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ここでペット水1.5Lを50R(\60)。
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カブーリ・ゲート横の先程の署まで戻り、そこから警察車両で宿まで送ってもらうことに。
宿には18時着。 お二人には1時間位だったがお世話になった。
この後パキスタン式に、チャイでもと声を掛けるのが礼儀だったのかもと反省。
翌朝も来られるかなと思っていたが、今日だけだった。 -
上: この時間、フロントにはオーナー(右)もいた。
下: 階段にあった Alfalah Hotel フロントの案内。 -
上: さっき露店で買ったみかんと、2年前にも買って美味しかったイギリス菓子メーカーのライセンス生産ビスケット。
下: 購入したバルティ帽の裏側。 あの店のタグが縫い付けてあった。 -
テレビではパキスタンのバッテリーメーカー「OSAKA」が頻繁にCM。
夜は想像した以上に冷え込み、冬用パジャマにフリース、靴下姿に毛布2枚掛けて眠った。
明日は、シネマ通りを真っ直ぐ行き、旧市街の中心地近くのマスジット・マハバット・ハーン・モスクまで散策。
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この旅行記へのコメント (6)
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- こまちゃんさん 2015/01/09 17:21:55
- デジイチでびゅー!
- デジイチでの撮影、如何でしたか?
隠し撮り的なシーンでは、前より気を使う感じでは無いでしょうか?
ウチのバカデカカメラも、撮って無くても視線を貰うし、慣れるまでは大変でした。
サラータイムのオケツショットはバカウケでした〜♪
以前の四虎のように、写真ごとにコメントが出来たら良いのになぁ・・・。
こま
- captainfutureさん からの返信 2015/01/09 22:41:35
- RE: デジイチでびゅー!
- こまさん、ご報告が遅れてスミマセン。
何とかデジイチデビューでき、無事帰国できました。
その節は使いこなされている方ならではのアドバイス、いろいろとありがとうございました!
今、改めてこまさんの写真を拝見し、まだまだ自分のはダメだなあと大きくため息をついていたところでした。もう少し暖かくなったら外に出て、いろいろと練習してみます。
>隠し撮り的なシーンでは、前より気を使う感じでは無いでしょうか?
そうなんです。やたらと目だつんですよね〜。
最初はジャンバーの内側に入れてみたりしたのですが、もう開き直ってました。(^^;
写真ごとのコメント、もう出来ないようになったのでしたっけ。
知らない間にいろいろと変わってしまったのですね。残念です。
こまさんのには足元にも及ばない機種ですが、せっかくなので使いこなせるようにメゲずに練習しようと思います。今後ともご指導ご鞭撻を宜しくお願い致します♪<(_ _)>
-
- 川岸 町子さん 2015/01/08 21:46:41
- さらにディープな
- captainfutureさん、おばんでした☆
すごいわー!
改めて、よく行って来られましたね。
警官の護衛や、中国人と間違えられる危険さ、体調を崩しやすい気候
やっぱり相当な思いが無ければ、足を踏み込む土地じゃないのですね(笑)
ペシャワール編は、楽しさ+ドキドキでした。
ほとんど女性の姿を見かけないです。
うーーーん、行くのはまだまだ困難そうだわ・・・。
地名に「カイバル」がつくと、もうそれだけでアフガンが近いイメージになりますね。
同じパキでも風土も、町も、服装も、言葉も、気候も違って、様々な事を肌で感じられたことでしょう。
私も床に座りながら、この町で緑茶を飲みたいです(笑)
町子
- captainfutureさん からの返信 2015/01/08 22:45:36
- RE: さらにディープな
- 町子さん、おばんでした♪
>地名に「カイバル」がつくと、もうそれだけでアフガンが近いイメージになりますね。
さすが分かってらっしゃる!「カイバル」という地名にはどこか特別な響きを感じてしまいますよね。
今回は旧市街だけに留め、峠には行きませんでした。あんな事件も起きてしまったし、また当分、お預けになりそうですね。。。
>ほとんど女性の姿を見かけないです。 うーーーん、行くのはまだまだ困難そうだわ・・・。
ホントに女性の姿は少なかったです。
何年か前までは、秘境に強い旅行会社がツアーを出していたそうなのですが。
>私も床に座りながら、この町で緑茶を飲みたいです(笑)
何度も言ってしまいますが、早く気兼ねなく行けるようになるといいですよね〜。
-
- kayoさん 2015/01/07 23:38:16
- フツフツした活気が。
- captainfutureさん、今晩は☆
ペシャワールのフツフツした活気が伝わってきました。
デコトラではなくデコバスなんですね。
ペシャワールの皆さんの顔、やっぱりラホールの人達とはチョッと違いますね。
露天の木の歯ブラシ、インドでよく使ってた人達を拝見しましたが、
工業品の歯ブラシがてっきり手に入らないので使ってたのかな?
って思っていましたが、また別の意味があったんですね。
路上に並ぶ入れ歯も笑っちゃいました。
覚えていますよ、前回も医者にかかられたの。
無料ってのが凄いですね。
旅行中に体調不良を起こすと何かと不安になりますもんね。
警察へ連行、ちょっとビビリますよね。
やっぱり女性の写真はご法度なんだー。
私なんかはフラッと旅行出来ない地域なんでしょうね。
緑茶があるのにもビックリ。
てっきり甘〜いチャイの文化圏だと思っていました。
やっぱり今回も帽子購入ですね。良く似合っていらっしゃる!
あの帽子はアフガン戦争の時、よくテレビで目にした奴ですよね。
中国人と見間違われて危険度アップってちょっとね〜。
私達がアフガン人とパキスタン人の区別が難しいような意味合いかと
思いますが、顔が似てるだけで標的にはしないで欲しいですよね。
続きも楽しみにしています!
kayo
- captainfutureさん からの返信 2015/01/08 15:41:58
- RE: フツフツした活気が。
- Kayoさん、こんにちは!
いつもありがとうございます♪
そうなんです。デコトラにも会えるかと期待はしていたのですが。。。
デコバスはデコバスで巨大な伊勢海老にも見えて、何かパレードを見ているような感じでした。(笑)
僕も木の歯ブラシ、最初はそう思っていたのですが、ちゃんと訳があったのですね。
入れ歯もわざわざ表に陳列しなくてもと思ってしまうのですが、何もかも日本人とは違う感覚が楽しいです。
>覚えていますよ、前回も医者にかかられたの。
恐縮です。(^^; 旅先ではつい無理してしまい、今回もお世話になってしまいました。
診察料が無料っていうのが、ホントにスゴイです。
警察への連行、初めからソフトな対応だったので大事にはならないだろうとは思っていたのですが、やはりビビッてしまいました。(^^;
>私なんかはフラッと旅行出来ない地域なんでしょうね。
治安が流動的なのでその面でオススメとは言えないところが苦しいのですが、女性パッカーで行かれる方はいるようです。
緑茶は、ハーブが入っているので日本の緑茶より清涼感が強かったです。カルダモンと砂糖があれば再現できるようなので、今度自宅でやってみようと思っています。(^^)
僕の帽子、なんだかシャンプーハットのように見えませんか?(笑)
最初ちょっとフマンだったのですが、出来上がったばかりだったようで、そのうち重力で垂れて形も落ち着いてきました。
そうなんです、中国人が狙われているとは驚きでした。背中と胸に「私は日本人です」とプラカードを作ろうかと考えてしまったくらいです。
>こうなったらこの街を楽しまんともったいないと考え、
>ナミュールとは何かのご縁でここに来る事に至ったかと前向きにとらえ、
この、腹くくってトコトン楽しんでやろうという思いっきりの良さ、さすがです!
>ブリュッセルのホテルの人は凄く心配していた様子で、
他の日本人のチケットまで一緒に送付されたの話で、ちょっと抜けた印象もあったのですが、そこはそこ、ヨーロッパのホテルはやはりしっかりした対応ですね。
フランス→オランダ→ドイツ、そしてベルギーと周辺国にまるで順番のように併合を繰り返してきたとは。これだと3か国語、4か国語話せる人が珍しくないというのも頷けます。
スミマセン、こちらにそちらの感想まで書いてしまいました。
ナミュール、思いがけずも素晴らしい一日になって良かったです。
こちらも続編、楽しみしています♪
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